ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

PEUGEOT 203 DECOUVRABLE 1949 FRANCE

PEUGEOT 203 DECOUVRABLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4547 1/43 101mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.35m 全幅約1.62m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 42HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
データーベースでプジョー 203のミニカー検索

 

プジョー 203 デクヴェラブル フランス 1949

 

 第二次大戦後のプジョーは戦前型の202だけをしばらく生産していました。1949年に戦後型として新設計の203が登場しました。203は4気筒1.3L(42HP)エンジンを搭載した後輪駆動の中型車で、4段変速で最高速120km/hの性能でした。デザイン的にはフロントグリルが戦前のシボレーあたりのアメリカ車によく似たスタイルで、あまりフランス車らしくありません。

 

 203は丈夫で経済的なことから人気がありました。1955年に後継車の403が登場した後も廉価版として1960年まで生産され、総生産台数は約50万台でした。画像はボディ側面はそのままで、屋根だけが幌になっているデクヴェラブルという形式のオープンカーで、少量生産されたモデルです

 

 

 ミニカーは1997年頃発売のソリド製です。安価故にあまり細かいパーツなどは付いていませんが、プロポーションがしっかりしていて壊れる心配のない良心的なミニカーです。なお普通のセダンもソリド(4546)から出ています。

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PEUGEOT 203 COUPE 1954 FRANCE

PEUGEOT 203 COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 45105 1/43 102mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.35m 全幅約1.62m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 42HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
データーベースでプジョー 203のミニカー検索

 

プジョー 203 クーペ フランス 1954

 

 プジョーは1965年に小型車の204を登場させていますが、それまでは203とその後継車403の中型車1車種だけで商売をしていました。それにもかかわらず、プジョーはフランスの自動車メーカー第3位の地位を維持していました。(1位はルノー、2位はシトロエン)その間車の改良はしていますが、外観などはほとんど変えていません。

 

 昔のフランス車というと、シトロエンのようなユニークな車を想像しますが、実際はプジョーのようなオーソドックスな車がやはりよく売れたということです。その証拠にシトロエンはプジョーに1974年に吸収合併されて今はPSAグループとなっています。2座席の2ドアクーペで、カブリオレもありました。性能的にはセダンと同じですが、見た目はおしゃれです。プジョーは今でも魅力的なクーペやカブリオレがありますが、これは昔からの伝統です。

 

 

 ミニカーは上記ソリド製のバリエーションです。ソリドはカブリオレ、ファミリアーレ(ワゴン)、コマーシャル(バン)もモデル化しています。

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PEUGEOT 403 1956 FRANCE

PEUGEOT 403 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO CLC107 1/43 104mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.47m 全幅約1.66m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 57HP 4段変速
性能: 最高速135km/h
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プジョー 403 フランス 1956

 

 1955年に203の後継車403が登場します。基本的な構成は203と同じですが、フェンダーを一体化したフラッシュサーフェースの近代的なモノコックボディで一回り大きくなりました。4気筒1.5L(57HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速度135km/hの性能でした。デザインはプジョーらしいごくオーソドックスなものです。

 

 1958年には電磁式自動クラッチを採用した変速機が追加され、翌年には当時としては珍しい1.8L(48HP)のディーゼルエンジンが搭載されました。

 

 

 当時物ミニカーとしてはディンキー、ソリッド、キラルなどがありますが、いずれもかなり古いもので持っていません。画像は2007年発売のイクソ製です。ボンネットの先端に付いているライオンのマスコットがそれらしく再現されているなど、細かいところまで良くできています。

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PEUGEOT 403 CABRIOLET 1957 FRANCE

PEUGEOT 403 CABRIOLET 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VEREM 313 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.47m 全幅約1.66m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 57HP 4段変速
性能: 最高速135km/h
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プジョー 403 カブリオレ フランス 1957

 

 プジョーの伝統で、403にもしゃれたデザインの2座の2ドア カブリオレとカブリオレのボディにハードトップをつけたクーペ、ブレーク(ワゴン)がありました。403のカブリオレはTVドラマ「刑事コロンボ」でコロンボの愛車として登場し一躍有名になりました。この車は1959年式という設定で、そのポンコツ具合がいい味をだしていました。

 

 ミニカーはベレム製で1992年頃のものです。ソリド初期の100シリーズ型番108の型を流用して作られています。たぶん「刑事コロンボ」のヒットにからめてキャラクターものとしてモデル化したのでしょう。

 

 

 なおドアに例のコートが掛けてあり、愛犬「ドッグ」が後席に乗っているコロンボ仕様の403がエリゴールの LEADERというブランドから出ています。このミニカーはエリゴールのモデルをまとめてあるこのサイト(ページの下のあたり)でみることが出来ます。塗装がきれいな点が似てませんが、おもしろいです。

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PEUGEOT 404 1960 FRANCE

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DINKY(FR) 553 1/43 102mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.45m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 69HP 4段変速
性能: 最高速143km/h
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プジョー 404 フランス 1960

 

 1960年に最初の4シリーズとして403の後継車404が登場します。404の最大の特徴はボディデザインをピニンファリーナが手がけたことで、ランチア フラミニアなどに代表される直線を基調にした美しいデザインでした。1.6L(69HP)に拡大されたエンジンは、フェンダーより低いボンネットを実現する為45度傾けて搭載されていました。

 

この後1995年の406まで、プジョーはピニンファリーナがデザインするようになり、このセンスの良いデザインがプジョーの特徴となっていきました。燃料噴射仕様エンジンや1.8Lディーゼルエンジンが追加されて、1978年まで長期にわたり生産されました。

 

 

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物です。塗装の艶がなくなっているので見た目が良くないですが、プロポーション的には良くできています。低いボンネット、ルーフ後端とそれにつながるテールフィンなどピニンファリーナ スタイルがよく捉えられています。

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PEUGEOT 404 CABRIOLET 1962 FRANCE

PEUGEOT 404 CABRIOLET 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 528 1/43 104㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.49m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 69HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでプジョー 404のミニカー検索

 

プジョー 404 カブリオレ フランス 1962

 

 404にも2+2座の2ドアカブリオレ、2ドアクーペが1962年に追加され、さらに全長の長いブレークも追加されました。404はラジアル タイヤを前提にしたサスペンション設定など足回りも優れており、その証拠に1966年から3年連続してサファリ ラリーで優勝しています。

 

 また2L(88HPの)ディーゼルエンジンを搭載した404カブリオレの改造車が速度記録を樹立するなど、プジョーはこの当時からディーゼルエンジンに力を入れていました。なおプジョーは現在でもディーゼルエンジンのトップメーカーで、2009年のルマンではディーゼルの908 HDi FAPが優勝しています。

 

 

 ミニカーはディンキーの当時物です。上記のセダンより5年ほど後の1966年に作られていますので、ドアとボンネットが開閉できるギミックが付けられ、ラインストーンを使ったライト、ドライバーフィギュア付きと凝った作りとなっています。

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PEUGEOT 204 1965 FRANCE

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DINKY(FR) 510 1/43 92㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.99m 全幅約1.56m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 48HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでプジョー 204のミニカー検索

 

プジョー 204 フランス 1965

 

 小型車204は1965年に登場しました。プジョーにとって初めての前輪駆動車で、変速機の上にエンジンを横置きに配置するBMCミニと同じイシゴニス方式を採用していました。当初のエンジンは4気筒1.1L(48HP)で、4段変速で最高速140km/hの性能でした。

 

 1968年には1.3L(36HP)ディーゼルエンジンが追加され、このエンジンは当時世界最小の量産型ディーゼルエンジンでした。小型車ながらなかなか品のあるボディはピニンファリーナのデザインです。

 

 

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物です。フロントグリル全体が銀色の塗装で処理されているので、いまいちグリルが平板な感じがしますが、ボディ全体のプロポーションはディンキー(仏)の常でしっかり出来ています。

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PEUGEOT 204 COUPE 1965 FRANCE

PEUGEOT 204 COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 147 1/43 86㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.99m 全幅約1.56m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 48HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでプジョー 204のミニカー検索

 

プジョー 204 クーペ フランス 1965

 

 204はセダンに次いでまずブレーク(ワゴン)が追加され、1966年には商用のフルゴネット(バン)、ホイールベースを短縮した3ドアクーペ、2ドアカブリオレが追加されました。

 

 最近はこのようなボディ バリエーション展開する車は少なくなりましたが、昔のカローラなどはこのようなバリエーションでした。204は1970年頃にはフランスのベストセラーカーとなっていたそうで、1977年まで長期間生産されました。

 

 

 実車が人気があったので、ミニカーはバリエーションが揃っています。セダンとカブリオレはディンキー(仏)が、セダン、ブレーク、クーペはノレブがモデル化しています。当時のノレブはプロポーション等は悪くはないのですが、ディンキー(仏)と比べると材質がプラスチックで安っぽい感じがしたものでした。また経年変化でボディやシャーシが変形してくるという好ましくない病気もあります。このミニカーもボンネットなどが変形しています。

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PEUGEOT J7 ROAD SERVICE 1965 FRANCE

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DINKY(FR) 570A 1/43 109mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.74m 全幅約2m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 52HP 4段変速
性能: 最高速100km/h 積載量 1.4/1.8t
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プジョー J7 道路工事車 フランス 1965

 

 1930年代までの初期の商用車(バン、トラック、バスなど)は乗用車をベースにしたものがほとんどでした。世界最古の自動車メーカーであるプジョーも、初期には乗用車をベースにしたトラックなどの商用車がありました。ただ第2次大戦以前の乗用車(商用車)市場ではルノーが圧倒的なシェアを確保していました。

 

 戦後プジョーは車体製造会社のショーソン社を傘下に収め、そのショーソン傘下のシェナール & ウォルカー社が開発した小型商用車CPVを1950年にプジョー D3として発売しました。D3は戦前の202の4気筒1.1Lエンジンを運転席の足元に配置した前輪駆動車で、突き出したノーズ(豚の鼻と呼ばれたエンジン搭載部)が特徴のワンボックス車でした。(なお初期のCPVは小型の2気筒エンジンだったので、ノーズは突き出していません) 1950年にエンジンを1.3LにパワーアップしD3Aとなり、1955年に外観はほとんど同じでマイナーチェンジしたD4となりました。1959年には1.8Lディーゼルエンジンが追加されました。
データーベースでプジョー D3/D4のミニカー検索

 

 

 1965年にD4はJ7にモデルチェンジしました。J7も前輪駆動車で、エンジンは4気筒1.5L/1.6Lと4気筒1.9L/2.1Lディーゼルで、運転席下に配置しています。バン、ピックアップ、ミニバス、消防車などがあり、積載量は1.4/1.8tでした。1.8Lガソリン/2.3Lディーゼルエンジンが追加されるなどして、1980年までに約34万台が生産されました。後継車は1981年に登場したJ9でした。同じ年にJ9より積載量の多いJ5が登場し、J5は2004年にエキスパート(シトロエン ジャンピーと姉妹車)となりました。J9は1993年にボクサー(シトロエン ジャンパーと姉妹車)となりました。
データーベースでプジョー エキスパートのミニカー検索
データーベースでプジョー ボクサーのミニカー検索

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物で、J7の道路工事車をモデル化しています。ディンキー(仏)らしいリアルな造形で、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえです。ドアは全てスムーズに開閉し、室内も運転席中央にあるエンジンの出っ張りや広い荷物スペースなどがそこそこ再現されています。なお当時のディンキー(仏)のミニカーには紙シールのナンバープレート(前後分)が付いていて、このJ7にもそれを貼ってあります。屋根に取り付ける工事車両の表示パネル、円錐コーン、道路標識、工事作業者のフィギュアが付属しています。以下ドアの開閉動作の簡易動画、付属品とジオラマ仕立ての箱の画像、付属品をジオラマ風に並べてみた画像です。(画像のマウスオーバーやタップで動画がスタートします)
PEUGEOT J7 DOOR
PEUGEOT J7 GIORAMA

 昔からの老舗ブランドは乗用車だけではなく、レースカー、商用車、公用車、産機、農機など自動車全体をバランス良くモデル化しています。したがってこんな具合に商用車でジオラマ的な楽しみ方ができるのも昔のミニカーの良いところです。これ以外のプジョー J7の当時物ミニカーとしてはディンキー(仏)のバリエーションやノレブのプラスチック製、ソリド製(1/50)があります。最近の物では、エリゴールやノレブなどがあります。

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PEUGEOT 504 1968 FRANCE

PEUGEOT 504 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 1415 1/43 105mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.49m 全幅約1.69m
エンジン 変速機: 4気筒 1.8L 82HP 4段変速
性能: 最高速156km/h
データーベースでプジョー 504のミニカー検索

 

プジョー 504 フランス 1968

 

 404の上級車でプジョーの旗艦として1968年に登場したのが504です。この車の最大の売りは現在でも継承されている吊り目のヘッドライトを特徴とするピニンファリーナ デザインです。この優雅で美しいスタイルと堅実な設計が評価されて、ヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

当初のエンジンは4気筒1.8L(82HP)で、最高速156km/hでした。後に4気筒2L(93HP)、4気筒1.9L、2.1L、2.3L(70HP)ディーゼルも追加され、1983年まで生産されました。4輪独立サスペンションで悪路に強く耐久性もあったので、ラリーでも活躍しています。

 

 

 504はミニカーが多く作られています。フランス製ではディンキー(仏)、ノレブ、ソリドの当時物がありますが、その中でもこのディンキー(仏)が断トツの出来映えでした。プロポーションもいいですが、ドアが4枚とも開く立て付けの良いギミックは当時秀逸でした。

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