ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

PEUGEOT 203 DECOUVRABLE 1949 FRANCE

PEUGEOT 203 DECOUVRABLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4547 1/43 101mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.35m 全幅約1.62m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 42HP 4段変速
性能: 最高速116km/h
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プジョー 203 デクヴェラブル フランス 1949

 

 第2次大戦後のプジョーは戦前型のプジョー 202だけをしばらく生産していました。1949年に202の後継車として戦後型の203が登場しました。203はモノコックボディを採用し、新開発した4気筒1.3L(42HP)エンジンを搭載する後輪駆動の中型車で、4段変速で最高速116km/hの性能でした。デザイン的にはフロントグリルが戦前のシボレーなどのアメリカ車によく似たスタイルで、あまりフランス車らしくありません。4ドアセダン/カブリオレ、ロングホイールベースの5ドアワゴン(ファミリアーレ)/商用バンと少量生産された2ドアクーペ/カブリオレがありました。

 

 1950年代のフランスには1Lクラス以下の小型車はたくさんありましたが、1.3L-1.5Lクラスの中型車がなかったので、丈夫で経済的であった203は大ヒットしました。昔のフランス車というと、シトロエンに代表されるような個性的な車を想像しますが、実際はプジョーのようなオーソドックスな車がよく売れたということです。1955年に後継車の403が登場した後も203は403の廉価版として1960年まで生産され、総生産台数は約50万台でした。

 

 

 ミニカーは1997年頃に発売されたソリド製です。キャビン側面のピラー部分を残したままで、屋根だけが幌になっているデクヴェラブルという形式の4ドアカブリオレをモデル化しています。ソリドの型番45**の4500シリーズは安価(定価2500円程)故にあまり細かいパーツなどは付いていませんが、プロポーションなどの基本的なところはきちんと押さえてあるシリーズでした。この203も実車の雰囲気がうまく再現された良い出来ばえです。バリエーションでセダン(型番4546)、クーペ(型番4597など)、ファミリアーレ(型番4550)、商用バン(型番4551など)もありました。これ以外の203のミニカーはディンキーの当時物、ソリドの別ブランドのべレムの商用車、エリゴール、ノレブの初期物と最近の物、イクソ、ブレキナの1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PEUGEOT 203 DECOUVRABLE 1
PEUGEOT 203 DECOUVRABLE 2

 以下は1997年頃に発売された上記ソリド製のバリエーションのプジョー 203 クーペ (1/43 型番45105)の画像です。少量生産された2座席の2ドアクーペをモデル化しています。クーペは性能的にはセダンと同じでしたが、見た目はお洒落でした。このミニカーでも洒落たデザインがよく分かります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 203 COUPE 1
PEUGEOT 203 COUPE 2

 以下は1988年頃に発売されたエリゴール製のプジョー 203 アルペン ラリー 1954 (1/43 型番1190)の画像です。1954年のアルペン ラリー(RALLY COUPE DES ALPES)にて1.1L-1.3Lクラスで2位となった203をモデル化しているようです。エリゴールはこれも含めてノーマルのセダンなど数種類の203をモデル化しています。初期のエリゴールはノレブ初期のプラスチック製ミニカーの型を流用しているものが多いのですが、これもノレブの型番8をベースにしているようです。オリジナルのノレブ製の出来が良いので、これも当時のミニカーとしては良く出来ていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 203 RALLY 1
PEUGEOT 203 RALLY 2

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PEUGEOT 403 1956 FRANCE

PEUGEOT 403 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO CLC107 1/43 104mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.47m 全幅約1.66m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 57HP 4段変速
性能: 最高速135km/h
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プジョー 403 フランス 1956

 

 プジョー 203の後継車403が1955年に登場しました。基本的な構成は203と同じでしたが、フェンダーを一体化したフラッシュサーフェースの近代的なモノコックボディで一回り大きくなりました。プジョーらしいオーソドックスなデザインはピニンファリーナによるもので、同時期のフィアット 1200あたりに雰囲気が似ていました。4ドアセダン、5ドアワゴン、2ドアクーペ/カブリオレ、2ドアピックアップ、3ドア商用バンがありました。

 

 4気筒1.5L(57HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速度135km/hの性能でした。1958年には電磁式自動クラッチを採用した変速機が追加され、翌年には当時としては珍しい1.8L(48HP)のディーゼルエンジンが搭載されました。1960年に後継車の404が登場しその時点でクーペ/カブリオレは生産中止となりましたが、セダン系は404の廉価版として1966年まで生産されました。403の総生産台数は約100万台で、この車も203同様に良く売れたようです。

 

 

 1970年代に人気があったTVドラマ「刑事コロンボ」で、主人公コロンボの愛車として403 カブリオレが使われました。1950年代のフラン車ということで一般にはほとんど知られていなかった403は、このTVドラマで広く知られることになりました。劇中車は1959年式という設定で、そのポンコツ具合がいい味をだしていました。

 ミニカーは2007年に発売されたイクソ製です。ヘッドライトの下のウインカーがない初期型をモデル化しています。実車の雰囲気がうまく再現されていて、フロントグリルのプジョーのロゴ、ボンネットの先端のマスコット、室内などの細かいところまで良くできています。 当時物ミニカーとしてはディンキー、ソリドのカブリオレ、CIJ、キラルなどがありましたが、いずれもかなり古いビンテージ物です。当時物以外ではソリドとそれをベースにした別ブランドのべレム、エリゴール、ノレブの最近の物、ビテス、ブレキナの1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PEUGEOT 403 1
PEUGEOT 403 2

 以下は1992年頃に発売されたべレム製のプジョー 403 カブリオレ (1/43 型番V313)の画像です。ソリド初期の型番108の型を流用して再生産されたものです。たぶん上述したTVドラマ「刑事コロンボ」のヒットに乗じてモデル化したものと思われます。オリジナルは1950年代に作られた物なので素朴な作りですが、バンパー、フロントグリル、ホイールをプラスチック製メッキパーツに変更しています。したがってややレトロな作風ですが、まずまずの出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 403 CABRIOLET 1
PEUGEOT 403 CABRIOLET 2

 以下は上記のべレム製 カブリオレのフロント/リアの拡大画像と、2002年頃に発売されたLEADER(エリゴール製)の403 カブリオレ 刑事コロンボ仕様(1/43 型番140093)の画像です。LEADERの刑事コロンボ仕様はレジン製で、コロンボの飼い犬(名前はドッグ)が乗っていて、愛用のよれよれのレインコートがドアに掛けられています。劇中車は汚れたポンコツ車なので塗装がきれいな点が似てませんが、おもしろいミニカーです。なおこの画像はエリゴールのミニカーをまとめているWEBサイトGenie Miniatureから借用しました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 403 CABRIOLET 3
PEUGEOT 403 CABRIOLET 4

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PEUGEOT 404 1960 FRANCE

PEUGEOT 404 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE L155A 1/43 104mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.45m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 69HP 4段変速
性能: 最高速143km/h
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プジョー 404 フランス 1960

 

 プジョーの4シリーズ(社名の3桁目が4)の第一弾として403の後継車404が1960年に登場しました。404の最大の特徴はピニンファリーナがデザインした当時最新のセダンスタイルで、ランチア フラミニアに代表される美しいデザインでした。フェンダーより低いボンネットを実現する為にエンジンは45度傾けて搭載されていました。 この後1995年登場の406までプジョーはピニンファリーナがデザインすることになり、センスの良いデザインがプジョーの特徴となりました。1962年に2+2座の2ドアカブリオレ/2ドアクーペが追加され、さらに全長の長いブレークも追加されました。

 

 エンジンは4気筒1.4L/1.6L(69HP)ガソリンと4気筒1.8L/1.9Lディーゼルで、ガソリンエンジンには燃料噴射仕様がありました。1964年には2Lディーゼルエンジンが追加されました。404はラジアルタイヤを前提にしたサスペンション設定など足回りも優れており、その証拠に1966年から3年連続してサファリ ラリーで優勝しています。1968年に後継車504が発表されるとクーペ/カブリオレなどの上級仕様は504に移されましたが、セダン系は1975年まで国内生産が続けられました。(国外では1988年まで生産された) 国内での総生産台数は約180万台でした。

 

 

 4気筒2L(88HP)ディーゼルエンジンを搭載した404カブリオレの改造車が速度記録を樹立するなど、プジョーはこの当時からディーゼルエンジンに力を入れていました。プジョーは現在でもディーゼルエンジンのトップメーカーで、2009年のルマンではディーゼルの908 HDi FAPが優勝しています。

 ミニカーは1997年頃に発売されたビテス製です。当時のミニカーとしてはやや物足りないレベルの出来ばえです。ヘッドライトとその下のウィンカーが少し大き目にデフォルメされているので、ピニンファリーナのバランスの取れた美しいボディの再現は今一つの感じです。ビテスはサファリ ラリー仕様など15種類ほどをモデル化しています。これ以外の404のミニカーは当時物ではディンキー、ノレブ、CIJ、JRDがありました。当時物以外ではエリゴール、ノレブの新製品、イクソ、ブレキナの1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PEUGEOT 404 1
PEUGEOT 404 2

 以下は1961年に発売されたディンキー(仏)製の当時物 プジョー 404 (1/43 型番553)の画像です。経年変化で塗装の艶がなくなっているので見た目があまり良くないですが、プロポーション的には良くできています。低いボンネット、テールフィンなどピニンファリーナスタイルがよく捉えられています。ディンキーはブレーク、カブリオレもモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 404 3
PEUGEOT 404 4

 以下は2002年に発売されたデルプラドの世界の名車シリーズ プジョー 404 (1/43 No.49)の画像です。メーカーは不明ですが、イクソの別ブランドのノスタルジーが似たような物を作っているのでイクソ系のメーカーだと思われます。これもヘッドライトとウィンカーが少し大き目で、ビテスの404と似たような感じになっています。雑誌付ミニカーとしてはまずまずの出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 404 5
PEUGEOT 404 6

 以下は1966年に発売されたディンキー(仏)の当時物 プジョー 404 カブリオレ (1/43 型番528)の画像です。上記のセダンより5年ほど後の1966年に作られていますので、ドア/ボンネットが開閉できるギミック付で、ラインストーンを使ったヘッドライト/ウィンカー、ドライバーフィギュア付と凝った作りとなっています。 なおこのお嬢さんのフィギュアはトライアンフ スピットファイアーにも使われていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 404 CABRIOLET 1
PEUGEOT 404 CABRIOLET 2

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 404 CABRIOLET 3
PEUGEOT 404 CABRIOLET 4

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PEUGEOT 204 1965 FRANCE

PEUGEOT 204 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 510 1/43 92㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.99m 全幅約1.56m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 48HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでプジョー 204のミニカー検索

 

プジョー 204 フランス 1965

 

 プジョー 203の下級グレードの後継車として204が1965年に登場しました。プジョーにとって初めての前輪駆動車で、変速機の上にエンジンを横置きに配置するBMC ミニと同じイシゴニス方式を採用していました。小型車ながらなかなか品のあるボディはピニンファリーナのデザインでした。当初は4ドアセダンのみでしたが、直ぐにブレーク(ワゴン)が追加され、1966年にホイールベースを短縮した2ドアクーペとカブリオレが追加されました。最近ではこのようなボディ バリエーション展開をする車は少なくなりましたが、昔のカローラなどはこのようなバリエーション展開でした。

 

 当初のエンジンは4気筒1.1L(48HP)で、4段変速で最高速140km/hの性能でした。1968年には1.3L(36HP)ディーゼルエンジンが追加され、このエンジンは当時世界最小の量産型ディーゼルエンジンでした。1969年には204のボディを拡大した304が登場しました。1976年に生産中止となり総生産台数は約160万台でした。1970年頃の204はフランスのベストセラーカーだったそうです。204の生産中止でサイズの大きな304が後継となっていましたが、1982年に同じようなサイズの205が登場しました。

 

 

 ミニカーは1965年に発売されたディンキー(仏)製の当時物です。フロントグリル全体が銀色の塗装で再現されているので、グリルが平板な感じがするのがいまいちですが、全体のプロポーションはディンキー(仏)の常でしっかり出来ていました。ディンキー(仏)はカブリオレもモデル化していました。これ以外の204の当時物ミニカーはノレブのセダン/クーペ/ブレーク、ディンキーをコピーしたオートピレンとメトスルなどがありました。当時物以外ではノレブの新製品、イクソ系のノスタルジーなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームとリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PEUGEOT 204 1
PEUGEOT 204 2

 以下は1965年頃に発売されたノレブ製の当時物 プジョー 204 (1/43 型番5)の画像です。ノレブ初期のプラスチック製で、プロポーションが良く当時のミニカーとしては良く出来ていました。ボンネットとトランクとスライディングルーフの開閉ギミック付です。ただしノレブ初期物のほとんどは経年変化でプラスチックが変形する問題があり、これもウィンドスクリーンやボンネットが大きく変形しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 204 3
PEUGEOT 204 4

 以下は1968年頃に発売されたディンキー(仏)製の当時物 プジョー 204 カブリオレ (1/43 型番511)の画像です。上記のディンキー(仏)製セダンのバリエーションです。これもディンキー(仏)らしい良い出来ばえで、ドア開閉ギミック付です。なおこの個体だけの問題だと思いますが、ボディが少し弓なりに変形しています。ダイキャスト製ボディが変形するのは粗悪なダイキャスト素材が原因であることが多いので、これもその類で症状の軽いものだと思いますが、屋根のないボディだとこんな具合に弓なりの変形となります。ただしディンキー(仏)のような老舗ブランドでこのような変形が起こることは珍しいです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 204 CABRIOLET 1
PEUGEOT 204 CABRIOLET 1

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームとリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 204 CABRIOLET 3
PEUGEOT 204 CABRIOLET 4

 以下は1968年頃に発売されたノレブ製の当時物 プジョー 240 クーペ (1/43 型番147)の画像です。上記のノレブ製セダンのバリエーションです。これもプロポーションが良くクーペのスタイルがうまく再現され、ボンネット/ドアの開閉ギミック付です。残念ながらこれもプラスチックの経年変化でウィンドスクリーンやボンネットが大きく変形しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 204 COUPE 1
PEUGEOT 204 COUPE 2

 以下は1966年頃に発売されたノレブ製の当時物 プジョー 240 ブレーク (1/43 型番32)の画像です。上記のノレブ製セダンのバリエーションです。これもプロポーションが良くブレークのスタイルがうまく再現され、ボンネットの開閉ギミック付です。これも残念なことにプラスチックの経年変化でウィンドスクリーンやボンネットが大きく変形しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 204 BREAK 1
PEUGEOT 204 BREAK 2

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PEUGEOT J7 ROAD SERVICE 1965 FRANCE

PEUGEOT J7 ROAD SERVICE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 570A 1/43 109mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.74m 全幅約2m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 52HP 4段変速
性能: 最高速100km/h 積載量 1.4/1.8t
データーベースでプジョー J5/J7/J9のミニカー検索

 

プジョー J7 道路工事車 フランス 1965

 

 1930年代までの初期の商用車(バン、トラック、バスなど)は乗用車をベースにしたものがほとんどでした。世界最古の自動車メーカーであるプジョーも、初期には乗用車をベースにしたトラックなどの商用車がありました。ただ第2次大戦以前の乗用車(商用車)市場ではルノーが圧倒的なシェアを確保していました。

 

 戦後プジョーは車体製造会社のショーソン社を傘下に収め、そのショーソン傘下のシェナール & ウォルカー社が開発した小型商用車CPVを1950年にプジョー D3として発売しました。D3は戦前の202の4気筒1.1Lエンジンを運転席の足元に配置した前輪駆動車で、突き出したノーズ(豚の鼻と呼ばれたエンジン搭載部)が特徴のワンボックス車でした。(なお初期のCPVは小型の2気筒エンジンだったので、ノーズは突き出していません) 1950年にエンジンを1.3LにパワーアップしD3Aとなり、1955年に外観はほとんど同じでマイナーチェンジしたD4となりました。1959年には1.8Lディーゼルエンジンが追加されました。
データーベースでプジョー D3/D4のミニカー検索

 

 

 1965年にD4はJ7にモデルチェンジしました。J7も前輪駆動車で、エンジンは4気筒1.5L/1.6Lと4気筒1.9L/2.1Lディーゼルで、運転席下に配置しています。バン、ピックアップ、ミニバス、消防車などがあり、積載量は1.4/1.8tでした。1.8Lガソリン/2.3Lディーゼルエンジンが追加されるなどして、1980年までに約34万台が生産されました。後継車は1981年に登場したJ9でした。同じ年にJ9より積載量の多いJ5が登場し、J5は2004年にエキスパート(シトロエン ジャンピーと姉妹車)となりました。J9は1993年にボクサー(シトロエン ジャンパーと姉妹車)となりました。
データーベースでプジョー エキスパートのミニカー検索
データーベースでプジョー ボクサーのミニカー検索

 ミニカーはディンキー(仏)の当時物で、J7の道路工事車をモデル化しています。ディンキー(仏)らしいリアルな造形で、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえです。ドアは全てスムーズに開閉し、室内も運転席中央にあるエンジンの出っ張りや広い荷物スペースなどがそこそこ再現されています。なお当時のディンキー(仏)のミニカーには紙シールのナンバープレート(前後分)が付いていて、このJ7にもそれを貼ってあります。屋根に取り付ける工事車両の表示パネル、円錐コーン、道路標識、工事作業者のフィギュアが付属しています。以下ドアの開閉動作の簡易動画、付属品とジオラマ仕立ての箱の画像、付属品をジオラマ風に並べてみた画像です。(画像のマウスオーバーやタップで動画がスタートします)
PEUGEOT J7 DOOR
PEUGEOT J7 GIORAMA

 昔からの老舗ブランドは乗用車だけではなく、レースカー、商用車、公用車、産機、農機など自動車全体をバランス良くモデル化しています。したがってこんな具合に商用車でジオラマ的な楽しみ方ができるのも昔のミニカーの良いところです。これ以外のプジョー J7の当時物ミニカーとしてはディンキー(仏)のバリエーションやノレブのプラスチック製、ソリド製(1/50)があります。最近の物では、エリゴールやノレブなどがあります。

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PEUGEOT 504 1968 FRANCE

PEUGEOT 504 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 1415 1/43 105mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.49m 全幅約1.69m
エンジン 変速機: 4気筒 1.8L 82HP 4段変速
性能: 最高速156km/h
データーベースでプジョー 504のミニカー検索

 

プジョー 504 フランス 1968

 

 プジョーの旗艦としてプジョー 404の上級車504が1968年に登場しました。この車の最大の売りは吊り目のヘッドライトを特徴とするピニンファリーナによるボディデザインでした。この優雅で美しいスタイルと堅実な設計が評価されて、1969年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しました。当初は4ドアセダンだけでしたが、1969年に2ドアクーペ/カブリオレ、1970年にホイールベースを延長したブレーク(ワゴン)と3列シート7人乗りのファミリアーレ、1980年にピックアップが追加されました。

 

 当初は4気筒1.8L(82HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速156km/hの性能でした。後に4気筒1.8L燃料噴射仕様(97HP)/4気筒2L(93HP)ガソリン、4気筒1.9L/2.1L/2.3L(70HP)ディーゼルエンジンも追加されました。4輪独立懸架サスペンションで悪路に強く耐久性もあったので、ラリーでも活躍しました。1979年に後継車の505が登場し、504のヨーロッパ生産は1983年に中止となりました。総生産台数は300万台以上でした。ヨーロッパでの生産中止後も南アフリカ、南米、中国で生産が続けられ、ナイジェリアでは2006年頃まで生産されました。

 

 

 ミニカーは1969年に発売されたディンキー(仏)製の当時物です。ディンキー(仏)らしい正確なプロポーションで、実車のイメージが良く再現されています。ボンネット/ドア/トランク開閉のフルギミック付で、閉じた状態のウィンドーが付いた4ドアが開閉する立て付けの良いギミックは当時秀逸の出来ばえでした。(昔のミニカーなので灯火類がメッキパーツなのはレトロな作風ですが) 504 セダン系の当時物ミニカーはディンキー(仏)をコピーしたオートピレン、ノレブ初期のプラスチック製とそのダイキャスト版、ソリドのラリー仕様とブレーク、ポリトーイの1/43と1/25などがありましたが、このディンキー(仏)が断トツの出来ばえでした。当時物以外ではソリドの別ブランドのべレム、ミニチャンプス、イクソのラリー仕様、ノレブの新製品のセダン/ブレーク/クーペ/カブリオレ/ピックアップ、ブレキナの1/87などたくさんあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームとリア(トランク開閉)/4ドア開閉/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PEUGEOT 504 1
PEUGEOT 504 2

 以下は1970年代に発売されたオートピレン製の当時物 プジョー 504 (1/43 型番299)の画像です。基本的な部分は上記のディンキー(仏)製をコピーしていますが、技術的に高度でコストのかかるドア開閉ギミックは外しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 504 3
PEUGEOT 504 4

 以下は1969年に発売されたノレブ製の当時物 プジョー 504 (1/43 型番160)の画像です。ノレブ初期のプラスチック製で、ボンネット/ドア/トランク開閉のフルギミックとなっています。プロポーションが良く安価ながらも4ドア開閉のフルギミック付としていた意欲的なミニカーで、当時としては良く出来ていました。ただしノレブ初期のプラスチック製ミニカーの問題点である経年変化によるボディ変形が起きているのは残念です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 504 7
PEUGEOT 504 8

 以下は1976年頃に発売されたノレブ製の当時物 プジョー 504 (1/43 型番842)の画像です。上記プラスチック製をベースにして技術的に高度でコストのかかるドア開閉ギミックを外してダイキャスト製で再生産したものです。当時のノレブの廉価版ミニカーであったJET-CAR 800シリーズなので、安っぽいホイールが付いているのが今一つですが、塗装されたことでボディの質感が向上しています。これも当時のミニカーとしては良く出来ていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 504 5
PEUGEOT 504 6

 以下は1978年に発売されたソリド製の当時物 プジョー 504 モロッコ ラリー 1976 (1/43 型番50)の画像です。1976年 モロッコ ラリーの優勝車をモデル化しています。ラリー仕様なのでフロントに補助灯と室内にロールケージが追加されています。プロポーションが正確でリアルに再現されたフロントグリルなどソリドらしい良い出来ばえです。1982年に廉価版のクーガー(COUGAR) シリーズの型番1306でも発売されました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 504 9
PEUGEOT 504 10

 以下は1974年に発売されたソリド製の当時物 プジョー 504 ブレーク 救急車 (1/43 型番23)の画像です。ブレークの救急車仕様をモデル化しています。これもソリドらしい良い出来ばえです。ドアとリアゲートの開閉ギミック付で、付属しているストレッチャー(担架)の出し入れができます。同じ型を使って別ブランドのべレムでも消防車やポリスなど数種類が発売されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 504 11
PEUGEOT 504 12

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PEUGEOT 504 CABRIOLET 1969 FRANCE

PEUGEOT 504 CABRIOLET 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 1423 1/43 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.36m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 4気筒 1.8L 90HP 4段変速
性能: 最高速175km/h
データーベースでプジョー 504のミニカー検索

 

プジョー 504 カブリオレ フランス 1969

 

 当時のプジョーのモデルにはクーペやカブリオレが設定されていました。最上級車 504にもピニンファリーナのデザインによる美しい2ドア4シーター クーペ/2+2シーター カブリオレが1969年に追加されました。セダンよりホイールベースが短縮され、フロントグリルが角形4灯のヘッドライトに変えられるなど、セダンとは全く別のスポーティなスタイルとなっていました。またボディの製作もピニンファリーナが担当していました。

 

 当初のエンジンは燃料噴射仕様の4気筒1.8L(90HP)を搭載し、4段変速で最高速175km/hとセダンより高性能でした。1975年にプジョーがルノー、ボルボと共同開発した型6気筒2.7L(138HP)エンジンに変更され、最高速は186km/hに向上しました。1975年のマイナーチェンジでヘッドライトが独立した4灯式から横長角形ユニット2灯式に変わり、リアライトが大きくなりました。1983年に生産中止となりました。クーペ/カブリオレの総生産台数は約3万台でした。(カブリオレは約8000台)

 

 

 ミニカーは1969年に発売されたディンキー(仏)の当時物です。セダンではメッキパーツで再現されていたヘッドライトが透明プラスチック製パーツになったことで特徴的なフロントグリルがリアルに再現され、セダン以上に良い出来になっていました。また1/43ながらハンドルと連動する凝った前輪操舵ギミックが付いていて、ディンキー(仏)がこのミニカーに掛けた意気込みが感じられました。これ以外の504 クーペ/カブリオレの当時物ミニカーは1980年頃にソリドがクーペのラリー仕様をモデル化しています。 当時物以外ではソリドの別ブランドのべレムのクーペ(レジン製)、ミニチャンプス、ノレブの1/43と1/18などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PEUGEOT 504 CABRIOLET 1
PEUGEOT 504 CABRIOLET 2

 以下は室内と前輪操舵ギミックの画像です。ステアリングホイールの操作で前輪を操舵することができます。(ステアリングはほとんど回転しませんが) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 504 CABRIOLET 3
PEUGEOT 504 CABRIOLET 4

 以下は1980年に発売されたソリド製のプジョー 504 クーペ ラリー 1978 (1/43 型番1818)の画像です。1978年のパンダマ (コートジボワール) ラリー 優勝車のモデル化で、フロントに補助灯と室内にロールケージが追加されています。1975年のマイナーチェンジ後のヘッドライトとテールライトになってます。これもソリドらしいシャープな造形ですが、リアライトをデカールで表現するなど細部はやや物足りない出来でした。前述した504 セダンでもソリド製のラリー仕様がありましたが、この当時のソリドはレース仕様車をモデル化することに注力していました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 504 COUPE RALLY 1
PEUGEOT 504 COUPE RALLY 2

 以下は1995年に発売されたソリド製のプジョー 504 クーペ 1978 (1/43 型番1818)の画像です。上記のラリー仕様の型を変更してラリー仕様ではないクーペとして発売されたものです。これはどちらかというと廉価版的なミニカーでしたが、テールライトを別パーツで追加するなど改良されていて、値段以上に良い出来ばえとなっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 504 COUPE 1
PEUGEOT 504 COUPE 2

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PEUGEOT 304 1969 FRANCE

PEUGEOT 304 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(FR) 1428 1/43 96㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.14m 全幅約1.57m
エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 65HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでプジョー 304のミニカー検索

 

プジョー 304 フランス 1969

 

 プジョー 204の上級車として304が1969年に登場しました。開発コストを抑える為にシャーシなどの基本構造は204を流用し、ホイールベース/トレッドはそのままで、全長が約100mmほど大きくなりました。主にリアのオーバーハングが延長されトランクスペースが拡大しました。ピニンファリーナがデザインしたボディはフロントの造形に上級車504のイメージをかぶらせていたので、204の高級版といったところでした。204よりすこし大きな4気筒1.3L(65HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速150km/hの性能でした。

 

 当初のセダンに加えて204と同じようにブレーク、クーペ、カブリオレも追加されましたが、フロントグリルとエンジンが違うだけで他は204と同じでした。1973年のマイナーチェンジでリアライトが拡大され、75HPにパワーアップした高性能版304Sが追加されました。1977年に204が生産中止となった後は、204の1.1Lエンジンと1.4Lディーゼルエンジンが追加され、204の後継車という位置づけにもなりました。1977年に後継車の305が登場し、1980年に生産中止となりました。総生産台数は約117万台でした。

 

 

 ミニカーは1969年に発売されたディンキー(仏)製の当時物です。ディンキー(仏)らしいスケールモデル的な造形で、実車の雰囲気が良く再現されています。特に透明プラスチック製の黄色いライトがフロントグリルのリアリティを向上させています。同じディンキー(仏)製の204と並べてみると、キャビン部分が同じでトランクスペースが長くなっていることが分かります。(これはルノー 8とルノー 10の関係と同じで、フランスではトランクスペースが重視されるようです) これ以外のプジョー 304の当時物ミニカーはこれをコピーしたオートピレン、ノレブのプラスチック製とそのダイキャスト版があり、当時物以外ではミニチャンプス、ノレブの新型などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PEUGEOT 304 1
PEUGEOT 304 2

 以下はディンキー(仏)製のプジョー 304と204を並べてみた画像です。キャビン部分は同じでトランクスペースが拡大されていることが分かります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 304 1

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PEUGEOT 104 1972 FRANCE

PEUGEOT 104 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 12 1/43 83mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.62m 全幅約1.52m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 45HP 4段変速
性能: 最高速135km/h
データーベースでプジョー 104のミニカー検索

 

プジョー 104 フランス 1972

 

 1972年にプジョーの小型大衆車104が登場しました。204と同じ横置きエンジンの前輪駆動車で、プジョー初の2ボックススタイルを採用していました。ピニンファリーナがデザインしたボディは小さいながらも上品でセンスの良いデザインでした。当初はトランクリッドがある4ドアセダンのみでしたが、1974年にホイールベースを短縮した2ドアクーペが設定されました。このクーペは104のスポーツ仕様というよりは、ルノー 5に対抗するハッチバック車という位置づけでした。またプジョーが1974年に吸収合併したシトロエンの小型車シトロエン LNは、この104 クーペをベースにした姉妹車でした。

 

 当初は4気筒1L(45HP)エンジンを搭載し、4段変速、最高速135km/hの性能でした。1976年に4気筒1.1L(66HP)エンジンを搭載する高性能版クーペ ZSが追加されました。1977年に4ドアセダンは5ドアハッチバックに変更され、エンジンが204と同じ1.1L(50HP)に拡大されました。1979年にセダン/クーペに1.4Lエンジンが追加され、その後もマイナーチェンジが行われ1988年まで生産されました。総生産台数は約160万台で、後継車は1991年に登場した205でした。

 

 

 ミニカーは1972年に発売されたソリド製の当時物です。プロポーションは良いのですが、テールライトの塗装処理がされていないなど仕上げが簡素化されているのが残念です。この当時のソリドはコストのかかる手作業の塗装処理を省略してコストダウンしていました。 これ以外の104のミニカーはノレブ初期の当時物(プラスチック製とダイキャスト製)と2013年発売の104 クーペ Z、ポリトーイの当時物の1/43と1/25 などがあります。フランスのミニカー付雑誌「PEUGEOT COLLECTION」のNo.45ではクーペ ZS2 (ZSの高性能版) 1979がモデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PEUGEOT 104 1
PEUGEOT 104 2

 以下は1977年に発売されたポリトーイ製の当時物 プジョー 104 (1/25 型番S18)の画像です。ポリトーイのSシリーズ(1/25)は大スケールミニカーのパイオニアで、同シリーズ初期の数点は精密な作りで当時としては非常に良く出来ていました。このプジョー 104はシリーズ初期物よりは少しレベルが落ちますが、ボンネット/4ドア開閉のフルギミックでエンジンや室内も当時のミニカーとしては結構リアルに仕上げられています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 104 3
PEUGEOT 104 4

 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネット/ドア開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 104 5
PEUGEOT 104 6

 以下は1973年に発売されたノレブ製のJETCARシリーズの当時物 プジョー 104 (1/43 型番826) の画像です。ノレブは型番188でプラスチック製も発売していますが、これはそれのダイキャスト版です。見た目の良くないホイールが今一つですが、4ドアが開閉するギミック付で当時の安価なミニカーとしては良く出来ていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 104 7
PEUGEOT 104 8

 以下は1978年に発売されたソリドの当時物 プジョー 104 クーペ (1/43 型番81)の画像です。高性能版のZSをモデル化しています。室内後部にロールケージが取り付けられていますが、これはラリー仕様車としてモデル化されたからです。(ラリー仕様のデカールが貼付されたものもありました) 実車同様に同じ型を使ってグリルだけを変えたシトロエン LNも作られています。 なおシトロエン LNにはロールケージは付いていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 104 ZS 1
PEUGEOT 104 ZS 2

 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 104 ZS 3
PEUGEOT 104 ZS 4

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PEUGEOT 604 1975 FRANCE

PEUGEOT 604 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 40 1/43 109㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.72m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型6気筒 2.7L 136HP 5段変速
性能: 最高速178km/h
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プジョー 604 フランス 1975

 

 プジョーの最上級車として戦後初の6気筒エンジンを搭載してプジョー 604が1975年に登場しました。プジョー、ルノー、ボルボが共同開発したV型6気筒2.7L(136HP)エンジンを搭載し、5段変速で最高速178km/hの性能でした。設計は504を踏襲し、504同様に全輪独立懸架サスペンションによる優れた操縦性と乗り心地を有していました。ボディはごくオーソドックスな3ボックス4ドアセダンでしたが、、ピニンファリーナのデザインなので落ち着いた上品なデザインでした。

 

 1977年にV型6気筒エンジンに燃料噴射仕様が設定され、4気筒2.3L(80HP)ターボディーゼルエンジンが追加されました。1979年に北米向けにV型6気筒2.8L(155HP)エンジンが追加され、1983年にターボディーゼルが2.5L(95HP)に拡大されました。1980年に8人乗りのリムジンが設定されました。また604をベースにしたリムジーンがフランス大統領車として使われました。604はプジョーにとって高級車市場への足がかりとなったモデルで、1985年まで生産されました。総生産台数は約15万台でした。後継車は1989年に登場した605でした。

 

 

 ミニカーは1976年に発売されたソリドの当時物です。直線で構成されたピニンファリーナ デザインが正確に再現され、濃茶や濃緑など落ち着いたカラーリングが施されたこのミニカーは実車のイメージをよく再現していました。1970年代のソリドの2桁型番(10シリーズ)の傑作品の一つです。ドア開閉とバンパーのナンバープレート部分を押すとボンネットが開くギミック付です。(変わったギミックですが、この604のボンネットは開閉部の隙間がほとんどないので、ボンネットを開けやすくする為の仕掛けと考えられます) これ以外の604のミニカーはソリドの別ブランドのべレム、ノレブ初期のプラスチック製とそれのダイキャスト版とそれをさらにリニューアルして2002年頃に発売した新製品などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームとリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PEUGEOT 604 1
PEUGEOT 604 2

 以下は1976年に発売されたノレブ製のJETCARシリーズの当時物 プジョー 604 (1/43 型番857) の画像です。JETCARシリーズは廉価版のミニカーだったので見た目の良くないフリーホイールが使われています。高級車には似合わない品の良くないカラーリングも今ひとつですが、プロポーションは悪くなく当時の安価なミニカーとしては良く出来ていました。ドア開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 604 3
PEUGEOT 604 4

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