GM CHEVROLET CORVETTE C2 STINGRAY 1963 USA
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FRANKLINMINT PX67 1/24 183mm
GM シボレー コルベット C2 スティングレイ アメリカ 1963年
1963年にGM シボレー コルベット 2代目(C2型)が登場しました。コルベットの名前に追加されたスティングレイとは魚のアカエイの意で、その名のとおり鋭角的で独創的なボディデザインが特徴で、ボディパネルは初代同様FRP製でした。独創的な回転して格納される方式のヘッドライトもこのデザインには不可欠の要素でした。C2型にはオープンカーもありましたが、初代がオープンカーを基本としていたのとは異なりC2型ではクーペが基本スタイルになりました。特に2分割タイプのリアウインドーを持つ1963年型は現在でも非常に人気があるそうです。
C2型にはV型8気筒5.4L(300-360HP)が搭載され、変速機も最初から4段マニアルが設定されていました。(オートマ仕様もありましたが) シャーシに関しても小型化され車高がさがり、サスペンションが4輪独立懸架となり本格派スポーツカーとしての資質が向上していました。なお後輪サスペンションはリーフスプリングを横置きした独特の設計で、これはその後のコルベットにも引き継がれました。
コルベット C2型の最強モデルはGTカーレース用のエンジンをディチューンしたL88型エンジン(V型8気筒7L 430HP)を積んだモデルで、GTカーのホモロゲーションを取るために、このL88型エンジンを搭載した車が1967年に約20台だけ市販されたそうです。昔のアメリカ車の馬力表示はかなりオーバーですが、それでも当時としてはとてつもないパワーの車だったようです。1968年にコルベット 3代目(C3型)にモデルチェンジしました。
ミニカーは1991年に発売されたフランクリン ミント製です。これも前述したC1型と同じ1/24のフランクリン ミントのコルベット コレクションの1台です。ボンネット/ドアが開閉し、エンジンやサスペンションなどのメカ部分や室内もリアルに再現されていました。全体的によく出来ているのですが、このサイズで格納式ヘッドライトが可動しないのは今一つでした。なおフランクリン ミントは1/43でもC2型をモデル化していました。C2型のミニカーは現在ではたくさんあるのですが、当時物ミニカーはコーギーとジクぐらいしかありませんでした。(当時アメリカ車がミニカーになることは少なかったのです) 当時物以外ではフランクリン ミント、ダンバリーミント、マッチボックスなどがあり、最近ではERTL、オートアートの1/18、ミニチャンプス、マテル、イクソ、ジョニーライトニング、グリーンライトなどたくさんあります。 以下フロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は俯瞰画像と床下のエンジン/サスペンションなどのメカ部分の拡大画像と前輪操舵ギミック動作の画像です。前輪はステアリングホイールと連動して操舵できます。リーフスプリングを横置きした後輪サスペンションが良く再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は2002年頃に発売されたフランクリン ミント製のGM シボレー コルベット C2 L88 コンバーチブル (1/12 型番E872)の画像です。フランクリン ミントの1/24のミニカーは当時最も精密な量産ミニカーでしたが、そのフランクリン ミント社が従来以上の精密さを追求して1/12で作り上げたのがこのミニカーでした。このミニカーは当サイトの別のページにその詳細を紹介していますので、是非そちらをご覧ください。→
超精密ミニカー GM コルベット C2 L88のギミック紹介ページ(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1990年に発売されたフランクリン ミント製のGM シボレー コルベット C2 (1/43 型番PT88)の画像です。 C2型の1/43のミニカーは意外と少なくて、1995年以前の古いミニカーではこのフランクリンミント製(1960年代のアメリカ車シリーズの1台)が、私の知る限りではベストの出来ばえでした。1/43ながらドアやボンネットが開閉でき、室内やエンジンが再現されているなどたいへん凝ったミニカーでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は俯瞰画像と床下ののエンジン/サスペンションなどのメカ部分の画像です。上述した1/24ほどではありませんが、エンジンやサスペンションが良く再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1997年に発売されたマッチボックス製のコレクティブル シリーズ GM シボレー コルベット C2 (1/43 型番CCV05)の画像です。1990年代に作られたマッチボックスのマニア向けのアメリカ車シリーズの1台でした。フランクリン ミントの1/43より新しいだけあって、開閉ギミックなどはありませんが、全体的なプロポーショはこちらのほうが優れていると思います。ホイールやフロントの小さなウインカーなどの細部も良く再現してあります。なおフロント部分の造形は大きめのバンパーなどでかっこよくデフォルメされています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は2008年に発売されたイクソ製のGM シボレー コルベット C2 (1/43 型番CLC198)の画像です。全体的に上記のマッチボックス製のC2と非常によく似ています。ただしボンネット上のメタルカバーやワイパーがエッティングパーツとなっているなど、仕上げはよりリアルになっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1967年に発売されたコーギー製のGM シボレー コルベット C2 (1/46 型番CLC198)の画像です。コーギーは1963年に型番310で格納式ヘッドライト開閉ギミックの付いたC2型のミニカーを発売しました。これは1967年に追加されたバリエーションで、ライト開閉ギミックを取り外し、ボンネットから突き出したエアインテーク、サイドの排気管を追加してホットロッド風のカスタムカーに仕立ててあります。由来は分かりませんがリアに「Lazy bones(怠け者の意)」というロゴが貼られていて、その名前で知られているミニカーです。サイズは少し小ぶりですがプロポーションはなかなかのもので、C2型のイメージを良くとらえていると思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1972年頃に発売されたスペインのオートピレン製のGM シボレー コルベット C2 (1/43 型番CLC198)の画像です。上述したコーギーのC2型(型番310)をコピーしたもので、同じ仕掛けの格納式ヘッドライト開閉ギミックが付いていました。ただしコーギーの単なるコピーではなくドアを開閉できるように変更するなどオートピレンなりの工夫がしてありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/ヘッドライト開閉動作の画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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GM CHEVROLET CAMARO SS 396 1967 USA
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GM シボレー カマロ SS 396 アメリカ 1967年
大成功を収めたフォード マスタングの対抗馬として、GMからシボレー カマロが1967年に登場しました。2ドアのスポーティなコンパクトカーというコンセプト、エンジンや装備のオプションが豊富に揃っていることなどはマスタングと同じでした。カマロはマスタングより全長全幅で約10cmほどサイズが大きく、直線的なデザインのマスタングに対して、カマロはフェンダーのコークボトルラインなど曲線的でした。ボディ形式にはクーペとカブリオレがありました。
エンジンは6気筒3.8L/4.1L、V型8気筒4.9L/5.4L/5.7L/6.5Lなど多彩で、高性能版としてZ28、RS、SSがありました。カマロ初代には当時流行した格納式ヘッドライト(ライトを覆うグリルが横にスライドして開閉する)のオプションがありました。1967年式は三角窓がありましたが、1968年になくなりました。1969年のマイナーチェンジで、全長4.72m/全幅1.88mにサイズが拡大されフロントグリルとバンパーが一体化するなど外観が変更されました。カマロ 初代はマスタング同様に成功し、1970年にカマロ 2代目にモデルチェンジしました。
ミニカーは1997年に発売されたマッチボックス製です。マニア向けのマッスルカー シリーズの1台で、V型8気筒6.5Lエンジン搭載のSS 396をモデル化しています。マッスルカー シリーズは1960-1970年代の高性能車(マッスルカー)をモデル化していていずれもリアルな造形の良い出来ばえで、シャーシやサスペンションなどの下周りも再現されていました。このカマロもプロポーションが良く、格納されたヘッドライト、黒のボディ/フロントグリルを囲む赤のストライプ、太いタイヤなどマッスルな外観がリアルに再現されていました。カマロ 初代の当時物ミニカーはコーギーとナコラルがありました。コーギーは以下に紹介しています。ナコラルは当時としてはそこそこの良い出来ばえで、ダイヤペットが輸入してダイヤペット ヨーロッパというブランドで発売していました。当時物以外のミニカーはフランクリン ミントの1/43と1/24、ジョニーライトニングの1/64、グリーンライトの1/64、ホットホイールの1/64、マテルの1/18、デルプラドの世界の名車シリーズ、ブービーなど非常にたくさんあります。以下はフロントとリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は床下部分の画像です。サスペンションやドライブトレーンが結構リアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1990年代に発売されたと思われるアルゼンチンのブービー(BUBY)製の GM シボレー カマロ RS コンバーチブル (1/43 型番BO2DS)の画像です。ブービーは1/43と1/64のダイキャスト製ミニカーのメーカーで、主にアメリカ車や欧州車をモデル化していました。このカマロはフロントグリルの造形から1969年式のモデル化で、実車のサイズ拡大を反映して全長約111㎜と上記マッチボックス製より少し大きいサイズとなっていました。サイズが拡大された1969年式カマロのイメージがうまく再現されていて、なかなかセンスの良いミニカーに仕上がっていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1990年頃に発売されたフランクリン ミント製のGM シボレー カマロ (1/43 型番PW17)の画像です。1960年代の代表的なアメリカ車を1/43でモデル化した60年代シリーズの1台です。この60年代シリーズは全てボンネット/ドアの開閉ギミック付きで、エンジンや床下のサスペンションなども結構リアルに再現されていました。このカマロは三角窓の付いた初期型をモデル化しています。エンジンや室内などの細部は良く再現されているのですが、特徴的なボディサイドのコークボトルラインの表現が控えめなうえに車高が高いのであまりかっこよくなく、全体的には今一つの出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。エンジンルーム内はラジエーター/エアフィルター/オルタネーター/ベルトなどが識別でき1/43サイズとしてはかなりリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は2001年に発売されたデルプラド製の世界の名車シリーズの GM シボレー カマロ SS (1/43 No.23)の画像です。製造メーカーは不明ですが、これもフロントグリルの造形から1969年式をモデル化しています。上記ブービー製と同様に全長112㎜とサイズが大きくなっています。ただし1969年式でのボディ拡大をややオーバーに表現していますので、実車のイメージから少し外れてしまっています。(意図的にかっこよくデフォルメしているようですが、やややり過ぎです) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1968年に発売されたコーギー製の当時物 GM シボレー カマロ SS 350 (1/43 型番338)の画像です。1967年の初期型でV型8気筒5.7L(295HP)エンジンを搭載した高性能版SS 350をモデル化しています。縮尺1/47と少し小さめながらも、コーギー流のデフォルメ(やや玩具的なニュアンス)で実車のイメージをうまく再現していました。コーギーらしいギミックとしてバンパー下のレバーを横にスライドさせる格納式ヘッドライト開閉、ドア開閉、タイヤ交換のギミック付きで、さらに幌を取り外すこともできました。このカマロのギミックについては当サイトのギミックのページで詳しく紹介していますので、興味のある方はご覧ください。→
シボレー カマロのギミック (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/格納式ヘッドライト開閉動作の画像とリアの拡大画像です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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GM CHEVROLET ASTRO I 1967 USA
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM シボレー アストロ I アメリカ 1967年
シボレー アストロ I (XP-842)はGMのスタイリング実験車で、1967年に公開されました。前述したコルベア モンザ GTのデザインをさらに発展させた車で、水平対向エンジンをミドシップ搭載する構成は同じでした。最大の特徴は空気抵抗を究極的に低減させた極端に低い車高(約0.9m)です。通常のドアでは乗り降りが大変なので、リアカウルがキャノピー状に開き、シートも連動して電動で立ち上げる構造となっていました。(この車は雨の日には使わないとのことです) またリアウィンドーがありませんが、後方視界は屋根の上に付いたペリスコープ(潜望鏡式ミラー)で確保していたそうです。
このデザインを実用的に発展させた、シボレー アストロ IIが1968年に公開されました。このデザインは、その後のGMの1980年代のスポーツカー コルベットやファイアーバードあたりに反映されているように思います。(実車画像→ シボレー アストロ II)
1969年には前輪1輪の3輪車とした、ジェット機のようなシボレー アストロ IIIも公開されました。なお1995年に登場したGMのミニバンにもシボレー アストロという名前が付いていますが、全くの別物です。(実車画像→ シボレー アストロ III)
ミニカーは1969年に発売されたコーギーの当時物です。特徴的なデザインを忠実に再現していて、魅力的なミニカーに仕上がっていました。実車の特徴であるリアカウルが開閉しシートが連動する仕掛けは、いかにもそれらしい恰好をしたコーギー十八番のフィギュアを2体付けてうまく再現しています。シボレー アストロ Iのミニカーはこれとこれをコピーしたオートピレンの物しかありません。シボレー アストロ IIはメーベトイ(マテル メーベ)がモデル化していました。当時のコーギーはこのようなスタイリング実験車を結構モデル化していました。例えば以下に記載するアダムス プローブ 16(型番384)やアウトビアンキ ランナバウト ベルトーネ(型番386)などです。これらのミニカーは見た目がかっこいいので、どちらも30万台以上も売れていました。なおアストロ Iはもっと多くて50万台近く売れました。(1960-1970年代のミニカーは現在のミニカーとはけた違いの販売台数でした) 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1970年に発売されたコーギーのアダムス プローブ 16 (ADAMS PROBE 16 1/43? 型番384)の画像です。イギリスのアダムス ブラザーズ社が1969年に製作したスタイリング実験車のプローブ 16をモデル化しています。車高が86㎝しかなく、ガラス屋根の一部をスライドさせてその開口部から室内へ乗り込みます。 (実車画像→
アダムス プローブ 16)
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以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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GM CHEVROLET CORVETTE C3 1968 USA
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FRANKLINMINT RH87 1/24 192㎜
GM シボレー コルベット C3 アメリカ 1968年
1968年に登場したGM シボレー コルベット C3型はコルベットで一番知られているモデルだと思います。このダイナミックなデザインは、ビル ミッチェルとラリー シノダ(日系人)がデザインした実験車メイコ シャーク II (Mako Shark II)がベースとなっていました。(実車画像→ メイコ シャーク II 1965) 大きく膨らんだ前後のフェンダーラインがコカコーラの瓶(昔のガラス瓶)のようにみえることからコークボトル ラインと呼ばれ、一世を風靡しました。また屋根を分割して取り外せるTバールーフはこの車が量産車で最初に採用しました。先代で付けられたスティングレイというサブ ネームは1969年から復活し、1978年のマイナーチェンジで外されました。
コルベット C3型のシャーシやエンジンはC2型を踏襲していました。当初のエンジンは標準のV型8気筒5.4L(193HP)とオプションのV型8気筒7L(240HP)がありました。(エンジン馬力が先代より大幅に下がっているのはグロス表示からネット表示に変わったからです) V型8気筒7Lは「ビッグブロック」と呼ばれ、このエンジンを搭載したモデルはボンネット中央が少し膨らんでいました。1970年にはそれぞれのエンジンが5.7L/7.4Lまで拡大されるなど、ハイパワー指向の方向性が続いていました。1969年には先代のL88を後継する総アルミ製のV型8気筒7L(430HP)エンジンを搭載したZL1がオプション設定されましたが、高価すぎて数台しか売れなかったそうです。1978年のマイナーチェンジでリアウィンドー形状など外観が変更されました。(→ C3型 1978年式のミニカー) 1984年にコルベット 4代目(C4型)にモデルチェンジしました。
ミニカーは1991年に発売されたフランクリン ミント製です。これも前述したC2型と同じ1/24のコルベット コレクションの1台でした。実車のダイナミックなボディがうまく再現され、とても良く出来ていました。ボンネット/ドアが開閉し、エンジンやサスペンションなどのメカ部分や室内もリアルに再現されています。実車同様にTバールーフの屋根が取り外せるようになっています。ただここまで凝るのなら、格納式ヘッドライトも可動するようにして欲しかったところです。C3型の当時物ミニカーは、ディンキー、コーギー、メルクリン、ソリド、トミカ、ダイヤペットなどがありました。当時物以外ではフランクリン ミント、ダンバリー ミント、マッチボックス、ビテス、マッチボックス、ブレキナの1/87、グリーンライトの1/64などたくさんあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は床下のシャーシ/サスペンション部分の拡大画像です。サスペンションやドライブトレーンがリアルに再現されていて、全輪の操舵もできます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1970年に発売されたメルクリン製の当時物 GM シボレー コルベット C3 (1/43 型番1818)の画像です。メルクリンは鉄道模型の老舗ですが、当時は1/43のダイキャスト製ミニカーも作っていました。鉄道模型の老舗だけあって、このC3型は当時のミニカーとしては極めてレベルの高い出来ばえでした。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きで格納式ヘッドライトも可動します。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント(ヘッドライト開閉)/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。ヘッドライト開閉は運転席側のドアを開いた手前にあるレバーを前後にスライドさせて行うという凝った仕掛けになっていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1970年に発売されたコーギー製の当時物 GM シボレー コルベット C3(1/46 型番300)の画像です。縮尺が1/46なので少しサイズが小ぶりですが、C2型のコークボトル ラインをややオーバーにデフォルメして、派手なメッキのカラーリングで楽しいミニカーに仕上げていました。また格納式ヘッドライト開閉やタイヤ交換などのコーギーらしいギミックを満載していました。このギミックについては当サイトのギミックのページでその詳細を紹介していますので、是非そちらをご覧ください。→
コーギーの コルベット C3のギミック紹介ページ (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント(ヘッドライト開閉)/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1993年に発売されたソリド製のGM シボレー コルベット C3 (1/43 型番1813)の画像です。全盛期のソリドを思わせるシャープな造形でとても良い出来ばえでした。現在のミニカーと比べるとシンプルな作りですが、プロポーションが良くコルベット C3型クーペの1/43ミニカーとして私のお気に入りです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1994年頃に発売されたビテス製のGM シボレー コルベット C3 コンバーチブル (1/46 型番036D)の画像です。最も高性能であったZL1をモデル化しています。ボディサイド下から出ている排気管/幅広のタイヤなど迫力のある外観となっています。当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。同じ型を使ったビテスの親会社のサンスター版もあります。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロントとリアの拡大画像です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は2000年頃に発売されたサンスター(ビテス)製のGM シボレー コルベット C3 クーペ (1/46 型番10046)の画像です。上述したビテス製のコンバーチブルをクーペに変えたもので、ビテスでは型番VCC99067として発売された物と同じものです。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/リアの拡大画像です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1997年頃に発売されたマッチボックス製のGM シボレー コルベット C3 コンバーチブル (1/43 型番CCV01)の画像です。上述したビテス製の型番036Dのコンバーチブルと細部までほとんど同じなので、ビテスの型を流用したのかビテスのOEMなのだと思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1969年に発売されたディンキー製の当時物 GM シボレー コルベット C3 クーペ (1/41 型番221)の画像です。全長113㎜で1/43より少し大きく出来ていて、かなり個性的なデフォルメ?がされていました。一応コルベット C3型に見えますが、実車の寸法的なことは完全に無視したディンキーの創作物だと言って良いでしょう。ボンネット/ドア開閉とヘッドライト開閉のギミックが付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント(ヘッドライト開閉)/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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GM CHEVROLET CORVAIR MONZA CONVERTIBLE 1969 USA
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GM シボレー コルベア モンザ コンバーチブル アメリカ 1969年
GMの小型車として大成功したコルベアは1965年に2代目にモデルチェンジしました。初代のイメージを残しながら、よりスポーティで洗練されたスタイルとなりました。リアに搭載するエンジンは初代と同じ空冷水平対向6気筒2.7L(95-110-140HP)で、ターボチャージャー付(180HP)高性能版もオプション設定されました。先代にあったピックアップとステーションワゴンは設定されませんでした。180HPエンジンを搭載した高性能版コルサは4段変速で最高速184km/hの性能でした。(実車画像→ コルベア 4ドア セダン 1965)
このような高出力エンジンをリアに搭載する車は操縦安定性の確保が難しいのですが、コルベアもオーバーステアでコントロールを失い横転する事故が初代から発生していました。1965年にこの問題を消費者運動家のラルフ ネーダー氏が危険な欠陥車として糾弾し、当時大きな社会問題となりました。(ただしこの問題の主な原因であるリアサスペンションは1964年に設計変更されていましたが) そんなことがあって人気が落ちて売れなくなったコルベアは1969年に生産中止となってしまいました。この件で当時の小型車ブームも下火となりました。
ミニカーは2007年頃に発売されたヤトミン製のロードシグネチャーシリーズです。上級仕様モンザのコンバーチブルをモデル化しています。定価1400円の安価なミニカーでしたので、灯火類や室内などの細部は簡素な仕上げですが、コルベアの美しいデザインはうまく再現されていました。ヤトミンは1/18でもコルベア モンザをモデル化していました。これ以外のコルベア 2代目のミニカーはサンスターのクーペ 1/18、ガムダ クールのクーペなどがあります。「欠陥車」問題で人気がなくなったことが原因なのか、コルベア 2代目はあまりモデル化されていません。特に4ドアセダンは実に美しいスタイルをしているのですが、ミニカーが無くて残念です。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下は1960年代に発売されたガムダ クール(GAMDA KOOL)製デトロイト シリーズの当時物 GM シボレー コルベア クーペ 1965 (1/43 型番8113)の画像です。ガムダ クールは1960年代に発売されたイスラエル製のミニカー ブランドで、デトロイト シリーズは当時のアメリカ車を20種類ほどモデル化していました。当時の定価が500円ほどの廉価版ミニカーで、出来ばえは値段相応でフロントグリルとバンパーと底板を一体化した構造などかなり安っぽいつくりでした。このコルベアも車種が識別できる程度の出来ばえでした。ただこのデトロイト シリーズでしかモデル化されていない車種もいくつかありました。ドア開閉ギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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