ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

OPEL KADETT B COUPE RALLY 1967 GERMANY

OPEL KADETT B COUPE RALLY
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL KADETT B COUPE RALLY


GAMA 9651 1/45? 96mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.18m 全幅約1.57m エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 60HP 4段変速
性能: 最高速148km/h  データーベースでオペル カデットのミニカー検索

オペル カデット B クーペ ラリー ドイツ 1967年

 

 オペル カデットは1965年に2代目のBタイプにモデルチェンジしました。外観は先代と同じようなデザインでしたが、ボディが一回り大きくなりエンジンも1.1L(45/55HP)に強化されました。ボディの大型化で4ドアセダンが可能となり、ファーストバックのクーペとワゴンのキャラバンも追加されました。1965年には60HPにパワーアップしたエンジンを搭載しサスペンションを強化したラリー カデットが追加され、この車は黒いボンネットと黒いサイドストライプが印象的でした。

 

 1967年のマイナーチェンジで後輪サスペンションが改良され、上級車レコードの1.7L(75HP)/1.9L(90HP)エンジンを搭載した高性能版も登場しました。またカデットの豪華仕様としてファーストバックデザインのオリンピアが追加され、カデット シリーズは幅広いバリエーションを持つようになりました。1971年に標準のエンジンが4気筒1.2L(60HP)に変更されました。1972年には販売台数でフォルクスワーゲン ビートルを抜いて西ドイツのベストセラーカーになっています。 1973年まで生産され3代目のカデット Cにモデルチェンジしました。総生産台数は約269万台でした。

 

 

 ミニカーは1967年に発売されたガマ製の当時物で、ラリー カデットをモデル化しています。底板に1/45と刻印されてますが、実際には1/43ぐらいの大きさに出来ていました。プロポーションが良く、実車の雰囲気がうまく再現されていました。フロントの補助灯、ボンネットの艶消し黒塗装、サイドのストライプは実車に即したものでした。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きです。これ以外のカデット Bのミニカーはメーベトイのクーペの当時物、ポリトーイの2ドアセダンの当時物、シュコーの2ドアセダンとクーペ、ビテスのクーペ、ヘルパの1/87、ネオ(レジン製)のキャラバンなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

OPEL KADETT B COUPE RALLY 1
OPEL KADETT B COUPE RALLY 2

 以下は1969年に発売されたメーベトイ製の当時物 オペル カデット B クーペ (1/43 型番A34)の画像です。これもラリー カデットのモデル化で、黒いストライプが付いています。フロントグリルとヘッドライトの造形が実車と少し違っているので、このようなイタリア仕様があったのかと思いWEB上で画像を探してみましたが、特にそれらしいのはみつかりませんでした。たぶんメーベートイ流のデフォルメなのでしょう。ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL KADETT B COUPE RALLY 3
OPEL KADETT B COUPE RALLY 4

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL KADETT B COUPE RALLY 5
OPEL KADETT B COUPE RALLY 6

 以下は1998年頃に発売されたビテス製のオペル カデット B クーペ (1/43 型番30228)の画像です。これもクーペのモデル化です。フロントグリル、小さなドアミラー、室内などはそこそこリアルで良く出来ていますが、テールライトをデカール処理しているのが今一つです。ビテスはラリー仕様を数種類モデル化していて、テールライトをデカール処理したラリー仕様車をベースとしているので、これもテールライトをデカール処理で済ませているのでしょう。開閉ギミックはありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL KADETT B COUPE 1
OPEL KADETT B COUPE 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL KADETT B COUPE 3
OPEL KADETT B COUPE 4

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OPEL REKORD C COUPE 1967 GERMANY

OPEL REKORD C COUPE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL REKORD C COUPE


DINKY(FR) 1405 1/43 107㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.57m 全幅約1.76m エンジン 変速機: 4気筒 1.9L 90HP 4段変速、3/2段自動変速
性能: 最高速158km/h  データーベースでオペル レコード/コモドールのミニカー検索

オペル レコード C クーペ ドイツ 1967年

 

 1967年にオペル レコードはリアのサスペンションを改良し、当時流行のコークボトルラインを採用したアメリカ車風のボディを載せたレコード Cにモデルチェンジしました。ボディは2/4ドアセダンと3/5ドアワゴン(バン)のキャラバンがあり、1967年には同時期のGM オールズモービル トロネードのようなファーストバックスタイルのピラーレスクーペも追加されました。エンジンは4気筒1.5L(58HP)/1.7L(60-75HP)、クーペ専用の4気筒1.9L(90-106HP)があり、一時的に6気筒2.2L(95HP)も搭載されました。(実車画像→ オペル レコード C セダン 1967)

 

 1967年にレコード Cの内外装を高級にした上級車としてコモドール(COMMODORE) Aが設定されました。(コモドールとは指揮官の意) ボディは2/4ドアセダンとクーペがあり、6気筒2.2L(95HP)/2.5L(130HP)エンジンが搭載されました。1970年にボッシュの燃料噴射システムを採用した6気筒2.8L(150HP)エンジンを搭載した高性能版のGS/Eが追加されました。レコード C/コモドール Aは1972年まで生産され、後継車のレコード D/コモドール Bにモデルチェンジしました。レコード C/コモドール Aの総生産台数は約127万台/16万台で、大ヒットしました。

 

 

 ミニカーは1968年に発売されたディンキー(仏)製の当時物です。フロントグリル全体がメッキパーツなのでフロントがやや平板な感じがしますが、派手なファーストバックのボディは良く再現されていました。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きで、エンジンが再現されていました。欧州仕様のナンバープレートが付いていますが、当時のディンキー(仏)のミニカーのほとんどには裏面粘着紙シールのナンバープレート ラベルが付属していて、それを貼付しています。ディンキー(仏)は同じ型で塗装を変えたコモドール クーペもモデル化していました。実車同様に兄弟車をミニカーで作り分けたのは、このオペル レコードが最初だったように思います。これ以外のレコード Cのミニカーはジク(SIKU)の当時物のクーペ/ワゴン、ミニチャンプスの2ドアセダン/クーペ/ワゴン、ブレキナの2ドアセダン/クーペ/ワゴンの1/87などがあります。コモドール Aのミニカーはミニチャンプス、ブレキナの1/87などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

OPEL COMMODORE COUPE 1
OPEL COMMODORE COUPE 2

 以下は1970年に発売されたディンキー(仏)製の当時物 オペル コモドール クーペ 1970 (1/43 型番1420)の画像です。レザートップ風の塗装とブラックアウトしたボンネットでコモドールの最上級クーペ GS/Eをモデル化しています。スポーティな塗装以外は上記のレコード Cと同じです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL COMMODORE COUPE 1
OPEL COMMODORE COUPE 2

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MERCEDES-BENZ 220D (W115) 1968 GERMANY

MERCEDES-BENZ 220D (W115)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 220D (W115)


FALLER 4374 1/43 110㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.8m エンジン 変速機: 4気筒ディーゼル 2.2L 60HP 4段変速
性能: 最高速135km/h  データーベースでメルセデス ベンツ W114/115のミニカー検索

メルセデス ベンツ 220D (W115) ドイツ 1968年

 

 戦後初めて新設計されたシャーシを採用して1968年に登場したメルセデス ベンツ W114/W115 はコンパクト メルセデスと呼ばれました。コンパクトとは上級車のSクラスに比べるとコンパクトであるという意味で、現在のEクラスの元祖となった車でした。また1968年に発売されたことから200/8などモデル名の末尾に/8を付けた表記がされるので、/8(ドイツ語でStrich 8 英語ではStroke 8)という名前で呼ばれることもあります。テールフィンが付いたW110系よりもシンプルでセンスの良いデザインは、新しいメルセデス ベンツを印象付けるデザインでした。

 

 当初のW114は6気筒2.3L(120HP)/2.5Lエンジン、W115は4気筒2L(95HP)/2.2Lエンジン又は4気筒2L/2.2Lディーゼルエンジンを搭載していました。1972年にW114に6気筒2.8Lエンジン、1974年にW115に世界初の5気筒3L(80HP)ディーゼルエンジンが追加されました。1968年にロングホイールベース仕様セダン、1969年にホイールベースはそのままで屋根をハードトップに変えたスポーティな2ドアクーペが追加されました。1973年のマイナーチェンジで内外装が変更され、ヘッドライトワイパーや表面が凸凹形状のリアライトなどSクラスに準じた安全装備が採用されました。W114/W115は大ヒットし総生産台数は約190万台で同社として初めて100万台を超えました。1976年に後継車W123にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1996年に発売されたドイツのファラー(FALLER)製です。プラスチック製でディーゼル仕様の220Dをモデル化しています。ファラーは鉄道模型ジオラマ用のアクセサリーや建築物などのプラモデルで有名な老舗ブランドです。同社は「Memory Cars」という名前でメルセデス ベンツとフォルクスワーゲン ビートルの1/43のミニカー(プラモデル完成品)を20種類ほど販売していたことがありました。(これ以外のファラーのミニカー → 220S (W180)220SE カブリオレ (W111)) プラモデル完成品で塗装はされていませんが、フロントグリルや室内などの細かいところまで良く再現され非常に良い出来ばえです。変形等の問題がないプラスチック(ABS樹脂)を使っているようで、このミニカーは購入後20年以上経過していますが、変形等の問題は発生していません。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 220D (W115) 1
MERCEDES-BENZ 220D (W115) 2

 メルセデス ベンツ W114/W115の当時物ミニカーはサブロン、メルクリン、ジクの1/60、シュコーの1/66などがあり、最近の物ではミニチャンプス、ブレキナとヘルパの1/87、イクソのロングホイールベース仕様、ホワイトボックスなどがあります。以下は1971年頃に発売されたベルギーのサブロン製の当時物 メルセデス ベンツ 200/8 セダン (1/43 型番14)の画像です。サブロンは米澤玩具(ダイヤペット)が代理店として輸入し、国内でダイヤペット サブロンとして販売していました。ドア4枚/ボンネット/トランクが開閉するフルギミックが売り物のミニカーで、プロポーションが良く当時のミニカーとしては結構良い出来ばえでした。ただしサブロンのミニカーはタイヤがホイールを溶かすという問題があったことで有名で、このミニカーもオリジナルのホイールは溶けてしまいました。コンパクト メルセデス 初代の当時物ミニカーは貴重でしたので、このミニカーはタイヤとホイールを別のミニカーの物に履き替えて再生させました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 220/8 (W115) 3
MERCEDES-BENZ 220/8 (W115) 4

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 220/8 (W115) 3
MERCEDES-BENZ 220/8 (W115) 4

 以下は1969年に発売されたメルクリン製の当時物 メルセデス ベンツ 250 (W114) セダン(1/43 型番1817)の画像です。メルクリンは鉄道模型の老舗ですが、かつてはダイキャスト製ミニカーも作っていました。メルクリン製ミニカーはシャープなモールドの独特の作風で、このベンツはプロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されています。ボンネット/4ドア/トランクが開閉するフルギミック付きです。特に4ドア開閉ギミックは前ドアを閉じた状態で後ろドアを開けることができるのは優れた構造です。このサイズのミニカーで4ドア開閉させるのはヒンジの取り付けの関係で実現が難しく、通常は前ドアを開かないと後ろドアが開かない構造になっているのですが、メルクリンは小さな板バネのヒンジでそれを解決しています。当時流行りだったフリーホイールが採用されています。なおヘッドライトが接着剤の劣化で外れかかっているので、やや見苦しい状態になっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 250 (W114) 1
MERCEDES-BENZ 250 (W114) 2

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 250 (W114) 1
MERCEDES-BENZ 250 (W114) 2

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MERCEDES-BENZ 300SEL 6.3 (W109) 1968 GERMANY

MERCEDES-BENZ 300SEL 6.3 (W109)
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MERCEDES-BENZ 300SEL 6.3 (W109)


MINICHAMPS 430039102 1/43 117㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.81m エンジン 変速機: V型8気筒 6.3L 250HP 4段自動変速
性能: 最高速220km/h  データーベースでメルセデス ベンツ W108/W109のミニカー検索

メルセデス ベンツ 300SEL 6.3  (W109) ドイツ 1968年

 

 メルセデス ベンツ 300SEL(W109)は前述した300SE(W108)のロングホイールベース版で、全長が100㎜長くなっていました。通常の300SELに搭載されるエンジンは6気筒3Lでしたが、1961年に登場した300SEL 6.3は最上級車600(W100)用のV型8気筒6.3L(250HP)エンジンを搭載した特別な高性能車でした。0-100km/h加速 6.3秒 最高速220km/hは当時の並のスポーツカーを凌ぐ性能で、当時最速の量産セダンでした。300SEL 6.3はヘッドライトが北米仕様のデュアルヘッドライトとなっている点が外観上の違いで、車高調整式エアサスペンション、エアコン、パワステが標準装備の豪華仕様で、全輪ベンチレーティド ディスクブレーキが採用されていました。

 

 300SEL 6.3はチューナーのAMGによって6.8Lエンジンを搭載したレース仕様車が製作されました。600(W100)用V型8気筒エンジンの生産台数は限られていたので、1969年にアメリカ市場向けに新しいV型8気筒エンジンが開発されました。V型8気筒3.5L(200HP)エンジンは300SEL 3.5に、1971年にV型8気筒4.5L(225HP)が300SEL 4.5に搭載されました。このエンジンは前述した280SEL(W108)にも搭載されました。300SEL 6.3は1972年まで生産され、総生産台数は約6500台でした。

 

 

 ミニカーは2001年に発売されたミニチャンプス製です。ミニチャンプスらしいうまい造形で、特徴的なデュアルヘッドライトのフロント周りがリアルで、室内も良く再現されていてかなり良い出来ばえです。メルセデス ベンツやポルシェを作らせるとミニチャンプスはセンスの良い仕事をしますが、イタリア車やフランス車はそれほど得意ではありません。(お国柄が関係するようで、どのブランドも自国の自動車をモデル化するのが得意です) ミニチャンプスはバリエーションでレース仕様車やドイツ首相公用車もモデル化しています。300SEL 6.3の当時物ミニカーはありませんでした。最近の物ではオートアートの1/18、シュコーのレース仕様などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 300SEL 6.3 (W109) 1
MERCEDES-BENZ 300SEL 6.3 (W109) 2

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BMW 2800CS (E9) 1968 GERMANY

BMW 2800CS (E9)
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BMW 2800CS (E9)


MARKLIN 1804 1/43 108㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.7m エンジン 変速機: 6気筒 2.8L 170HP 4段変速
性能: 最高速210km/h  データーベースでBMW E3/E9系のミニカー検索

BMW 2800CS (E9) ドイツ 1968年

 

 BMWは上述した2000よりさらに上級の6気筒2.5L/2.8Lエンジンを搭載したセダン 2500/2800(E3系)を1968年に登場させました。ボディは6気筒エンジンを搭載するためにフロント部分が長くなり、ヘッドライトが横長角形から一般的な丸形4灯式に変更されました。この6気筒エンジンを搭載したクーペ 2800CS(E9系)も同じ年に登場しました。このE3/E9系の6気筒エンジンは卓越した静粛性とスムーズな吹上がりから「シルキー シックス」と呼ばれました。

 

 1971年にはより高性能な3L(180HP)エンジンを搭載する3.0S、燃料噴射式3L(200HP)エンジンを搭載する3.0 Siが追加されました。1973年には3.3L(190HP)エンジンを搭載しホイールベースを100㎜延長した最上級仕様の3.3Lも設定されました。また3Lエンジンを搭載しボディを軽量化したレース仕様のクーペ 3.0 CSLはレースで大活躍しました。E3系は高性能高級車を得意とするメルセデス ベンツに対抗するために開発され、その対抗馬としての地位を確立し、1977年には7シリーズに発展しました。このE3/E9系がノイエ クラッセ シリーズ(新しいクラス)の最終的な発展型でした。

 

 

 ミニカーは1971年に発売されたメルクリン製の当時物です。メルクリンは鉄道模型の老舗メーカーで、1950-1970年代にはダイキャスト製ミニカーも作っていました。ホイールが走行性を重視したフリーホイールになっていることがやや残念ですが、デフォルメが巧みで実車の雰囲気をうまく再現した良い出来ばえです。(室内の造形はやや物足りないレベルですが) ドア/ボンネット/トランクが開閉するフルギミック付きで、この開閉ギミックはヒンジ部に板バネを使うことで閉じたときの立付けが良くメリハリの付いた開閉動作を実現していました。メルクリンは2500 セダン(E3系)もモデル化していました。E3系の当時物ミニカーはシュコーの1/66、当時物以外ではシュコー、ブレキナの1/87、NEO(レジン製)などがあります。また3.0CSL(E9系)はレース仕様も含めてソリド、ミニチャンプス、オートアートの1/18、スパーク(レジン製)などたくさんあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 2800CS 1
BMW 2800CS 2

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