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ホンダ シビック FD型 日本 2006年
2005年にホンダ シビック 8代目(FD型)が登場しました。外観は先代(EG型)をスマートにしたデザインになりました。先代は下級車フィットとユーザー層が被ったことで販売が低迷したことから、シビックは車幅が拡大され3ナンバー規格になりました。国内は5ドアハッチバックがなくなり4ドアセダンのみとなり、従来の4ドアセダンであったフェリオという名前がなくなりました。アメリカ向けには2ドアクーペ、欧州向けには3/5ドアハッチバックがありました。当初のエンジンは4気筒1.8L(140HP)を横置き搭載し、4WD仕様がなくなり前輪駆動だけとなりました。
2006年にDOHC 4気筒2L(155HP)エンジンが追加されました。2007年に4ドアセダンにDOHC 4気筒2L(225HP)エンジンとスポーツサスペンションを搭載したタイプ R (FD2)が追加されました。2008年のマイナーチェンジでフロントグリル/バンパー、リアライトの意匠が変更されました。2009年に欧州仕様の3ドアハッチバックのタイプ R 日本仕様(FN2)が限定販売されました。2010年に国内仕様のシビックの販売が終了しました。2011年にシビック 9代目(FB型)が北米で発表されましたが、国内ではフィット 3代目と競合する関係で販売されず2014年にセダンがグレイスという別の名前で販売されました。2015年にシビック 10代目(FC/FK型)が登場し、2017年に国内仕様のシビックが復活しました。(実車画像→ ホンダ シビック 10代目(FC型))
ミニカーは2013年に発売された国産名車コレクション製でメーカーはイクソです。イクソはプレミアムX ブランドでシビック (FD)をモデル化していますので、これはそれの廉価版となります。プロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されていてなかなかの良い出来ばえです。室内もそこそこ再現されていますが、安価な雑誌付きミニカーですのでインパネのメーター印刷は省かれています。同じ型を使った色違いがFIRST43ブランドでも販売されています。これ以外のシビック 8代目のミニカーはタイプ Rばかりですが、トミカとトミカ リミッテドのタイプ R、エブロのタイプ R(FD)と欧州仕様 タイプ R(FN2)、WIT'S(レジン製)のタイプ R、MARK43(レジン製)のタイプ R、ホビー ジャパンのタイプ R 1/64などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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イスズ エルフ パン トラック スムーサーEX 日本 2006年
1959年にキャブオーバー式トラックのイスズ エルフ 初代が登場しました。当初は4気筒1.5L(60HP)ガソリンエンジンを搭載し、1960年に4気筒2Lディーゼルエンジンが追加されました。1965年に4灯式ヘッドライトに変更されました。
1968年にエルフ 2代目が登場しました。エンジンは2.2Lガソリン/2Lディーゼルなどを搭載していました。1972年に日本初の前輪駆動トラック エルフ マイパックが追加されました。
1975年 エルフ 3代目 登場
1984年 エルフ 4代目 登場
1993年 エルフ 5代目 登場
2006年 エルフ 6代目 登場
エルフ 6代目は縦長で吊り上がった角型4灯式ヘッドライトが特徴的なデザインです。このデザインは2006年グッドデザイン賞を受賞しています。エンジンはインタークーラー付ターボディーゼルで、1.5-3.5tクラスは3L(110-150HP)、4t以上は5.2L(155HP)を搭載しています。ボディ横幅の異なる標準キャブ、ハイキャブ、ワイドキャブがあり、荷台の大きさも標準ボディの3.2mから超ロングボディの5mまでバリエーションがあります。
ミニカーはディーラー向け販促品として作られたもので、エルフ 6代目のハイキャブ ロングボディのバンをモデル化しています。非売品だと思われますが、2012年頃にちょっとしたつてを使って入手しました。メーカーはトラックなどのミニカーを手掛けているSHANGJIA MODEL(中国メーカー)です。(参照WEBサイトSHANGJIA MODEL) 縮尺1/43でプロモーションモデル的なリアルな作風でかなり良い出来ばえです。(タイヤ径が少し小さいので、そこはアンバランスな感じですが) サイドミラーが柔らかい樹脂製で壊れないように配慮してある点は好感がもてる設計です。なお車名のスムーサーEXとはエルフ 6代目から採用されたクラッチ操作を自動化したイスズ製自動変速機の名前です。エルフ 6代目のミニカーは京商の清掃車 1/43、トミカが数種類、TINYの数種類などがあります。なお当方のデーターベースによるとエルフのミニカーはトミカが多いのですが、初代から6代目までだいたい揃っているようです。 以下はフロント/キャブ部分の拡大画像と荷台/リアゲート開閉動作の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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日産 デュアリス 日本 2007年
2007年に日産 デュアリスが登場しました。デュアリスはパルサーの欧州仕様車アルメーラ(ALMERA)を後継する小型SUVで、欧州ではキャシュカイ(QASHQAI)の名前で2006年から販売されました。外観は日産デザイン ヨーロッパが担当した欧州風のセンスの良いデザインでした。エクストレイルと同じプラットフォームを使う前輪駆動/フルタイム4WD車で、エンジンはDOHC4気筒11.6L/2Lと4気筒1.5L/2Lディーゼルエンジンを搭載していました。なおデュアリスとは英語のDUAL(2重)に由来し市街地/アウトドアの両方で使えるという意味で、キャシュカイはイランの遊牧民「Qashqai族」に由来する名前だそうです。
2007年にキャシュカイの北米仕様として全長を4.65mに伸ばして4気筒2.5Lエンジンを搭載したローグ(ROGUE)が登場しました。ローグは2列シートの5人乗りでしたが、欧州では3列シートの7人乗りとしたキャシュカイ+2として2008年から販売されました。 (実車画像→ 日産 キャシュカイ+2 2008) 2010年のマイナーチェンジでフロントグリル意匠など内外装が変更されました。2014年にデュアリスの国内販売が終了し、兄弟車のエクストレイルに統合され名前が消えました。2014年に欧州ではキャシュカイ 2代目が登場しました。
以下は2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製です。デュアリスの初期型をモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソは京商 Jコレクション ブランドのOEMでデュアリス(型番JC50001)をモデル化していますのでそれを流用しています。特徴のあるフロントグリル/スタイリッシュなボディがうまく再現され、実車の雰囲気が良く再現されています。安価な雑誌付きミニカーですのでコストダウンで室内の仕上げなどを少し簡素化していますが、グラスサンルーフ仕様で良く見える内装はそこそこリアルに仕上げてあります。これ以外のデュアリスのミニカーは、上述した京商 Jコレクション、イクソの別ブランドのトリプル9、オックスフォードの欧州仕様のキャシュカイ 1/76などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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日産 スカイライン クーペ V36型 日本 2007年
2006年に日産 スカイライン 12代目(V36型)が登場しました。外観は先代(V35)のフロントグリルと丸型リアライトを継承し、車幅が拡大されよりワイドなスタイルとなりました。先代はインフィニティのGシリーズとして北米市場で販売され評価が高かったので、北米市場を重視した新設計の高剛性/軽量化されたプラットフォームが採用されました。DOHC V型6気筒2.5L/DOHC 3.5L(315HP)エンジンを搭載する後輪駆動/4WD車でした。当初はセダンのみで、クーペは先代が併売されましたが、2007年にクーペもV36型にモデルチェンジしました。(クーペは全長が100㎜ほど小さい)
2008年にV型6気筒/3.7L(330HP)エンジンとそのエンジンに7段自動変速機が追加されました。2009年に派生車としてSUVタイプのスカイライン クロスオーバー(北米ではインフィニティ EX)が登場しました。2010年のマイナーチェンジで後期型となり、ヘッドライト/フロントグリルと前後バンパーの意匠が変更されました。2013年に北米で新型のインフィニティ Q50が登場し、国内では2014年にスカイライン 13代目(V37)として登場しましたが、国内版はハイブリッドだけとなりました。(実車画像→ 日産 スカイライン 2014)
ミニカーは2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製です。スカイライン 12代目 クーペ 370GTをモデル化しています。日産名車コレクションの初期物はノレブ製でしたが、これはイクソ製です。イクソはOEMで京商 Jコレクションのスカイライン クーペ (V36) (型番JC48003)を製造していますので、それを流用しています。プロポーションが良く、フロントグリル/ヘッドライトやホイールがリアルで、実車がうまく再現されています。安価な雑誌付きミニカーながら、室内のインパネのメーター類が印刷されているなど結構リアルに再現しています。これ以外のスカイライン 12代目のミニカーは京商 Jコレクションのセダンとクーペ、トミカのセダンとクロスオーバー 1/62、RAI'Sのポリス仕様、WIT'S(レジン製)のクーペなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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日産 GT-R R35型 ブラック エディション 日本 2007年
日産の人気車種であったスカイライン GT-R (R34)の実質的な後継車として、スカイラインの名前を外したGT-R (R35)が2007年に登場しました。外観は独立したトランクを持つ4人乗りの2ドアクーペで、丸形4灯式リアライトなど従来のスカイライン GT-Rのイメージを継承していました。当初はスカイライン系プラットフォームをベースにした開発が行われましたが、2004年からは専用プラットフォームの採用が決まり、2005年にプロトタイプのGT-Rプロトが公開されました。(実車画像→ 日産 GT-Rプロト 2005)
専用プラットフォームはエンジンを前方に搭載しデュアルクラッチ変速機とリアデフ、さらに4WDなので駆動力を前後輪に分配するトランスファーも一体化して後輪部分に配置するトランスアクスル方式です。このエンジンとトランスミッションをつなぐトルクチューブを持たない世界初の独立型トランスアクスル4WD構造で前後重量配分を最適化しているのがGT-Rの最大の技術的特徴です。DOHC V型6気筒3.8Lターボ(480HP)エンジンが搭載され、マニュアル変速はなく6段DCT自動変速で路面状況に応じて変速モードを変更できます。スーパーカー並みに高性能ですが、エアコンやオーディオを装備しある程度の実用性もあり、運転技術に関係なくスーパーカーの魅力を感じることができるそうです。(当初のベース価格は777万円で今はもっと高いので買える人は限られますが)
GT-Rは毎年変更を加えるモデルイヤー制を採用しているので、中身は毎年変化しています。エンジンは徐々にパワーアップされて2017年は570HPになっています。外観も2010年、2013年、2017年のマイナーチェンジでフロント/リア周りの意匠が変更されています。2009年に2人乗りでレース仕様のチューニングをした特別仕様車のスペック V、2010年に内装を豪華にした上級仕様のエゴイスト、2014年にエンジンを600HPにパワーアップし足回りを固めたニスモ仕様などが設定されました。モータースポーツでは2008年からスーパーGTのGT500クラスにGT-R レース仕様車が参戦して活躍しています。
ミニカーは2008年に発売されたエブロ製の当時物です。日産 GT-R (R35)の初期型で専用の内装色が選択できたブラックエディションをモデル化しています。エブロらしいリアルな造形でとても良く出来ています。ホイールや室内(特に赤いラインの付いたバケットシート)などの細部も良く再現されています。GT-R (R35)のミニカーはレース仕様車も含めると約1000種類ほどもあり、同一車種としては今までで一番多くミニカー化されていると思われます。(この状況は少しやり過ぎだと思いますが) 主な物としてはトミカ、トミカ リミッテド、オートアートの1/18、エブロのレース仕様、アイドロン(レジン製)、IDEA(レジン製)の1/18、イグニッションモデル(レジン製)の1/43と1/18、京商の1/43と1/64などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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