ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

NISSAN MARCH 2002 JAPAN

NISSAN MARCH
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN MARCH


J-COLLECTION JC18033P 1/43 87mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.7m 全幅約1.67m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.4L 98HP 5段変速/4段自動変速  FF/4WD
性能: 最高速172km/h  データーベースで日産 マーチのミニカー検索

日産 マーチ 日本 2002年

 

 2002年に日産 マーチ 3代目が登場しました。高い位置にある丸いヘッドライトと小さなフロントグリルによる愛嬌のある顔つきが特徴で、全体的に丸みの付いたデザインに変わりました。3/5ドアハッチバックのボディは先代より前後のオーバーハングを短くして室内を広くしていましたが、丸みの付いたキャビンは居住空間的にはやや不利なデザインでした。ルノーと共同開発したプラットフォームを採用していたので、ルノー クリオ IIIとは兄弟車でした。新開発のDOHC 4気筒1L/1.2L/1.4L(98HP)エンジンを搭載する前輪駆動車で、後輪を電気モーターで駆動する4WD仕様 e-4WDもありました。

 

 2003年に1Lエンジンの設定がなくなり、チューンした1.2L(108HP)エンジンを搭載し専用サスペンションやエアロパーツを装備したスポーツ仕様の12SRが設定されました。2005年のマイナーチェンジで3ドアが廃止され、DOHC 4気筒1.5Lエンジンが追加されました。(この1.5Lエンジンのスポーツ仕様 15SRも設定されました) 2007年にマーチの欧州仕様であるマイクラのカブリオレ マイクラ C+Cが国内で限定販売されました。(実車画像→ マイクラ C+C 2007) 2010年にマーチ 4代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ 日産 マーチ 2010) 

 

 

 ミニカーは2002年に発売された京商 Jコレクション製の当時物です。特徴的なフロントの顔付きや丸いボディがうまく再現されていてかなり良い出来ばえです。室内などの細部も良く仕上げられています。京商はスポーツ仕様の12SR/15SRもモデル化しています。これ以外のマーチ 3代目のミニカーはトミカの1/58、トミーテックの1/150、Mテックカプセルの1/72、RAI'Sのポリス仕様、コナミの1/64、日産名車コレクションなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN MARCH 1
NISSAN MARCH 2

 以下は2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクションの日産 マーチ 2003 (1/43 No.48)の画像です。メーカーはイクソで、イクソは上記の京商 JコレクションをOEMで製作しているので、これはその型を流用した廉価版です。安価な雑誌付きミニカーですので、室内の仕上げレベルを簡素化してコストダウンしています。またこの個体だけの問題かもしれませんが、下地処理が悪いのか? 塗装状態があまり芳しくありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN MARCH 3
NISSAN MARCH 4

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NISSAN CUBE 2002 JAPAN

NISSAN CUBE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CUBE


KYOSHO J-COLLECTION JC20039B 1/43 87mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.75m 全幅約1.67m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.4L 98HP 4段自動変速 (FF/4WD)
性能: 最高速 不明(140km/h?)  データーベースで日産 キューブのミニカー検索

日産 キューブ 日本 2002年

 

 1993年に発売されたスズキ ワゴンRが大ヒットし、車高の高い軽ワゴン「トールワゴン」のブームを引き起こしました。その流れは小型車にも波及し1996年にホンダ SM-X、1998年に日産 キューブ、2000年にトヨタ bBなどが登場しました。日産 キューブは日産 マーチをベースにして車高を上げた小型ミニバンで、広々とした室内が特長でした。デザインは丸みの付いたマーチとは異なり、キューブという名前が示すように角ばった箱型でした。DOHC 4気筒1.3L(82HP)エンジンを搭載する前輪駆動車で変速機は4段自動/CVT、1999年のマイナーチェンジでフルタイム4WD仕様が追加されました。当時若年層の間でミニバンをカスタムカーとして改造することが流行り、同クラスに競合する車がなかったこともあって、キューブは大ヒットしました。(実車画像→ 日産 キューブ 1998)

 

 2002年にキューブ 2代目が登場しました。先代のコンセプトを継承し、箱型ボディに左右非対称のリアウィンドーを持つ極めて個性的なデザインが特徴でした。DOHC 4気筒1.4L(98HP)エンジンを搭載し、変速機は4段自動/CVT、前輪駆動と後輪を電気モーターで駆動するe-4WDがありました。2002年に派生車としてホイールベース/全長(3.9m)を拡大した3列シート7人乗りのキューブ キュービックが登場しました。2005年のマイナーチェンジでフロントグリルやテールライトの意匠が変更され1.5L(109HP)エンジンが追加され、2007年のマイナーチェンジでフロントの意匠が変更されました。キューブ 2代目も大ヒットして2008年に3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ 日産 キューブ 2008)

 

 

 ミニカーは2002年に発売された京商 Jコレクション製の当時物です。キューブ 2代目 初期型をモデル化しています。プロポーションが正確で箱型ボディがうまく再現され、当時のミニカーとして良い出来ばえでした。特徴的なフロントグリルや室内などの細部も良く再現されています。Jコレクション以外のキューブ 2代目のミニカーはMテック カプセルの当時物 1/72、日産名車コレクションと国産名車コレクション、FIRST43(レジン製)などがあります。なおキューブ 初代の量産ミニカーは2022年現在でもないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN CUBE 1
NISSAN CUBE 2

 以下は2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製の日産 キューブ 2003 (1/43 No.56)の画像です。メーカーはイクソで、2000年以降に京商 Jコレクションのミニカーはイクソ系の工場で製作していたようなので、これは上記のJコレクション製を流用したものです。安価な雑誌付きミニカーですので、リアウィンドーを変更し室内の仕上げレベルを少し落としてコストダウンしていますが、基本的にはJコレクション製と同じ出来ばえです。ほとんど同じ物が国産名車コレクションのNo.157でも発売されました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CUBE 3
NISSAN CUBE 4

 以下は日産名車コレクションのフロント/リアの拡大画像と国産名車コレクション製の日産 キューブ 2003 (1/43 No.157)と並べてみた画像です。日産名車コレクションと国産名車コレクションの日産 キューブは全く同じというわけではなく、カラーリングは同じメタリック青ながら微妙に色合いが異なっています。また屋根のアンテナのパーツが変更されています。さらにこの2台を並べて初めて気づいたのですが、この2台にはもう一ヶ所違いがあります。それは右側サイドウィンドーで、右側の日産名車コレクションは左右を誤組付けしているので、正しく組み付けてある左側の国産名車コレクションとサイドウィンドーの形状が異なっています。この類の廉価版ミニカーにはたまにこのような組付けミスがありますが、値段が安いミニカーですので、私はこの程度のミスに目くじら立てることはありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CUBE 5
NISSAN CUBE 6

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NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33) 2002 JAPAN

NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33)


J-COLLECTION JC13013S 1/43 101㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.31m 全幅約1.82m エンジン 変速機: V型6気筒 3.5L ターボ 280HP 6段変速/5段自動変速
性能: 最高速250km/h (輸出仕様 リミッター付)  データーベースでフェアレディ Z Z33型のミニカー検索

日産 フェアレディ Z クーペ Z33型 日本 2002年

 

 2002年にフェアレディ Z 5代目 Z33型が登場しました。バブル景気の崩壊で開発が中断された為、先代が生産中止された2年後の登場となりました。1969年に発表された初代(S30型)のイメージが感じられる240Z コンセプトをベースにして、現代風にアレンジしたデザインとなりました。(実車画像→ 日産 240Z コンセプト) このデザインは当時としてはトップクラスの空力性能だったようです。先代まで続いたロングホイールベースの2by2の設定がなくなり、2シーターだけとなりました。元々2by2はアメリカ市場の要望で設定されたものでしたが、その需要はアメリカに輸出されることになったスカイライン クーペ V36型(アメリカではインフィニティ G35 クーペ)が担うことになりました。2003年には電動開閉式ソフトトップを備えたオープンのロードスターが追加されました。

 

 エンジンはV型6気筒3.5Lターボ(280HP)で、国外では350Zの名前で販売されました。2005年のマイナーチェンジで、フロントバンパー/ライトのデザインが変更され、テールライトがLED化されました。2007年にはエンジンがスカイライン(V36)用のV型6気筒3.5に変更され、313HPにパワーアップされました。同時期に高性能版のニスモ バージョンも追加され、さらにエンジンを3.8L(350HP)にパワーアップしたレース仕様に近い380RSも限定生産されました。2008年にフェアレディ Z 6代目(Z34)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2005年に発売された京商のJコレクション製です。プロポーションが良く、実車の雰囲気が良く再現されています。灯火類、インパネのメータ、シートが彩色された内装など細かいところも良く出来ています。京商は1/43と1/64でロードスターやレース仕様もモデル化しています。京商以外のZ33型のミニカーはトミカのクーペ/レース仕様、オートアートの1/18(クーペ/ロードスター/レース仕様)、エブロのクーペ/レース仕様、リアルXの1/72などたくさんあります。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33) 1
NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33) 2

 以下は2004年に発売された京商のJコレクション製の日産 フェアレディ Z ロードスター(1/43 型番JC13078B)の画像です。上記のバリエーションでオープン仕様のロードスターをモデル化しています。ソフトトップが付属しているので、ソフトトップを閉じた状態にもできます。以下の側面画像でソフトトップを付けた状態も表示されます。オープンカーですので内装の仕上げが良く見えます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 1
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 3
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 4

 以下は2011年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製の日産 フェアレディ Z ロードスター (1/43 No.155)の画像です。メーカーはイクソです。上記の京商製と見比べると、同じ物の色違いであることが分かります。京商のJコレクションはイクソがOEM製造していたので、これはJコレクションを流用した廉価版です。安価な雑誌付ミニカーですので、コストダウンで室内の仕上げレベルが少し簡素化され、ソフトトップが付属していません。ただしそれ以外はJコレクションと同じです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 5
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 6

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NISSAN ELGRAND 2002 JAPAN

NISSAN ELGRAND
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN ELGRAND


J-COLLECTION JC16044K 1/43 113mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.84m 全幅約1.8m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3.5L 240HP 5段自動変速  FR/4WD
性能: 最高速180km/h (リミッター制限)  データーベースで日産 エルグランドのミニカー検索

日産 エルグランド 日本 2002年

 

 2002年に日産 エルグランド 2代目が登場しました。上下2段に分かれたフロントグリルとヘッドライトが外観の特徴で、全体的に重厚さが増しました。ボディが少し拡大されて室内が広くなり居住性が向上し、スライドドアが両側に設定されました。先代のプラットフォームを改良して、後輪サスペンションが独立懸架になり4輪ディスクブレーキが採用されました。当初のエンジンはDOHC V型6気筒3.5L(240HP)だけで、エンジンを縦置き配置する後輪駆動/フルタイム4WD車でした。後輪駆動車でしたので走行性能的には有利でしたが、室内の床を低くすることが難しかしいといったデメリットがありました。

 

 2004年のマイナーチェンジでフロント/リアの意匠を変更し、DOHC V型6気筒2.5L(186HP)エンジンが追加されました。2007年のマイナーチェンジで市販車初のアラウンドビューモニター(ボディに付けたカメラで車体を上から見たような画像を表示して駐車をアシストする)が装備されました。大ヒットしたエルグランド 初代に対抗してトヨタ アルファード 初代が2002年に登場しました。アルファードには経済的な2.4Lエンジンがあり、前輪駆動だったので低床化されていました。当初は3.5Lエンジンしかなかったエルグランドは販売面で苦戦し、ミニバンのベストセラーの地位を明け渡すことになりました。2010年に前輪駆動を採用したエルグランド 3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ 日産 エルグランド 2010)

 

 

 ミニカーは2003年に発売された京商 Jコレクション製の当時物です。エルグランド 2代目 初期型をモデル化しています。プロポーションが良く特徴的なフロントグリル周りの造形がうまく再現され、当時のミニカーとして良い出来ばえでした。灯火類や室内などの細部も良く再現されています。Jコレクション以外のエルグランド 2代目のミニカーはアオシマのエアロパーツをつけたケンスタイル仕様、トミーテックの1/150、CARNELの消防車、RAI'Sのポリス仕様、日産名車コレクションなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN ELGRAND 1
NISSAN ELGRAND 2

 以下は2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクションの日産 エルグランド (1/43 No52)の画像です。最初のマイナーチェンジ後の2004年式をモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソは上記のJコレクション製のエルグランドをOEM生産していたので、その型を流用しています。ただしマイナーチェンジで変更されたフロントグリル/バンパーやリアパネル部分が変更されています。またよく見ると室内のインパネも変更されていて、こちらの方がカーナビの画面が大きく3D地図らしきものが表示されています。さらにドアミラーにはウインカーが追加されています。安価な雑誌付きミニカーの場合、室内は彩色されていない物が多いのですが、これはかなりきれいに仕上げてあります。ここまでコストをかけて年式の違いをきちんと再現しているのは、日産名車コレクション以外のブランドから要求があったからでしょう。(製作時期から考えるとRAI'Sのポリス用ではないかと推察します) その要求に対応して型を変更して製作した物があり、日産名車コレクションではそれを流用したのでしょう。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN ELGRAND 1
NISSAN ELGRAND 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN ELGRAND 1
NISSAN ELGRAND 2

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NISSAN CARAVAN (E25) 2002 JAPAN

NISSAN CARAVAN (E25)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CARAVAN (E25)


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) No.312 1/43 109㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.69m エンジン 変速機: 4気筒3L 直噴ディーゼルターボ 121HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速 不祥  データーベースで日産 キャラバン/ホーミーのミニカー検索

日産 キャラバン (E25型) 日本 2002年

 

 1986年に日産 キャラバン 3代目(E24)が登場しました。外観は キャラバン 2代目/ホーミー 3代目(E23型)を踏襲していました。乗用車仕様のコーチと商用バンがありました。ロングボディの商用バンには荷室左側窓をを大型化した「ビックリウィンドウー」と呼ばれた変わったデザインのモデルがありました。当初は4気筒2Lガソリンと4気筒2Lディーゼルターボ/2.3Lディーゼルエンジンを搭載していました。その後エンジンの追加や意匠変更などのマイナーチェンジが行われ、1997年に乗用車仕様のキャラバン エルグランドとホーミー エルグランドが登場しました。1999年にホーミーはキャラバンに統合され、乗用車仕様はエルグランドの名前で独立し、以後キャラバンは商用及びマイクロバスのみとなりました。 (実車画像→ 日産 キャラバン 1986) (実車画像→ 日産 キャラバン ビックリウィンドウー 1986)

 

 日産 キャラバン 4代目(E25)が2001年に登場しました。商用バンとマイクロバスのみとなり、ロングボディ/スーパーロングボディがありました。エンジンはDOHC 4気筒2L/2.4Lと4気筒3L(105HP)直噴ディーゼルが搭載されました。2002年に4気筒3L(121HP)直噴ディーゼルターボ(インタークーラー付)エンジンが追加されました。2005年のマイナーチェンジで後期型となり内外装が変更され、乗用車仕様の8人乗りのシルクロードが追加されました。2005年のマイナーチェンジでフロントグリル/ヘッドライトなどの意匠が変更されました。その後も仕様変更が行われ、2012年にキャラバン 5代目がNV350 キャラバンとして登場しました。(実車画像→ 日産 NV350 キャラバン 2012)

 

 

 ミニカーは2017年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。リアゲートに3.0Di INTERCOOLERと表示されているので3Lディーゼルターボエンジン搭載のロングボディ バンをモデル化しています。ミニカーのケースの台座には2006と表示されていますが、ヘッドライトやフェンダーミラーの形状などから、前期型でエンジンが3.0Diとなった2002年式をモデル化していると判断しました。メーカーはイクソでミニカーの底板にJ-COLLECTIONと表示されているので、イクソがOEM生産している京商 Jコレクションのキャラバン (E25) 2005 (型番JCP80001)の型を流用しています。

 そのJコレクションのキャラバンは2005年のマイナーチェンジ後の後期型をモデル化しているので、この国産名車コレクションのキャラバン(2002年式)とはフロントグリル、バンパーの色、ホイール、ドアミラーなどが違っています。Jコレクションのミニカーはいずれも出来が良いので、それをベースにして仕上げを簡素化したこの国産名車コレクションのキャラバンもドアミラー/フェンダーミラー/リアアンダーミラーが再現されていてなかなかの良い出来ばえです。またそのミラーが簡単に壊れないよう軟かい樹脂で成型されているのは良い設計です。これ以外のキャラバン 4代目のミニカーは前述したJコレクションの後期型、RAI'Sのポリス仕様があります。(これもJコレクションがベースと思われます) 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN CARAVAN 1
NISSAN CARAVAN 2

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