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メルセデス ベンツ SLK 350 (R171) ドイツ 2005年
メルセデス ベンツ SLKクラスの2代目(R171)が2004年に登場しました。基本的なデザインは初代とほとんど同じですが、ノーズ先端にスリーポインテッド スターのエンブレムをあしらったSLR マクラーレンと同じようなフロントグリルに変わりました。電動格納式のルーフはリアウインドーがトランク内で回転して収納されるように改良され、ルーフ格納時のトランク容量が増えました。
エンジンはDOHC 4気筒1.8L(163-184HP)スーパーチャージャー、DOHC V型6気筒3.5L(231-305HP)とAMG仕様のV型8気筒5.5L(360-400HP)があり、売れ筋の4気筒から高性能なAMG仕様まで幅広いラインアップが揃っていました。2008年のマイナーチェンジで、前後バンパーの形状が少し変更されました。2011年にSLKクラス 3代目(R172)にモデルチェンジし、SLR マクラーレンの後継車SLS AMG(C197)と同じようなフロントグリルに変わりました。(実車画像→ 3代目(R172))
ミニカーは2015年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで、元々はフランスのミニカー付雑誌「メルセデス ベンツ コレクション」のNo.30として2008年頃に作られたミニカーを流用しています。雑誌付きの安価なミニカーですが、特徴的なフロント周りの造形や室内の造形も無彩色ですがそこそこ良く再現されています。値段(約2000円)を考えるとお買い得のミニカーです。これ以外のSLKクラス 2代目のミニカーは、ミニチャンプス、シュコー、ヘルパの1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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メルセデス ベンツ B クラス (W245) ドイツ 2005年
メルセデス ベンツ AクラスとCクラスの間を埋めるBクラス(W245)の初代が2005年に登場しました。メルセデス ベンツはこの車を「コンパクト スポーツツアラー」と称していましたが、フォルクスワーゲン ゴルフと同じクラスの前輪駆動方式の5ドアハッチバック車でデザイン的にも似ていました。プラットフォームは2代目Aクラス(W169)と共用でしたので、ドライブトレーンとキャビン部の2階建て構造となっていました。エンジンやサスペンションもAクラスと同じでしたが、ホイールベースは延長されていてボディも一回り大きくなっていました。
エンジンは4気筒1.5L(106HP)/1.7L(116HP)/2L(136HP ターボ仕様193HP)と4気筒2Lディーゼル(140HP)がありました。EPS、ABS、トラクションコントロールなどの安全装備を標準設定していました。高性能版の2000ターボ(最高速225km/h)には専用のスポーツサスペンションが設定されました。2008年のマイナーチェンジでアイドルストップシステムと天然ガス仕様2Lエンジンが追加されました。2011年にBクラスをベースにした燃料電池車「F-Cell」が開発されました。2011年に2代目Bクラス(W246)にモデルチェンジしました。(実車画像→ メルセデス ベンツ Bクラス(W246))
ミニカーは2006年に発売されたミニチャンプス製です。ミニチャンプスらしいそつのない造形で実車の雰囲気がうまく再現されています。運転席側サイドウィンドーが開いた状態となっているのは、室内を良く見えるように配慮したものです。これは室内の造形に手間をかけていることを示すもので、このBクラス(W245)もメータ類などの内装がリアルに再現されています。これ以外のW245のミニカーはヘルパの1/87、モンドモータースなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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BMW 645 Ci カブリオレ (E64) ドイツ 2005年
BMW 6シリーズ(E63/E64)の2代目が2003年に登場しました。先代の6シリーズ(E24)は美しい2ドアクーペでしたが、2代目は2ドアクーペと電動式のソフトトップを持つコンバーチブルでした。デザインは1999年に公開されたBMW Z9 コンセプトカーに基づいたもので、7シリーズ(E65)で初めて採用された斬新なフロント/リアのデザインを引き継いでいました。このトランクリッドだけが大きく盛り上がったデザインは「バングルバッド(Bangle-butt)」(盛土の意)と呼ばれ賛否両論があるデザインでした。(実車画像→ BMW Z9 コンセプトカー)
エンジンは630iがDOHC 6気筒3L(272HP)、645iがDOHC V型8気筒4.4L(333HP)、2005年に追加された650iはDOHC V型8気筒4.8L(367HP)を搭載していました。2007年に635dで6気筒3L(282HP)ツインターボ ディーゼル エンジンが追加されました。レーダークルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイ、車線逸脱警報、ナイトビジョン(暗視)などの先進システムを搭載していました。高性能版のM6はDOHC V型10気筒5L(500HP)エンジンを搭載して2005年にクーペ、2007年にカブリオレが登場しました。2008年のマイナーチェンジで前後の意匠が小変更され、2011年に6シリーズ 3代目(F06/F12/F13)にモデルチェンジしました。2代目6シリーズの総生産台数(M6は除く)は約11万台でした。(実車画像→ BMW 6シリーズ (F06/F12/F13))
ミニカーは2005年頃に発売された京商製の当時物です。特徴的なフロント/リアの造形がうまく再現され、灯火類や室内などの細部もそこそこリアルで良い出来ばえです。ボンネット開閉ギミック付で、エンジンもリアルに再現されています。なおこれはBMWディーラー向けの特注品ということで、京商の型番K03512を特別の展示台付ケースに収めたものでした。これ以外の6シリーズ(E63/E64)のミニカーは、京商の1/18のクーペ/カブリオレ、ミニチャンプスのクーペ/カブリオレ、ヘルパの1/87のクーペ/カブリオレなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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アウディ Q7 ドイツ 2005年
アウディのSUVであるQシリーズのラインナップはQ2、Q3、Q5、Q7、Q8の5車種です。以下はQシリーズの簡単な概要です。
2005年に登場したQ7 初代は大型のSUVで、3列シートの5/7人乗りで、グループ内のフォルクスワーゲン トゥアレグとシャーシを共用していました。エンジンはV型8気筒4.2L、V型6気筒3L/3.6L、 V型8気筒4.2Lターボ ディーゼル、V型6気筒3Lターボ ディーゼル、V型12気筒6Lターボ ディーゼル(2008年追加)などがあり、アウディ独自の4WD クワトロシステムを採用していました。 2010年のマイナーチェンジで前後のライト周りの意匠が変更され、内装も変更されました。2015年に2代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ アウディ Q7 2017)
ミニカーは2016年に発売されたアシェット製の国産名車コレクションのアウディ Q7でメーカーはイクソです。プロポーションが良く、フロントグリル周りの造形もリアルで、実車の雰囲気がうまく再現されていました。安価な雑誌付きミニカーですので、室内の仕上げは簡素ですが、全体的には値段相応以上の良い出来ばえでした。(当時の定価が1800円ほどでしたから、今となってはお買い得なミニカーだったと思いますた) これ以外のQ7のミニカーはシュコー、京商の1/18などがあります。 以下はフロントとリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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ポルシェ ケイマン S (987C) ドイツ 2005年
エンジンをミドシップ配置したオープンカーのポルシェ ボクスター 2代目(987型)のクーペ仕様として、2005年にポルシェ ケイマン S (987C型)が登場しました。サスペンションや変速機はボクスターの部品を共用していて、ボディもボクスターにハードトップを付けてヘッドライトとフロントバンパーのグリルを少し変えたようなデザインでした。エンジンはボクスター Sの3.2L(272HP)を3.4L(295HP)に変更していました。(実車画像→ ポルシェ ボクスター 2代目(987型))
価格はボクスターより高価でしたが、上級車の911(997)よりは安い設定となっていました。性能的にも値段と同じ序列で、911の性能を超えることはなく、911の廉価版的な位置づけでした。2006年のマイナーチェンジで、2.7L(245HP)エンジンを搭載した廉価版のケイマンが追加されました。2008年にはケイマン Sを303HPにパワーアップしたケイマン S スポーツが追加されました。2009年にボクスターのマイナーチェンジと同時にエンジン排気量を2.9L/3.45Lに拡大した後期型に変わりました。2010年に330HPにパワーアップした高性能版ケイマン Rが追加されました。2013年にケイマン 2代目 (981C型)にモデルチェンジしました。(実車画像→ ポルシェ ケイマン 2代目(981C型))
ミニカーは2006年に発売されたシュコー製です。ポルシェのミニカーとしてはミニチャンプスが定番でしたが、1996年に復活したシュコーのポルシェも同時期のミニチャンプスとほぼ同等レベルの良い出来ばえとなっていました。このケイマンもプロポーションが良く、赤いブレーキキャリパーの見えるホイールや室内のインパネなどの細部もリアルで、実車では120㎞/hを超えると自動的に立ち上がる小さなリアスポイラーが可動するギミックがついています。(この類のちょっとしたギミックがあるのは楽しいです) シュコーはケイマン 初代を1/43だけではなく1/18や1/87などで約20種類モデル化しています。シュコー以外のケイマン 初代のミニカーはミニチャンプス、ノレブなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とリアスポイラーの動作ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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