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GM シボレー エルカミーノ SS ピックアップ アメリカ 1987年
GM シボレーには様々なピックアップ/トラックがありますが、エルカミーノは乗用車ベースのピックアップでした。エルカミーノ 初代から3代目までの概要はエルカミーノ 3代目で記載しました。1973年にシボレー シェベルをベースにしたエルカミーノ 4代目が登場しました。フロント周りはシェベルと同じ丸形2灯式ヘッドライトのデザインで、それ以外は先代同様の荷台を備えたかっこいいピックアップでした。6気筒4.1L/V型8気筒5L/5.7L/6.6L/7L(245HP)エンジンを搭載していました。1974年にフロントグリルが変更され、1976年には縦2列の角形4灯式ヘッドライトが採用されました。(実車画像→ シボレー エルカミーノ 1973、シボレー エルカミーノ 1976)
1978年に独自のシャーシを採用したエルカミーノ 5代目が登場しました。フロント周りは角形2灯式ヘッドライトを備えたシボレー マリブと同じようなデザインでした。V型6気筒3.3L/3.8L/4.3L、V型8気筒4.4L/5L/5.7L(170HP)エンジンを搭載していました。1982年に最終型にマイナーチェンジし角形4灯式ヘッドライトに変わり、燃費の良いV型8気筒5.7Lディーゼルエンジンが追加されました。1980年代後半になると年間の販売台数が最盛期の半数以下の約2万台まで減少し、1987年に生産が終了しました。(実車画像→ シボレー エルカミーノ 1978)
ミニカーは2024年に発売されたデアゴスティーニ製のアメリカンカー コレクションです。エルカミーノ 5代目 最終型の高性能版SS(スーパー スポーツ)のカスタム仕様をモデル化しています。メーカーは明記されていませんが、イクソが型番CLC560Nでエルカミーノ 5代目をモデル化していますので、これはそれを流用した物だと思われます。(ただし発売時期はイクソのカタログモデルが後ですが) このエルカミーノ 5代目のカスタム仕様はテネシー州のチュー チュー カスタムズ(Choo-Choo Customs)社による改造車で、ボンネットのパワーバルジ追加やアルミホイールなどの外観変更がされていました。特定のディーラーだけで販売されたそうで、販売台数は少なかったようです。ミニカーはプロポーションが良く実車に即した外観変更が再現されていました。(フロントバンパーとリアにはChoo-Choo Customsのロゴが付いています) 室内インパネのメーターなどの細部もうまく再現されていてとても良く出来ていました。 これ以外のエルカミーノ 5代目のミニカーはグリーンライトの1/64があります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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GM ビュイック グランド ナショナル アメリカ 1987年
ビュイックはキャディラックに次ぐ高級車ブランドで1960年代のリビエラでGM ブランドとしては初めて高級パーソナルカー市場に進出しました。GMの他のブランドのポンティアックやオールズモービルには中級パーソナルカー市場に対応したモデル(ポンティアック グランプリなど)がありました。それに対応するモデルとしてビュイックの中級車センチュリーの上級グレードとして1973年にセンチュリー リーガル 初代が登場しました。 リーガル 初代はV型6気筒3.8L/V型8気筒5.7L/7.5Lエンジンを搭載する中型車で、4ドアセダンと2ドアクーペがありました。1975年からはセンチュリーの名前が外れて、単にリーガルとなりました。リーガル 初代はTVドラマ「刑事コジャック」でコジャック警部補の覆面パトカーに採用されました。
1978年にリーガル 2代目が登場しました。1970年代のアメリカ車全体のダウンサイジングの流れでサイズが小さくなりました。当時のアメリカ車としては珍しくV型6気筒3.8Lエンジンにターボが設定されていたので、ターボ仕様車(170HP)は動力性能が優れていました。1981年のマイナーチェンジでフロント周りのデザインが空力的に向上したことで、リーガルはNASCARに参戦し、1981年と1982年のマニュファクチャラー タイトルを獲得しました。それを記念してグランドナショナルという高性能版が設定され1982年に限定販売されました。このグランドナショナルは1984年以降にも高性能版として設定され、1987年まで販売されました。最終型の1987年版には280HPのエンジンを搭載し、足回りなども強化されたGNX(グランドナショナル エクスペリメンタル)が約500台製造されました。1988年にリーガル 3代目にモデルチェンジしました。3代目は高級パーソナルカーに回帰し、高性能版の設定はありませんでした。(実車画像→ ビュイック リーガル 1988)
ミニカーは2024年に発売されたデアゴスティーニ製のアメリカンカー コレクションです。高性能版ビュイック グランド ナショナルの最終仕様の1987年式GNXをモデル化しています。メーカーは明記されていませんがイクソです。2025年にイクソは型番CLC576Nでグランド ナショナルをモデル化しましたが、それはカラーリングが違いますが、これとほぼ同じ物のようです。プロポーションが良く、実車に即した黒のカラーリングで、ブラックアウトしたフロントグリル、パワーバルジ付ボンネット、リアとサイドのGRAND NATIONALのロゴ、実車に即したホイールなどがリアルに再現されていました。室内もシートが彩色されているなど結構リアルに仕上げてあって、安価な雑誌付きミニカーながら、値段以上の良い出来ばえになっていました。(この出来ばえは現在の1/43サイズのダイキャスト製ミニカーとしてかなりコスパが高いです) これ以外のビュイック 2代目のミニカーはダンバリーミントの1/24、ジョニーライトニングの1/64、レーシングチャンピオンの1/64などがあります。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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オペル セネター B ドイツ 1987年
オペル セネターの2代目セネター Bが1987年に登場しました。前年に登場したオメガ Aをベースにしてホイールベースを延長し居住性を向上させていました。ボディ形式は4ドアセダンのみで、キャラバン(ワゴン)が設定されていないのも最上級車ゆえでした。空力に優れたデザインの後輪駆動車ながら、ライバルの前輪駆動車アウディ 100よりも室内が広かったそうです。当初は6気筒2.5L/3Lエンジンを搭載していました。上級仕様のCDは豪華な内装で電子制御サスペンションやクルーズコントロールなどの先進機器を装備していました。
1989年に3LエンジンがDOHC化(204HP)され、1990年に2.5Lは2.6Lに変わりました。イギリスではヴォクスホール セネターとしても販売されました。中身が実質的にはオメガ Aであったことから6気筒版のオメガ Aとユーザーがかぶり、販売はあまり振るわなかったようです。1994年にオメガ Bが登場した際に、セネターはオメガに統合されて最上級車セネターの名前は消えました。セネター Bの総生産台数は約7万台でした。 (この当時のオペルはやたらと車名が変わっていたのですが、車を売るのにはマイナス要因だったと思います)
ミニカーは1988年に発売されたガマ製の当時物です。フロントグリル造形や滑らかなボディ造形など実車の雰囲気がうまく再現されていて良く出来ていました。同じガマ製のオメガ Aのミニカーと並べてみると、セネター Bがオメガ Aをベースにしていたことがわかります。ドア/トランクが開閉するギミック付きです。実車の人気を反映しているのか、セネター Bの当時物ミニカーはこれしか無いようです。当時物以外のミニカーでもNEO(レジン製少量生産)とミニカー付雑誌「OPEL COLLECTION」のNo.58(イクソ ALTAYA製)でモデル化しているぐらいです。 以下はフロント/リアの拡大画像とトランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


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ルノー 21 2L ターボ フランス 1987年
1986年にルノー 18の後継車としてルノー 21が登場しました。シンプルで無国籍な感じのするボディデザインはイタルデザインのG.ジウジアーロによるもので、ボディの大型化で居住性が向上しました。先代と同様に世界戦略車として多くの国で生産され、アメリカではAMC(後のクライスラー)のメダリオンとして販売されました。当初は4ドアセダンのみで後にワゴンのネバダが追加されました。(実車画像→ AMC メダリオン 1988)
この車はエンジンによって縦置きと横置きを変えていました。理由はルノーには2Lエンジン以上のトルクに対応できる前輪駆動横置き用ギヤボックスがなかったからで、2Lクラス以上は縦置きでした。 そのエンジンは4気筒1.7L/2L、2.1Lディーゼルの3タイプでした。1987年には2Lターボ仕様が追加され、1988年にはパートタイム4WD、1989年マイナーチェンジで後期型に変わり5ドアハッチバックが追加されました。その後も高級仕様のバカラ、フルタイム4WDのクワドラなどが追加され、1993年に後継車ラグナにモデルチェンジしました。総生産台数は約200万台でした。
ミニカーは2006年頃に発売されたユニバーサルホビー製です。ユニバーサルホビーは最近は農機関係のミニカーがメインですが、フランスのメーカーですので以前はルノーの乗用車も手掛けていました。現在の農機のミニカーはかなり良い出来で、乗用車のミニカーもレベルの高いものでした。このルノー 21もプロポーションが良く室内など細部の仕上げもリアルで良い出来ばえでした。1980年代後半はまともなミニカーが少なかった時代でしたので、ルノー 21の当時物ミニカーはありませんでした。これ以外のルノー 21のミニカーはノレブがネバダを、スパークがレース仕様を作っています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


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プジョー 309 スタイル フランス 1987年
プジョー傘下のタルボにてオリゾンの後継車がプジョー 205をベースに開発されました。しかしタルボ ブランドが廃止されることになり、開発された車はプジョー 309として1985年に登場しました。プジョーの命名規則では車格として305の後継で306となる車でしたが、生粋のプジョー車ではない生い立ちから309と命名されたのでした。後付けしたようなリアハッチ部分などがプジョーらしくないのもピニンファリーナのデザインではないことが原因でした。205をベースとした前輪駆動車で、当初は5ドアハッチバックのみで、エンジンは205と同じ4気筒1L/1.1L/1.4L/1.9L(108HP)、4気筒1.9Lディーゼルでした。
1987年に3ドアハッチバックが追加され、燃料噴射式1.9L(130HP)エンジンを搭載する高性能版のGTIも登場しました。1989年のマイナーチェンジで、内装やフロントグリル/リアエンドの意匠が変更されました。この際に、DOHC 16バルブ4気筒1.9L(160HP)エンジン搭載のGTI 16、4気筒1.8Lターボディーゼルエンジンも追加されました。1993年に後継車の306が登場し生産中止となりました。総生産台数は約165万台でした。
ミニカーは2014年に発売されたバンガーズ製です。スタイルという名前の一番ベーシックな仕様をモデル化しています。バンガーズは老舗コーギーのブランドで、老舗だけあって優秀なダイキャスト型職人がいるようでほとんどが良い出来ばえになっています。このプジョー 309もプロポーションが良く、実車の雰囲気がうまく再現されていました。エッチングパーツを使ったワイパーや灯火類などの細部の仕上げもリアルで良く出来ていました。バンガーズはGTIなど10種類ほどをモデル化しています。309のミニカーは当時物がなく、これ以外ではノレブがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


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