ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

MERCEDES-BENZ 250SE (W108) 1965 GERMANY

MERCEDES-BENZ 250SE (W108)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 250SE (W108)


SUBLON 2 1/43 116㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.9m 全幅約1.8m エンジン 変速機: 6気筒 2.5L 130HP 4段変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでメルセデス ベンツ W108/W109のミニカー検索

メルセデス ベンツ 250SE (W108) ドイツ 1965年

 

 1965年にメルセデス ベンツ W111/W112の後継車のW108/W109が登場しました。(W109はW108のロングホイールベース版) W112は生産中止となり、W111はセダンのみがエンジンを2.3L(120HP)に変更した後期型となり1968年まで生産されました。W108/W109はシャーシはW111/W112とほとんど同じでしたが、ボディが一新されました。ウエストラインが低くなったことで窓面積が大きくなり開放的なキャビンとなり、先代の特徴であったテールフィンが無くなりました。なおW108/W109はセダンのみで、クーペとカブリオレはW111/W112が継続して生産されました。

 

 当初のエンジンはW108(250S/250SE/300SE/)が6気筒2.5L(130-150HP)/3L(170HP)で、W109(300SEL)が6気筒2.5L3L(170HP)でした。1967年にW109にV型8気筒6.3L(250HP)エンジンを搭載した300SEL 6.3が設定され、この車は最高速220㎞/hで当時最速の量産セダンでした。1968年に6気筒2.8L(160-170HP)エンジンが追加され、その後W108/W109にV型8気筒3.5L(200HP)/4.5L(225HP)エンジンが追加されるなど排気量が拡大され、W108にもロングホイールベース版の280SELが設定されました。W108は1972年にW116にモデルチェンジしました。W108の総生産台数は約36万台、W109の総生産台数は約1.9万台でした。

 

 

 ミニカーは1971年頃に発売されたベルギーのサブロン製で、250SE(W108)をモデル化しています。サブロンは米澤玩具(ダイヤペット)が代理店として輸入し、国内でダイヤペット サブロンとして販売していました。ボンネット/4ドア/トランクが開閉するフルギミックが売り物のミニカーで、プロポーションが良く当時のミニカーとしては結構良い出来ばえでした。ただしサブロンのミニカーはタイヤがホイールを溶かすという問題があったことで有名で、このミニカーもオリジナルのホイールは溶けてしまいました。(参照ページ→ミニカーの材質と経年変化) このミニカーはタイヤとホイールを別のミニカーの物に履き替えて再生させています。フロントグリルやバンパーのメッキの一部が?がれていますが、メッキのオーバーコート処理が良くなかったのでしょう。W108/W109のこれ以外の当時物としてはノレブ(プラスチック製)、ディンキー(英)、ジク(SIKU)、エディルトイなどがありました。最近の物では、ミニチャンプス、オートアートの1/18、ノレブ、ブレキナの1/87などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 250SE (W108) 1
MERCEDES-BENZ 250SE (W108) 2

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BMW 2000CS 1965 GERMANY

BMW 2000CS
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS


SOLIDO 157 1/43 105㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.53m 全幅約1.68m エンジン 変速機: 4気筒 2L 120HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速185km/h  データーベースでBMW 2000/2800CSのミニカー検索

BMW 2000CS ドイツ 1965年

 

 1952年に登場したBMW 501/502の最終型としてV型8気筒エンジン(3.2L 160HP)を搭載したBMW 3200CSが1961年に登場しました。 (実車画像→ BMW 3200CS) この車はイタリアのベルトーネがデザインした2ドアクーペで、503の後継車でもありました。同時期に登場した1500(ノイエ クラッセ:新しいクラス)がヒットしたことで、このシリーズに注力することを決めたBMWは1965年に3200CSを生産中止としました。総生産台数は約600台と少量生産でした。 

 

 BMW 3200CSの後継車として、ノイエ クラッセ シリーズの1800をベースとした2000C/CSが1965年に登場しました。この車はベルトーネのM.ガンディーニがデザインした異形ヘッドライトの前衛的なフロントパネルを特徴とする2ドアクーペで、カルマン社がボディを製作する高級車でした。この車のフロントデザインには賛否両論がありましたが、個人的には好きなデザインでした。エンジンは2000Cが4気筒2L(100HP)、2000CSはそのエンジンを120HPにパワーアップしていました。1968年に6気筒2.8Lエンジンを搭載した2800CSに発展し1970年に生産中止となりました。総生産台数は約1.4万台でした。

 

 

 ミニカーは1968年に発売されたソリドの当時物です。軽快なハードトップを持つスタイリッシュなこの車のイメージを良くとらえています。全体がスムーズになりすぎている感がありますが、かっこいいデフォルメです。前衛的なヘッドライト部分も当時の技術レベルとしては良く再現してありました。ソリドはモンテ カルロ ラリー仕様もモデル化しています。これ以外の当時物ミニカーは、ガマ、ジク(SIKU)、ポリトーイ、メーベトイ、シュコーなどがありました。当時物以外ではミニチャンプス、イクソ、スパーク(レジン製)のレース仕様などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW 2000CS 3
BMW 2000CS 4

 以下は1968年に発売されたソリド製のバリエーション BMW 2000CS モンテ カルロ ラリー仕様(1/43 型番157B)の画像です。1967年のモンテ カルロ ラリーで21位となった車をモデル化しています。屋根の上の補助灯が欠品しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS RALLY 13
BMW 2000CS RALLY 14

 以下は1968年に発売されたポリトーイ製の当時物 BMW 2000CS(1/43 型番546)の画像です。1960年代に発売されたポリトーイ初期のMシリーズは、ドアやボンネットの開閉ギミックに加えてエンジンやサスペンションをリアルに再現してあることで人気がありました。この2000CSもそのMシリーズなので、ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きで、エンジンやサスペンションがかなりリアルに再現されていました。最大の特徴であるフロントの造形はかなりリアルにできていてこれは当時としては凝った仕上げでした。しかし実車にはないセンターピラーがあることから実車のイメージから少し外れています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS 5
BMW 2000CS 6

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。エンジンは当時のミニカーとしてはかなりリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS 7
BMW 2000CS 8

 以下は床下の画像とフロント/リアサスペンションの拡大画像です。特にこのリアサスペンションはコイルで吊ったセミトレーリングアームをそれらしく再現してあり、実際に可動するといった凝りようです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS 8

 以下は1967年に発売されたメーベトーイ製の当時物 BMW 2000CS(1/43 型番A17)の画像です。プロポーションはポリトーイよりも上手で、まずまずの良い出来ばえです。ドアを開くと連動してボンネットが開くという少し変わったギミック付なのですが、このギミックを付けるためにボンネットを実車とは異なる後方ヒンジでの開き方に変えています。当時は実車と違っていても面白いギミックを付けることが必要だったのです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS 9
BMW 2000CS 10

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS 9
BMW 2000CS 10

 以下は1972年に発売されたメーベトーイ製の当時物 BMW アルピナ 2000CS ラリー仕様(1/43 型番A63)の画像です。上記のバリエーションで前後のバンパーを外し、フロントにガードパイプ、リアにスぺタイヤラックを追加してラリー仕様に仕上げています。このようなラリー仕様の実車をWEBで探したのですが見当たらないので、これはメーベトーイの創作だと思われます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW 2000CS 11
BMW 2000CS 12

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PORSCHE 911 TARGA 1965 GERMANY

PORSCHE 911 TARGA
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 911 TARGA


MARKLIN 1800 1/43 97mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.1m 全幅約1.6m エンジン 変速機: 空冷水平対向6気筒 2L 130HP 5段変速
性能: 最高速210km/h  データーベースでポルシェ 911 (~1978)のミニカー検索

ポルシェ 911 タルガ ドイツ 1965年

 

 ポルシェ 911 タルガは356 カブリオレの後継車として1965年に登場しました。横転時の安全面からロールバーの役目を果たすBピラーが残されていましたが、トップとリアウインドーを取り外すことでオープンカーと同等になるものでした。このタルガという名前はイタリアの公道レース「タルガ フロリオ」に由来しています。なおBピラーが残らない完全なカブリオレも1983年に911 2代目(930型)で復活しました。

 

 ミニカーは1968年に発売されたメルクリン製の当時物です。鉄道模型の老舗であったドイツのメルクリン社は戦前から1970年代まで1/43のミニカーを発売していました。同社の鉄道模型と同様にミニカーも高品質で、この911 タルガはプロポーションがリアルで当時としては良い出来ばえでした。ホイールは走らせることを重視したフリーホイールなのですが、外観は1966年に追加された高性能版の911Sが履いていた軽合金ホイールに似せていますので、あまり違和感はありません。

 

 

 実車同様にトップを外すことができドアが開きますので、そこそこ再現された室内も良く見えます。特筆すべきはドアのサイドウインドーを上下させることが出来るギミックが付いていることです。ただここまで作りこんでおきながら、ドアの三角窓がフロントウィンドーと一体成型されているので、開いたドアには三角窓が付いていない点はご愛敬です。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PORSCHE 911 TARGA 1
PORSCHE 911 TARGA 2

 ポルシェ 911 タルガの当時物ミニカーはメルクリン、サブロン、ジク(SIKU)、ノレブ、コーギーなどがありました。 以下は1970年に発売されたコーギー製の当時物 ポルシェ 911S タルガ (1/45 型番382)の画像です。全長が90㎜ですので縮尺は1/45ほどで、1/43より少し小さめに出来ています。当時流行りだったフリーホイールがやや目障りですが、プロポーションが良くこれもなかなか良く出来ていました。ドアとリアボンネットが開閉するギミック付きです。室内のステアリングホイールが金色で目立ちますが、この金ピカのステアリングホイールは当時のコーギー製ミニカーの特徴でした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 911S TARGA 3
PORSCHE 911S TARGA 4

 以下はフロント/リアの拡大画像と、リアボンネットを開いたエンジンルームの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 911S TARGA 5
PORSCHE 911S TARGA 6

 以下は1986年頃に発売されたエリゴール製のポルシェ 911 タルガ (1/43 型番1147)の画像です。エリゴール初期のミニカーはノレブの型を流用しているものが多く、これもノレブの911 タルガ(型番141 プラスチック製)の型を流用しているようです。ただしダイキャスト製に材質変更しホイールを実車に即した物に変えているなど、エリゴール流のリファインがされていてノレブ製より少し良い出来ばえになっていました。フロントトランクが開閉するギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 911 TARGA 7
PORSCHE 911 TARGA 8

 以下はフロント/フロントトランクを開いた画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 911 TARGA 9
PORSCHE 911 TARGA 10

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PORSCHE 912 1965 GERMANY

PORSCHE 912
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 912


POLITOYS 527 1/43 97mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.1m 全幅約1.6m エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1.6L 90HP 4段変速
性能: 最高速185km/h  データーベースでポルシェ 912のミニカー検索

ポルシェ 912 ドイツ 1965年

 

 高性能な本格派スポーツカーとなったポルシェ 911は、当然ながら先代の356に比べて高価格になってしまいました。当時のアメリカでは$7500ぐらいで、これは同時代のフォード マスタング 初代のベーシックモデルの3台分の価格でした。そこで廉価版として356C用の4気筒1.6L(90HP)エンジンを搭載して、室内を簡素化した912が1965年に設定されました。 価格は911の2/3で、最高速185km/h、0-400加速 18秒台と356C並みの性能でした。ポルシェのエントリーモデルとして約3万台が1969年まで生産されました。

 

 ミニカーは1967年に発売されたポリトーイ製の当時物で、ポリトーイ初期のMシリーズです。外観が同じなのに911ではなくあえて912をモデル化した理由が不明ですが、何故か同時期のメーベトイも911ではなく912をモデル化しています。キャビン部分が大きめでプロポーションが今ひとつなので、Mシリーズとしてはやや不人気のモデルでした。(ポリトーイ流の作風で、個人的には好きなミニカーなのですが) フロントトランク/ドア/リアボンネットが開閉するギミック付きです。 これ以外の912のミニカーはブレキナ(1/87)、トミカ リミッテド(1/64)、シュコー、スパーク(レジン製)などがあります。1960年代後半に東名高速道路が開通したことで、912が高速道用パトカーとして採用されましたが、そのパトカーをブレキナとトミカ リミッテドがモデル化していました。

 

 

 以下はフロント/フロントトランク開閉の画像とリア/リアボンエットを開いたエンジンルームと室内の画像です。フロントトランクにはスぺタイヤとスーツケースが再現されています。またエンジンルーム内には当時物としてはそこそこリアルにエンジンが再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PORSCHE 912 1
PORSCHE 912 2

 以下は1969年に発売されたメーベトイ製の当時物 ポルシェ 912 (1/43 型番A33)の画像です。1968年のモンテ カルロ ラリーに参戦した#21をモデル化しています。(実車は912ではなく911Sで、この#21はリタイアしています) メーベトイは型番A12で912をモデル化していて、912の当時物ミニカーとしてはまずまずの良い出来ばえでした。これはそれにモンテ カルロ ラリーの紙シールを貼っただけのなんちゃってラリー仕様です。フロントトランク/ドア/リアボンネットが開閉するギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 912 3
PORSCHE 912 4

 以下はフロント/フロントトランク開閉の画像とリア/リアボンエットを開いたエンジンルームの画像です。これもトランク内にスーツケースがあります。エンジンの造形は上記ポリトーイ製とは形状が異なり、あまりリアルではありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 912 5
PORSCHE 912 6

 以下は1972年に発売されたメーベトイ製の当時物 ポルシェ 911 ロンドン-シドニー ラリー (1/43 型番A51)です。上記のバリエーションで1968年に開催されたロンドンからシドニー(オーストラリア)までの1.7万㎞の長距離ラリーに参戦した911S #58をモデル化しています。(この#58は総合4位で、優勝したのはイギリスのヒルマン ハンター MK IIでした) 屋根に積んだスペアタイヤ、ボディ全体を取り囲むプロテクトケージ、黄色のガードネットなどが実車に即して良く再現されていました。このプロテクトケージなどによる重装備は野生動物(オーストラリアですからカンガルーなど)と衝突した際のダメージを防ぐものでした。(実車画像→ ポルシェ 911 ロンドン-シドニー ラリー) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 912 RALLY 1
PORSCHE 912 RALLY 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 912 RALLY 3
PORSCHE 912 RALLY 4

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OPEL REKORD B 1965 GERMANY

OPEL REKORD B
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL REKORD B


GAMA 9620 1/46 97mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.53m 全幅約1.7m エンジン 変速機: 4気筒 1.9L 90HP 4段変速
性能: 最高速158km/h  データーベースでオペル レコードのミニカー検索

オペル レコード (レコルト) B ドイツ 1965年

 

 1965年に新型エンジンを搭載し角形ヘッドライトを採用したオペル レコード Bが登場しました。外観は一新されましたが、中身はレコード Aとほぼ同じのマイナーチェンジで、車体のバリエーションも同じでした。ただしOHVからOHCに変わった新型エンジンは1.5L(60HP)/1.7L(75HP)/1.9L(90HP)の3種類で、大幅に性能が向上しました。このエンジンは本来はレコード Aに搭載する予定の物だったようです。先代と同じOHV6気筒2.6L(100HP)エンジンを搭載したレコード L-6もありました。上級モデルにはGM製の2段自動変速機がオプション設定されました。

 

 レコード Bは暫定的なモデルだったようで、1年後の1967年にはレコード Cにモデルチェンジしました。それでも約29万台も生産されたそうですから販売は好調だったのでしょう。私がオペル車を知るようになったのは、このレコード BやCあたりからで、角形ヘッドライトのフロントグリルがオペルの顔として印象に残っています。

 

 

 ミニカーは1965年に発売されたドイツのガマ製の当時物です。2ドアセダンのモデル化で、縮尺1/46と1/43サイズよりやや小振りに出来ていました。この時期のガマのミニカーはスケールが一定していないのがいまいちでしたが、プロポーションが良く当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。レコード Bは前述したレコード Aと比べるとヘッドライトが変わっていますが、ボディの基本は同じであることがミニカーでも分かります。スラインディンサンルーフが開閉するギミックが付いていました。これ以外のレコード Bのミニカーはホワイトボックスの2ドアクーペがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

OPEL REKORD B 1
OPEL REKORD B 2

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