ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

TOYOTA TS010 LE MANS 1992 JAPAN

TOYOTA TS010 LE MANS
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA TS010 LE MANS


EBBRO 44588 1/43 113㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約2m エンジン 変速機: DOHC V型10気筒 3.5L 600HP 6段変速
性能: 最高速 330km/h以上  データーベースでトヨタ TS0*のミニカー検索

トヨタ TS010 ルマン 日本 1992年

 

 トヨタのプロトタイプスポーツカーによるレース活動は、1970年のトヨタ 7の開発中止で一旦中断されました。1975年にシグマ オートモーティブ(現在のサード)のシグマ MC-75がトヨタの4気筒2.3Lターボ エンジンを搭載してルマンに参戦しました。(結果はリタイア なおシグマ MC-74は1974年にはロータリーエンジンを搭載して参戦) その後1982年にはグループCのトムス 童夢 セリカ Cに4気筒2.1Lターボエンジンを供給するなどして国内耐久選手権に参戦するようになり、1987年からトヨタ チーム トムスの名前でワークスのレース活動が再開されました。

 

 1985年にトヨタのエンジンを搭載したトムス 85Cがルマンに参戦し、12位で完走しました。その後1986年ルマンではトムス 86Cで未完走、1987年ルマンではトヨタ 87Cで未完走、1988年ルマンではトヨタ 88Cで12位完走でした。1989年ルマンでは新開発のV型8気筒3.2Lターボ エンジンを搭載したトヨタ 89C-Vで未完走、1990年ルマンではトヨタ 90C-Vで6位入賞、1991年はレギュレーション変更でターボ エンジンが使えなくなりトヨタは参戦していませんが、マツダ 787Bが優勝しました。

 

 

 1992年には、後にトヨタのF1に搭載された新開発のV型10気筒3.5L自然吸気エンジンを搭載したTS010で参戦し、優勝したプジョーに次ぐ2位となりました。(有力チームのジャガーやメルセデス ベンツはレギュレーション変更の為不参加で、出場したチームは少なかったのですが) 1993年ルマンではTS010が4位となりました。1991年のマツダの優勝、1992年のトヨタの2位など日本車が活躍したことで、当時の日本ではルマンがTV中継され注目を浴びました。TS010の後継車GT-ONE(TS020)が1998年に開発されました。

 ミニカーは2012年に発売されたエブロ製です。1992年ルマンで2位となったTS010をモデル化しています。エブロらしいそつのないリアルな出来ばえになっています。リアカウル(プラスチック製)を取り外すことができ、リアルに再現されたエンジンやサスペンションなどを見ることができます。TS010などが活躍した当時はこの種のレースカーが量産ミニカーになることはほとんどなかったので、当時物ミニカーはありません。2000年以降になってイクソ、エブロ、hpiレーシングなどがモデル化しています。また1980年代の83C以降のプロトタイプスポーツカーも2000年以降になってからエブロ、Qモデル、スパークなどがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA TS010 LE MANS 1
TOYOTA TS010 LE MANS 2

 以下はリアカウルを外したエンジンルームの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA TS010 LE MANS 3

 以下は2019年に発売されたアシェット ルマン24時間レース カーコレクションのトヨタ TS010 #33 ルマン 2位 1992 (1/43 No.16)の画像です。メーカーはスパークでスパークのメインはレジン製ミニカーですが、これは製作台数が多いのでダイキャスト製です。このルマンカーコレクションは安価な雑誌付きミニカーながら、いずれも値段以上の良い出来ばえになっていました。このTS010もシャープな造形で、実車がうまく再現されています。実車に即したカラーリングとスポンサーロゴ、ホイールやリアスポイラーなどの細部もリアルに出来ています。上記のエブロ製と見比べてみても、エンジンを再現していない点は別にして、ほとんど同じに見えると思います。

 余談ですがダイキャスト製ミニカーはレジン製ミニカーより細部の出来が悪いなどとWEBサイトに記載されていますが、それは10年以上も昔のミニカーの話です。最近のダイキャスト製ミニカーはスポイラーなどの細かなパーツはプラスチック製などの別パーツとなっていますので、ダイキャスト製ミニカーがレジン製ミニカーより出来が悪いなどということはありません。(ただし一部のべらぼうに高価なレジン製ミニカーは別格です。値段が高いので出来が良いのは当たり前です) このエブロとスパークのダイキャスト製ミニカーの出来をみればそれが良くわかると思います。 なおスパークがレジン製ミニカーをメインにしているのは多品種少量生産に適している為であって、出来ばえを良くする為ではありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA TS010 LE MANS 5
TOYOTA TS010 LE MANS 6

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA TS010 LE MANS 7
TOYOTA TS010 LE MANS 8

データーベースでトヨタ WECレースカーのミニカー検索

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TOYOTA MARK II (X90) GRANDE G 1992 JAPAN

TOYOTA MARK II (X90) GRANDE G
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA MARK II (X90) GRANDE G


DIAPET SV40 1/40 119㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.75m 全幅約1.75m エンジン 変速機: DOHC 6気筒 3L 220HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速180km/h   データーベースでトヨタ マーク II/チェイサー/クレスタのミニカー検索

トヨタ マーク II (X90) グランデ G 日本 1992年

 

 1992年にトヨタ マーク II 7代目(X90)が兄弟車チェイサー 5代目/クレスタ 4代目とともに登場しました。開発していた時期がバブル期だったので、新設計されたプラットフォームでボディが大型化しサスペンションは4輪ダブルウィッシュボーン式に変更されました。ボディの大型化で全モデルが3ナンバー車となり、先代のセダンが継続販売されたので、7代目は4ドアハードトップだけとなりました。基本的なスタイルは先代を踏襲しつつ、より丸みがついたスタイリッシュなデザインになりました。エンジンも先代を継承しDOHC 4気筒1.8L、DOHC 6気筒2L/2.5L(ツインターボ)/3Lと4気2.4Lディーゼルがありました。

 

 スポーツ仕様の2.5Lエンジン搭載モデルにはツアラーの名前が付き、上級仕様グランデの下にグロワールというグレードが追加されました。1993年に4輪駆動のグランデ FOUR(6気筒2.5Lエンジン)が追加されました。1994年のマイナーチェンジで前後の意匠が小変更され、グランデGに運転席エアバッグが標準装備されました。その後1995年にはABSと運転席エアバッグが全モデルで標準装備となりました。7代目(X90)はサイズが上級車のクラウン並みになってしまい、バブルが終わったこともあって先代のようには売れなくなりました。1996年にマーク II 8代目(X100)にモデルチェンジしました。(実車画像→ トヨタ マーク II (X100) 1996)

 

 

 ミニカーは1993年に発売されたダイヤペット製の当時物で、上級グレードのグランデをモデル化しています。ダイヤペットの協力会社の144番工場製で、先代のダイヤペット製マーク II (X80)と同じ工場でした。(1980年代のダイヤペットのミニカーの約3割が144番工場製でした) 144番工場は当時のダイヤペットとしてはリアルな造形をしていた工場で、このマーク IIも曲面的なデザインがうまく再現されています。フロントグリル周りやテールライトの造形もそこそこリアルで、当時の国産ミニカーとしては良い出来ばえでした。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きです。これ以外のマーク II (X90)系のミニカーはハイストーリー(レジン製)がマーク IIとクレスタをモデル化しています。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。エンジンルーム内のエンジンは簡単な造形ですが、先代のミニカーのエンジンより多少ましになっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA MARK II (X90) GRANDE G 1
TOYOTA MARK II (X90) GRANDE G 2

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TOYOTA CELSIOR (UCF11) 1992 JAPAN

TOYOTA CELSIOR (UCF11)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELSIOR (UCF11)


TOSA COLLECTION (SAPI) 570701 1/43 117㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m 全幅約1.82m エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 4L 245HP 4段自動変速
性能: 最高速244km/h (レクサス)   データーベースでトヨタ レクサス/セルシオのミニカー検索

トヨタ セルシオ (UCF11) 日本 1992年

 

 トヨタが北米でメルセデス ベンツなどに代表される高級車市場に進出する為に開発したのがレクサスで、1989年に初代LSシリーズが登場しました。その国内版はセンチュリーとクラウンの間を埋める新型車セルシオとして同年に国内販売されました。フロントの造形などはライバル(メルセデス ベンツ)と似たようなデザインですが、これは当時の高級車の定番デザインだったので仕方ないでしょう。エンジンはV型8気筒4L(245HP)を搭載し、全輪ダブルウィッシュボーンサスペンション、電子制御エアサスペンション、非常に高級感のある自発光式メーターなどの先進装備が満載でした。

 

 1992年のマイナーチェンジで後期型となりフロントグリルの格子が変更され、16インチホイールやGPSカーナビゲーションなどの装備が追加されました。レクサス LS400は北米でメルセデスベンツ、BMWなどのライバル車を超える販売台数を達成しました。レクサスの売りは信頼性/静粛性の高さと細かな気配り(着座メモリー機能付シートなど)で、これは日本的な手法での高級車へのアプローチでしたが、その徹底ぶりが評価されて高級車ブランド レクサスが確立しました。1994年にレクサス/セルシオは2代目にモデルチェンジしました。初代LSシリーズの北米での総生産台数は約16万台でした。(実車画像→ トヨタ レクサス LS 1994)

 

 

 ミニカーは2006年に発売されたトサ コレクション製です。セルシオ LS400 初代の後期型をモデル化しています。トサ コレクションは「面白部品倉庫」(トヨタ系)のブランドで、トヨタ車の特注ミニカーを企画して販売していました。これはサピ(SAPI MODELS)の特注品で、サピがモデル化したセルシオをベースにして後期型に仕上げたものです。プロポーションが良くセルシオ 初代の雰囲気がうまく再現されています。実車に即したカラーリングで、灯火類や室内などの細部の仕上げもリアルでとても良い出来ばえです。トサ コレクションは前期型もモデル化していました。(前期型と後期型はフロントグリルの格子が少し異なる) それ以外のレクサス/セルシオ 初代のミニカーはトミカのセルシオ、ダイヤペットの1/30でレクサス/セルシオ、最近ではハイストーリー(レジン製)、イグニションモデル(レジン製)のセルシオ 前期型などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA CELSIOR (UCF11) 1
TOYOTA CELSIOR (UCF11) 2

 以下は1993年に発売されたダイヤペット製の当時物 トヨタ レクサス LS400 (UCF10) 1989 (1/30 型番SV38)の画像です。縮尺が1/30なので全長166㎜と少し大きなサイズですが、この縮尺は中途半端でミニカーとしてはあまり一般的ではありません。ダイヤペットの協力会社の144番工場製で、プロポーションはまずまずでツートンカラーのボディの雰囲気は良い感じなのですが、肝心のフロント部分の造形があまり良くないので、今一つの出来ばえです。ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。同じ型で右ハンドルのセルシオ(型番SV17)もありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA LEXUS LS400 (UCF10) 1
TOYOTA LEXUS LS400 (UCF10) 2

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。エンジンはこのサイズのミニカーとしては簡単な造形になっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA LEXUS LS400 (UCF10) 1
TOYOTA LEXUS LS400 (UCF10) 2

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TOYOTA HIACE VAN (H100) 1993 JAPAN

TOYOTA HIACE VAN (H100)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA HIACE VAN (H100)


M-TECH MS15 1/43 118mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5m(ロング) 全幅約1.69m エンジン 変速機: 4気筒 2.4L 120HP 5段変速/4段自動変速  FR/4WD
性能: 最高速 不祥  データーベースでトヨタ ハイエースのミニカー検索

トヨタ ハイエース バン (H100) 日本 1993年

 

 1967年に登場したトヨタの商用車ハイエース 初代(H10)の概要はハイエース 初代に記載しました。1977年にハイエース 2代目(H20/30/40)が登場しました。フロントグリルがなくなりヘッドライトが2灯式に変わりました。ワゴン、商用バン、トラック、コミューター(マイクロバス)、救急車仕様がありました。エンジンは4気筒1.6L/1.8L/2L(100HP)があり、1979年に4気筒2.2Lディーゼルが追加されました。1981年のマイナーチェンジで前後バンパーが大型化され角型2灯式ヘッドライトが採用されました。 (実車画像→ トヨタ ハイエース 1977)

 

 1982年にハイエース 3代目(H50/60/70系) ワゴン、バン、コミューターが登場しました。トラックは先代がマイナーチェンジで継続生産され、1985年にモデルチェンジしてトヨエース/ダイナ(Y50/60)とボディを共有する姉妹車となりました。ワゴンは乗用車として使われるようになったので居住性が向上しました。エンジンは4気筒2Lガソリンと4気筒2.2Lディーゼルがありました。1985年のマイナーチェンジで中期型となりワゴンは角型4灯式ヘッドライトでフロントの意匠が変わりました。1987年のマイナーチェンジで後期型となりワゴンは異形角型2灯式ヘッドライトに変わり、全モデルに4WD仕様が設定されました。商用バンにもワゴン中期型と同じヘッドライトを持つ上級グレードが設定されました。 (実車画像→ トヨタ ハイエース 1982) 

 

 

 ハイエース 4代目(H100系)が1989年に登場しました。異形角型2灯式ヘッドライトを採用した外観デザインは商用バンではなく高級ワンボックスカーらしくなりました。全モデルが乗用車と同じフロアシフトとなり、内装も豪華になりました。エンジンは4気筒2L/2.4Lガソリンと4気筒2.8Lディーゼルターボがありました。1992年にハイエースをベースにした高規格救急車のトヨタ ハイメディックが設定されました。1993年のマイナーチェンジで中期型となり前後の意匠が変更され、4WD方式がパートタイム式からフルタイム式に変更されました。1996年と1998年のマイナーチェンジでもフロントグリルなど意匠が変更されました。2004年に5代目 ハイエースにモデルチェンジしました。

 ミニカーは1997年に発売されたMテック製の当時物です。1993年のマイナーチェンジ後の中期型ワゴン ロング仕様をモデル化しています。Mテックの型番MSから始まるMSシリーズはやや玩具的なものですが、当時の国産車を多くモデル化していました。このハイエースはプロポーションが良く当時のミニカーとしては結構よく出来ていました。ただしヘッドライトが黒色になっていることに違和感があります。(どうしてこのような処理をしたのか不明でしたが 掲示板に頂いた情報で判明 → 2020-08年追記 掲示板から情報を頂き初期のヘッドライトやウィンドーは通常の透明プラスチック製だったことが分かりました。その後ウィンドーがスモーク仕様に変更されたので、同じ材質であるヘッドライトも黒くなったようです) 左側スライドドアとテールゲートが開閉するギミック付きです。Mテックはバリエーションでマイクロバスもモデル化していました。これ以外のハイエース 4代目のミニカーはトミカ リミッテドの初期型/後期型 1/64、アオシマ DISMの後期型 1/24がありました。ハイエース ハイエース 2/3代目のミニカーはダイヤペットのキャンピングカー/救急車/パトカーなどがありました。 以下はフロントの拡大画像とリア/テールゲート開閉/スライドドア開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA HIACE 1
TOYOTA HIACE 2

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TOYOTA LAND CRUISER (FJ80) 1993 JAPAN

TOYOTA LAND CRUISER (FJ80)
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TOYOTA LAND CRUISER (FJ80)


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 269 1/43 114㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.97m 全幅約1.93m エンジン 変速機: 6気筒4.2L ターボディーゼル 165HP
 5段変速 フルタイム4WD
性能: 最高速170km/h  データーベースでトヨタ ランドクルーザーのミニカー検索

トヨタ ランドクルーザー (FJ80) 日本 1993年

 

 前述した ランドクルーザー 60系の後継車として80系が1989年に登場しました。80系は北米市場向けがメインだったので、ボディがさらに大きくなりエアコンの標準装備など内外装が豪華になり、高級SUVとしての方向性が明確になりました。4WD方式は従来のパートタイム方式に加えてフルタイム方式が追加されました。8人乗りワゴンと5人乗りバンがあり、ワゴンには3F型 6気筒4L(155HP)ガソリンエンジン、バンには1H型 6気筒4.2L(135H)Pディーゼルエンジンが搭載されました。

 

 1990年にディーゼルにターボ仕様(165HP)が追加され、1992年のマイナーチェンジで中期型となり、ガソリンエンジンが4.5L(215HP)に変更されました。1995年のマイナーチェンジで後期型となり、内外装のデザインが変更されました。80系をベースにして外観を変更し内装を本革シートなどで上質に仕上げたレクサス ブランド初のSUV LX450が1996年に北米市場に登場しました。(実車画像→ レクサス LX450) LX450は6気筒4.5L(215HP)ガソリンエンジンを搭載し、フルタイム4WD仕様のみの設定でした。80系は1997年に生産中止となり、100系にモデルチェンジしました。。(実車画像→ トヨタ ランドクルーザー 100系)

 

 

 ミニカーは2016年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製で、メーカーはイクソです。リアパネルにVXの表記があり、高級仕様VXの中期型をモデル化しています。雑誌付きミニカーですので内装の仕上げは省略されていますが、プロポーションが良くフロントグリルなどの細部もうまく再現されています。室内も無彩色ながら、変速機と副変速機の2本のシフトレバーなど結構リアルに再現されています。国産名車コレクション シリーズのなかではかなり良い出来ばえの部類で、80系のミニカーとして車種的に貴重です。これ以外のランドクルーザー 80系のミニカーは、ダイアペットの当時物 1/40、この国産名車コレクションの色違いであるFIRST43、ヤトミンの1/18と1/43、ハイストーリー(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA LAND CRUISER 80 1
TOYOTA LAND CRUISER 80 2

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