ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

TOYOTA COROLLA LEVIN (AE86) 1983 JAPAN

TOYOTA COROLLA LEVIN (AE86)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA COROLLA LEVIN (AE86)


EBBRO 43271 1/43 99㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.18m 全幅約1.63m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.6L 130HP 5段変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでトヨタ レビン/トレノ AE86系のミニカー検索

トヨタ カローラ レビン AE86型 日本 1983年

 

 トヨタ カローラ レビン/スプリンター トレノは1983年に5代目(85/86型)に切り替わりました。カローラ 80系セダンは前輪駆動車となりましたが、クーペ系は信頼性が確立された先代70系のシャーシを引き継ぐ後輪駆動車のままでした。ボディはセダンのデザインに合わせたシンプルなデザインで、レビンは角形ヘッドライトでトレノはそれをリトラクタブル式にしていました。2ドアノッチバッククーペと3ドアハッチバッククーペの2タイプがあり、3A型4気筒1.5L(83HP AE85)/4A型DOHC 4気筒1.6L(130HP AE86)エンジンを搭載し、4段AT/5段MTで最高速は180km/h(AE86)の性能でした。1987年にカローラ系は6代目(90型)にモデルチェンジし、同時にレビン/トレノも前輪駆動車となりました。

 

 レビン/トレノで最後の後輪駆動車であったAE86系は、「ハチロク」と呼ばれてマニアには人気がありました。さらに1995年から連載が始まった漫画「頭文字D」の主人公の劇中車がトレノ AE86型だったことから、近年になってからハチロクの人気が再燃しました。この人気を背景にして2012年にはトヨタから小型スポーツカーがトヨタ 86の名前で発売されました。また「頭文字D」仕様のトレノのミニカーもたくさん出ています。

 

 

 ミニカーは2004年に発売されたエブロ製です。リアにAPEXのロゴがあるので、最上級グレードのAPEX仕様をモデル化しています。エブロらしい正確なプロポーションでとても良い出来ばえです。フロントグリル/灯火類や室内のインパネなどの細部もリアルに再現されています。エブロはAE86系のレビン/トレノを10数種類ほどモデル化しています。AE86系のレビン/トレノの当時物のミニカーは、ダイヤペットのレビン、トミカのレビンとトレノがありました。「頭文字D」のヒットで1998年頃にトミカ ダンディとトミカから「頭文字D」仕様のトレノ、M-TECHのトレノのノーマルとレース仕様が出ています。その後ユージンやREAL-Xから1/72で「頭文字D」がらみの物がでて、最近でもトミカのレビン、オートアートのトレノ、京商(1/64)のレビン/トレノ、アオシマ DISMのレビン/トレノ 1/24、国産名車コレクションのレビン、レジン製ではMARK43やイグニッションモデルなどで非常にたくさんモデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA COROLLA LEVIN (AE86) 1
TOYOTA COROLLA LEVIN (AE86) 2

 以下は2009年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製のトヨタ カローラ レビン (1/43 No.81)の画像です。これも最上級グレードのAPEX仕様をモデル化しています。国産名車コレクションの初期物なのでメーカーはノレブです。ノレブらしいそつのない造形で、プロポーションが良く細部もそこそこリアルで、安価な雑誌付きミニカーながらかなり良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 3
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 5
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 6

 以下は1984年に発売されたダイヤペット製の当時物 トヨタ カローラ レビン (1/40 型番G29)の画像です。ダイヤペットの協力工場の11番工場製で、実車よりずんぐりした感じに仕上がっていますので、いま一つの出来ばえです。これはドアミラーが別部品でついていた初期型で、このミラーが取れやすかったので後にドア一体成型に変わりました。(なおダイヤペットでは初めてドアミラーが付けられたミニカーでした) ボンネット/ドア/テールゲート開閉ギミック付きです。当時最新であったバーグラフ表示されるタコメータが付いたデジタルメーター(ソアラ 初代と同じようなデザイン)らしき物が再現されています。(ただしこのデジタルメーターはAPEX 2ドアに装備され、3ドアには装備されていなかったようですが) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 7
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 8

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/ハッチバック開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 9
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 10

 以下は2022年に発売されたアシェット 国産名車プレミアムコレクション製のトヨタ スプリンター トレノ (AE86) 1983 (1/43 No.19)の画像です。これも最上級グレードのAPEX仕様をモデル化しています。メーカーは中国のSUMS MODELで同社のオールモーストリアル(ALLMOSTREAL)ブランドでモデル化しています。基本的なプロポーションなどの出来ばえは上述したエブロ製のレビンと同じレベルでかなり良く出来ています。灯火類や室内などの細部の仕上げレベルもほぼ同等ですが、リアウィンドーの熱線デフォッガーの表現はこちらの方がリアルです。なお黒いホイールとフォグランプが付いているのは「頭文字D」仕様に準じているようで、あとで「頭文字D」仕様として流用するのかもしれません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA SPRINTER TRUENO (AE86) 1
TOYOTA SPRINTER TRUENO (AE86) 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA SPRINTER TRUENO (AE86) 3
TOYOTA SPRINTER TRUENO (AE86) 4

スプリンター トレノ「頭文字D」仕様のミニカー → データーベースでスプリンター トレノ「頭文字D」仕様のミニカー検索

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TOYOTA CORONA 5-DOOR HATCHBACK (T150) 1983 JAPAN

TOYOTA CORONA 5-DOOR HATCHBACK (T150)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CORONA 5-DOOR HATCHBACK (T150)


DIAPET 1660(G41) 1/40 111mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.37m 全幅約1.67m エンジン 変速機: 4気筒 1.8L 115HP 5段変速 4段自動変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでトヨタ コロナのミニカー検索

トヨタ コロナ 5ドア ハッチバック T150型 日本 1983年

 

 トヨタ コロナ 8代目(T150)は前輪駆動化されて1983年に登場しました。トヨタは前輪駆動車の採用に慎重であったので、コロナ 8代目は7代目の追加車種という扱いでした。当初は5ドアセダンのみで、7代目の後輪駆動車もしばらく併売されました。5ドアセダンの発売10ケ月後に4ドアセダンが追加されました。先代のコロナはスポーツ志向でしたが、前輪駆動化された8代目は落ち着いたデザインの実用的なセダンが中心になりました。なお翌年の1984年に登場したカリーナ 4代目はこのコロナ 8代目とシャーシを共有する前輪駆動車でした。

 

 エンジンは4気筒1.5/1.8L(115HP)と2Lディーゼル(73HP)が搭載され、4段AT/5段MTで最高速は180km/hの性能でした。1985年のマイナーチェンジで内外装が変更され、DOHC 4気筒2L(165HP)エンジンを搭載した高性能版のGT-Rが追加されました。なお1985年に追加された2ドアのコロナ クーペはコロナという名前でしたが、実際はセリカ/カリーナの姉妹車でした。(実車画像→トヨタ コロナ クーペ 1985) 1987年にコロナ 9代目(T170)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1984年に発売されたダイヤペットの当時物で、ダイヤペットの協力工場の11番工場製です。同時期に作られたカローラ レビンと同じ11番工場製なので、これもややずんぐりした感じの造形ですが、フロントグリルの雰囲気などはそれらしく出来ていて、まずまずの良い出来ばえです。ボンネット/ドア/リアハッチが開閉するギミック付きです。コロナ 8代目5ドアセダンのミニカーは2022年現在でもこれしかないので、その点で貴重なミニカーです。なおこの頃からセダン系の実用車がミニカーになることが少なくなり、コロナのミニカーはこれ以後は全く作られていません。(実車のコロナも2001年にブランド名が消えました) 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/ハッチバック開閉の画像です。エンジンルーム内のエンジンが横置きされているのが分かります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA CORONA 5-DOOR HATCHBACK (T150) 1
TOYOTA CORONA 5-DOOR HATCHBACK (T150) 2

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TOYOTA CROWN HARDTOP ROYAL SALOON G (MS120) 1983 JAPAN

TOYOTA CROWN HARDTOP ROYAL SALOON G (MS120)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CROWN HARDTOP ROYAL SALOON G (MS120)


DIAPET 1662(G43) 1/40 122㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.86m 全幅約1.72m エンジン 変速機: 6気筒 2.8L 175HP 5段変速 4段自動変速
性能: 最高速180km/h以上  データーベースでトヨタ クラウン S120型のミニカー検索

トヨタ クラウン ハードトップ ロイヤルサルーンG MS120型 日本 1983年

 

 1983年にトヨタ クラウン 7代目が登場しました。前述したマーク II 4代目同様に2ドア仕様が無くなり、セダン、4ドアハードトップ、ワゴン(バン)のバリエーションになりました。先代を洗練させたデザインで、透明樹脂を使った目新しいリアピラー処理が特徴でしたが、当初はクラウンらしくないとの評価がありました。(今見るとそうでもないですが)  6気筒2.8L(175HP)の5M-G型、2Lの1G/1G-G型、2LターボのM-T型と4気筒2.4Lディーゼル(ターボ)エンジンを搭載し、5段変速/4段自動変速で、最高速は180km/h(2.8L)以上の性能でした。DOHCエンジン搭載のスポーツ仕様にはクラウン初の後輪独立懸架サスペンションが採用され、最高級のロイヤルサルーンGにはマイコン制御のESCが装備されました。

 

 1984年に2.8Lが3Lの6M-G型に変更され、1985年のマイナーチェンジではM-T型エンジンが廃止され、2Lの1G-G型にスーパーチャージャーが追加されました。この世代からスポーティー仕様のクラウン アスリートが登場しました。またこの世代まではセダンにフェンダーミラー仕様がまだ残っていました。1987年にクラウン 8代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1984年に発売されたダイヤペット製の当時物です。ダイヤペットの協力工場の144番工場製で、プロポーションが正確で実車がうまく再現されています。フロントグリル/灯火類や室内インパネなどの細部もよく再現してあり、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。ただ特徴的な透明樹脂製リアピラーがそれらしく表現されていないのがやや残念です。その他の当時物ミニカーではトミカとトミカ ダンディがセダンをモデル化されていました。(トミカではリアピラーを銀色の塗装で表現していました) 最近まで当時物以外のミニカーはなかったのですが、2018年にトミカ リミッテド(1/64)が前期型と後期型のハードトップ、2022年にハイストーリー(レジン製)がハードトップをモデル化しました。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。エンジンは点火系の配線に黒い別パーツが使われているなど凝ってます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA CROWN HARDTOP ROYAL SALOON G 1
TOYOTA CROWN HARDTOP ROYAL SALOON G 2

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HONDA CIVIC 25i  1983 JAPAN

HONDA CIVIC 25i
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
HONDA CIVIC 25i


SAPI C003 1/43 89mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.81m 全幅約1.63m エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 100HP 5段変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでホンダ シビックのミニカー検索

ホンダ シビック 25i 日本 1983年

 

 ホンダ シビックは初代のスタイルを引き継いで、1979年にシビック 2代目(通称「スーパーシビック」)にモデルチェンジしました。一回り大きくなったことで居住性が改善され、エンジンは先代の4気筒1.3/1.5L(80HP)CVCCを踏襲し、5段MT/ホンダマチックATで最高速160km/h(1.5L)の性能でした。1980年には4ドアノッチバックセダンのバラードが姉妹車として登場しました。シビック 2代目は見た目の変わり映えがしなかったせいで?、販売が芳しくありませんでした。 (実車画像→ ホンダ シビック 1979) (実車画像→ ホンダ バラード)

 

 ホンダ シビック 3代目通称「ワンダーシビック」がデザインを一新して1983年に登場しました。3ドアハッチバック、4ドアセダン、車高の高い5ドアハッチバック「シャトル」のボディバリエーションがありました。3ドアハッチバックは短めのノーズに大きなキャビンのスタイリッシュなデザインで、自動車として初めてグッドデザイン賞を受賞しました。エンジンは1.3/1.5L(100HP)を搭載し、5段MT/ホンダマチックATで最高速180km/h(1.5L)の性能でした。1984年にDOHC 1.6L(130HP)エンジンを搭載した高性能版 Siが追加されました。シビック 3代目はホンダ車初の日本カー オブ ザ イヤーを受賞し、デザインの良さもあってシビック人気が復活しました。1987年にシビック 4代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2003年に発売されたサピ(SAPI)製です。サピは2003年頃に登場した国産ブランド(製造は中国)で、1/43のダイキャスト製ミニカーを発売していました。国産車を約60車種ほどモデル化していましたが、2008年頃に活動を止めたようです。当時のミニカーとしてはリアルな造形でいずれもよく出来ていました。このシビック 25iも実車のスタイリッシュなボディをうまく再現しています。灯火類や室内などの細部もリアルに再現されていてなかなかの良い出来ばえです。バリエーションでボンネットにパワーバルジが追加されたSiもモデル化していました。シビック 3代目の当時物ミニカーはトミカの3ドアがありました。当時物以外ではコナミの3ドア1/64、京商 サークルKの3ドア 1/64、MARK43(レジン製)の3ドアとシャトル 1/43、ホビージャパンの3ドア 1/64 などがあります。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

HONDA CIVIC 25i 1
HONDA CIVIC 25i 2

 シビック 2代目のミニカーは実車の不人気を反映してか、最近までトミカの当時物のシビック カントリー(ワゴン)しかありませんでしたが、2021年にハイストーリー(レジン製)が3ドアをモデル化しました。(このような目立たない車種をモデル化するハイストーリーの車種選択は評価します) なおシビックの姉妹車バラードは当時のホンダが技術提携していたイギリスのBL(ブリティッシュ レイランド)からトライアンフ アクレイム(TRIUMPH ACCLAIM)として発売されていました。そのアクレイムをイギリスのコーギーが型番276で1981年にモデル化しています。(同じ型でバラードの輸出仕様も型番273でモデル化しています) 以下はWEBショップから拝借したコーギーのアクレイムのミニカーの画像です。縮尺が1/36なので従来のコーギーのミニカーより一回り大きいサイズでしたが、従来のミニカーをそのまま大きくしたような出来ばえでした。(1970年代後半から1980年代前半の数年間にコーギーやディンキーなどの老舗メーカーはこのような大きめなサイズのミニカーを作っていました)
HONDA ACCLAIM

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TOYOTA HILUX 4WD (50/60/70) 1984 JAPAN

TOYOTA HILUX 4WD (50/60/70)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA HILUX 4WD (50/60/70)


DIAPET T38 1/40 124mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.69m 全幅約1.61m エンジン 変速機: 4気筒 2L 88HP 4/5段変速
性能: 最高速 不明  データーベースでトヨタ ハイラックスのミニカー検索

トヨタ ハイラックス 4WD (50/60/70系) 日本 1984年

 

 1983年にハイラックス 4代目(50/60/70系)が登場しました。後輪駆動車にはポピュラーシリーズとコンフォタブルシリーズの2タイプがありました。ポピュラーシリーズは先代のボディが継続生産され、コンフォタブルシリーズと4WD車はボディを一新しました。新しいボディは前後のブリスターフェンダーが特徴でした。後輪駆動車のエンジンは4気筒1.6L/1.8Lガソリンと4気筒2.2L/2.4Lディーゼルエンジンで、4WD車は4気筒2Lガソリンと4気筒2.4Lディーゼルエンジンが搭載されました。ディーゼルエンジンにはフロアシフトの4段自動変速機が設定されました。

 

 1984年に4WDモデルをステーションワゴン化したトヨタ初のSUV ハイラックス サーフ(輸出仕様の名前は 4ランナー)が追加されました。1985年に乗用車系のハイラックス サーフの前輪サスペンションは独立懸架方式に変更されましたが、ピックアップの前輪サスペンションは悪路に強い頑丈なリジット方式のままでした。1988年にハイラックス 5代目(80/90/100/110系)にモデルチェンジしました。 (実車画像→ ハイラックス 5代目 1988)

 

 

 ミニカーは1985年に発売されたダイヤペット製の当時物です。ダイヤペットの協力工場の11番工場製で、ハイラックス 4代目の4WDをモデル化しています。ダイヤペットは先代を型番T3でモデル化していましたので、その型を変更してハイラックス 4代目に仕立てているようです。フロントグリル、ブリスターフェンダー、フロントのウインチなどかなり大幅に変更しています。実車の雰囲気が良く再現されていて、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえです。ボンネット/ドア/リアパネル(後アオリ)の開閉ギミック付きです。当時このような大きなタイヤを履いたハイラックス 4WD(市販車を少し改造)は実在していて、実物を見たことがあります。ダイヤペットはさらに大きなタイヤを付けたものを型番T66でモデル化していましたが、さすがにそんな大きなタイヤの実車は実在しなかったようです。(映画用などの特殊な改造車ならあったようですが) これ以外のハイラックス 4代目のミニカーはトミカとマッチボックス(スーパーキング シリーズ)などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/リアパネル開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA HILUX 4WD 1
TOYOTA HILUX 4WD 2

 以下は上述した1987年に発売されたダイヤペット製の当時物 トヨタ ハイラックス 4WD ビッグタイヤ (1/40 型番T66)の画像です。このビッグタイヤの画像はダイヤペットのカタログから流用しました。
TOYOTA HILUX 4WD BIG TIRE

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