ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

TOYOTA PUBLICA (UP10) 1961 JAPAN

TOYOTA PUBLICA (UP10) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
EBBRO 43316 1/43 86mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.57m 全幅約1.42m
エンジン 変速機: 水平対向2気筒 697cc 28HP 4段変速
性能: 最高速110km/h
データーベースでトヨタ パブリカのミニカー検索

 

トヨタ パブリカ UP10型 日本

 

 当時の通産省が検討していた国民車構想に沿って企画された小型車がパブリカで、車名はパブリックカー(Public car)からの造語で一般公募で選ばれました。軽量なフルモノコックボディに新開発のOHV強制空冷水平対向2気筒697cc(28HP)エンジン(U型)を搭載し、4段変速で最高速110km/hの性能でした。デザインはコロナと良く似ていて、シンプルで良いデザインだと思います。

 

 ラジオ、ヒーターはもちろんフェンダーミラーすら無いという徹底した簡素化で38.9万円という低価格を達成していましたが、この実用一辺倒の仕様はあまり支持されませんでした。そこで1963年にラジオ、ヒーターなどを装備しクロームモール装飾を施したデラックス仕様(UP10D型)や、オープンカー仕様が追加され、販売を回復させました。

 

 

 バンやトラックの商用車も設定されていました。1966年に排気量を800cc(36HP)に拡大し、ドライブトレーンや外観形状を変更する大幅な仕様変更が行われ、UP20型に変わります。販売価格を36万円に下げて当時の為替レート(1ドル=360円)では1000ドルになるため、1000ドルカーというキャッチフレーズで宣伝されました。

 ミニカーはエブロ製のUP10型で、実車のイメージをうまく再現していて非常に良い出来映えです。(ミラーが付かないのも実車どうり) 当時物としてはモデルペットとダイヤペットがありましたが、どちらもレア物です。最近では国産名車コレクション(ノレブ製 エブロの型を流用)やトミカ リミッテドからもモデル化されています。

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=966

   

TOYOTA SPORT 800 1965 JAPAN

TOYOTA SPORT 800 画像をクリック/タップすると画像が変わります
EBBRO 43047 1/43 83mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.58m 全幅約1.47m
エンジン 変速機: 水平対向2気筒 790cc 45HP 4段変速
性能: 最高速155km/h
データーベースでトヨタ スポーツ 800のミニカー検索

 

トヨタ スポーツ 800 日本

 

 自社のラインナップを魅力的にする為にスポーツカーは欠かせません。トヨタはパブリカのエンジンとシャシを流用したスポーツ 800を1965年に登場させます。小さなエンジンで高性能を得るため、軽量化(重量580kg)と空気抵抗低減が図られ、独得の空力ボディとなっています。完全なオープンではなくタルガトップ形式(有名なポルシェより先に採用)になっているのはモノコック構造を採用しているからでしょう。

 

 100ccの排気量拡大とツイン キャブレターで45HPにパワーアップした空冷水平対向2気筒790cc2U型エンジンで、4段変速、最高速155km/hの性能でした。ライバルのホンダS600とレースで競い合い、「ヨタハチ」の愛称で呼ばれた傑作車でした。2シータースポーツカーがたくさん売れる時代でもなかったので、1969年までに約3000台が生産されただけでした。、

 

 

 当時物のミニカーでは良くできたモデルペットが有りますが、レア物です。画像はエブロ製で、プロポーションが良く屋根が脱着できるなど良い出来映えです。(これは前期型ですが、フロントグリルが異なる1968年式後期型もエブロがモデル化してます) エブロと同じ型を使っている国産名車コレクション(ノレブ製)製と、京商製もあります。小スケールではトミカの特注品(アンチモニー製)とコナミ(1/64)がモデル化しています。

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=967

   

 

TOYOTA CROWN (RS41) 1962 JAPAN

TOYOTA CROWN (RS41) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
EBBRO 43047 1/43 109mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.61m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 4気筒 1.9L 80HP 3段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでトヨタ クラウン S40型のミニカー検索

 

トヨタ クラウン RS41型 日本

 

 1960年に小型車規格が全長4.7m全幅1.7mまで拡大され、2代目クラウンは一回り大きいボディとなりました。ボディはトヨタのTをイメージしたフロントグリルを特徴とする直線的なデザインで、アメリカ車をお手本としていました。当初のエンジンは4気筒1.9L(80HP)のR型で、3段変速(2段オート トヨグライド)で最高速140km/hほどの性能でした。カスタムという名前のワゴン、商用車のマスターラインもありました。

 

 1964年にボディーを大型化し(全幅1.85m)、新設計したアルミ製V型8気筒2.6L(99HP)VG型エンジンを搭載した上級車のクラウン 8が登場します。さらに1965年に新設計の6気筒2L(99HP)のM型エンジンも追加されています。この6気筒車にはディスクブレーキ、フロアシフト、タコメータを装備したスポーティ仕様もありました。この時期に2つのエンジンを開発していますが、このエンジンがその後のトヨタの主力エンジンとなっています。

 

 

 ミニカーはエブロ製で、良くできたフロントグリルなど2代目クラウンのイメージがうまく再現されています。当時物はミクロペット、モデルペット、ダイヤペットといずれもレア物揃いです。最近ではファインモデル、トミカ リミテッド、国産名車(エブロの型流用?)などでモデル化されてます。エブロ以外の最近のミニカーとしては、ファイン モデル(アンチモニー製)がパトカーやタクシーなども含めて10数種類、国産名車コレクション、ファースト43、トミカ リミッテドの1/64などたくさんあります。2011年にエニフ(ENIF)がクラウン 8を非常に素晴らしい出来映えのダイキャスト製ミニカーに仕立てています。

 以下はモデルペットの1/42、国産名車コレクション(イクソ製?)の1/43の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CROWN (RS41) 1
TOYOTA CROWN (RS41) 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=968

   

TOYOTA CROWN EIGHT (VG10) 1964 JAPAN

TOYOTA CROWN EIGHT (VG10) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
ENIF ENIF0001 1/43 110mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.72m 全幅約1.845m
エンジン 変速機: V型8気筒 2.6L 115HP 4段変速/2段自動変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでトヨタ クラウン エイトのミニカー検索

 

トヨタ クラウン エイト VG10型 日本

 

 1960年に2代目クラウン(RS40型)が登場しました。1964年にクラウンのボディーを大型化し、新設計したアルミ製V型8気筒2.6L(99HP)VG型エンジンを搭載して追加されたのが、上級車のクラウン エイト(8)でした。(8は8気筒搭載の意) 特筆すべきはそのサイズで、 全長はRS40系より120mm長い4720mm、全幅は150mm広い1845mmとかなりの大型です。特に全幅は現行クラウン(1800mm)よりも広く、クラウン史上最大です。

 

 日本車初の自動変速機(トヨグライド)、速度を一定に保つオートドライブ、パワーステアリング、パワーウィンドウ、パワーシート、ヘッドライトの自動点灯とハイ/ロービームの自動切り替えを行うコンライトなど当時としては最新のハイテク装備が採用されていました。コンピューターなどなかった時代ですから、オートドライブなどはアナログ式電子回路で構成されていました。当時のライバルであったプリンス自動車のグランド グロリアが宮内庁で使われたのに対し、クラウン エイトは当時の佐藤栄作総理大臣の公用車に使われました。1967年まで生産され、センチュリーに切り替わりました。総生産台数は約4000台でした。

 

 

 ミニカーはエニフ(ENIF)製で、2012年に発売されました。ダイキャスト製でずっしりと重く、プロポーションが良く、実車の雰囲気が良く再現されています。前後のグリルやワイパーなどの細部にはエッティング パーツが使用されており、時計やコンライトのセンサーがダッシュボード上にちゃんと付いているなど、このサイズとしては非常に凝っています。なお画像のミニカーは1964年式(前期型)ですが、前後のグリルが少し異なる1965年式(後期型)もモデル化されています。前期型と後期型の外観上の違いがきちんと作り分けてあり、室内もシートなどが作り分けてあります。(カラーバリエーションも含めて全部で6種類あります)

 以下は室内の拡大画像です。ダッシュボード上の中央にあるのが丸形の時計で、右端にあるのがコンライトの外光センサーです。また横長で文字が並んだスピードメーターなどインパネ部分も良く再現されています。
TOYOTA CROWN EIGHT (VG10) 1
TOYOTA CROWN EIGHT (VG10) 2

 以下は前述したエブロ製 クラウン(RS40型)と並べてみた画像です。クラウン エイトの車幅の広さがよくわかります。
TOYOTA CROWN EIGHT (VG10) 3

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1926

   

 

TOYOTA TOYOPET CORONA (RT40) 1967 JAPAN

TOYOTA TOYOPET CORONA (RT40) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO CLC240P 1/43 94mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.11m 全幅約1.55m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 70HP 3段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでトヨタ コロナのミニカー検索

 

トヨタ トヨペット コロナ RT40型 日本

 

 1964年に登場した3代目コロナはアローラインと名付けられた傾斜したフロントノーズが特徴でした。4気筒1.5L(70HP)R型エンジンを搭載し、3段変速(2段オート トヨグライド)で最高速140km/hの性能でした。1965年には1.6L(90HP)エンジンでディスクブレーキ、フロアシフト、タコメータを装備したスポーティ仕様1600S、日本初のピラーレスの2ドアハードトップ、5ドアハッチバックが追加されました。商用車(バンとピックアップ)のコロナラインはコロナに統一されました。

 

 開通したばかりの名神高速道路で10万km連続高速走行公開テストを実施し、高速性能と耐久性をアピールし、先代までの耐久性不足のイメージを払拭しました。日産のブルーバードと「BC戦争」と呼ばれた販売競争を繰り広げ、1965年には国内販売台数1位を達成しています。その後もその地位を守り、トヨタの主力車種となりました。また1600Sにヤマハ開発のDOHCヘッドを載せたレース仕様車RTXをベースにした市販車1600GTは、DOHC1.6L(110HP)9Rエンジン搭載で4段変速、最高速175km/hと高性能でした。

 

 

 ミニカーはイクソ製で、2013年に発売されました。ミニカーの箱には1964年式と記されていますが、フロントウインカーがバンパーの下にあることから、1967年にマイナーチェンジされた後期型をモデル化しているようです。ただしナンバープレートの形状やフェンダーミラーが無いことなどからこれは輸出仕様車で、右ハンドルなので当時オーストラリアでノックダウン生産された車TIARA(ティアラ)をモデル化したと思われます。ただミニカーの底板に「COROLLA」(カローラ)と表記されているのは、理由が分かりません。出来ばえはイクソの標準的なものです。特徴的なフロントの造形がうまく再現され、室内もメータ類がきちんと印刷されています。以下はフロントとリアの拡大画像と室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA TOYOPET CORONA (RT40) 1
TOYOTA TOYOPET CORONA (RT40) 2

 3代目コロナの当時物ミニカーとしては、モデルペットのセダン、ダイヤペットの5ドアハッチバックとハードトップ 1600Sがありました。特にモデルペットのセダンは実に良い出来なのですが残念ながら持ってません。最近ではトミカ リミテッドのセダン、エブロの1600GTなどがあります。以下はダイヤペットのハードトップ 1600Sと5ドアハッチバックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA TOYOPET CORONA (RT40) 3
TOYOTA TOYOPET CORONA (RT40) 4

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=969

   

TOYOTA COROLLA 1100 (KE10) 1966 JAPAN

TOYOTA COROLLA 1100 (KE10) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION 16 1/43 91㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.85m 全幅約1.49m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 60HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでトヨタ カローラのミニカー検索

 

トヨタ カローラ 1100 KE10型 日本

 

 1966年に登場したカローラ(花の冠の意)はコロナとパブリカの間を埋める車として企画されました。実用性重視で販売が芳しくなかったパブリカの反省から、実用上の性能を確保した上で内外装に高級感を追加した車となっていました。新開発した4気筒1.1L(60HP)型エンジンを搭載し、フロアシフトの4/3段変速で最高速140km/hの性能でした。ボディデザインはスポーティな味付けがされた目新しい物で、グッドデザインだと思います。

 

 ライバルの日産サニーより排気量を100cc大きくした戦略があたり、コロナを抜いて国内販売1位となり商業的に大成功しました。1967年に4ドアとバンが追加され、1969年には1.2L(68HP)エンジンに切り替わりました。その後のトヨタ流80点主義の原点となった車でした。

 

 

 当時物ミニカーでは唯一のダイヤペットを持っているのですが、状態が悪くてお見せできません。画像は国産名車コレクション(ノレブ製)のもので、プロポーションが良くフロントあたりの造形など実車のイメージをうまく再現しています。多分同じ型を使っていると思いますが、エブロからも発売されています。トミカ リミテッド ヴィンテージ(1/64)でも2ドアと4ドアがモデル化されています。

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

http://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=970

   

 

ページ  « 前へ 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  ...22 次へ »