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スズキ スイフト スポーツ 日本 2012年
2010年にスズキ スイフト 3代目が登場しました。外観は大成功した先代の縦長ヘッドライト/テールライトを踏襲したデザインでよりスマートになりました。国内は5ドアハッチバックのみで、欧州は3ドアハッチバック、インドは4ドアセダンがありました。プラットフォームを刷新し軽量/高剛性化を高め、ホイールベース/トレッドを拡大したことで直進安定性/居住性が向上しました。(ボディも少し大きくなりました) DOHC 4気筒1.2L(91HP)エンジンを搭載する前輪駆動/4WD車でした。先代に引き続き2010年のRJC カー オブ ザ イヤーを受賞しました。
2011年にスポーティ仕様のRSが追加されました。同年にDOHC 4気筒1.6L(136HP)エンジンと6段変速/7段CVTを搭載した高性能なスイフト スポーツ 3代目が登場しました。スイフト スポーツはサスペンションやボディが強化され、走行性能が高められていました。外観も大型化されたフロントグリルとリアスポイラーで差別化され、内装も5眼メーターなどスポーティでした。2013年のマイナーチェンジでフロントグリルの意匠が変更されました。2014年にスイフト シリーズは世界累計販売台数400万台を達成し世界的にヒットしました。2016年にスイフト 4代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ スズキ スイフト 2016)
ミニカーは2014年に発売されたアシェット製 国産名車コレクションです。メーカーはイクソで、高性能版のスイフト スポーツをモデル化しています。プロポーションが良く、似た外観の先代との細部の違いが良く再現されていました。スイフト スポーツ専用のフロントグリルー、テールスポイラー、ホイール、デュアルエキゾーストマフラーなどもリアルに再現されていました。室内もインパネのメーター印刷はされていませんが、そこそこ良く再現されています。これ以外のスイフト 3代目のミニカーはリーツェの輸出仕様3ドア、トミカの1/64、WIT'S(レジン製)のスポーツなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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スズキ アルト 日本 2012年
スズキの軽自動車アルト 初代は1979年にフロンテの商用車仕様として、47万円という当時として破格の低価格で登場しました。アルト 初代はその低価格で大ヒットし、1984年にアルト 2代目、1988年にアルト 3代目が登場しました。2代目と3代目についてはアルト 3代目の解説に記載しています。以下はその後のモデルチェンジの概要です。
2009年にアルト 7代目が登場しました。先代の顔付を継承しつつ全体的に丸みがついたデザインとなりました。5ドアハッチバックのみの構成で、乗用車と商用バンはフロントの意匠が異なりました。DOHC 3気筒660㏄(54-64HP)エンジンを搭載する前輪駆動/4WD車でした。2011年にアイドリングストップシステム搭載の低燃費仕様車アルト エコが追加されました。(2013年のアルト エコの燃費は35km/Lで、実燃費でもハイブリッド車を超える最上位でした) 2014年にアルト 8代目にモデルチェンジしました。
ミニカーは2015年に発売されたアシェット製 国産名車コレクションです。アルト 7代目をモデル化しています。メーカーはイクソで、プロポーションが良く愛嬌のある顔つきが再現され、実車がうまく再現されていました。灯火類や室内などの細部も結構リアルで、安価な雑誌付きミニカーながら値段以上のミニカーに仕上がっていました。同じ型を使った色違いがFIRST43でも発売されました。これ以外のアルト 7代目のミニカーはトミカの1/56があります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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スズキ ハスラー X ターボ 日本 2014年
1998年にスズキは大径タイヤを履いて最低地上高を上げたクロスオーバーSUVとしてKeiを発売しました。当初は3ドアのみで翌年に5ドアを追加しましたが、ジムニーとの競合を避けて2000年からは5ドアだけとなりました。SOHC 3気筒660㏄ターボ(60HP)/DOHC 3気筒660(55HP)エンジンを搭載する、前輪駆動/4輪駆動車でした。2000年と2006年にフロントのデザインが変更されました。Keiは悪路走破性を重視するコアなユーザーに人気が高く、改良を重ねながら、2009年まで生産されました。またマツダにはラピュタとしてOEM供給されました。 (実車画像→ スズキ Kei 1998)
Keiの後継者としてスズキ ハスラーが2014年に登場しました。ワゴンR 5代目のプラットフォームを使い、15インチホイールを履いて最低地上高180㎜とし、サスペンションも変更されSUVらしい足回りとなっていました。外観はワゴンRと同じトールワゴンながら、メッキ枠の付いた丸形ヘッドライトと黒い樹脂製のバンパー/フェンダーで力強いイメージを強調したデザインでした。DOHC 3気筒660(54HP)/ターボ(64HP)エンジンを搭載する、前輪駆動/4輪駆動車でした。2015年にリチウムイオン電池とモーター機能付発電機を採用し、減速時に電力回生、加速時のパワーアシストを行うマイルドハイブリッド仕様が追加されました。先代のKei同様に人気があり、2020年にハスラー 2代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ スズキ ハスラー 2020)
ミニカーは2014年に発売されたハイストーリー製の当時物です。このミニカーは保有していないので、ここではWEBショップの画像を借用させていただきました。 画像を見ただけですがレジン製ミニカーの標準的な出来ばえで、実車の雰囲気がうまく再現されているようです。ハスラー 初代のミニカーはトミカの 1/58、MARK43(レジン製)などがあります。
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スズキ アルト 日本 2015年
2014年にスズキ アルト 8代目が登場しました。 先代は女性向けを意識したデザインでしたが、8代目は目力がある角形のヘッドライトを採用して見た目の雰囲気が一新されました。プラットフォームは新設計されて軽量化され、ホイールベースが延長されて室内が広くなりました。乗用車と商用車(バン 4ナンバー)があり、全モデルで4輪駆動仕様が選択できました。またマツダにOEMされて、キャロルとして販売されました。 安全装備としてアルトでは初のレーダーブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)、誤発進抑制機能、急ブレーキを踏んだ際に後続車に注意を促すエマージェンシーストップシグナルが導入されました。商用車のレーダーブレーキサポート装着車は商用車としては初のASV(先進安全自動車)となりました。
2015年にターボエンジンを搭載しサスペンションやタイヤをグレードアップした高性能版のターボ RSを追加し、さらに手動の5段変速機が選択できるさらにスポーティなワークスが約15年振りに復活しました。2018年にターボ RSは廃止されワークスに統一されました。 2021年にアルト 9代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ スズキ アルト 2022) 9代目には商用車が設定されなかったので、アルト初代から続いていた軽ボンネットバンは8代目限りとなりました。なお2022年に軽トールワゴンのスペーシアに商用車 スペーシア ベースが発売されました。
ミニカーは2015年に発売されたトミカの当時物です。このミニカーは保有していないので、ここではWEBショップの画像を借用させていただきました。特徴的なヘッドライト周りの雰囲気がうまく再現されていて、良く出来ているようです。ハッチバックが開閉するギミック付きです。これ以外のアルト 8代目のミニカーはMARK43(レジン製)の ターボ RS とワークスがあります。
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