ミニチュアカー ミュージアム

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AUSTIN 1300 GT 1969 UK

AUSTIN 1300 GT
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUSTIN 1300 GT


VITESSE VCC073 1/43 90㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.73m 全幅約1.53m エンジン 変速機: 4気筒 1275cc 71HP 4段変速
性能: 最高速154km/h  データーベースでオースチン 1300のミニカー検索

オースチン 1300 GT イギリス 1969年

 

 ADO16シリーズの3番手としてオースチン 1100が1963年に登場しました。モーリス 1100のオースチン版でフロントグリルとエンブレムが異なるだけで、性能等は同じだったようです。1967年のマイナーチェンジでテールフィン部分を変更したMK IIとなり、モーリスとオースチンは幅を広げた新しいフロントグリルで統一されました。またこのマイナーチェンジで、ADO16シリーズの全ブランドに1275cc(58HP)エンジンを搭載した1300が追加されました。

 

 1968年にはMG版の高性能仕様がなくなったので、その代わりとしてエンジンを71HPにパワーアップしたスポーティなオースチン 1300 GTが1969年に設定されました。1971年にはADO16シリーズのMG版とモーリス版がなくなり、オースチン 1300はMK IIIに発展しました。ADO16シリーズではオースチンの生産台数が一番多く、約110万台が1974年までに生産されました。

 

 

 ミニカーはビテス製で1998年頃に発売されました。ビテスはモーリス、オースチン、MGなどADO16シリーズを20種類ほどモデル化しています。ビテスのADO16シリーズはプロポーションが良く、グリルやホイールなど各ブランドの違いをきちんと作り分けてあるので、集めると楽しいシリーズです。当サイトではモーリス、オースチン、MGバンデン プラを紹介しています。これはオースチン 1300 (MK II)の高性能版1300 GTをモデル化しています。(左ハンドルなので輸出仕様のモデル化のようです) ブラックアウトされたフロントグリル、レザートップ、スポーティなホイールなど1300 GTの特徴が再現されています。なおMK IIから小さくなったリアのテールフィンについては、MK Iのままで変えていないようです。(ほんの少しだけの違いですが。。) これ以外のミニカーとしてはヴァンガーズやオックスフォードがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUSTIN 1300 GT 1
AUSTIN 1300 GT 2

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