ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

LAND ROVER RANGE ROVER II 4.6 HSE 1995 UK

LAND ROVER RANGE ROVER II 4.6 HSE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
AUTO ART 54802 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.71m 全幅約1.89m 全高1.82m
エンジン 変速機: V型8気筒 4.6L 225HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速196km/h
データーベースでレンジローバー 2代目のミニカー検索

 

ランドローバー レンジローバー II 4.6 HSE イギリス 1995

 

 レンジローバーの2代目が1995年に登場しました。ヘッドライトが角形に変更されましたがデザインは、初代のシンプルな造形を継承していました。ラダーフレームにリジッドアクスルの前後サスペンションの基本構成も、ビスカスカップリング式センターデフを持つ4WDシステムも先代と同じでした。ホイールベースが一本化され、4ドアのみのボディとなりました。エンジンはV型8気筒4L(190HP)/4.6L、6気筒2.5L(136HP)ターボディーゼル(BMW製)がありました。

 

 2000年のマイナーチェンジで、ヘッドライトの意匠変更(ウインカーの色変更)が行われました。SUV市場の拡大による増加したライバルや廉価版のディスカバリーとの差別化対応で、レンジローバーは装備を充実しさらに豪華になりました。コノリー社製本革電動シート、ウッドパネルなどを標準装備した4.6 HSEやさらに高級な4.6 ヴォーグ(VOGUE)などの仕様がありました。2002年にレンジローバー 3代目が登場しました。BMWが2000年に「ランドローバー」ブランドをフォードに売却したので、3代目はフォード傘下での登場となりました。

 

 

 ミニカーは2000年に発売されたオートアート製です。オートアートはアメリカのGATEWAY GLOBAL社のブランドで1998年に登場しました。ミニチャンプスの1/18を製造していた「UT モデル」が前身なので、主力の1/18の出来ばえには定評があります。オートアートの1/43はほとんどが1/18をベースにして作られているようで、1/18をモデル化する為に集めた詳細な実車の構造データは、開閉ギミックのない1/43でも室内やサスペンションなどの造形に使われています。このレンジローバーも1/18と1/43でモデル化されていますので、室内やドライブトレーンなどの細部はリアルにできています。ただオートアートは1/43サイズでは実車のイメージを再現するデフォルメがあまりうまくない物もあります。(1/43のデフォルメは1/18とは違うセンスが必要なのです) このレンジローバーはシンプルなボディデザインですので、その辺は問題がなく良い出来ばえだと思います。オートアートは1/18も含めて10種類ほどをモデル化しています。オートアート以外では、ホンウエル、ブラーゴの1/24と1/43、オックスフォードの1/76などがありますが、初代レンジローバーに較べるとあまり人気が無いようです。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LAND ROVER RANGE ROVER II 4.6 HSE 1
LAND ROVER RANGE ROVER II 4.6 HSE 2

 以下は室内と底板部分の画像です。室内は良く再現されていて、底板部分のサスペンションやパワートレインなどのメカ部分は実にリアルに3次元的に再現されています。ミニカーを台座から取り外してひっくり返してみないとこの素晴らしさは分かりません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAND ROVER RANGE ROVER II 4.6 HSE 1
LAND ROVER RANGE ROVER II 4.6 HSE 2

レンジローバー 3代目のミニカー → データーベースでレンジオーバー 3代目のミニカー検索

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1334

   

LAND ROVER FREELANDER 1998 UK

LAND ROVER FREELANDER 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CARARAMA 250 1/43 105㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.45m 全幅約1.81m
エンジン 変速機: V型6気筒 2.5L 177HP 5段変速/5段自動変速 フルタイム4WD
性能: 最高速187km/h
データーベースでランドローバー フリーランダーのミニカー検索

 

ランドローバー フリーランダー イギリス 1998

 

 ランドローバーのエントリーモデルとして、小型SUVのフリーランダーが1997年に登場しました。トヨタ RAV4やホンダのCR-Vと同じジャンルの車で、横置エンジンの前輪駆動車をベースにしたフルタイム4WD車でした。個性的なフロントを持つ目新しいデザインで、5ドアとリアキャビン部が開閉できるソフトトップを持つ3ドアの2タイプがありました。エンジンは4気筒1.8L(120HP)、V型6気筒2.5L(177HP)、4気筒2Lターボディーゼルなどがあり、5段自動変速で最高速187km/h(2.5L)の性能でした。2003年のマイナーチェンジでフロントとリアの意匠が変更され、3ドアが廃止されました。当時のヨーロッパでは4WD車のベストセラーカーとして大ヒットしました。

 

 2006年にモデルチェンジして、2代目のフリーランダー 2(北米ではLR2)となりました。デザインは先代のフロントのイメージを踏襲していますが、ボディは5ドアだけとなりました。フォード グループ内のボルボ S80(2代目)と同じプラットフォームを使い、エンジンはボルボの6気筒3.2L(233HP)とフォード/PSAグループの4気筒2.2L(160HP)ディーゼルを搭載していました。ランドローバーが開発した走行モードを切り替える「テレインレスポンス」システムを装備し、オフロード性能も優れていました。2011年のマイナーチェンジで、フロントグリルがレンジローバー風のデザインに変わりました。2014年に生産中止となり、2015年に登場したディスカバリー スポーツが後継車となりました。

 

 

 ミニカーは2001年頃に発売されたカララマ製で、3ドアの初期型をモデル化しています。カララマはホンウェルのブランドで、1/43の安価なダイキャスト製ミニカーを作っていました。安価ながらも基本のプロポーションはしっかりしていて結構良い出来ばえのものがありました。このフリーランダーもライトが小さめですが、樹脂バンパーを使った独特のフロント周りなど実車の雰囲気が良く再現されています。ドアとリアゲートが開閉するギミック付です。なおリアゲートは透明なプラスチックパーツが経年劣化で変形し、きちんと閉まらない状態になっています。同じ物がシュコー ジュニア ブランドでも発売されていました。これ以外のフリーランダー初代のミニカーは、カララマのマイナーチェンジ後の5ドア、ユニバーサルホビーの3ドア、Bブラーゴの3ドアなどがあります。フリーランダー 2のミニカーはブラーゴとオックスフォードなどがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内/リアゲートの開閉ギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LAND ROVER FREELANDER 1
LAND ROVER FREELANDER 2

ランドローバー ディスカバリーのミニカー → データーベースでランドローバー ディスカバリーのミニカー検索

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1906

   

 

ROVER 75 1999 UK

ROVER 75 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SCHUCO 4592 1/43 109㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.75m 全幅約1.78m
エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 2L 150HP 5段変速/5段自動変速
性能: 最高速210km/h
データーベースでローバー 75のミニカー検索

 

ローバー 75 イギリス 1999

 

 品質が低下し販売が低迷していたローバーは1979年にホンダと資本提携しました。1980年代にはホンダ車をベースにした車がローバーグループから発売されました。バラードをベースとしたトライアンフ アクレイム(後継は200シリーズ)、シビックをベースにした400シリーズ、アコードをベースにした600シリーズ、レジェンドをベースとした800シリーズ(北米仕様はスターリング)などがありました。ブリティッシュ レイランドは1986年にローバー グループに改名され、1988年にはブリティッシュ エアロスペース(航空会社)に売却されました。

 

 その後1994年にブリティッシュ エアロスペースはローバーをBMWに売却しました。(ホンダとの提携は解消) BMWはローバーグループを解体し、ミニとトライアンフのブランドを自社で保有し、ランドローバーは米国フォードに売却し、残りのMGなどのブランドは英国の投資家グループ フェニックス コンソーシアムに売却されました。そのフェニックス コンソーシアムが2000年に立ち上げたMG ローバー グループも経営不振で2005年に倒産しました。現在ローバー ブランドはインドのタタ自動車が保有しています。

 

 

 600と800の後継車としてBMW傘下で新規に設計された75が1998年に登場しました。75という名前は1950年代のP5時代の名前を復活させたもので、デザイン的にも丸型4灯式ヘッドライトなどレトロな雰囲気に仕上げています。横置きエンジンの前輪駆動車で、当初はセダンのみで2001年にワゴン(ツアラー)が追加されました。エンジンはDOHC 4気筒1.8L(120HP)、DOHC V型6気筒2L/2.5L(177HP)、4気筒2L(116HP)ターボディーゼルなどがありました。

 2001年にエンジンやサスペンションをチューンしたスポーツ仕様の姉妹車が、MGブランドのMG ZT(ツアラーはZT-T)として登場します。ZTにはフォード製 V型8気筒4.6Lエンジンを搭載したZT Xパワーなどの高性能版が設定されました。2004年のマイナーチェンジで、75/MG ZTはヘッドライトが変更されてスポーティなイメージのフロントに変わりました。75は多くが政府公用車として使われストレッチリムジンも設定されるなど、保守的な層には評判が良かったようです。2005年のMG ローバー グループの倒産で生産が終了しました。(75の総生産台数は約21万台でした)

 ミニカーは2001年に発売されたシュコー製です。シュコーらしいしっかりした塗装で、プロポーションが良く細部もリアルに再現された良い出来ばえです。この時期のシュコーとしては珍しいイギリス車ですが、親会社BMWの意向でプロモーション用として作られたのではないかと思います。これ以外の75のミニカーはバンガーズがモデル化しています。1980年代後半から1990年代前半のローバー車(200、400、600、800など)はミニカーがほとんどありません。ミニカーがあまり作られなかった時期なのですが、実車も人気がないようです。最高級車のローバー 800はコーギーの1/36、ウエスタンモデルの1/43でモデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ROVER 75 1
ROVER 75 2

姉妹車 MG ZTのミニカーはバンガーズがモデル化しています。→ データーベースでMG ZTのミニカー検索

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1335

   

LAND ROVER RANGE ROVER EVOQUE  2012 UK

LAND ROVER RANGE ROVER EVOQUE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 285 1/43 103㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.37m 全幅約1.9m 全高 1.64m
エンジン 変速機: 4気筒2.2L ディーゼル ターボ  187HP 6段自動変速 4WD
性能: 最高速198km/h
データーベースでレンジローバー イヴォークのミニカー検索

 

ランドローバー レンジローバー イヴォーク イギリス 2012

 

 ローバーのSUV レンジローバー イヴォークが2011年に登場しました。2008年の北米国際自動車ショーで発表されたクーペ風のスタイリッシュなデザインのコンセプトカー LRXをベースとしていて、コンセプトカーと同じ3ドアと5ドアのモデルがありました。レンジローバーの名前が付いていますが、レンジローバーよりも小型で、同社のフリーランダーのシャーシをベースにしていました。低燃費を実現する為、アルミ製ボンネットやプラスチック製リアハッチを採用し、フリーランダーより100㎏軽量化していました。

 

 エンジンは低燃費の4気筒2L/2.2Lディーゼル ターボと4気筒2Lガソリン ターボがありました。トランスミッションはアイシン製の6段変速/自動変速で、駆動方式は前輪駆動の2WDとフルタイム4WDがありました。面白い装備として、小さなリアウインドーで見えづらい後方やオフロードでの車外の状況を5台の車載カメラの画像でドライバーに知らせるシステムが備わっていました。2014年に世界初の乗用車用9段自動変速機(ZF製)が搭載されました。2012年のジュネーブモーターショーで電動ソフトトップを持つコンバーチブルのコンセプトカーが発表され、2015年から量産化されました。2代目のイヴォークが2018年に登場しています。

 

 

 ミニカーは2016年に発売された国産名車コレクション製でメーカーはイクソです。雑誌付きミニカーなので内装の仕上げは簡素化されていますが、プロポーションは良く大きな半透明のサンルーフやフロントグリル/灯火類は結構うまく再現されています。イクソはカタログモデルで3ドア、5ドア、コンバーチブル(PREMIUMX レジン製)も発売しています。イクソ以外のイヴォークのミニカーはオックスフォードの1/76、WELLYの1/24)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LAND ROVER RANGE ROVER EVOQUE 1
LAND ROVER RANGE ROVER EVOQUE 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1852

   

LAND ROVER RANGE ROVER SPORT 2014 UK

LAND ROVER RANGE ROVER SPORT 画像をクリック/タップすると画像が変わります
JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 308 1/43 113mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.86 全幅約2m
エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3L スーパーチャージャー 250HP 8段自動変速 フルタイム4WD
性能: 最高速225km/h
データーベースでレンジローバー スポーツのミニカー検索

 

ランドローバー レンジローバー スポーツ イギリス 2014

 

 高性能SUVとしてレンジローバー スポーツが2005年に登場しました。ディスカバリー 3をベースにしており、名前が示すようにレンジローバーのスポーティ版といった性格の車です。ホイールベースが短縮されボディが小型化され、2列シートの5人乗りとなっていました。当初のエンジンはDOHC V型8気筒4.4L(300HP)とV型6気筒2.7L(190HP)ターボ ディーゼルで、2009年にジャガー製DOHC V型8気筒5L(375HP/スーパーチャージャー付 510HP)とV型6気筒3L(211HP)ターボ ディーゼルなどが追加されました。電子制御式エアサスペンションが標準装備され、悪路走行制御の「テレインレスポンス」システムを装備していました。2009年のマイナーチェンジで、前後の意匠が変更されました。

 

 2013年にレンジローバー スポーツ 2代目にモデルチェンジしました。フロントの造形などがよりダイナミックなデザインとなりました。ボディは総アルミモノコック構造が採用され、アクティブアンチロールバーを持つアクティブ サスペンションが採用されました。エンジンはDOHC V型5気筒3L(250HP)スーパーチャージャー、DOHC V型8気筒5L(510HP)スーパーチャージャー、V型6気筒3L(258HP)ターボ ディーゼルなどが搭載されました。2014年にV型6気筒3Lエンジンと35kWのモーターとリチウムイオン電池を組合わせたランドローバー初のハイブリッド仕様が追加されました。同年にDOHC V型8気筒5L(550HP)スーパーチャージャー エンジンを搭載し最高速260Km/hの高性能版SVRが追加されました。

 

 

 ミニカーは2017年に発売された国産名車コレクション製です。レンジローバー スポーツ 2代目をモデル化しています。メーカーはイクソで、同社のカタログモデルのPREMIUMX 型番PRD360の仕上げを簡略化した物です。室内の仕上げが簡略されているだけですので、プロポーションは良く灯火類などの細部もまずまずリアルで、値段を考えるとお得なミニカーです。レンジローバー スポーツ 初代のミニカーはシュコーの1/87、オートアートの1/18、ソリドなどがあります。2代目のミニカーはこれと同じイクソ系、WELLYの1/24、オックスフォードの1/76などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LAND ROVER 1
LAND ROVER 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1972

   

 

 

ページ  « 前へ 1  2