ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

GM CADILLAC SERIES 62 CONVERTIBLE 1950 USA

GM CADILLAC SERIES 62 CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 281 1/43 134mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.7m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.4L 160HP 4段自動変速
性能: 最高速156km/h
データーベースでキャディラック 戦後 60系のミニカー検索

 

GM キャディラック 62 コンバーチブル アメリカ 1950

 

 キャディラックの1940年代のラインアップは戦前(1930年代)の60(シリーズ)が61(シリーズ)に、65が62に、70が60Sになり、その上にはリムジンの75がありました。62はキャディラック ブランドとしてはエントリーレベルのフルサイズの高級車で、初代は1940年に登場し、4ドアセダン、2ドアクーペ、2ドアコンバーチブルがありました。1942年に2代目にモデルチェンジしましたが、2代目でもまだヘッドライトを組込んだフェンダーがボディ側面から独立していて、1930年代のイメージを残していました。

 

 1948年にフェンダーがボディと一体化された戦後型のキャディラック(3代目62や3代目60S)が登場しました。1950年代に自動車デザインの流行となったテールフィンを最初に採用したのがこの車でした。テールフィンは双胴の戦闘機ロッキード P-38 ライトニングの垂直尾翼のイメージを自動車に取り込んだ物でした。この頃のアメリカ車はクロームメッキされた派手で巨大なバンパー、グリルが特徴で、美しいかどうかは別にしてそのダイナミックな迫力には魅了があります。1953年に2ドアコンバーチブルに特別仕様のエルドラドが設定され、1954年に60系は4代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはビテス製でビテスは1940-50年代のアメリカ車を1990年頃に数多くモデル化しています。このキャディラックもその一つで、派手なバンパーなどがよく再現されていて、当時としてはかなり良い出来ばえのミニカーでした。キャディラックのエンブレム/ナンバープレートのデカールやドアミラーなどの後付け用パーツが付属していて、それらを付けるとよりリアルになるのですが、取り付けはやっていません。バリエーションとして幌を下した仕様、映画女優のフィギュア付、アイゼンハワー大統領の就任式パレード仕様などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とテールフィン/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC SERIES 62 1
GM CADILLAC SERIES 62 2

 以下はビテスのバリエーションで、幌を畳んだエルドラド(型番280)と映画女優(M.モンローかな?)のフィギュア付のエルドラド(型番288)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC SERIES 62 3
GM CADILLAC SERIES 62 4

 以下は1990年頃に発売されたフランクリン ミントのキャディラック エルドラド 初代 1953年(型番RB68 1/24)の画像です。1/24のサイズを生かしてエンジン/シャーシ/室内などをリアルに再現していて、ドアやボンネットが開閉でき、発売当時は最も精密な量産ミニカーでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC ELDORADO 1
GM CADILLAC ELDORADO 2

 以下はフランクリン ミントのキャディラック エルドラド 初代 1953年(型番RB68 1/24)のエンジン部分/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC ELDORADO 3
GM CADILLAC ELDORADO 4

 以下はデルプラド 世界の名車シリーズ(No.63)のキャディラック エルドラド 初代 1953年の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC ELDORADO 3
GM CADILLAC ELDORADO 4

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=366

   

GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 1957 USA

GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4501 1/43 130mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 6L 300HP 4段自動変速
性能: 
データーベースでキャディラック エルドラドのミニカー検索

 

GM キャディラック エルドラド ビアリッツ アメリカ 1957

 

 1954年にキャディラックは戦後型の4代目にモデルチェンジしました。先代のイメージを踏襲していますが、フェンダーが完全にボディと一体化してボンネットの膨らみも小さくなりました。1956年には4ドアハードトップのセダン デビル(SEDAN DE VILLE)、エルドラドの2ドアハードトップのセビル(SEVILLE)が追加されました。

 

 1957年にキャディラックは5代目にモデルチェンジしました。やはり同じイメージのボディですが、ボンネットの膨らみがなくなり直線的なデザインになりました。3代目に採用されて1950年代の流行りとなったテールフィンはモデルチェンジの度に徐々に大きくなっていきました。5代目の4ドアセダン系ではリアフェンダーの後端がサメの背びれのように盛り上がった形で、2ドアクーペ系ではテールエンドがなだらかに下がり、そこに垂直尾翼のように尖ったフィンが突き出しています。またフロントグリルにもテールフィンに呼応した2本の突起がありますが、これも飛行機のイメージを取り込んだデザインで、当時はかっこよかった?のでしょう。1959年に6代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはソリド製で、1985年に発売されました。エルドラドの豪華仕様であるビアリッツをモデル化しています。ソリドは1950-60年代のアメリカ車を1980年代に数種類ほどモデル化しています。このキャディラックもその一つで、特徴的なテールフィンを持つリアエンドをうまく再現しています。なお廉価版的なミニカーでしたので、プロポーションなど基本的な部分はきちんと作ってありますが、細かい部分は値段相応の仕上げとなっています。ソリドには幌を畳んだバリエーションもありました。これ以外の5代目キャディラックのミニカーはサンスターの1/18、シグネチャーの1/32、レジン製ではNEOやGREAT LIGHTNINGなどがあります。 以下はフロント(ボンネットを開いたエンジン部)/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 1
GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 2

 以下はバリエーションで幌を畳んだエルドラド ビアリッツ(型番4500)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 3
GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 4

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=367

   

 

GM CADILLAC SERIES 62 1959 USA

GM CADILLAC SERIES 62 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 383 1/43 137mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.72m 全幅約2.03m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 325HP 4段自動変速
性能: 最高速201km/h
データーベースでキャディラック 戦後 60系のミニカー検索

 

GM キャディラック 62 アメリカ 1959

 

 1959年に登場した6代目キャディラックは、4灯式ヘッドライトが採用されるなど大幅なデザイン変更が行われました。特にこの6代目はテールフィンが史上最大の大きさになったことで有名なモデルです。このテールフィンには2連の尖ったテールライトが付き、またリアのバンパーの両端はジェット機の排気口のような形状(ここもテールライト内蔵)になっていて、ここまでやるかといった派手なデザインでした。なお1959年式のGMのオールズモービル 98ビュイック エレクトラも大きなテールフィンを備えていました。

 

 全長5.72mの巨大な車ですが、現在では考えられないほどボンネットとトランクのスペースが長いです。2/4ドアハードトップと2ドアコンバーチブルがあり、そのハードトップは細いピラーで大きく開放的な窓を持つ独特のデザインでした。パワーブレーキ、パワーステアリング、4段自動変速機、パワーウィンドウ、パワーシート、エアコン、電動格納式ソフトトップなどを既に装備していました。(→参考動画) 1961年に7代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーはビテス製で、1987年頃に発売されました。ビテスの1940-50年代アメリカ車シリーズの一つです。4灯式ヘッドライトの派手なフロントグリル、独特のハードトップ、大きなテールフィンとそこに付いた尖ったライトなどがうまく再現されています。バリエーションでコンバーチブルもありました。ビテス以外の6代目キャディラックのミニカーは、ディンキーの当時物、マッチボックス ディンキーの1/43、フランクリン ミントの1/24と1/43、ダンバリー ミントの1/24、ブッシュの1/87、オートアートの1/18、マイストの1/18などたくさんあります。以下はビテスのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC SERIES 62 1
GM CADILLAC SERIES 62 2

 以下はビテスのバリエーションで、キャディラック 62の「JUST MARRIED(新婚ほやほや)」仕様(型番382)の画像です。車の後ろには音を立てるブリキ缶(コップ)も付いています。昔のミニカーにはこのような遊び心のある楽しいバリエーションがありました。(今でも老舗ブランドはこのようなバリエーションを作りますが) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC SERIES 62 3
GM CADILLAC SERIES 62 4

 以下は1988年に発売されたフランクリン ミントの50年代シリーズのキャディラック エルドラド ビアリッツ 1959年(型番KE21)の画像です。レトロな作風ですが、ボンネット/ドアが開閉し、室内/エンジン/シャーシなどもリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC ELDORADO 5
GM CADILLAC ELDORADO 6

 以下はフランクリン ミントのキャディラック エルドラド ビアリッツ 1959年(型番KE21)のボンネットを開いたエンジン部/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC ELDORADO 5
GM CADILLAC ELDORADO 6

 以下は1991年頃に購入したマッチボックス ディンキーのキャディラック 62 クーペ デビル 1959年(型番DY007)の画像です。マッチボックス傘下でディンキー ブランドを一時的に復活させた際のミニカーで、マニア向けでしたのでそこそこ良く出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC ELDORADO 7
GM CADILLAC ELDORADO 8

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=368

   

GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ CONVERTIBLE 1963 USA

GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ CONVERTIBLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
FRANKLIN MINT RI92 1/43 134mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.66m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 325HP 4段自動変速
性能: 最高速195km/h
データーベースでキャディラック エルドラドのミニカー検索

 

GM キャディラック エルドラド ビアリッツ コンバーチブル アメリカ 1963

 

 7代目キャディラック 60系(4代目エルドラド)が1961年に登場しました。(実車画像→キャディラック62 セダン 1961年) 1959年型の大きくなり過ぎたテールフィン デザインへの反動が起こり、テールフィンは一挙に小さくなりました。テールライトはテールフィンのなかに納められた縦長の小さなものになり、この縦長のテールライトはその後キャディラックの特徴的なデザインとなっていきました。

 

 1963年型ではテールフィンはさらに小さくなり、ボディ全体もより直線的になりボディ側面はフラットになりました。この直線的なデザインはその後1980年代まで継承され、シンプルでフォーマルな雰囲気がキャディラックらしさとなりました。キャディラックのエントリーレベルであったシリーズ60系は、1965年からカレー(CALAIS)という名前にに変わりました。(そのカレーも1976年にはなくなりましたが) なお最上級車エルドラドは先代ではクーペ/コンバーチブル/4ドアハードトップがありましたが、4代目では2ドアコンバーチブルだけとなりました。

 

 

 ミニカーは1990年頃に作られたフランクリン ミントの1/43の1960年代シリーズの一つです。このシリーズは1960年代の代表的なアメリカ車12車種をモデル化したもので、ドアやボンネットが開閉でき室内も良く作り込まれていました。このキャディラック エルドラドも、特徴的な小さなテールフィン/テールライト/直線的なボディがうまく再現されています。ヘッドライトなどがややレトロな作風ではありますが、当時としては精密な1/43のミニカーでした。この世代のキャディラックのこれ以外のミニカーは、ディンキー(英)の当時物、ウエスタンモデル(ホワイトメタル製)の1/43、ダンバリーミントの1/24、シグネチャーの1/32などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジン部/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 1
GM CADILLAC ELDORADO BIARRITZ 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=369

   

GM CADILLAC SUPERIOR RESCUER (AMBULANCE) 1965 USA

GM CADILLAC SUPERIOR RESCUER (AMBULANCE) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY (UK) 267 1/43 153mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約6.5m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 340HP 3段変速
性能: 最高速 不詳
データーベースでキャディラック 救急車のミニカー検索

 

GM キャディラック 高規格救急車 アメリカ 1965

 

 現在のアメリカの救急車はピックアップトラックや1ボックスタイプのバンを使った専用車が主流ですが、かつては日本と同じように乗用車ベースのワゴンタイプの救急車もありました。救急車は後部に広いスペースが必要なので、大型車が使われました。これは1960年代の縦型4灯式ヘッドライトを採用したキャディラックの救急車です。年式は縦型4灯式ヘッドライトが採用された1965年でほぼ間違いないと思います。当時のキャディラックの一番大きなリムジーンは全長が6.2mでしたが、この救急車はそれよりも全長が長くホイールベースを延長しているようです。

 

 ミニカーはディンキー(英)製の当時物で1967年に発売されました。実車が大きいので全長が150mmを超える大きなサイズのミニカーになっています。フロントグリルやサイレンなどが金属製パーツで作られたディンキー(英)らしい重厚な出来ばえです。室内には患者を乗せたストレッチャーがあり、テールゲートから出し入れできます。 また屋根のライトは豆電球で底板部分に収納した単4電池で点灯させるようになっています。本来は後輪の回転で回路が断続されて点滅する構造なのですが、残念ながら現在は回路の接触不良で点灯しません。

 

 

 これ以外のキャディラックの救急車としては、ソリドの1930年代のV16 救急車、ブッシュの1950年代/1970年代の救急車、コーギーの1961?年式のスーペリア 救急車などがあります。変わり種としては映画「ゴーストバスターズ」に使われた1959年式のキャディラック 救急車がマテルやジョニーライトニングから出ています。 以下はフロント/リアの拡大画像とテールゲートを開いてストレッチャーを収納するギミックの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC SUPERIOR RESCUER (AMBULANCE) 1
GM CADILLAC SUPERIOR RESCUER (AMBULANCE) 2

 以下は室内の画像とルーフ/底板部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC SUPERIOR RESCUER (AMBULANCE) 3
GM CADILLAC SUPERIOR RESCUER (AMBULANCE) 4

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1804

   

 

GM CADILLAC FLEETWOOD 60 SPECIAL BROUGHAM 1967 USA

GM CADILLAC FLEETWOOD 60 SPECIAL BROUGHAM 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO PREMIUMX PR0013 1/43 139mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.78m 全幅約2.03m
エンジン 変速機: V型8気筒 7L 340HP 3段自動変速
性能: 最高速189km/h
データーベースでキャディラック 1960年以降のミニカー検索

 

GM キャディラック フリートウッド シックスティ スペシャル ブロアム アメリカ 1967

 

 フリートウッドはキャディラックの最上級セダンに付く名前で、60シリーズ(Sixty)と70シリーズ(Seventy)の2タイプがありました。1965年に登場したキャディラック 9代目の60/70シリーズは、縦型4灯式ヘッドライトを採用したことが外観上の一番大きな特徴でした。リムジンの75は全長6.2m 全幅2m、フルサイズの60は少し短いですが全長5.78mとどちらも車重2tを超える巨体でした。V型8気筒7L(340HP)エンジンを搭載し3段自動変速で最高速189km/hの性能でした。この車の公称燃費は3.5km/Lでしたが、実燃費は3㎞/L以下だったでしょう。

 

 この縦型ヘッドライトを特徴とするデザインは1960年代の高級車に流行ったデザインでした。このデザインの車はメルセデス ベンツ 220(W111)あたりから始まって、フォード ギャラクシーオペル ディプロマット日産 グロリア(A30型)などがありました。キャディラックの縦型ヘッドライトは1969年のデザイン変更で一般的な横型4灯式ヘッドライトに変わりました。1971年に60/70シリーズはキャディラック 10代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2009年に発売されたイクソのプレミアムXの初期物でレジン製です。フロントグリルなどの仕上げはイクソの標準的なレベルですが、実車同様に大きなサイズになっているので全体的にはやや大味な感じの出来ばえです。また大きさの割にレジン製ゆえに軽いのは、中身がからっぽな感じがしていまいちです。ただ大きくて豪華であったかつてのアメリカ車の代表としてこのキャディラックのミニカーは実に貴重なものです。その意味では60ではなく75をモデル化したほうが良かったのかもしれません。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC FLEETWOOD 60 SPECIAL BROUGHAM 1
GM CADILLAC FLEETWOOD 60 SPECIAL BROUGHAM 2

 以下は1978年頃に発売されたサクラ製のキャディラック 75 (1/45? 型番A-3)の画像です。サクラの世界の名車シリーズの1台でキャディラック 75をモデル化しているようです。全長が135㎜ですから縮尺はおよそ1/45ぐらいになります。1960年代のアンチモニー製ミニカーと同じような製造方法で作成して意図的にレトロな作風のミニカーに仕上げてあります。ボディはアンチモニー製の一体成型でかなり重く室内の再現はありません。このミニカーは実車をリアルに再現したものではなく、実車の雰囲気をオーバーにデフォルメして楽しむといったものです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CADILLAC FLEETWOOD 75 1
GM CADILLAC FLEETWOOD 75 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1120

   

GM CADILLAC ELDORADO 1968 USA

GM CADILLAC ELDORADO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY (UK) 175 1/43 135㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.63m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒7.7L 375HP 3段自動変速
性能: 最高速192km/h  縦置エンジン前輪駆動
データーベースでキャディラック エルドラドのミニカー検索

 

GM キャディラック エルドラド アメリカ 1968

 

 キャディラック エルドラドはキャディラックのなかでもパーソナル用途のシリーズで、ボディ形式が2ドアクーペやコンバーチブルの華やかな高級車です。キャディラック 9代目は1969年にフロントグリルの基本デザインが縦型4灯式ヘッドライトから横型4灯式に変わりましたが、1967年に登場したエルドラド 6代目では格納式(ヘッドライト前面のグリルが上下にスライドする)の横型4灯式ヘッドライトが採用されました。V型8気筒7.7L(375HP)エンジンを搭載し3段自動変速で最高速192km/hの性能でした。

 

 この世代から同じようなパーソナル クーペであったビュイック リビエラオールズモービル トロネードとシャーシを共有することになったので、前輪駆動車となりました。これらの前輪駆動車は良く似たデザインとなっていましたが、エルドラドはリアクオーターとサイドビューの鋭角的な造形など、これまでより一層パーソナル色が強くなっていました。これは同じようなジャンルでライバルのフォード サンダーバードなどの影響があったのでしょう。1969年には格納式ヘッドライトが廃止され、1971年にエルドラド 7代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1969年に発売されたディンキー(英)製の当時物です。当時ヨーロッパのミニカーメーカーはアメリカ車をあまりモデル化しなかったのですが、この車がモデル化されたということはこの車の登場がヨーロッパにもインパクトを与えたことを示しています。1/43より少し大きめにできていますが、プロポーションが良く当時のミニカーとしては良く出来ていました。なお子供向けだったが故に実車にはなかったと思われる派手なカラーリングになっています。経年変化でリアのサスペンションがへたったので、かなりシャコタンになっています。ボンネット/ドア/トランクが開閉するフルギミック付です。これ以外の同時期のエルドラドのミニカーはグリーンライトの1/64、オートワールドの1/64、ネオ(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジン部/室内の画像です。室内で助手席の前にあるパイプのようなものはボンネットを開くためのレバーで、これを押し込むことでボンネットが開きます。ただ大人の指でこのレバーを押し込むのはかなりやり難いです。(このレバーを操作しなくてもボンネットは手で開けられます) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC ELDORADO 1
GM CADILLAC ELDORADO 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1121

   

GM CADILLAC ELDORADO 1976 USA

GM CADILLAC ELDORADO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO PREMIUMX PR0003 1/43 135㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.7m 全幅約2m
エンジン 変速機: V型8気筒 8.2L 190HP 3段自動変速
性能: 最高速204km/h  縦置エンジン前輪駆動
データーベースでキャディラック エルドラドのミニカー検索

 

GM キャディラック エルドラド アメリカ 1976

 

 1973年に起こったオイルショックでガソリンが高騰し低燃費が要求されるようになり、アメリカ車はサイズが小さくなり始めました。1976年式あたりのアメリカ車がやたらと大きなサイズであったアメリカ車の最後の世代になりました。この年式のフォーマルなキャディラック フリートウッド 75は全長約6.4m 全幅約2mで、パーソナルなキャディラック エルドラドでも全長約5.7m 全幅約2mもありました。

 

 また同時期の安全基準の強化により屋根の無いオープンカー(コンバーチブル)が消えつつありました。1971年に登場したキャディラック エルドラド 7代目のコンバーチブルは当時数少なくなっていたオープンカーのひとつでした。そんなわけでこのエルドラド コンバーチブルは大きくて派手なアメリカ車が栄華を極めた時代の最後の一台といえる車でした。1975年にはサイズダウンしたコンパクトなキャディラックとして全長約5.2mのセビルが登場しました。1977年にはGMのフルサイズの車が一斉に小型化され、キャディラックも一番大きいフリートウッド リムジンが全長6.2mになりました。(それでもまだ大きいですが)

 

 

 ミニカーは2009年に発売されたイクソのプレミアムX 初期の物でイクソとしては数少ないレジン製です。良くできた4灯式ヘッドライトのフロントグリル、そこそこ再現された室内など、この大きくて派手なアメリカ車がうまく再現されています。(レジン製で軽いのが安っぽくていまいちですが) イクソは同じ型で幌付きの色違いもモデル化していました。 当時物では同年式のフリートウッドをトミカがモデル化していました。当時物以外ではアンソンの1/18、オートワールドの1/64などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC ELDORADO 1
GM CADILLAC ELDORADO 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1122

   

 

GM CADILLAC SEVILLE 1977 USA

GM CADILLAC SEVILLE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DELPRADO 67 1/43 120㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.18m 全幅約1.82m
エンジン 変速機: V型8気筒 5.7L 180HP 3段自動変速
性能: 最高速185km/h
データーベースでキャディラック セビルのミニカー検索

 

GM キャディラック セビル アメリカ 1977

 

 1973年に起こったオイルショックによるガソリン価格の上昇でアメリカ車全体がサイズダウンされるようになり、この流れに沿って1975年にキャディラック初のコンパクトカー セビルが登場しました。セビルは当時のキャデラックでは一番小さいサイズながら、内外装に豪華装備を満載し、最上級車 75 リムジンの次に高価なモデルでした。アメリカ車では初の電子制御燃料噴射装置付のV型8気筒5.7L(180HP)エンジンを搭載し、3段自動変速で最高速185km/hの性能でした。

 

 1978年にはディーゼル エンジンが追加され、ツートンカラーで装備をさらに豪華にしたエレガンテ(Elegante)が設定されました。メルセデス ベンツなどの欧州製高級車に対抗した欧州風の味付けと、パーソナルカーに特化したダウンサイジングのコンセプトが功を奏し、セビルは成功しました。(操作しやすいことで高齢のキャディラックユーザーに人気があったそうです) 1980年にセビル 2代目にモデルチェンジしました。総生産台数は約21万台でした。

 

 

 ミニカーは2002年に発売されたミニカー付雑誌の草分けであったデルプラド製の世界の名車シリーズの1台です。メーカーは不明ですが、ミニカーの出来としてはフロントグリルなどの細かいところもそこそこ作ってあり、デルプラドの世界の名車シリーズの中でも出来の良い部類のミニカーとなっています。キャディラック セビル初代のミニカーは最近までこのデルプラド製しかなかったので、車種的には貴重なミニカーでした。2009年になってネオ(NEO)がレジン製でモデル化しました。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC SEVILLE 1
GM CADILLAC SEVILLE 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1123

   

GM CADILLAC SEVILLE ELEGANTE 1980 USA

GM CADILLAC SEVILLE ELEGANTE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO PREMIUMX PRD110 1/43 122㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.2m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: V型8気筒ディーゼル 5.7L 105HP 3段自動変速
性能: 最高速180km/h   縦置エンジン前輪駆動
データーベースでキャディラック セビルのミニカー検索

 

GM キャディラック セビル エレガンテ アメリカ 1980

 

 セビルの2代目が1980年に登場します。1930年代のイギリス高級車風のリア/トランク部分のデザイン(レザーエッジ)が特徴です。全長5.2m全幅1.8mとトヨタのセンチュリー並の大きさで、前輪駆動方式が採用されました。アメリカ車としては珍しいことに燃費対策でV型8気筒5.7L(105HP)ディーゼルエンジンを標準としていました。(ガソリンエンジンはオプション) ボディは4ドアセダンのみ、4段自動変速 最高速180km/hの性能でした。

 

 1982年からはV型8気筒4.1L(125HP)ガソリンエンジンが標準となり、ディーゼル エンジンはオプションとなりました。初代同様にキャディラックの中でも高価な車でしたが、個性的なスタイルが好評で、初代同様に成功しました。

 1986年に3代目が登場しました。ボディが小型化され、当時のGM車に共通したリアウインドーが直立に近いキャビンを持つデザインとなりました。1992年に4代目が登場しました。ボディが大きくなり欧州のオペル車のような雰囲気のおとなしいデザインに変わりました。1998年に登場した5代目は4代目のデザインを踏襲していました。

 

 

 ミニカーはイクソのプレミアムX製(ダイキャスト製)で、2013年に発売されました。上級仕様のエレガンテをモデル化しています。実車に即したツートンカラーで、2代目セビルのデザインをうまく再現した非常に良い出来ばえです。またリアルなフロントグリル、その上に付いた非常に凝った作りのエンブレム、ナンバープレート、室内の造形など細部も良くできています。サイズダウンされたアメリカ車は当時あまり人気がなく、2代目セビルの当時物ミニカーはトミカの外国車シリーズぐらいしかありませんでした。最近になってこのプレミアムX以外にも、NEOが初代と2代目をモデル化しています。 以下はフロントとフロントグリルの拡大画像、リアと室内の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CADILLAC SEVILLE 1
GM CADILLAC SEVILLE 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1124

   

 

サラブレッド期 ←  ページ 1  2   次へ » 

 

 

 

当サイト掲載記事の無断転載を禁じます。
Copyright(C) 2004-2021 MINIATURECAR MUSEUM All rights reserved.