ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

CITROEN DS3 2016 FRANCE

CITROEN DS3
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN DS3


NOREV 155260 1/43 全長92mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.95m 全幅約1.71m エンジン 変速機: DOHC 3気筒 1.2L ターボ 110HP 5段変速/6段自動変速
性能: 最高速190km/h  データーベースでシトロエン DS3のミニカー検索

シトロエン DS3 フランス 2016年

 

 シトロエンの偉大な名車DSの名前を付けたDS3が2009年に登場しました。シトロエンには同じサイズのC3がありましたが、DS3はC3よりも高級で個性的な車となっていました。2009年に登場したC3 2代目をベースにしており、エンジンや変速機もほぼ同じでした。外観上の違いはC3の5ドアに対してDS3は3ドアで、ルーフを支える柱をブラックアウトしてルーフが浮いているように見せた「フローティングルーフ」が特徴でした。これはボディとは別パーツであったDSのルーフをモチーフにしたデザインでした。(実車画像→ シトロエン C3 2009)

 

 2012年に電動ソフトトップを備えるカブリオが追加されました。(実車画像→ シトロエン DS3 カブリオ) ラリー専用車のDS3 WRCが開発され、2011年からWRCに参戦し大活躍しました。シトロエンはDS生誕60周年の2015年を機に、DSを独立した新しいブランドとすることを決めました。その為DS3は2016年のマイナーチェンジで名前からシトロエンが外れ、フロントとリアの意匠が変更されてフロントグリル上のシトロエンのWシェブロンのエンブレムがDSのエンブレムに変わりました。同時に新開発の3気筒1.2Lエンジンが追加されました。このDSシリーズはシトロエンとは別のブランドとして開発され、販売もDS専売ディーラが行うとのことです。(なお当サイトではデーターベースでのブランド名分類の都合上、名前にシトロエンを付けています)

 

 

 ミニカーは2016年に発売されたノレブ製です。DSブランドとなった2016年式のDS3をモデル化してます。ノレブらしいそつのない良い出来えで実車の雰囲気をうまく再現していました。灯火類やDSのエンブレムなどの細部も良く出来ていました。かつて(1970年代頃)フランス車のミニカーはソリド製が定番でしたが、2000年以降はノレブ製が定番になりつつあります。(以前のノレブはやや高価でしたが、現在は他社が値上げしたのでそれほど高価でもなくなりました) ノレブはマイナーチェンジ前のDS3やDS3 カブリオもモデル化しています。このミニカーはリアサイドウインドーに神殿のようなロゴが印刷されていますが、これはパリの有名な歌劇場 オペラ ガルニエをモチーフにしているようです。オペラ ガルニエは19世紀の壮麗な建築物で、このロゴはDS3のブランドイメージを象徴するものとして表示されているとの見解があるようですが、シトロエン社の正式な見解ではないようです。(こんなところまでリアルに再現されているのは感心します) 以下はフロント/リアの拡大画像とリアサイドウインドーの神殿のロゴの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN DS3 1
CITROEN DS3 2

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CITROEN DS5 2016 FRANCE

CITROEN DS5
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN DS5


NOREV 155594 1/43 全長105mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.53m 全幅約1.87m エンジン 変速機: 4気筒 1.6L ターボ 156-210HP 6段変速/6段自動変速
性能: 最高速202-235m/h  データーベースでシトロエン DS5のミニカー検索

シトロエン DS5 フランス 2016年

 

 シトロエン DSシリーズの最上級車としてDS5が2011年に登場しました。デザインは2005年のフランクフルト ショーで公開されたコンセプトカー 「C スポーツラウンジ」をベースにしていて、ワゴンをスタイリッシュにしたような5ドアハッチバックでした。「サーベルライン」と称するヘッドライトから三角窓まで伸びたクロームモールはユニークなデザインでした。シャーシはC5ではなくC4のホイールベースを延長して使っていました。エンジンは4気筒1.6Lターボ、4気筒2Lディーゼルターボと4気筒2Lディーゼル+モータのハイブリッドを搭載していました。(実車画像→ シトロエン C スポーツラウンジ)

 

 DS5には光軸が前輪操舵と連動するヘッドライト、シトロエン初のスマートキーシステム、ヘッドアップディスプレイ、前後ソナー/バックカメラなどの先進装備が搭載されていました。シトロエン C6プジョー 607が生産中止となっていたのでDS5はPSAグループの最上級車となり、ディーゼルハイブリッド仕様車はオランド仏大統領の公用車にもなっていました。2015年のマイナーチェンジでC3/4と同様にフロントグリルにDSのロゴが付き、DSブランドへ移行しました。2018年に生産中止となり、総生産台数は約8万台でした。2020年に登場したDS9が後継車でした。(実車画像→ シトロエン DS9)

 

 

 PSAグループでプジョーは正統派の上質な実用車、シトロエンは個性的な実用車、DSはその上のプレミアムな車という位置づけとなるようです。グループ内でのプラットフォームの共用で近年のシトロエンは個性がなくなっていましたが、このDSシリーズ(特にDS5)ではシトロエンらしさが少しだけ復活したような気がします。ちなみにDSは「DIFFERENT SPIRIT(意訳すると「一味違う気分」?)」の略だそうです。なお中国市場向けに設計されたサブコンパクト SUVのDS6が2014年に登場し、2020年まで生産されました。(実車画像→ シトロエン DS6)

 ミニカーは2016年に発売されたノレブ製で、2015年にマイナーチェンジしたDS5をモデル化しています。前述したDS3/DS4同様に実車の雰囲気がうまく再現されていて、かなり良い出来ばえでした。上述したサーベルライン、大きな全面ガラス製のサンルーフ、室内ではヘッドアップディスプレイやメーターパネルなどの細部まで良く再現されていました。DS3/DS4と同様にDS5のミニカーもノレブが独占しており、マイナーチェンジ前のDS5やフランス国旗の付いた大統領公用車など約10種類をモデル化しています。 以下はフロント(ヘッドアップディスプレイ拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN DS5 1
CITROEN DS5 2

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CITROEN C3 2016 FRANCE

CITROEN C3
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN C3


NOREV 155268 1/43 全長93mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.74m エンジン 変速機: DOHC 3気筒 1.2L 110HP 5段変速/6段自動変速
性能: 最高速188km/h  データーベースでシトロエン C3のミニカー検索

シトロエン C3 フランス 2016年

 

 2009年にシトロエン C3の2代目<が登場しました。初代と同じ丸っこいボディで、ルーフまで伸びた大きなフロントウインドーによる広い視界が特徴でした。エンジンは4気筒1.1L/1.4L/1.6Lガソリンと4気筒1.4L/1.6Lのターボディーゼルがありました。(実車画像→ シトロエン C3 2009) ミニバンのクサラ ピカソの小型版後継車としてC3のSUV仕様であるC3 ピカソが2008年に登場し、C3 2代目と同時開発された派生車のDS3が2009年に登場しました。(実車画像→ シトロエン C3 ピカソ)

 

 シトロエン C3の3代目が2016年に登場しました。2014年に登場した個性的なデザインのC4 カクタスと同じようなデザインでした。(実車画像→ シトロエン C4 カクタス) カクタスほど個性的ではありませんが、C3も他車と一味違うシトロエンらしい感じがしました。ドアの下にある黒いモールのような部分は「エアバンプ」と称する樹脂製バンパーでボディーの損傷を防ぐ機能があり、デザイン的なアクセントにもなっていました。オーバーフェンダーのような太い樹脂モールや前後の樹脂バンパーも同様のアクセントとなっていました。(エアバンプが付いていない仕様もありました) エンジンは3気筒1.2L(68HP/82HP/ターボ 110HP)と4気筒1.6L(75HP/100HP)ターボディーゼルが搭載されています。2024年にC3 4代目が登場し、同時に電気自動車仕様のE-C3も登場しました。(実車画像→ シトロエン C3 2024)

 

 

 ミニカーは2016年に発売されたノレブ製です。ノレブらしいそつのない造形で、実車がうまく再現されていました。実車と同じカラーリングで、灯火類や室内などの細部の仕上げはリアルで、最大の特徴であるエアバンプもそれらしい質感でうまく再現していました。C3 2代目/3代目のミニカーはすべてノレブの物しかありません。最近のフランス車のミニカーはノレブがほぼ独占していて、2000年代にミニチャンプスがドイツ車のミニカーを独占していたのと同じような状況になっています。ノレブは老舗の玩具メーカーなので、2024年現在のミニチャンプスのような特定の車種に偏ったモデル展開や強引な価格設定はやらないと思われます。したがって現状のようなノレブの独占状態でも良いのですが、できればソリドなどの他社がもっと競作して欲しいと思います。(どんな商品でも競争原理が働かないのは、好ましいことではないので) 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN C3 1
CITROEN C3 2

データーベースでシトロエン カクタスのミニカー検索"

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PEUGEOT 3008 GT 2016 FRANCE

PEUGEOT 3008 GT
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PEUGEOT 3008 GT


NOREV 473882 1/43 全長mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.45m 全幅約1.84m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L ターボディーゼル 178HP 
6段変速/6段自動変速
性能: 最高速207km/h   データーベースでプジョー 3008のミニカー検索

プジョー 3008 GT フランス 2016年

 

 プジョー初のSUVとしてプジョー 4007が2007年に登場しました。4007は三菱のアウトランダーをベースにした共同開発車で、グループ内のシトロエン C クロッサーは姉妹車でした。 ボディと4WD関係のシャーシは三菱製、サスペンション関係はPSA グループが開発し、エンジンは三菱製の4気筒2.4L(170HP)とPSA グループの4気筒2.2Lディーゼル(156HP)を搭載していました。2012年まで生産され、後継車は三菱 RVRをベースにした4008でした。(実車画像→ プジョー 4007プジョー 4008)

 

 プジョー 4008よりも小型のクロスオーバーSUVの3008 初代が2009年に登場しました。3008は308をベースにしてプジョーが独自開発しました。駆動方式は4WDではなくFFですが、オフロードや雪道に応じて駆動力を制御するトラクションコントロールシステムが搭載されていました。エンジンは308と同じ4気筒1.6Lガソリンと4気筒1.6L/2Lターボディーゼルを搭載していました。2016年に2代目にモデルチェンジし、最近のSUVに共通するデザインになり、2017年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。(実車画像→ プジョー 3008プジョー 3008 2017)

 

 

 ミニカーはノレブ製で、3008 2代目の高性能版 GTをモデル化しています。ミニカーを持っていないので、画像はノレブのWEBサイトから拝借しました。ボディ後半が黒くなっている独特のカラーリングが再現されているなど、写真で見る限りノレブらしい良い出来ばえのようです。ノレブは初代3008など9種類の3008をモデル化しています。4007や4008もノレブがモデル化していて、最近のフランス車のミニカーはノレブの独占状態です。ただフランスの新型車がタイムリーにモデル化されているのはノレブがあるからで、フランス以外では高価なスポーツカーを除いて新型車がほとんどモデル化されなくなったのはさびしい限りです。
データーベースでプジョー 4007のミニカー検索
データーベースでプジョー 4008のミニカー検索

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ALFA ROMEO GIULIA QUADRIFOGLIO 2016 ITALY

ALFA ROMEO GIULIA QUADRIFOGLIO
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO GIULIA QUADRIFOGLIO


SOLIDO 4313101 1/43 全長109㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.65m 全幅約1.87m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 2.9L ツインターボ 510HP 6段変速/8段自動変速
性能: 最高速307km/h  データーベースでアルファ ロメオ ジュリアのミニカー検索

アルファ ロメオ ジュリア クアドリフォリオ イタリア 2016年

 

 2016年にアルファ ロメオ 159の後継車として、往年の名車ジュリアの名前を復活させた ジュリア 2代目が登場しました。4ドアセダンのみで、159にあったワゴンはありません。最近のセダンの典型的なスタイルにアルファ ロメオ伝統のフロントグリルを備えていますので、一目でアルファ ロメオだと分かります。アルファ ロメオ 75以来久しぶりの後輪駆動を採用したセダンで、高性能セダンとしてアルファ ロメオ ブランドの復活を目指した世界戦略車です。

 

 エンジンはアルミ製のDOHC 4気筒2Lターボ(280HP)、DOHC 4気筒2.2Lターボ ディーゼル(190HP)を搭載し、高性能版のクアドリフォリオにはフェラーリ製のDOHC V型6気筒2.9L ツインターボ(510HP)エンジンが搭載され最高速307km/hと極めて高性能です。ボディにはアルミやカーボン等の軽量素材が使われ軽量化され、後輪駆動の理想的な前後重量配分、全輪独立サスペンションなど高性能スポーツカーとして設計されています。 なおジュリア ヴェローチというグレードには4輪駆動のQ4システムが採用されています。また最新の安全装備(クルーズコントロール、車線逸脱警報など)が標準装備されています。2019年のマイナーチェンジでエンジンがパワーアップし、フロント下部のデザインが少し変更され、内装やサスペンションが改良されました。

 

 

 ミニカーは2025年に発売されたソリド製です。老舗ブランドのソリドは2016年頃から1/18の大スケールミニカーに主力を移していましたが、2023年頃から1/43を復活させました。その復活したソリドの1/43の出来ばえを知りたかったので、この最新のBMW M3/アルファ ロメオ ジュリアを購入しました。出来ばえは予想していたよりも良いものでした。ソリドらしいシャープな造形でプロポーションが良く、実車の雰囲気がうまく再現されていました。同時に購入したBMW M3とほぼ同じ評価になりますが、ホイール、フロントグリルのアルファ ロメオ ロゴ、ボディサイドのエアインテーク、小さなテールスポイラー、4本出しマフラーなどの細部も良く仕上げてあります。室内は黒一色ですが、インパネのメーター類は良く再現されています。やはりミニカー黎明期から存続している老舗ブランドだけのことはあると思いました。価格は5280円で、出来ばえからすると比較的安価であると思います。最近の1/43のダイキャスト製ミニカーとしては一級品の出来ばえなので、この路線でのさらなるモデル展開が楽しみです。

ALFA ROMEO GIULIA QUADRIFOGLIO 1
ALFA ROMEO GIULIA QUADRIFOGLIO 2

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