ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

LAMBORGHINI REVENTON 2007 ITALY

LAMBORGHINI REVENTON
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LAMBORGHINI REVENTON


MATTEL MT5582N 1/43 110㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約2.06m エンジン 変速機: DOHC V型12気筒 6.5L 650HP 6段半自動変速 フルタイム4WD
性能: 最高速340km/h    データーベースでランボルギーニ レヴェントンのミニカー検索

ランボルギーニ レヴェントン イタリア 2007年

 

 ランボルギーニ ムルシエラゴをベースにした特注車であったレヴェントンが2007年に登場しました。たったの20台の限定生産で、価格は約1億6千万円でした。ボディデザインはステルス戦闘機をモチーフにしたもので、ムルシエラゴに鋭角的な面処理をしたようなデザインでした。この車のフロント/リアのデザインは2011年に登場したアヴェンタドールに採用されましたので、レヴェントンはアヴェンタドールの先行試作車的な車でもありました。2009年フランクフルトモーターショーでロードスター仕様が公開され15台限定で販売されました。

 

 ミニカーは2008年に発売されたマテル製で、エリートシリーズと称するマニア向けに販売されたものでした。この当時マテルのランボルギーニのミニカーの原型はイタリアのレジン製ミニカーのMRコレクションが担当していたそうです。確かにこのミニカーはその種のハンドメイドミニカー的な仕上がりになっています。特にテールライト下の開口部のエッチンング材カバーの中に冷却ファンが見えるといった非常に凝った作りはハンドメイドミニカー的な非常に凝った仕上げとなっています。さらにメーター表示やステリングホイールに付いたギヤシフト用パドルなど室内もかなりリアルに再現されています。

 

 

 当時の定価5500円ほどのミニカーで、ここまで仕上げてくれたのはすごいことでしたが、2005年ごろのミニチャンプスの1/43サイズにも同じような凝った作りのものが少数ですがありました。このような凝った仕上げは量産ミニカーとしては例外的なものではありますが、手作業で手間さえかければこのレベルの仕上げができることを示しています。ただこれをコストのかかる手作業に頼るのではなく、技術革新で安く仕上げて量産ミニカーに標準的に適用してほしいです。(例えば3Dプリンターを使うなどして) 以下はフロント/リア(テールライト下開口部)の拡大画像です。なおリアのライセンスプレート部に表示されている「CENTRO STILE」とはランボルギーニのデザイン部門の名前です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LAMBORGHINI REVENTON 1
LAMBORGHINI REVENTON 2

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ROLLS ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE 2007 UK

ROLLS ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ROLLS ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE


MINICHAMPS 436134730 1/43 131㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.61m 全幅約1.99m エンジン 変速機: DOHC V型12気筒 6.8L 460HP 6段自動変速
性能: 最高速240km/h  データーベースでロールス ロイス ファントムのミニカー検索

ロールス ロイス ファントム ドロップヘッド クーペ イギリス 2007年

 

 前述したロールス ロイス ファントムに全長6.08mのロングホイールベース仕様 EWB(エクステンディッド ホイールベース)が2005年に追加されました。2004年にロールス ロイス 100周年記念として製作された2ドアのコンセプトカー 100EX/101EXが公開されました。(実車画像→ ロールス ロイス 100EX/101EX) その100EXをほぼそのまま市販化したのが、電動ソフトトップを装備するオープンカーのファントム ドロップヘッドクーペで2007年に登場しました。さらにハードトップクーペの101EXも2008年にクーペとして追加されました。ドロップヘッドクーペ/クーペはホイールベースが短縮され全長は5.6m、ファントムと同じコーチドアと称する通常とは逆の後ろヒンジで開くドアを採用していました。

 

 全長は短くなりましたが、車重(約2.5t)はセダンとあまり変わりませんでした。エンジンはセダンと同じでしたので動力性能はほぼ同じでしたが、ホイールベースが短い分だけ操縦性はスポーティになっていました。(クーペの加速性能は0-97km/h 5.8sとのこと) セダンと同じく2013年のマイナーチェンジでII型になりフロントの丸いヘッドライトがLED式の角形に変わりました。ドロップヘッドクーペ IIは2016年まで生産され、後継車のドーン(DAWN)にモデルチェンジしました。(実車画像→ ロールス ロイス ドーン) 

 

 

 ミニカーは2008年に発売されたミニチャンプス製で、ミニチャンプスとしては初のロールス ロイスのモデル化でした。実車発売直後にモデル化されているので、プロモーション用にも使われたかもしれません。プロポーションが良くミニチャンプスらしいリアルな造形で、とても良く出来ていました。ヘアライン処理された銀色ボンエット/黒のツートンカラーも綺麗で、フロントグリル/灯火類や室内の細部まで細かく再現されています。これ以外のファントム ドロップヘッドクーペ/クーペのミニカーはイクソのドロップヘッドクーペ/クーペ、京商のドロップヘッドクーペ/クーペ 1/43と1/18などがあります。 以下はフロント(エンブレム拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ROLLS ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE 1
ROLLS ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE 2

 以下は2014年に発売された京商製のロールス ロイス ファントム ドロップヘッドクーペ (1//43 型番K05532BKU)の画像です。これは左ハンドル仕様をモデル化しています。上記のミニチャンプス製と同等レベルの良い出来ばえで、脱着できるソフトトップが付属しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ROLLS ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE 3
ROLLS ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE 4

 以下はフロント(マスコット拡大)/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ROLLS ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE 5
ROLLS ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE 6

 以下は京商製とミニチャンプス製のドロップヘッドクーペを較べてみた画像です。京商はホイールが大きめにできているので、車高がミニチャンプスより高くなっています。外形寸法はほとんど同じで細かな部分に多少の違いがありますが、ボディ造形はそっくりなので、ボディは同じ型を流用しているように思われました。ただ今回の記載内容の見直しに際して床下の造形などを再度確認してみると、同じ型ではないようです。キャビン部分の造形も良く似ていますが、ミニチャンプスは右ハンドル仕様で京商は左ハンドル仕様です。(個人的にはミニチャンプスのほうが少しだけ洗練されているように思います) なお京商のドロップヘッドクーペには脱着可能なソフトトップが付属していましたが、ミニチャンプスには付いていませんでした。
ROLLS ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE 7
ROLLS ROYCE PHANTOM DROPHEAD COUPE 8

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NISSAN DUALIS 2007 JAPAN

NISSAN DUALIS
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN DUALIS


NISSAN CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 58 1/43 101mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.32m 全幅約1.78m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L 137HP
 CVT  FF/4WD
性能: 最高速192km/h (欧州仕様)  データーベースで日産 デュアリス/キャシュカイのミニカー検索

日産 デュアリス 日本 2007年

 

 2007年に日産 デュアリスが登場しました。デュアリスはパルサーの欧州仕様車アルメーラ(ALMERA)を後継する小型SUVで、欧州ではキャシュカイ(QASHQAI)の名前で2006年から販売されました。外観は日産デザイン ヨーロッパが担当した欧州風のセンスの良いデザインでした。エクストレイルと同じプラットフォームを使う前輪駆動/フルタイム4WD車で、エンジンはDOHC4気筒11.6L/2Lと4気筒1.5L/2Lディーゼルエンジンを搭載していました。なおデュアリスとは英語のDUAL(2重)に由来し市街地/アウトドアの両方で使えるという意味で、キャシュカイはイランの遊牧民「Qashqai族」に由来する名前だそうです。

 

 2007年にキャシュカイの北米仕様として全長を4.65mに伸ばして4気筒2.5Lエンジンを搭載したローグ(ROGUE)が登場しました。ローグは2列シートの5人乗りでしたが、欧州では3列シートの7人乗りとしたキャシュカイ+2として2008年から販売されました。 (実車画像→ 日産 キャシュカイ+2 2008) 2010年のマイナーチェンジでフロントグリル意匠など内外装が変更されました。2014年にデュアリスの国内販売が終了し、兄弟車のエクストレイルに統合され名前が消えました。2014年に欧州ではキャシュカイ 2代目が登場しました。

 

 

 以下は2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製です。デュアリスの初期型をモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソは京商 Jコレクション ブランドのOEMでデュアリス(型番JC50001)をモデル化していますのでそれを流用しています。特徴のあるフロントグリル/スタイリッシュなボディがうまく再現され、実車の雰囲気が良く再現されています。安価な雑誌付きミニカーですのでコストダウンで室内の仕上げなどを少し簡素化していますが、グラスサンルーフ仕様で良く見える内装はそこそこリアルに仕上げてあります。これ以外のデュアリスのミニカーは、上述した京商 Jコレクション、イクソの別ブランドのトリプル9、オックスフォードの欧州仕様のキャシュカイ 1/76などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN DUALIS 1
NISSAN DUALIS 2

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NISSAN SKYLINE COUPE (V36) 2007 JAPAN

NISSAN SKYLINE COUPE (V36)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SKYLINE COUPE (V36)


NISSAN CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 50 1/43 110mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.66m 全幅約1.82m エンジン 変速機: DOHC V型 6気筒 3.7L 333HP 6段変速/5/7段自動変速
性能: 最高速180km/h (リミッター制限)  データーベースで日産 スカイライン 12代目のミニカー検索

日産 スカイライン クーペ V36型 日本 2007年

 

 2006年に日産 スカイライン 12代目(V36型)が登場しました。外観は先代(V35)のフロントグリルと丸型リアライトを継承し、車幅が拡大されよりワイドなスタイルとなりました。先代はインフィニティのGシリーズとして北米市場で販売され評価が高かったので、北米市場を重視した新設計の高剛性/軽量化されたプラットフォームが採用されました。DOHC V型6気筒2.5L/DOHC 3.5L(315HP)エンジンを搭載する後輪駆動/4WD車でした。当初はセダンのみで、クーペは先代が併売されましたが、2007年にクーペもV36型にモデルチェンジしました。(クーペは全長が100㎜ほど小さい)

 

 2008年にV型6気筒/3.7L(330HP)エンジンとそのエンジンに7段自動変速機が追加されました。2009年に派生車としてSUVタイプのスカイライン クロスオーバー(北米ではインフィニティ EX)が登場しました。2010年のマイナーチェンジで後期型となり、ヘッドライト/フロントグリルと前後バンパーの意匠が変更されました。2013年に北米で新型のインフィニティ Q50が登場し、国内では2014年にスカイライン 13代目(V37)として登場しましたが、国内版はハイブリッドだけとなりました。(実車画像→ 日産 スカイライン 2014)

 

 

 ミニカーは2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製です。スカイライン 12代目 クーペ 370GTをモデル化しています。日産名車コレクションの初期物はノレブ製でしたが、これはイクソ製です。イクソはOEMで京商 Jコレクションのスカイライン クーペ (V36) (型番JC48003)を製造していますので、それを流用しています。プロポーションが良く、フロントグリル/ヘッドライトやホイールがリアルで、実車がうまく再現されています。安価な雑誌付きミニカーながら、室内のインパネのメーター類が印刷されているなど結構リアルに再現しています。これ以外のスカイライン 12代目のミニカーは京商 Jコレクションのセダンとクーペ、トミカのセダンとクロスオーバー 1/62、RAI'Sのポリス仕様、WIT'S(レジン製)のクーペなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN SKYLINE COUPE (V36) 1
NISSAN SKYLINE COUPE (V36) 2

日産 スカイライン 13代目のミニカー→ データーベースで日産 スカイライン 13代目のミニカー検索"

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NISSAN GT-R BLACK EDITION (R35) 2007 JAPAN

NISSAN GT-R BLACK EDITION (R35)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GT-R BLACK EDITION (R35)


EBBRO 44102 1/43 109mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.65m 全幅約1.9m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3.8L ターボ 480HP 6段DCT 4WD
性能: 最高速309km/h (輸出仕様)  データーベースで日産 GT-Rのミニカー検索

日産 GT-R R35型 ブラック エディション 日本 2007年

 

 日産の人気車種であったスカイライン GT-R (R34)の実質的な後継車として、スカイラインの名前を外したGT-R (R35)が2007年に登場しました。外観は独立したトランクを持つ4人乗りの2ドアクーペで、丸形4灯式リアライトなど従来のスカイライン GT-Rのイメージを継承していました。当初はスカイライン系プラットフォームをベースにした開発が行われましたが、2004年からは専用プラットフォームの採用が決まり、2005年にプロトタイプのGT-Rプロトが公開されました。(実車画像→ 日産 GT-Rプロト 2005)

 

 専用プラットフォームはエンジンを前方に搭載しデュアルクラッチ変速機とリアデフ、さらに4WDなので駆動力を前後輪に分配するトランスファーも一体化して後輪部分に配置するトランスアクスル方式です。このエンジンとトランスミッションをつなぐトルクチューブを持たない世界初の独立型トランスアクスル4WD構造で前後重量配分を最適化しているのがGT-Rの最大の技術的特徴です。DOHC V型6気筒3.8Lターボ(480HP)エンジンが搭載され、マニュアル変速はなく6段DCT自動変速で路面状況に応じて変速モードを変更できます。スーパーカー並みに高性能ですが、エアコンやオーディオを装備しある程度の実用性もあり、運転技術に関係なくスーパーカーの魅力を感じることができるそうです。(当初のベース価格は777万円で今はもっと高いので買える人は限られますが)

 

 

 GT-Rは毎年変更を加えるモデルイヤー制を採用しているので、中身は毎年変化しています。エンジンは徐々にパワーアップされて2017年は570HPになっています。外観も2010年、2013年、2017年のマイナーチェンジでフロント/リア周りの意匠が変更されています。2009年に2人乗りでレース仕様のチューニングをした特別仕様車のスペック V、2010年に内装を豪華にした上級仕様のエゴイスト、2014年にエンジンを600HPにパワーアップし足回りを固めたニスモ仕様などが設定されました。モータースポーツでは2008年からスーパーGTのGT500クラスにGT-R レース仕様車が参戦して活躍しています。

 ミニカーは2008年に発売されたエブロ製の当時物です。日産 GT-R (R35)の初期型で専用の内装色が選択できたブラックエディションをモデル化しています。エブロらしいリアルな造形でとても良く出来ています。ホイールや室内(特に赤いラインの付いたバケットシート)などの細部も良く再現されています。GT-R (R35)のミニカーはレース仕様車も含めると約1000種類ほどもあり、同一車種としては今までで一番多くミニカー化されていると思われます。(この状況は少しやり過ぎだと思いますが) 主な物としてはトミカ、トミカ リミッテド、オートアートの1/18、エブロのレース仕様、アイドロン(レジン製)、IDEA(レジン製)の1/18、イグニッションモデル(レジン製)の1/43と1/18、京商の1/43と1/64などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN GT-R BLACK EDITION (R35) 1
NISSAN GT-R BLACK EDITION (R35) 2

 以下は2012年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製の日産 GT-R (R35) 2008 (1/43 No.166)の画像です。これも日産 GT-R (R35)の初期型をモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソは別ブランドのプレミアムXと京商ブランドのOEMでGT-Rをモデル化していますので、それを流用した廉価版です。安価な雑誌付きミニカーですので、上記のエブロ製と比べると多少雑な仕上げの部分もあります。ただ全体的な印象はエブロ製とあまり遜色のない出来ばえで、ホイールや室内などの細部も値段を考えるとそこそこ良く再現されています。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GT-R (R35) 2008 1
NISSAN GT-R (R35) 2008 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GT-R (R35) 2008 1
NISSAN GT-R (R35) 2008 2

 以下は2017年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製の日産 GT-R (R35) 2017 (1/43 No.288)の画像です。こちらは2017年のマイナーチェンジ後の日産 GT-R (R35)をモデル化しています。メーカーはイクソで、上記のイクソ製GT-R初期型を2017年式に変更しています。2017年式はフロント/リアの意匠とホイールと室内のインパネが変更されているのですが、その変更がきちんと再現されています。(室内は見難いのですが変更されていることは明らかです) カラーリングもマイナーチェンジで追加された新色のオレンジとなっています。安価な雑誌付きミニカーで年式による変更点をここまでリアルに再現しているのはたいしたものだと思います。ただこれはイクソが京商ブランドでGT-R 2017年式を製作していてその型を流用しているからできることで、そうでなければこの値段ではつくれません。(実車画像→ 日産 GT-R 2017) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GT-R (R35) 2017 1
NISSAN GT-R (R35) 2017 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。フロント部分の変更はわかりやすいですが、リアも型を変更してマイナーチェンジ後の形状に変更されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GT-R (R35) 2017 1
NISSAN GT-R (R35) 2017 2

 以下は2022年に発売されたアシェット 国産名車プレミアムコレクション製の日産 GT-R (R35) 2012 (1/43 No.20)の画像です。メーカーは中国のSUMS MODELで同社のオールモーストリアル(ALLMOSTREAL)ブランドでモデル化しています。2012年式をモデル化していますので、フロントグリル/バンパーの意匠が上記3台と微妙に違っています。ここに載せたGT-R (R35)のミニカーはいずれもレベルの高い出来ばえですので、年式による多少の違いはありますが、ほとんど同じように見えます。室内の造形などの細部の仕上げもほとんど同じようなレベルです。(いずれも中国の工場で作っているので同じようになるのです) ただこのプレミアムコレクション製はフロントグリルのGT-Rのロゴが小さめで判別しづらいのが今一つです。(このようなロゴは縮尺を無視して多少大きめに作るのが良いのです 縮尺どおりに作るのが良いわけではありません) (実車画像→ 日産 GT-R 2017) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GT-R (R35) 2012 1
NISSAN GT-R (R35) 2012 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。2012年式ですので2010年のマイナーチェンジで変更された拡大されたフロントグリル開口部、バンパーに追加されたLEDデイライトが再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GT-R (R35) 2012 3
NISSAN GT-R (R35) 2012 4

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