ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

DAIHATSU HIJET CARGO 2008 JAPAN

DAIHATSU HIJET CARGO
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DAIHATSU HIJET CARGO


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 175 1/43 82㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.39m 全幅約1.48m エンジン 変速機: DOHC 3気筒 659cc 50HP 5段変速/4段自動変速/3段自動変速
性能: 最高速120km/h?  データーベースでダイハツ ハイゼットのミニカー検索

ダイハツ ハイゼット カーゴ 日本 2008年

 

 ダイハツの軽商用車 ハイゼット 初代は1960年に登場しました。当初はトラックのみで、1961年にライトバン/パネルバンが追加されました。全長2.99m 全幅1.29mの軽規格のボンネットタイプのトラックで、2サイクル空冷2気筒 356㏄(17HP)エンジンを搭載する後輪駆動車でした。1966年にエンジンが水冷に変更されました。同社の軽3輪トラックのミゼットより積載量が多く居住性が良いトラックでした。(実車画像→ ダイハツ ハイゼット 初代)

 

 以下は歴代ハイゼットの概要です。

 

 


 ミニカーは2012年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製で、メーカーはイクソです。2007年のマイナーチェンジ後のハイゼット 10代目 カーゴをモデル化しています。プロポーションが良く、実車の雰囲気がうまく再現されています。マイナーチェンジ後のフロントの意匠や室内のインパネの造形もリアルで、安価な雑誌付きミニカーながら良く出来ています。軽商用車はあまりミニカーにならないので、その点で貴重なミニカーです。これ以外のハイゼットのミニカーは少ないですが、懐かしの商用車コレクションの4代目のバン、トミーテックの10代目のカーゴ 1/150、RAi'Sの10代目のポリス仕様、CARNELの10代目の消防車仕様、ハイストーリー(レジン製)の10代目 トラック、トミカの11代目 1/55などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

DAIHATSU HIJET 1
DAIHATSU HIJET 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1438

SUZUKI WAGON R 2008 JAPAN

SUZUKI WAGON R
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUZUKI WAGON R


TOMICA 58 1/59 56㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.39m 全幅約1.48m エンジン 変速機: DOHC 3気筒 660cc 54HP 5段変速/4段自動変速/CVT
性能: 最高速120km/h ?  データーベースでスズキ ワゴンRのミニカー検索

スズキ ワゴンR 4代目 日本 2008年

 

 1998年にスズキ ワゴンR 2代目が登場しました。外観は初代とほとんど同じでしたが、軽自動車の規格変更に対応して車体が大型化され居住性が向上しました。先代と同じ右側後部ドアのない4ドア、5ドアがありました。エンジンも先代と同じ3気筒660㏄/660ccターボ、DOHC 3気筒660ccと高性能版のRR用のDOHC 3気筒660ccターボ(64HP)を搭載する前輪駆動/フルタイム4WD車でした。変速機はCVTが追加され、RRには5段変速が設定されました。2000年に4ドアが廃止され、同年のマイナーチェンジでフロントグリルが変更された後期型となりました。(実車画像→ スズキ ワゴンR 1998)

 

 2003年にスズキ ワゴンR 3代目が登場しました。外観のデザインは先代を踏襲し、ヘッドライトが縦長になりました。DOHC 3気筒660㏄/660ccターボエンジンを搭載する前輪駆動/フルタイム4WD車でした。高性能版のRR-DIには軽初の直接噴射式ターボエンジンが搭載されました。2005年のマイナーチェンジで、フロントグリルとテールライトの意匠が変更されました。2007年にボンネット先端を上げて横長ヘッドライトを採用して、外観のイメージを大幅に変更したスティングレーが追加されました。2008年にワゴンRは国内累計販売300万台を達成しました。(実車画像→ スズキ ワゴンR 2003)

 

 

 2008年にスズキ ワゴンR 4代目(ワゴンR スティングレー 2代目)が登場しました。基本的なデザインは先代を踏襲していましたが、Cピラーのクォーターウィンドーを止めて後部ドアが大きくなり、全体的にスタイリッシュな外観になりました。インパネシフトを採用するなどして室内は広くなりました。燃費を改善したDOHC 3気筒660㏄/660ccターボエンジンを搭載する前輪駆動/フルタイム4WD車でした。2008年のRJC カー オブ ザ イヤーを受賞しています。2012年にワゴンR 5代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ スズキ ワゴンR 2012)

 ミニカーは2009年に発売されたトミカ製の当時物です。このミニカーは保有していないので、ここではWEBショップの画像を借用させていただきました。 画像を見ただけですがトミカの標準的な出来ばえで、実車の雰囲気がうまく再現されているようです。テールゲートが開閉するギミック付きです。ワゴンR 4代目のミニカーは2022年現在でもこれしか無いようです。ワゴンR 2代目のミニカーはトミカのワゴンR RR 1/56があり、ワゴンR 3代目のミニカーは童友社のワゴンR FX-S 1/64があります。

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1421

NISSAN FUGA 370GT (Y51) 2009 JAPAN

NISSAN FUGA 370GT (Y51)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FUGA 370GT (Y51)


KYOSHO K03731BK 1/43 115mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.98m 全幅約1.85m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3.7L 335HP 7段自動変速 FR/4WD
性能: 最高速180km/h (国内仕様)  データーベースで日産 フーガのミニカー検索

日産 フーガ 370GT Y51型 日本 2009年

 

 2009年に日産 フーガ 2代目(Y51)が登場しました。先代のデザインを発展させてマセラティ クワトロポルテのようなダイナミックなデザインになりました。プラットフォームは先代をベースにして改良され軽量化/高剛性化され、マルチリンク式リアサスペンションは新設計されました。エンジンはDOHC V型6気筒2.5L/3.7L(335HP)が搭載され、北米仕様のインフィニティ M56にはV型8気筒5.6L(426HP)、欧州仕様のインフィニティ M30dにはV型6気筒3Lディーゼルが搭載されました。内装にも曲面が多用され室内の広さは同クラスのトップクラスで、スピーカーからエンジンのこもり音と逆位相の音を発生してこもり音を低減する「アクティブ ノイズ コントロール」システムを採用し静粛性も優れていました。

 

 2010年にフーガ ハイブリッドが追加されました。ハイブリッドシステムはV型6気筒3.5L(306HP)エンジンとクラッチで接続されるギヤボックスに内蔵した電動モーター(68HP)とリチウムイオン電池で構成されるパラレル方式でEV走行も可能でした。2012年に派生車としてハイブリッド専用車のシーマ 5代目(HGY51)が登場しました。2015年のマイナーチェンジで灯火類がLED化されフロントグリル/バンパーの意匠が変更されました。2019年にフーガとシーマは仕様変更されて、安全装備として「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「インテリジェント クルーズコントロール」などが標準装備されました。2022年に生産中止となり、セドリックから続いてきた日産の高級セダンが消えました。(実車画像→ 日産 シーマ (HGY51) 2012)

 

 

 ミニカーは2010年に発売された京商製の当時物です。フーガ 2代目 初期型 370GTをモデル化しています。特徴的なフロント/リア周りの造形がうまく再現されていて、実車のダイナミックなデザインが良く再現されています。室内も彩色されてリアルに再現されていて、全体的にとても良く出来ています。このフーガ 2代目もそうですが、2015年頃までの京商の1/43 ダイキャスト製ミニカー(主にJコレクション シリーズ)は比較的安価ながらも良い出来ばえのミニカーが多かったです。(2022年現在では高価になりましたが) これ以外のフーガ 2代目のミニカーはトミカの1/64、WIT'S(レジン製)のエアロ パッケージ 2とハイブリッドなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN FUGA 370GT (Y51) 1
NISSAN FUGA 370GT (Y51) 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1551

NISSAN MURANO (Z51) 2009 JAPAN

NISSAN MURANO (Z51)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN MURANO (Z51)


NISSAN CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 60 1/43 114mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.9m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3.5L 260HP
 6段自動変速/CVT  4WD
性能: 最高速209km/h (北米仕様)  データーベースで日産 ムラーノのミニカー検索

日産 ムラーノ (Z51) 日本 2009年

 

 2008年に大型クロスオーバー SUV 日産 ムラーノ 2代目(Z51)が登場しました。先代は北米専用車として開発されましたが、2代目は世界戦略車として開発されました。デザインは先代のイメージを踏襲しつつ、フロントグリル/ヘッドライト/テールライトが変更されました。先代と同じく高級セダンのティアナ(J32)のプラットフォームを使い、DOHC 4気筒2.5L(170HP)/DOHC V型6気筒3.5L(260HP)と欧州仕様車用の4気筒2.5L(190HP)ディーゼルエンジンを搭載する前輪駆動/4WD車でした。4WDはセンターデフを持たず走行条件に応じて前後輪の駆動力配分を電子制御する「オールモード4X4-i」を採用していました。

 

 2011年のマイナーチェンジでフロントグリル/バンパーとリアライトなど内外装の意匠が変更されました。このマイナーチェンジで北米向けには電動収納式ソフトトップを持つ2ドアのオープンカー クロスカブリオレ(クロスオーバーSUVとしては世界初のカブリオレ)が追加されました。2014年にムラーノ 3代目(Z52)にモデルチェンジし、クロスカブリオレは廃止されました。ムラーノ 3代目は日本では販売されず、ムラーノの国内版はエクストレイル 3代目(T32)に統合されて2015年に国内販売が終了しました。(実車画像→ 日産 ムラーノ クロスカブリオレ 2011) (実車画像→ 日産 ムラーノ 2015)

 

 

 ミニカーは2011年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製です。ガラスサンルーフ仕様をモデル化しています。日産名車コレクションの初期の物はノレブ製でしたが、これはイクソ製です。イクソはOEMで京商 Jコレクションのムラーノ 2代目(型番JC56001GB)を製造していましたので、それを流用しています。2代目で変更されたフロントグリルやヘッドライトがリアルで、実車がうまく再現されています。サンルーフ越しにナビ画面が見えるなど室内も良く再現されていて、安価な雑誌付きミニカーながら良く出来ています。これ以外のムラーノ 2代目のミニカーはこれと同じ京商 Jコレクション、WIT'S(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN MURANO 1
NISSAN MURANO 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1556

TOYOTA PRIUS (ZVW30) 2009 JAPAN

TOYOTA PRIUS (ZVW30)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA PRIUS (ZVW30)


J-COLLECTION JC61001SM 1/43 104mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.48m 全幅約1.75m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.8L 99HP + 電動モータ 60KW(82HP)  電気式無段変速機 (プラネタリーギヤ)
性能: 最高速180km/h   データーベースでトヨタ プリウスのミニカー検索

トヨタ プリウス ZVW30型 日本 2009年

 

 2009年にトヨタ プリウス 3代目(ZVW30)が登場しました。ボディは少し大きくなり外観は先代のスタイルを踏襲し、フロントの意匠が新しくなりました。ハイブリッドシステムは昇圧コンバーターで駆動電圧を650Vまで昇圧することで小型/高速化した電動モーターに減速ギヤを追加した「リダクション機構付THS II」に変わりました。エンジンは1.5Lから1.8Lに変わりモーターも68HPから82HPにパワーアップし、高速での走行性能が向上しました。システムの小型軽量化で燃費は38km/Lに向上しました。ムーンルーフ(ガラスサンルーフ)にソーラーパネルを追加し、その発電力で駐車中の車内換気を行う「ソーラー ベンチレーション システム」がオプション設定されました。

 

 2011年のマイナーチェンジでフロントグリル/バンパーとリアライトの意匠が変更されました。2011年に派生?種としてホイールベースを延長したワゴンのプリウスαとコンパクトハイブリッドカーのアクアが登場しました。2012年に大容量リチウムイオン電池を搭載したプラグイン ハイブリッド(外部からの充電機能付きハイブリッド)のプリウス PHVが販売されました。電動モーターのみのEV走行は最高速度100km/h、航続距離23.4㎞でした。プリウス 3代目は発売当初から人気が高く、2010年には約32万台が販売され年間販売台数記録を達成するなど大ヒットしました。2015年にプリウス 4代目にモデルチェンジしました。プリウス PHVはは2017年に2代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ トヨタ プリウス α 2014) (実車画像→ トヨタ プリウス 2015)

 

 

 ミニカーは2010年に発売された京商 Jコレクション製です。プリウス 3代目初期型をモデル化しています。プロポーションが良く、ボディ中央あたりに頂点がある山型ルーフのボディがうまく再現され良い出来ばえです。青いエンブレム、独特な形状のヘッドライト/テールライトや室内などの細部も良く再現されています。京商 Jコレクションはタクシー仕様やプリウス PHVもモデル化しています。これ以外のプリウス 3代目のミニカーはトミカの1/60、Mテック カプセルの1/72、京商 サークル Kの1/64、エブロのノーマルとムーンルーフ仕様、WIT'S(レジン製)のTRD仕様、ミニチャンプスの輸出仕様、TINYの1/64などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで38㎞画像が変化します)

TOYOTA PRIUS (ZVW30) 1
TOYOTA PRIUS (ZVW30) 2

このページではなくこの記事へのリンクURLは以下となります

https://minicarmuseum.com/historic/his_link.php?id=1405

 

ページ  « 前へ 1...81  82  83  84  85  86  87  88  89  90  91  ...95 次へ »

 

 

 

当サイト掲載記事の無断転載を禁じます。
Copyright(C) 2004-2024 MINIATURECAR MUSEUM All rights reserved.