ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

ALFA 60HP CORSA 1911 ITALY

ALFA 60HP CORSA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R026 1/43 95㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m
エンジン 変速機: 4気筒 6.1L 70HP 4段変速
性能: 最高速125km/h
データーベースでアルファ ロメオ 初期のミニカー検索

 

アルファ 60HP コルサ (レーシングカー) イタリア 1911

 

 20世紀初頭にイタリアでフランスのダラック社の自動車の組立てが行われていました。ダラック社が経営不振となり、そのイタリア工場を買収して1910年に設立されたロンバルド自動車製造有限会社(A.L.F.A..:AnonimaLombardaFabbricaAutomobili)はその頭文字から製品をALFAと名づけました。これが後のアルファ ロメオ社の始まりと名前の由来です。1918年に実業家のニコラ ロメオがA.L.F.A.の株を買い取り、会社名がSocieta Anonima Italiana Ing. Nicola Romeo(ニコラ ロメオ技師株式会社)に代わり、この時にアルファ ロメオというブランド名ができました。さらに1930年に社名がS.A. アルファ ロメオ(S.A. Alfa Romeo)に変更されました。

 

 最初のアルファは24HPという名前の車(実車画像)で、4気筒 4084cc(45HP)エンジンを搭載し、4段変速機を介して最高速度100km/hの性能でした。この車は高性能でしたので、すぐにレースに挑戦しました。この24HPに続いて30HP(4気筒4.2Lエンジン)、40/60HP(4気筒6.1Lエンジン)がレースで活躍したことで、アルファ ロメオはスポーツカーメーカーとしての地位を確立していきました。

 

 

 ミニカーは1981年に発売されたブルム製で、自動車初期のレーシングカーのシリーズ物の一つです。まだアルファ ロメオというブランド名ではないアルファ 60HPのレース仕様車をモデル化しています。まだカーボンが使われていなかったので白い色をしているタイヤや、シート背後の「ALFA」のロゴが付いたタンクなどが再現され、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。これ以外の60HPのミニカーではポリトーイ初期のプラスチック製がありました。 以下はフロント/リアの拡大画像とコクピット周りの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA 24HP RACINGCAR 1
ALFA 24HP RACINGCAR 2

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ALFA 40/60HP RICOTTI 1914 ITALY

ALFA 40/60HP RICOTTI 画像をクリック/タップすると画像が変わります
RIO 55 1/43 127mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.5m
エンジン 変速機: 4気筒 6082cc 70HP 4段変速
性能: 最高速139km/h
データーベースでアルファ ロメオ 初期のミニカー検索

 

アルファ 40/60HP リコッティ イタリア 1914

 

 1913年に発表された4気筒6.1Lエンジン搭載の高性能車40/60HPは主にレーシングカーとして活躍しました。このリコッティという名前の車は、アルファロメオの有力な後援者であったリコッティ伯爵の依頼で、40/60HPのシャーシにカロッツェリア カスターニャがアルミ製の流線型ボディを架装した空力的な実験車でした。当時はこのような涙滴型が最も空気抵抗が少ないと考えられていたのですが、ここまで徹底したボディを製作したのは画期的だったと思います。

 

 その実験の結果ですが、オリジナルの40/60HPは最高速が125km/hしか出なかったのですが、この車は最高速139km/hを記録し空力的な効果を証明したとのことです。実験車とはいえ、流線型ボディの中には4人分のシートがありヘッドライトもついているので、乗用車としても使えたようです。実際にこの車のトルペード(オープンカー仕様)に運転手とオーナー?が乗車している当時の写真がWEB上にありました。

 

 

 ミニカーはリオ製で、1973年頃に発売されました。リオはちょっと変わった形をした自動車初期の速度記録車をいくつかモデル化しています。(型番56 ジェネラル 'グランプリ'や電気自動車 ジェナツィ 'ジャメ コンタント'など→リオのページ参照) このリコッティは流線形のボディがリアルに再現されていて、良い出来ばえです。またリオのミニカーに共通することですが、室内やエンジン/シャースなどのメカ部分もきちんと再現されています。 以下はフロント/リアの拡大画像とキャビン部/俯瞰画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA 40/60HP RICOTTI 1
ALFA 40/60HP RICOTTI 2

 以下は1985年に発売されたバリエーションのトルペード(型番81)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA 40/60HP RICOTTI 3
ALFA 40/60HP RICOTTI 4

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ALFA ROMEO P2 GRAND PRIX 1924 ITALY

ALFA ROMEO P2 GRAND PRIX 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MEBETOYS 8601 1/25 155㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m
エンジン 変速機: DOHC 8気筒 スーパーチャージャー付 2L 140HP 4段変速
性能: 最高速225km/h
データーベースでアルファ ロメオ P2/P3のミニカー検索

 

アルファ ロメオ P2 グランプリ イタリア 1924

 

 ニコラ ロメオの興した会社に吸収されたアルファは、1921年に車名をアルファ ロメオに変更します。この当時アルファ ロメオは前述したエドワード期の24HPの改良型の20/30HPと4気筒6Lの40/60HPの2モデルを持ち、レースでの活躍でイタリア国内では高性能車としての地位を固めていました。また1921年には6気筒3Lのツーリングカー RLを発表しています。

 

 アルファ ロメオはその名声を高めるためグランプリへの参戦を決め、1914年にグランプリカーを製作しましたが、第一次大戦の勃発でグランプリへの参戦は中止となりました。その後新たにグランプリカー P1を製作しますが、1923年のモンザGPのテストランの途中に事故を起こしてドライバーが死亡した為、参加を取りやめました。

 その年フィアットから有能な技術者ヴィットリオ ヤーノを招き、短期間で完成させたのがP2です。DOHC 直列8気筒2L スーパーチャージャー付(140HP)エンジンで、最高速225Km/hの性能でした。P2は初戦から優勝しその後もブガッティ、メルセデス、フィアットなどの強豪を相手に輝かしい戦歴を収めています。1932年に後継車のP3が登場しました。

 

 

   ミニカーはメーベトイ後期の1/25サイズの秀作で、あまりモデル化されていないP2のミニカーです。当時の1/25のミニカーとしてはかなり良い出来ばえです。 以下はそのメーベトイのP2のフロント/リアの拡大画像とコクピット部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO P2 GRAND PRIX 1
ALFA ROMEO P2 GRAND PRIX 2

 以下は2005年に発売されたミニチャンプスのP3(型番403241203)の画像です。ミニチャンプスらしいそつのない出来ばえで、特にフロントサスペンションはリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO P2 GRAND PRIX 3
ALFA ROMEO P2 GRAND PRIX 4

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ALFA ROMEO 6C 1750 GS 1930 ITALY

ALFA ROMEO 6C 1750 GS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R388-01 1/43 97mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 1752cc 85HP 4段変速
性能: 最高速145km/h
データーベースでアルファ ロメオ 6Cのミニカー検索

 

アルファ ロメオ 6C 1750 GS イタリア 1930

 

 6C 1750のベルリーナについて前述しましたが、6C 1750といえば一番有名なのはやはりスポーティな2シーターのスパイダーとなります。6C シリーズは1927年にSOHC 6気筒1.5Lエンジン(44HP)搭載で登場し、1928年にDOHC化されたエンジンが追加されました。さらにスーパーチャージャーを追加して76HPにパワーアップした高性能版が追加され、それらの高性能版は1928年のミッレ ミリアで優勝するなどレースで活躍しました。

 

 1929年に排気量が1750ccに拡大されました。標準仕様のツーリスモはSOHC 1.75L(46HP)エンジンで、DOHC 1.75L(64HP)エンジンのSS(スーパー スポルト)、スーパーチャージャー 付 DOHC 1.75L(85HP)エンジンのGS(グラン スポルト)などの高性能版があり、6C 1750も1930年のミッレ ミリアで優勝するなどレースで活躍しました。ボディはコーチビルダーのザガートやトゥーリングが架装しました。特にザガート製の軽快なボディを持つスパイダーは一番よく知られています。この車は1960年代にアルファ ロメオ社が公式のレプリカを製作しているほど人気のある車でした。6C シリーズはその後も排気量を拡大して1933年に6C 1900、1934年に6C 2300(8C 2300の廉価版)、1938年に6C 2500が登場し、戦後も6C 2500/3000が生産されました。

 

 

 ミニカーはブルム製で、2005年に発売されました。ブルムは1982年に8C 2300をモデル化していて、これは当時としてはまずまずの出来ばえでしたが、ややアバウトなところがありました。ブルムは2005年あたりから仕上げレベルが上がっており、この6C 1750は内装の仕上げやワイヤースポークホイールなどがリアルになり、かなり良い出来ばえです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。フロントグリルのアルファ ロメオのエンブレムや室内のメーター類などの細部もきちんと仕上げてあります。スペアタイヤのカバーも凝ってます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO 6C 1750 GS 1
ALFA ROMEO 6C 1750 GS 2

 以下は2005年に発売されたミニチャンプスの6C 1750 GS レース仕様(型番403120433)の画像です。赤いカバーの付いた3連のヘッドライトは当時の6C 1750のレース車によく見られる仕様です。ミニチャンプスにしてはメーター類の表現がやや物足りない感じです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 6C 1750 GS 3
ALFA ROMEO 6C 1750 GS 4

 以下はフロント/リアの拡大画像とコクピット周辺の俯瞰画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 6C 1750 GS 5
ALFA ROMEO 6C 1750 GS 6

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ALFA ROMEO 8C 2300 LE MANS 1931 ITALY

ALFA ROMEO 8C 2300 LE MANS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO LM1931 1/43 100㎜

 

アルファ ロメオ 8C 2300 ルマン イタリア 1931

 

 8C 2300は狙いどうりに国際レースで圧倒的な強さを発揮します。特にすごいのはベンツ、ブガッティ、ベントレーなどの強力なライバルがいるなかで1931年から4年間連続してルマンで優勝していることです。なお当時のルマンの規定で4座が要求されていた為、この8C 2300だけは2+2のルマン仕様のボディとなっています。

 

 ミニカーはイクソ製で、1931年のルマン優勝車です。+2の座席がカバーで覆われていてボディが少しだけ長くなっています。ヘッドライトに赤いカバーが付いているのは当時のレース仕様なのでしょう。

 

実車諸元 
外形寸法: 全長約4.3m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: DOHC 8気筒 2336cc 
性能: 
データーベースでアルファ ロメオ 8Cのミニカー検索
 

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ALFA ROMEO 8C 2300 1931 ITALY

ALFA ROMEO 8C 2300 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R077 1/43 97mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: DOHC 8気筒 2336cc 142HP 4段変速
性能: 最高速175km/h
データーベースでアルファ ロメオ 8Cのミニカー検索

 

アルファ ロメオ 8C 2300 イタリア 1931

 

 1750でイタリア国内のスポーツカーレースを制覇したアルファは国際レースに進出するため、1930年に新しい8気筒エンジンの8C 2300を開発しました。6C 1750には4座のツーリングカー(セダン)がありましたが、8C 2300は2座のスポーツカーだけでした。エンジンも軽合金製のレーシングカー並の設計となっていて、ノーマルタイプでも142HP 175km/hの高性能車でした。ただシャーシは6C 1750とほぼ同じなので見た目はほとんど変わりません。

 

 ミニカーはブルムの初期物の8C 2300で、1982年に発売されました。前述した6C 1750と比べると、リアのスペアタイヤカバーの上に整流板のような羽がありグリルが黒いなどの違いがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とコクピット部の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

 

 

 

ALFA ROMEO 8C 2300 1
ALFA ROMEO 8C 2300 2

 以下は同時期に発売されたミッレ ミリア仕様(型番R078)の画像です。1932年のミッレ ミリアの優勝車をモデル化しています。赤いカバーを付けた3連のヘッドライトはレース仕様の定番です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 8C 2300 MILLE MIGLIA 1932 1
ALFA ROMEO 8C 2300 MILLE MIGLIA 1932 2

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ALFA ROMEO P3 1932 ITALY

ALFA ROMEO P3 画像をクリック/タップすると画像が変わります
RIO 5 1/43 95mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m
エンジン 変速機: DOHC 8気筒 2.7L スーパーチャージャー 215HP 4段変速
性能: 最高速232km/h
データーベースでアルファ ロメオ P2/P3のミニカー検索

 

アルファ ロメオ P3 イタリア 1932

 

 P2の後継としてヤーノが開発したP3(ティーポ B)はグランプリカー(現F1)の最高傑作といわれています。エンジンは8C用を2654ccに拡大したもの(215HP)で最高速232km/hの性能でした。P3の最大の特徴は左右の後輪を2本のドライブシャフトで独立して駆動していることで、2本のドライブシャフトの間にドライバーのシートを収めることで重心を低くしていました。

 

 1932年のイタリア GP 優勝を皮切りに、P3はほとんど向かうところ敵なしの状態で、この勢いは1934年の新フォーミュラー レギュレーション発効まで続きました。1934年のレギュレーション変更に対応して、エンジンが2.9L(255HP)に拡大されました。1934年もP3は大半のレースに勝利しましたが、後半になるとドイツのメルセデス ベンツ/アウトウニオンが台頭してきます。1935年になると、ヨーロッパ選手権(全7戦)でP3はドイツ勢(6戦を優勝した)に対抗できなくなりました。ただドイツ GP(ヨーロッパ選手権 7戦のひとつ)ではエンジンを3.2L(265HP)に拡大したP3が、T.ヌヴォラーリのドライブで優勝して、強いドイツ勢に一矢を報いました。

 

 

 ミニカーはリオの初期物で、1962年に発売されました。60年以上も昔に作られたミニカーとは思えないほど、結構リアルで良い出来ばえです。またミニカーをひっくり返すとエンジンやサスペンションが再現されていて、簡単な造形ですがドライブシャフトがちゃんと2本付いています。リオはP3のミニカーを20種類ほどモデル化していますが、量産ミニカーではリオ以外はP3をモデル化していません。(ライセンスの関係でしょうか? NEOのレジン製など少量生産品ならありますが) 以下はリオ初期のP3のフロント/リアの拡大画像とコクピット/リア車軸部分の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO P3 1
ALFA ROMEO P3 2

 以下は1980年に発売されたリオのP3 タルガ フロリオ(型番70)とP3 ダブル ホイール仕様(型番71)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO P3 3
ALFA ROMEO P3 4

 以下は1995年に発売されたリオのP3 スクーデリア フェラーリ(型番SL007/P)の画像です。1935年のドイツ GPで優勝した車とドライバーのT.ヌヴォラーリのセット物です。スクーデリア フェラーリ(アルファ ロメオのセミワークス レーシングチーム)ではリア サスペンションを改造しているのですが、ミニカーでもちゃんとリア サスペンションが変更されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO P3 5
ALFA ROMEO P3 6

 以下は2006年に発売されたリオのP3 テストカー(型番4005/1)の画像です。この頃にはリオはM4傘下のブランドに変わりましたが、昔の型を流用して再生産されたものです。ボンネットのルーバーに墨入れされ、スポーク ホイール、コクピット内造形、フロントグリルのアルファのエンブレムなどがリアルにリファインされています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
 
ALFA ROMEO P3 7
ALFA ROMEO P3 8

 以下は2009年に発売されたリオのP3 B タルガ フロリオ(型番4256)の画像です。これもM4のブランドに代わってから再生産されたもので、1935年のタルガ フロリオ仕様です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO P3 9
ALFA ROMEO P3 10

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ALFA ROMEO 6C 1750 1932 ITALY

ALFA ROMEO 6C 1750 画像をクリック/タップすると画像が変わります
RIO 19 1/43 100㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m
エンジン 変速機: 6気筒 1750cc 85HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
データーベースでアルファ ロメオ 1750のミニカー検索

 

アルファ ロメオ 6C 1750 イタリア 1932

 

レーシングカー P2の成功で勢いを得たアルファ ロメオは小型車に進出して業績拡大をねらいます。小型車としての地位を築きつつあったフィアット501と競合しないよう、上級車並の性能を持つ小型車として6C が技術者ヴィットリオ ヤーノによって開発されました。1925年に発表された6CはSOHC 6気筒1500cc 44HPの高性能エンジンを搭載しサスペンションやブレーキなども高度な仕様で絶大な人気となりました。1929年にエンジンが1750ccに拡大され、DOHCでスーパーチャージャーを付けた高性能版はツーリングカーレースで大活躍していました。

 

 ミニカーはリオ製で、1966年に発売されました。1932年式の6C 1750をモデル化しています。プロポーションがよく、フロントグリル、ホイール、バンパーなどの細部がリアルに再現され、非常に素晴らしい出来ばえです。ボンネットを取外すことができ、エンジンなどのメカも再現されています。なおこのボンネットは一見すると外れそうには見えないぐらい立て付けが良いので、これが外せることに気が付いたのは購入してから数年後のことでした。この当時のアルファ ロメオのセダンの量産ミニカーはこれぐらしかないので、貴重なミニカーです。

 

 

 以下はリオの6C 1750のフロント/リアの画像とエンジン部の画像です。6気筒エンジンだけではなく、エンジンに配管で接続されたラジエータ、ホーン、ステアリングギアボックスなどがかなりリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO 6C 1750 1
ALFA ROMEO 6C 1750 2

 以下は2007年に一部を改良して再生産されたリオの6C 1750(型番4019/1)の画像です。50年前と同じ型を使っているようですが、フロントグリルにアルファ ロメオのロゴとエンブレムの彩色が追加されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 6C 1750 3
ALFA ROMEO 6C 1750 4

 以下は2007年に発売されたリオの6C 1750 トルペード(型番4099)の画像です。これも50年前と同じ型を流用して、オープンのトルペードに仕立てています。室内の仕上げとホイールが変更されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 6C 1750 TORPEDO 1
ALFA ROMEO 6C 1750 TORPEDO 2

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ALFA ROMEO 16C BIMOTORE 1935 ITALY

ALFA ROMEO 16C BIMOTORE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
TOPMODEL 71 1/43 101㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.33m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: DOHC 16(8x2)気筒 5.8(2.9x2)L スーパーチャージャー 540HP 4段変速?
性能: 最高速320km/h
データーベースでアルファ ロメオ ビモトーレのミニカー検索

 

アルファ ロメオ 16C ビモトーレ イタリア 1935

 

 GPレースで圧倒的に強かったP3も、1934年から始まった新しい規定のフォーミュラ 750(重量750kg以下)ではナチス ドイツが国策で後押しするメルセデス ベンツ W25などのドイツ勢に圧倒されるようになります。そこで当時アルファ ロメオのワークス チーム(スクーデリア フェラーリ)を監督していたエンツォ フェラーリが開発したのが、16C ビモトーレでした。ビモトーレという名前は2つのエンジンという意味で、コックピットの前後に8気筒エンジンを搭載し、2倍のパワーで後輪を駆動します。2つのエンジンは長いクランクシャフトで連結され、その中間からP3独特の2つのドライブシャフトを介して左右のタイヤを駆動しています。(複雑な構造です)

 

 1935年のテストでは最高速321.5Kmを記録しており、確かに早かったのですが、名ドライバー T.ヌヴォラーリをしても操縦が難しかったそうです。さらに当時の細いタイヤがハイパワーに耐えられず、その為タイヤ交換に時間を取られることも問題でレースでは活躍できませんでした。結局P3の後継はティーポ Cとなりました。

 

 

 ミニカーは1997年頃に発売されたトップモデルの物でレジン製です。ボディ後端のリアのエンジン始動用のクランクハンドル、リアの右サイドから出る2本目の排気管が2つのエンジンを搭載していることを示しています。量産ミニカーはトップモデルしかなく、バリエーションが数種類あります。(戦前のメルクリンのミニカーもありますが、それは別格です) 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO 16C BIMOTORE 1
ALFA ROMEO 16C BIMOTORE 2

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ALFA ROMEO 8C 2900B 1938 ITALY

ALFA ROMEO 8C 2900B 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R139-04 1/43 105mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.5m
エンジン 変速機: DOHC 8気筒 2.9L スーパーチャージャー 180HP 4段変速
性能: 最高速185km/h
データーベースでアルファ ロメオ 8C 2300のミニカー検索

 

アルファ ロメオ 8C 2300B イタリア 1938

 

 前述したようにGPカーでは、メルセデス ベンツやアウトウニオンのドイツ勢に対抗できなくなったので、アルファ ロメオは国内のスポーツカーレースに軸足を移します。6C、8Cで確立したスポーツカーレースでの優位を維持するために開発されたのが8C 2900Aで、1935年に登場しました。エンジンはGPカー ティーポ B用の8気筒エンジンを220HPにディチューンして搭載していました。この車は1936年と1937年のミッレ ミリアで優勝しています。

 

 8C 2900Bは8C 2900Aのエンジンを180HPにディチューンした市販スポーツカー(当時のスーパーカー)で、1937年に登場しました。2900Aのホイールベース(2718㎜)より長いのですが、ショートホイールベース(2799㎜)のコルト(CORTO)とロングホイールベース(3000㎜)のルンゴ(LUNGO)の2タイプがあり、ほとんどはトゥリングがボディを架装していました。市販車ながらもショートホイールベースのレース仕様が1938年のミッレミリアで、ロング ホイールベースのレース仕様が1947年のミッレミリアで優勝しています。8C 2900Bはたった30台ほどしか生産されていません。

 

 

 ミニカーはブルム製、2003年頃に発売されました。8C 2900B スパイダーをモデル化しています。もともとは1987年に黒のボディカラーでモデル化されていたのですが、これはフロント グリルのエンブレム印刷などをリファインして再発売された物です。1980年代のミニカーですのであまり細かいところはリアルではないですが、実車の雰囲気はそこそこうまく再現しています。ただライト下のシール部は本来はグリルなので、そこはちゃんとした開口部にしてほしかったですが。。ブルムはミッレ ミリア仕様も作っています。 以下はイクソのフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO 8C 2900B 1
ALFA ROMEO 8C 2900B 2

 以下は1987年に発売されたブルムの8C 2900B ミッレ ミリア 1938年(型番R141)の画像です。赤いカバーの付いたヘッドライトは当時のレース仕様車によくみられます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO 8C 2900B MILLE MIGLIA 1
ALFA ROMEO 8C 2900B MILLE MIGLIA 2

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