ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

CHRYSLER (SIMCA) 180 1970 FRANCE

CHRYSLER (SIMCA) 180
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER (SIMCA) 180


DINKY(FR) 1409 1/43 105mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.52m 全幅約1.73m エンジン 変速機: 4気筒 1.8L 97HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速168km/h  データーベースでクライスラー (シムカ) 180のミニカー検索

クライスラー (シムカ) 180 フランス 1970年

 

 1963年にクライスラー傘下となったシムカは、1970年からクライスラーフランスに改名されました。クライスラー 160/180はクライスラー傘下で最初に開発され、クライスラー社のイギリスとフランスの車種を統合する車として1970年に登場しました。160/180は4気筒1.6L(80HP)/1.8L(97HP)エンジンを搭載した後輪駆動の中型車で、最高速168km/h(1.8L)の性能でした。ボディはクライスラーUK(イギリス)のデザインなのでイギリス車的な雰囲気で、当時のフランス車とは思えない外観でした。

 

 1973年にはフランス車としては珍しく自動変速機が標準装備された4気筒2L(110HP)エンジンが追加されました。1977年にクライスラー シムカ 1609/1610に改名され、クライスラー欧州がPSA(プジョー シトロエン)グループ傘下となった1979年以降はタルボ 1609/1610に改名されました。1980年に後継車のタルボ タゴーラが登場し生産中止となりました。総生産台数は約29万台でした。

 

 

 ミニカーはディンキーが倒産する直前の1970年に発売されたディンキー(仏)最後の頃の当時物です。あまりプラスチック製のパーツを使わず、プロポーション重視のモデル化をするディンキー(仏)の良さが凝縮された素晴らしい出来ばえとなっていました。全体的なプロポーションが良く塗装が綺麗で、バンバーやグリルが銀塗装処理のレトロな造形は、これぞビンテージミニカーという1台でした。実車はあまり魅力が無いのですが、このミニカーは一見の価値があり、実車の魅力とは別物のミニカーとしての魅力がありました。(個人的な嗜好ですが) このビンテージミニカーの魅力はあまり理解していただけないと思いますが、人物の写真(リアル)に対する人物のイラスト(似顔絵)の面白さといった感じのものだと思ってください。これ以外のクライスラー 180のミニカーはノレブ初期のプラスチック製がありました。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER (SIMCA) 180 1
CHRYSLER (SIMCA) 180 2

 以下は1971年に発売されたノレブ製の当時物 クライスラー 180 (1/43 型番22)の画像です。ノレブの当時物にはプラスチック製とダイキャスト製がありましたが、これはプラスチック製です。購入した当時はそれなりの良い出来ばえでしたが、ノレブのプラスチック製ミニカーに発生する経年変化によりウィンドーとボディ全体が大きく変形しています。ボンネット/4ドア/トランクが開閉するギミック付きなのですが、ボディの変形でギミックがスムーズに動作しません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER (SIMCA) 180 3
CHRYSLER (SIMCA) 180 4

 以下は以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER (SIMCA) 180 5
CHRYSLER (SIMCA) 180 6

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CHRYSLER (SIMCA) SHAKE BUGGY BERTONE 1970 FRANCE

CHRYSLER (SIMCA) SHAKE BUGGY BERTONE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER (SIMCA) SHAKE BUGGY BERTONE


SOLIDO 189 1/43 81㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.94m 全幅約1.59m エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 85HP 4段変速
性能: 最高速179km/h  データーベースでバギーのミニカー検索

クライスラー (シムカ) シェイク バギー ベルトーネ フランス 1970年

 

 クライスラー シェイク バギーは1970年のパリ サロンで公開されたコンセプトカーでした。デザインはベルトーネでリアエンジンのシムカ 1200Sをベースにしていました。ロールバーに取り付けられたヘッドライトは1969年に発表されたアウトビアンキ ランナバウトのアイデアを踏襲していますが、こちらは当時流行していたデューンバギーのようなダイナミックなデザインとなっていました。この車は市販化されませんでしたが、フロントバンパー、露出したリアエンジン部のリヤバンパー、シート背後のスペアタイヤなど実用性や安全性がかなり考慮されたデザインになっていました。 

 

 当時のシムカは1963年にクライスラー傘下となっていましたので、この車の名前はクライスラーとなっていました。ベースとなったシムカ 1200Sは、シムカ 1000 クーペの排気量を拡大したもので、シムカ 1000 クーペ(1961年)もベルトーネがデザインしたものでした。その関係でクライスラーがベルトーネにこのバギーのデザインを依頼したようです。なお名前のシェイク(SHAKE)とは振動の意で、ビーチ バギーの動きを意味しているようです。

 

 

 ミニカーは1971年に発売されたソリド製の当時物です。ソリドらしいシャープな造形で、実車に即したリアルな不整地用タイヤなど良く出来ていました。あまり知られていない車だったので、当時の日本ではミニカーとして人気がなかったようです。ただ欧米ではこの類のバギーは結構人気があったようで、コーギーも当時物ミニカーを出していました。それら以外ではこのシェイク バギーの量産ミニカーは無いようです。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER (SIMCA) SHAKE BUGGY BERTONE 1
CHRYSLER (SIMCA) SHAKE BUGGY BERTONE 2

 以下は1972年に発売されたコーギーの当時物 クライスラー シェイク バギー (1/43 型番392)の画像です。タイヤにフリーホイールを採用していますが、ちゃんと不整地用タイヤの形状となっているなど、これも結構良い出来ばえでした。なおこの画像はコーギーのWEBショップの画像を借用しました。
CHRYSLER (SIMCA) SHAKE BUGGY BERTONE 1

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SAVIEM SM 300 AUTO TRANSPORTER 1970? FRANCE

SAVIEM SM 300 AUTO TRANSPORTER
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SAVIEM SM 300 AUTO TRANSPORTER


SOLIDO 321 1/43 422㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約18m 全幅約2.4m エンジン 変速機: V型8気筒 15L 304HP 10段変速
性能:   データーベースでサビエムのミニカー検索

サビエム SM 300 カートランスポーター フランス 1970?年

 

 戦後のルノーは財政難で大型商用車の生産ができず、戦前のような商用車市場のリーダーではなくなっていました。そこでルノーは戦前からの商用車メーカーであったソミュア(SOMUA)とラティル(LATIL)を買収して、自社の商用車部門と統合して子会社のサビエム(SAVIEM : Société anonyme devéhicules Industriels et d'Equipements Mécaniques 産業車両機械有限会社)を1955年に設立しました。サビエムには大型トラック/バスから小型商用バンまで幅広いモデルがありました。

 

 代表的なモデルとしては、1965年に登場した小型商用車のSG2(Super Goélette)、小型/中型トラックのSG4/5(Super Galion)とその後継車で1975年登場のJ、1977年に登場した中型/大型トラックのH、バスのSC(SAVIEM-CHAUSSON)などがありました。サビエムは1975年にシトロエン傘下のトラックメーカー ベルリエを買収して1978年にルノー V.I.(ビークルズ インダストリーズ)と名称変更しました。その後ルノーのバス部門は分離独立して、イタリアの商用車メーカー イヴェコ(IVECO)と合併してイリスバス(IRISBUS) となりました。2002年にルノー V.I.はボルボに売却され、ルノー トラックスと改名しました。

 

 

 ミニカーは1974年に発売されたソリド製の当時物です。トレーラーを連結した大型のフルトレーラー方式のサビエム カートランスポーターをモデル化しています。サビエムのフロントグリル 右下には「SM 300」のロゴが表示されていますので、同社のSM 300というモデルであることが分かります。カートランスポーターに表示されている「CAUSSE WALON」とは当時のトラック輸送会社の名前です。全長が18mを超えるヨーロッパ仕様の大型フルトレーラーですので、ミニカーも全長422㎜の大きなサイズとなっています。同じ縮尺の乗用車8台を積載でき、実車同様の積載方法が再現できます。トラクターはキャブを持ち上げることが出来るギミック付きで、牽引するトレーラーは固定ボルトを外すと分離することが出来ます。細部までとても良く出来ているのですが、残念なことに当時のソリド製ミニカーのほとんどに発生したプラスチック製ホイールが溶解する不具合の為、ホイールが完全に変形しています。(ミニカーの材質と経年変化の参照ページ→ ホイールの溶解) ホイール変形の対策を施した物や色違いのバリエーションがいくつかありました。これ以外のサビエムのミニカーはソリドのSG4、ノレブのSC1 バス、ブレキナのSG2 1/87などがあります。 以下はトラクターのフロント/リアの拡大画像とキャブを持ち上げたエンジンルームの画像です。エンジンルームにはV8エンジンが再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SAVIEM AUTO TRANSPORTER 1
SAVIEM AUTO TRANSPORTER 2

 以下はトレーラーの画像と連結部分の拡大画像です。トラクターとトレーラーは固定用ボルトで連結されていて、このボルトを外せば分離することができます。トレーラー側からトラクター側へ車両がスムーズに移動できるよう、連結部分は段差がほとんどない連続した構造となっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SAVIEM AUTO TRANSPORTER 3
SAVIEM AUTO TRANSPORTER 4

 以下は車両を積み込む作業を再現した簡易動画です。まず後方に段差解消スロープ(道板)が追加され、前方のトラクターの上段が後方に傾きます。次に後方のトレーラーから車両が自走してトラクター上段に移動し、上段の積載が終わると上段が元の位置に上昇します。以後はトラクター下段の積載、トレーラー上段の積載、トレーラー下段の積載が行われます。積載しているミニカーは同じソリド製のシトロエン CX、シトロエン GS、シトロエン LN、ルノー 18でいずれも1970年代のモデルです。なお積載済の画像と積載作業の画像では、車両の位置が違っていますが、単なる撮影ミスですので無視してください。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SAVIEM AUTO TRANSPORTER 5

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RENAULT 17 TS 1971 FRANCE

RENAULT 17 TS
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 17 TS


SOLIDO 196 1/43 98mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.26m 全幅約1.63m エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 90HP 5段変速
性能: 最高速170km/h  データーベースでルノー 15/17のミニカー検索

ルノー 17 TS フランス 1971年

 

 スポーティーカーのルノー フロリード/カラベルの後継車として1971年にルノー 15/17が登場しました。ルノー 12をベースにした前輪駆動車で、ボディはファーストバックの2ドア クーペのみでした。ハッチバックのように見えますが、独立したトランクを持ちトランクリッドがありました。17は15の上級車で、15は角形2灯式ヘッドライトに全面ガラスのリアクオーター、17は丸形4灯式ヘッドライトにルーバーの付いたリアクオーターと差別化されていました。

 

 エンジンは4気筒1.3L(60HP)と1.6L(90HP)があり、17には1.6Lが搭載され15は1976年以降は1.3Lだけとなりました。最高速は145/km/h(1.3L)、170/km/h(1.6L)でした。17にはインジェクション仕様エンジン(108HP)搭載の高性能版TSがあり、TSは1975年にゴルディーニに改名されました。1976年のマイナーチェンジで、フロントグリルを囲むクロームモールがボディカラーと同色化されるなどデザインが変更されました。1979年に生産中止となり、後継車のフエゴが1980年に登場しました。総生産台数は約9万台でした。

 

 

 ミニカーは1972年に発売されたソリド製の当時物です。ソリドらしいシャープな造形で、特徴的なフロントグリルやリアクオーターがうまく再現されています。当時のミニカーとしてかなり良い出来ばえで、購入した時は実にかっこいいと思いました。ソリドはラリー仕様もモデル化していました。これ以外の15/17の当時物ミニカーはソリドの別ブランドのべレムの15、ソリドをコピーしたオートピレンの17、ノレブの15/17、ポリスティルのRJシリーズの15 1/55、マッチボックスの17などがありました。当時物以外ではイクソ、ノスタルジー、ノレブ(当時物をリファインした物など)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 17 TS 1
RENAULT 17 TS 2

 以下は1975年に発売されたソリド製のルノー 17 モロッコ ラリー仕様 1974 (1/43 型番37)の画像です。上記の型番196にデカールを貼ったバリエーションで、1974年のモロッコラリーで2位となった6号車をモデル化しています。本来はボディ側面にもゼッケン #6があるのですが、これはデカールを貼っていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 17 TS RALLY 1
RENAULT 17 TS RALLY 2

 以下は1975年頃に発売されたオートピレン製のルノー 17 TS (1/43 型番341)の画像です。ボディのほとんどは上記のソリド製をコピーした物ですが、ボンネット開閉ギミックを追加してオートピレンなりの工夫がされています。1971年頃に倒産したディンキー(仏)のミニカーの一部は倒産後もスペインのオートピレンで製造されていて、それはスペイン製ディンキーと呼ばれています。そのスペイン製ディンキーの型番1451として、このオートピレンのルノー 17とほぼ同じものが発売されていました。なおオートピレンは何故か前車軸の支持構造を自社流のプラスチック製に変更している場合が多いのですが、この変更部分はプラスチックの経年変化でほとんどがへたっています。このルノー 17も前車軸がほぼ外れていたので、前車軸の下にウレタンフォームをかまして撮影しています。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 17 TS 3
RENAULT 17 TS 4

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 17 TS 5
RENAULT 17 TS 6

 以下は1975年に発売されたノレブ製の当時物 ルノー 17 TS ラリー仕様 (1/43 型番846)の画像です。ノレブはプラスチック製の当時物ミニカーで15と17をモデル化していました。これはそれをダイキャスト製に変更して販売したものです。この当時のノレブのミニカーは廉価版ミニカーの類でしたからホイールなどが安っぽいですが、プロポーションは悪くありません。なおラリー仕様といっても特にどのラリーの仕様ということはないようで、デカールを貼ってそれらしくしたものです。ノレブは2000年代になって当時物のミニカーの型を流用して仕上げレベルをリファインした15/17を数種類ほど発売しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 17 TS 7
RENAULT 17 TS 8

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 17 TS 9
RENAULT 17 TS 10

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CITROEN GS 1971 FRANCE

CITROEN GS
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN GS


SOLIDO 193 1/43 95㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.12m 全幅約1.61m エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1015cc 56HP 4段変速
性能: 最高速147km/h  データーベースでシトロエン GSのミニカー検索

シトロエン GS フランス 1971年

 

 前述したシトロエン アミ 8の後継車でより上級な車として、1971年に登場したのがGSでした。ハイドロニューマチック システムを使ったサスペンションとブレーキ、空力に優れたボディなどDSの技術を盛り込んだ高度な内容の車で、シトロエンとして初めてヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。当初のボディは2ボックスでしたがハッチバックではなく、リアには独立したトランクを持っていました。空冷水平対向4気筒1015cc(56HP)エンジンを搭載し、最高速147km/hの性能でした。(実車画像→ トランクを開いた実車画像)

 

 1971年にワゴンのブレークと2ドアのバンが追加されました。1972年には1.2L(60HP)エンジンが追加され、1973年にはロータリーエンジンを搭載したビロトールが追加されました。(ビロトールはほとんど売れませんでしたが) GSは商業的に成功し、1979年にはボディがハッチバック化され1.3L(64HP)エンジンを搭載したGSAに発展し、1986年まで生産されました。総生産台数はGSが約190万台、GSAが約58万台でした。(実車画像→ シトロエン GSA 1984)

 

 

 ミニカーは1972年に発売されたソリドの当時物です。ソリド最盛期の製品なので当時のミニカーとしてはレベルの高い出来ばえで、GSの雰囲気の再現では当時物ミニカーでベストでした。ドア開閉ギミック付で、1本スポークのステアリングホイールなど室内もそこそこ良く再現されています。GSの当時物ミニカーとしてはノレブ、ポリトーイ、ルーソトイ(LUSO TOYS ポルトガル製)のブレークなどがありました。最近の物ではノレブの新作 1/43と1/18、イクソ、ユニバーサルホビーなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CITROEN GS 1
CITROEN GS 2

 以下は1971年に発売されたノレブ製の当時物 シトロエン GS (1/43 型番810)の画像です。これはダイキャスト製のJET CARシリーズですが、同じ型を使ったプラスチック製もありました。バンパーと一体成型したフロントグリルがやや安っぽいですが、プロポーションは悪くありません。ボンネットと4ドアの開閉ギミックが付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN GS 3
CITROEN GS 4

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN GS 3
CITROEN GS 4

 以下は1980年に発売されたルーソトイ(LUSO TOYS)製の当時物 シトロエン GS ブレーク パラス (1/43 型番11)の画像です。ルーソトイはポルトガルの玩具メーカーであったメトスル(METOSUL)が1970年-1980年代に使用していたブランド名でした。メトスルは当時のディンキーやコーギーなどをコピーしたダイキャスト製ミニカーを作っていました。このGS ブレークはコピーではなくオリジナルのようで、少々粗削りな造形ながら当時のミニカーとしてはまずまずの出来ばえでした。ドアが開閉するギミック付きです。なおGS ブレークの当時物ミニカーはこれしか無いようです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN GS BREAK 1
CITROEN GS BREAK 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN GS BREAK 1
CITROEN GS BREAK 2

 以下は2006年に発売されたイクソ製のシトロエン GS 1971 (1/43 型番CLC139)の画像です。プロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されています。最近のミニカーですから灯火類や室内の造形などの細部もリアルに仕上げられていて、とても良く出来ています。シトロエン GSの1/43量産ミニカーとしてはベストだと思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN GS 5
CITROEN GS 6

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CITROEN GS 7
CITROEN GS 8

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