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日産 サニー クーペ 1400 SGX B310型 日本 1977年
日産 サニー 4代目 B310型が1977年に登場しました。日産車全体のデザインのシンプル化に沿って、サニーも初代のような直線基調のデザインに戻りました。車幅が拡大されたボディは4/2ドアセダンとバン、2ドアクーペがありました。上級仕様の1.6Lエンジン搭載のエクセレントは廃止され、全モデルが4気筒1.2L(70HP)/1.4L(80HP)のA型エンジンを搭載し、3段AT/5/4段MT変速で最高速155Km/hの性能でした。
1979年にリアウィンドーが大きく傾斜したスタイリッシュな5ドアワゴンのカルフォルニアが追加されました。(実車画像→ 日産 カルフォルニア 1979) 同年後半のマイナーチェンジで、商用バン以外は角形ヘッドライトを持つスラントノーズにフロントが変更されました。(この頃から国産車の角形ヘッドライトへの移行が始まりました) 1980年のマイナーチェンジでエンジンが1.3L/1.5Lに変更されました。B310型はサニーとしては最後の後輪駆動車でしたので、B110型同様にツーリングカーレースで活躍しました。1981年にサニー 5代目 B11型にモデルチェンジしました。(実車画像→ 日産 サニー B11 1981)
ミニカーは1978年に発売されたダイヤペット製の当時物です。ダイヤペットの協力工場の119番工場という新しい工場?が製作を担当したようです。プロポーションが良く、リアシートが実車同様に分割可倒式となっているなど細部にも凝った作りで、当時のミニカーとして良く出来ていました。(この作風は型番G14のサニー 3代目を担当した12番工場に似ています) これ以外のサニー 310型のミニカーはハイストーリー(レジン製)のカルフォルニア ワゴンと、ENIFのレース仕様、ファースト43の後期型セダンがあります。サニー 5代目 B11型は2022年現在でもミニカーがありませんが、その当時のサニーは平凡すぎてあまり魅了が無くなったということが原因なのでしょう。なおサニー 9代目(B13型)はFIRST43がセダンをモデル化しています。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/ハッチバック開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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日産 バイオレット オースター マルチ クーペ 1600 A10型 日本 1977年
1977年にバイオレット 2代目 バイオレット オースターが登場しました。変わったデザインだった初代とは打って変わって、シンプルなデザインになりました。見た目がほぼ同じ姉妹車としてファミリーカーのバイオレットもあり、バイオレット オースターはスポーティ志向の車といった位置づけでした。数ヶ月後に豪華志向の姉妹車スタンザが追加されました。エンジンは初代と同じ4気筒1.4L(80HP)と1.6L(95-105HP)で、3段AT/5/4段MT変速で最高速150Km/hの性能でした。4ドアセダン、3ドアクーペ、バンの設定がありました。スタンザとオースターには1.8L(115HP)が追加され、スタンザには5ドアハッチバックが設定されました。(実車画像→ 日産 スタンザ 1977)
1978年のマイナーチェンジで、バイオレット オースターから、バイオレットの名前が外れてオースターとなりました。1979年のマイナーチェンジで角形4灯式ヘッドライトに変わりました。1981年にオースター 2代目 JK にモデルチェンジしました。(実車画像→ 日産 オースター JK 1981)
ミニカーは1978年に発売されたダイヤペット製の当時物です。手堅い作りの12番協力工場製で、プロポーションが良く実車の雰囲気がううまく再現されていて、良く出来ています。当時のミニカーでは珍しい品川ナンバーのナンバープレートが付いているのも凝ってます。ボンネット/ドア/テールゲートが開閉するギミック付きです。バイオレット 2代目はサファリラリーで1979年と1980年に連続優勝するなど国際ラリーで大活躍していますので、ラリー仕様がイタリアのポリスティルとCM'S ラリーカー コレクションでモデル化されていました。なおバイオレット 2代目の姉妹車スタンザのミニカーはありません。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームとリア/テールゲート開閉の画像です。。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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トヨタ セリカ リフトバック 2000GT A40型 日本 1977年
1977年にトヨタ セリカ 2代目(A40)が登場しました。デザインはアメリカのデザインセンターのCALTYが担当し、初代のデザインを発展させたセンスの良いデザインでした。このデザインは空力を重視しており日本初の三次元曲面サイドガラスを採用していました。2ドアクーペと3ドアリフトバック(ハッチバック)の2タイプがありましたが、硬派のクーペは人気がなく、豪華版のリフトバックに人気がありました。特に黒をイメージカラーにしたことから、ゴキブリ セリカと呼ばれました。(あまり良いあだ名ではありませんが)
エンジンは先代譲りの4気筒2L(130HP)R型/1.6L(115HP)T型に4気筒1.8L(105HP)T型が追加され、3段AT/5/4段MT変速で最高速は175km/h(2L)の性能でした。1978年に上級車としてセリカ XXが登場しました。1979年のマイナーチェンジでセリカ XXと同じ角形4灯式ヘッドライトを持つ後期型になりました。セリカの派生車として4ドアセダンのカリーナの姉妹車セリカ カムリが1980年に登場しました。1981年にセリカ 3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ トヨタ セリカ カムリ)
ミニカーは1978年に発売されたトミカ ダンディ製の当時物です。リフトバック前期型をモデル化しています。プロポーションが良くフロントグリルの造形やボディ側面/Bピラーのロゴなど細かいところも再現されていてとても良い出来ばえでした。特に内装を茶色(ステアリングは黒)で仕上げてあるのは実車に即したカラーリングで豪華な雰囲気に仕上がっていました。ボンネット/ドア/リフトバックが開閉するギミック付きです。当時物のミニカーはいずれもリフトバックですが、ダイヤペット、トミカ、エイダイ グリップがありました。当時物以外では2005年にコナミ(1/64)がクーペを初めてモデル化し、2010年にNEO(レジン製)がリフトバックをモデル化し、2017年にHI-STORY(レジン製)がクーペをモデル化しています。セリカ カムリは国産名車コレクション 1/24とハイストーリー(レジン製)がモデル化しています。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/ハッチバック開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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トヨタ カリーナ ハードトップ 1600SR A40型 日本 1977年
1977年にトヨタ セリカと同時に姉妹車 カリーナも2代目にモデルチェンジしました。初代のデザインを引き継ぎながらも、フロントグリルなどがより一般受けするデザインとなりました。2/4ドアセダン、2ドアハードトップ、5ドアバンのバリエーションがありました。 エンジンはセリカと同じ4気筒1.4L/1.6L/1.8L/2Lで、動力性能もほとんど同じでした。高性能版の2000GTにはDOHC 2L(130HP)の18R-GUエンジンを搭載していました。
1979年のマイナーチェンジで、角形4灯式ヘッドライトを採用して外観を一新した後期型に変わりました。1980年に姉妹車として4ドアセダンのセリカ カムリが登場しました。(実車画像→ トヨタ セリカ カムリ) カリーナは癖のないシンプルな外観で、居住性や性能がそこそこ優れていたのでかなり人気がありました。当時私はトヨタ系の自動車部品会社に在籍していましたが、社員駐車場にはこの車(特に白のセダン)がたくさんあったことを覚えています。1981年にカリーナ 3代目にモデルチェンジしました。
ミニカーは1978年に発売されたダイヤペットの当時物です。1.6Lエンジンを搭載する2ドアハードトップ 1600SRをモデル化しています。ダイヤペットの協力工場の12番工場の製作で、全体的なプロポーションが良く、フロント/リア周りの雰囲気が良く再現されている傑作ミニカーでした。室内も結構リアルに再現されています。実車は人気があったのですが、カリーナ 2代目のミニカーは何故か最近までこれしかありませんでした。2016年になってハイストーリー(レジン製)が後期型ハードトップを、アオシマがシャコタン仕様ハードトップをモデル化しました。個人的にはハードトップよりも良く売れていた4ドアセダン 前期型を、1/43ダイキャスト製でモデル化して欲しいものです。(かつて所有していた人が懐かしさで買う可能性が高いかも?) 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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マツダ ルーチェ レガート ハードトップ 日本 1977年
マツダ ルーチェの上級車としてルーチェ レガートが1977年に登場しました。実質的にはルーチェ 2代目のモデルチェンジで、1978年にはサブネームのレガートが外れて正式にルーチェ 3代目となりました。コスモをベースにしたシャーシ設計で、縦置き角型4灯ヘッドライトを採用したフロントは非常に個性的なデザインで、先代とは打って変わって高級感を強調した車となりました。4ドアセダンとあまり外観に違いのない4ドア(ピラード)ハードトップ、バンのバリエーションがありました。
エンジンは12A/13B(140HP)のロータリーエンジンと4気筒1.8L/2L(110HP)のMA型レシプロエンジンで、3段AT/5段変速で最高速163km/h(13B)の性能でした。1979年のマイナーチェンジでメルセデス ベンツのような角形大型2灯式ヘッドライトを採用したフロントデザインに変わりました。(実車画像→ マツダ ルーチェ セダン 1979) 1981年にルーチェ 4代目にモデルチェンジしました。
ミニカーは2009年に発売されたアシェット製 国産名車コレクションで、メーカーはノレブです。特徴的なフロント周りの造形はリアルに出来ていたのですが、タイヤのセンター位置が低いので腰高でキャビンが小さめに見えるなどプロポーション的にはあまり良くありませんでした。ルーチェ 3代目の当時物ミニカーはありませんでしたので、これがルーチェ 3代目の最初のモデル化でした。2009年になってトミカ リミテッドからも4ドアセダン、教習車、パトカー、ハードトップなどがモデル化されました。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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