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ランドローバー レンジローバー スポーツ イギリス 2014年
高性能SUVとしてレンジローバー スポーツが2005年に登場しました。レンジローバーの廉価版 ディスカバリー 3をベースにしており、名前が示すようにレンジローバーのスポーティ版といった性格の車でした。ホイールベースが短縮されボディが小型化され、2列シートの5人乗りとなっていました。当初のエンジンはDOHC V型8気筒4.4L(300HP)とV型6気筒2.7L(190HP)ターボ ディーゼルで、2009年にジャガー製DOHC V型8気筒5L(375HP/スーパーチャージャー付 510HP)とV型6気筒3L(211HP)ターボ ディーゼルなどが追加されました。電子制御式エアサスペンションが標準装備され、悪路走行制御の「テレインレスポンス」システムを装備していました。2009年のマイナーチェンジで、前後の意匠が変更されました。(実車画像→ レンジローバー スポーツ 2005)
2013年にレンジローバー スポーツ 2代目にモデルチェンジしました。フロントの造形などがよりダイナミックなデザインとなりました。ボディは総アルミモノコック構造が採用され、アクティブアンチロールバーを持つアクティブ サスペンションが採用されました。エンジンはDOHC V型5気筒3L(250HP)スーパーチャージャー、DOHC V型8気筒5L(510HP)スーパーチャージャー、V型6気筒3L(258HP)ターボ ディーゼルなどが搭載されました。2014年にV型6気筒3Lエンジンと35kWのモーターとリチウムイオン電池を組合わせたランドローバー初のハイブリッド仕様が追加されました。同年にDOHC V型8気筒5L(550HP)スーパーチャージャー エンジンを搭載し最高速260Km/hの高性能版SVRが追加されました。2022年に3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ レンジローバー スポーツ 2023)
ミニカーは2017年に発売されたアシェット製 国産名車コレクションです。レンジローバー スポーツ 2代目(左ハンドル)をモデル化しています。メーカーはイクソで、同社のカタログモデルのPREMIUMX 型番PRD360を流用しています。安価な雑誌付きミニカーですので室内の仕上げが簡略化されていますが、プロポーションが良く灯火類などの細部もリアルで、値段以上の良い出来ばえでした。レンジローバー スポーツ 初代のミニカーはシュコーの1/87、オートアートの1/18、ソリドなどがあります。2代目のミニカーはこれと同じイクソ系、WELLYの1/24、オックスフォードの1/76などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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日産 セレナ (C26) ハイウェイスター G 日本 2014年
日産のキャブオーバー形式の商用車/乗用車 バネット 初代が1978年に登場しました。ボディ形式はバン、トラック、バンをベースにした乗用車仕様があり、当初は4気筒1.2L/1.4Lエンジンを搭載していました。(実車画像→ 日産 バネット コーチ(乗用車) 後期型)
1985年にバネット 2代目が登場しました。ボディ形式は先代と同じで、当初は4気筒1.5L/2L、4気筒2Lディーゼルエンジンを搭載していました。1991年に乗用車仕様がモデルチェンジしてバネット セレナ(C23)として独立し、商用車仕様のバネットは1994年まで生産されました。バネット セレナの当初のエンジンは4気筒1.6L/2L(130HP)と4気筒2Lディーゼルがありました。1994年にバネット セレナはセレナ(初代 C23)に名前を変更しました。セレナは従来の商用バンと異なり乗用車的な走行性能(後輪駆動と4WD)で、エアコン/オーディオなどの装備も充実していました。セレナは同時期に登場したトヨタ エスティマと共に乗用車的に使われる高級ミニバンの先駆けとなりました。(実車画像→ 日産 バネット バン 1988) (実車画像→ 日産 バネット セレナ 1991)
1999年に日産 セレナ 2代目(C24)が登場しました。乗用ワゴンとして開発され、前輪駆動方式(4WD仕様もあり)が採用され低床化されました。ボディは全長が長くなりデザインは先代のイメージを継承しつつ、両側スライドドアが採用されました。エンジンは4気筒2Lと4気筒2.5Lターボディーゼルがありました。(実車画像→ 日産 バネット セレナ 1999)
2005年に日産 セレナ 3代目(C25)が登場しました。ボディが大きくなり、外観は上級車エルグランドを大人しくしたようなデザインで、階段状のウエストラインが特徴的なスマートなデザインになりました。DOHC 4気筒2L(137HP)エンジンを搭載し、変速機は電子制御CVTで、4WD仕様もありました。2007年のマイナーチェンジでフロントの意匠が変更されました。(実車画像→ 日産 バネット セレナ 2005)
2010年に日産 セレナ 4代目(C26)が登場しました。外観は先代のフロント周りと階段状のウエストラインを継承してよりスマートなデザインとなりました。DOHC 4気筒2L(147HP)エンジンを搭載し、変速機は電子制御CVTで、4WD仕様もありました。オルタネーター発電機をモーター(ECOモーター)として使用してエンジン始動を円滑に行うECOモーター式アイドリングストップシステムを採用していました。2012年にはこのECOモーターの性能を強化してエンジンをアシストする簡易的なハイブリッドシステム「S-HYBRID」を採用して燃費性能を向上させました。2013年のマイナーチェンジでフロントグリルを大きくしヘッドライトを2段重ねとする意匠変更と内装が変更されました。2016年にセレナ 5代目(C27)にモデルチェンジしました。
ミニカーは2016年に発売された京商 Jコレクション製です。2013年のマイナーチェンジ後のセレナ 4代目 上級グレードのハイウェースターをモデル化しています。プロポーションが良く、2段重ねヘッドライトと一体化したフロントグリルなどがうまく再現され、実車の雰囲気が良く再現されています。室内もインパネなどがそこそこ良く再現されています。京商 Jコレクションは初期型やハイブリッドもモデル化しています。これ以外のセレナ 4代目のミニカーはトミカの1/67、WIT'S(レジン製)の初期型とハイブリットなどがあります。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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マツダ デミオ (マツダ2) XD ツーリング 日本 2014年
2014年にマツダ デミオ 4代目が登場しました。海外での車名は2代目からはMAZDA2となっていましたが、国内向けはデミオのままでした。基本的なスタイルは先代を踏襲し、フロントがマツダに共通する魂動デザインになりました。ボディサイズが大きくなりましたが、車幅は5ナンバー規格を踏襲しました。エンジンは先代から引き継いだDOHC 4気筒1.3L(92HP)の改良版で、DOHC 4気筒DOHC 1.5L(105HP)ディーゼルターボが追加されました。変速機は5/6段MTと6段ATで、前輪駆動/4WDがあります。斜め後方から接近する車両を知らせる先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ アクティブセンス)」が採用されました。
2015年にDOHC 4気筒1.5L(116HP)エンジン116HPを搭載する高性能版の15MBが追加されました。2016年のマイナーチェンジで、横方向と 前後方向の加速度を統合的にコントロールするG-ベクタリング コントロール(G-Vectoring Control)を標準装備しました。2018年に1.3Lエンジンが1.5Lエンジンに変更されました。2019年のマイナーチェンジで国内向けの車名もマツダ2に変更されました。マツダ2はトヨタにOEM供給され、2015年から北米でサイオンiA(2016年以降はヤリスiA)として販売されました。
ミニカーは2014年に発売されたハイストーリー製です。1.5Lディーゼルエンジンを搭載するXD ツーリングをモデル化しています。ハイストーリーはレジン製がメインですが、実車のプロモーション用としてマツダからも販売されていて、製作台数が多いことからダイキャスト製となったようです。(ダイキャスト製の方が品質的に安定していて値段も下げられるはずですが、これは少し高いです) このミニカーは入手していないので、ここではWEBショップの画像を借用させていただきました。画像を見ただけですが、最近のミニカーとして標準的な出来ばえで、実車の雰囲気がうまく再現されていると思います。
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ホンダ フィット RS (GK型) 日本 2014年
ホンダ フィット 3代目が2013年に登場しました。日本で大ヒットした設計思想をベースにして世界市場での量販車を目指して開発され、プラットフォームを一新し軽量化と高剛性化が図られました。ボディは大型化されましたが、5ナンバー規格のままでした。デザインは先代をほぼ踏襲し、切れ長のヘッドライトでフロントの意匠が目新しくなりました。エンジンはDOHC化された4気筒1.3L(100HP)/1.5L(132HP)が搭載され、変速機はCVTと高性能版RSの5段MTがあり、駆動方式はFFとビスカスカップリング式4WDでした。追突や発進時の事故を軽減して安全運転をサポートする「シティ ブレーキ アクティブシステム」が採用され安全性能も向上しました。
ハイブリッド車はDOHC 4気筒1.5L(110HP)エンジンと7段DCT変速機に内蔵した電気モーター(29.5HP)とリチウムイオン電池で構成した新開発のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCDハイブリッド」が採用されました。モードの切り替えで先代ではできなかったEV走行が可能になりました。(ただこのシステムは制御が複雑だったので不具合対応のリコールが多発しました) 2015年のマイナーチェンジでフロントグリルの意匠が変更されました。2017年のマイナーチェンジで前後バンパーの意匠が変更され、LEDヘッドライトが採用されました。2020年にフィット 4代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ ホンダ フィット e:HEV 2020)
ミニカーは2016年に発売された国産名車コレクション製です。高性能版のRSをモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソがOEM生産していた京商 Jコレクション製のフィット(型番JCP86001)の型を流用しています。プロポーションが良くフロントグリルの造形がリアルで、実車の雰囲気がうまく再現されています。安価な雑誌付きミニカーですので室内の仕上げは簡素化されていますが、値段相応以上に良く出来ています。これ以外のフィット 3代目のミニカーはこれと同じ物で色違いのFIRST43、前述した京商 Jコレクション、トミカの1/61、WIT'S(レジン製)のRSとハイブリッド、エブロのハイブリッドなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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スズキ ハスラー X ターボ 日本 2014年
1998年にスズキは大径タイヤを履いて最低地上高を上げたクロスオーバーSUVとしてKeiを発売しました。当初は3ドアのみで翌年に5ドアを追加しましたが、ジムニーとの競合を避けて2000年からは5ドアだけとなりました。SOHC 3気筒660㏄ターボ(60HP)/DOHC 3気筒660(55HP)エンジンを搭載する、前輪駆動/4輪駆動車でした。2000年と2006年にフロントのデザインが変更されました。悪路走破性を重視するコアなユーザーに人気が高く、改良を重ねながら、2009年まで生産されました。またマツダにはラピュタとしてOEM供給されました。(実車画像→ スズキ Kei 1998)
Keiの後継者としてスズキ ハスラーが2014年に登場しました。ワゴンR 5代目のプラットフォームを使い、15インチホイールを履いて最低地上高180㎜とし、サスペンションも変更されSUVらしい足回りとなっていました。外観はワゴンRと同じトールワゴンながら、メッキ枠の付いた丸形ヘッドライトと黒い樹脂製のバンパー/フェンダーで力強いイメージを強調したデザインでした。DOHC 3気筒660(54HP)/ターボ(64HP)エンジンを搭載する、前輪駆動/4輪駆動車でした。2015年にリチウムイオン電池とモーター機能付発電機を採用し、減速時に電力回生、加速時のパワーアシストを行うマイルドハイブリッド仕様が追加されました。先代のKei同様に人気があり、2020年にハスラー 2代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ スズキ ハスラー 2020)
ミニカーは2014年に発売されたハイストーリー製の当時物です。このミニカーは保有していないので、ここではWEBショップの画像を借用させていただきました。 画像を見ただけですがレジン製ミニカーの標準的な出来ばえで、実車の雰囲気はそこそこ再現されているようです。ハスラー 初代のミニカーはトミカの 1/58、MARK43(レジン製)などがあります。
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