ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

TOYOTA YARIS D-4D (VITZ) 2005 JAPAN

TOYOTA YARIS D-4D (VITZ)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA YARIS D-4D (VITZ)


MINICHAMPS 400166500 1/43 87㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.75m 全幅約1.7m エンジン 変速機: 4気筒 1.4L ディーゼル ターボ 90HP 5段変速/CVT
性能: 最高速175km/h  データーベースでトヨタ ヴィッツ(ヤリス)のミニカー検索

トヨタ ヤリス D-4D (ヴィッツ)  日本 2005年

 

 2005年にトヨタ ヴィッツ 2代目が登場しました。同時にヴィッツの欧州仕様のヤリスも2代目となりました。プラットフォームが新しくなりホイールベースが延長され、先代よりサイズが大きくなり室内は広くなりました。外観は基本スタイルは変更されず、グリルなどの意匠が変わり、国内仕様は5ドアのみ国外仕様には3ドアもありました。エンジンはダイハツ製のDOHC 3気筒1L/4気筒1.3Lと自社製のDOHC 4気筒1.3L(4WD用)/1.5Lがあり、欧州向けにはDOHC 4気筒1.8Lや4気筒1.4Lディーゼルもありました。変速機はトルコン付CVTがメインで、4WDはトルコン付4段AT、1.5Lエンジン搭載の高性能版RSには5段MTがありました。

 

 ボディ剛性やサスペンション/ブレーキが改良されて、衝突安全性/走行安定性/乗り心地が向上しました。2007年のマイナーチェンジでRS以外のフロント/リアの意匠が変更され、2008年にはRSのバンパーの意匠が変更されました。派生車としてヴィッツ 2代目のホイールベースを延長した4ドアセダンのベルタ(先代のプラッツの後継車)と、トールワゴンのラクティスがありました。ヴィッツ 2代目は2005年にはライバルのホンダ フィットを販売台数で上回るなど大ヒットしました。2010年にヴィッツ 3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ トヨタ ベルタ 2005) (実車画像→ トヨタ ラクティス 2005) (実車画像→ トヨタ ヴィッツ 2010)

 

 

 ミニカーは2006年に発売されたミニチャンプス製です。フロントフェンダーに「D-4D」とモデル名が表示されているので、ヨーロッパ仕様のヤリス D-4D(1.4Lディーゼルエンジン搭載)をモデル化しています。欧州仕様なので左ハンドルですが、外観的には国内仕様とほとんど同じです。ミニチャンプスらしいそつのない造形でよく出来ています。灯火類や室内などの細部もリアルに出来ています。ミニチャンプスは同じ型の色違いで欧州トヨタ特注品もありました。 これ以外のヴィッツ 2代目のミニカーはトミカの1/58、Mテックカプセルの1/72、トミーテックの1/150などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。

TOYOTA YARIS D-4D (VITZ) 1
TOYOTA YARIS D-4D (VITZ) 2

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TOYOTA AYGO (AB10) 2005 JAPAN

TOYOTA AYGO (AB10)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA AYGO (AB10)


MINICHAMPS 400166400 1/43 80㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.4m 全幅約1.61m エンジン 変速機: 3気筒 998cc 68HP 5段変速
性能: 最高速169m/h  データーベースでトヨタ アイゴのミニカー検索

トヨタ アイゴ (AB10) 日本 2005年

 

 トヨタはヨーロッパ市場へのさらなる進出を図り、小型車アイゴを2005年に登場させました。コスト低減の為にPSA(プジョー シトロエン グループ)と共同で開発することとなり、合弁会社であるTPCA(トヨタ プジョー シトロエン オートモービル)が設立されトヨタ主導で開発が行われたそうです。その為トヨタ アイゴはシトロエン C1、プジョー 107とはプラットフォームを共有する兄弟車でした。トヨタのヨーロッパ市場向けの小型車としてはヤリスがありましたが、アイゴはヤリスよりも小さい車で、トヨタ流の軽量化とコストダウンがされていました。

 

 ボディは3/5ドアハッチバックで、デザイン的にはヤリスを小さくして小粋なプジョー流に仕立てたようなスタイルでした。エンジンはDOHC 3気筒998㏄(68HP)と4気筒1.4L(55HP)ターボディーゼルがあり、5段変速で最高速169km/h(68HP)の性能でした。2009年と2012年のマイナーチェンジで、フロントバンパーの意匠変更が行われました。2012年にはディーゼルエンジンが廃止されました。2014年にアイゴ 2代目、2022年にアイゴ 3代目にモデルチェンジしました。総生産台数は約72万台でした。(実車画像→ トヨタ アイゴ 2014) (実車画像→ トヨタ アイゴ 2022)

 

 

 ミニカーは2006年に発売されたミニチャンプス製の当時物です。ミニチャンプスらしいそつのない良い出来ばえで、実車の雰囲気がうまく再現されています。プジョー 107などの兄弟車と共通の個性的な2眼メーターも良く再現されています。アイゴのミニカーはこれしかないようで、ミニチャンプスが独占しています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA AYGO 1
TOYOTA AYGO 2

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MAZDA ROADSTER (NC) 2005 JAPAN

MAZDA ROADSTER (NC)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA ROADSTER (NC)


EBBRO 43732 1/43 92mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.72m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L 170HP 5/6段変速/6段自動変速
性能: 最高速211km/h (輸出仕様)  データーベースでマツダ ロードスター NC型のミニカー検索

マツダ ロードスター NC型 日本 2005年

 

 マツダ ロードスター 3代目(NC)が2005年に登場しました。車幅が1.7mを越えて3ナンバー車となり、先代の抑揚のあるボディから初代のようなシンプルなボディにフェンダーが張り出したスタイルになりました。シート背後にシートバックバー(ロールバー)が付いたのも目新しい点でした。ソフトトップはフレームがZ字型に折りたたまれる構造となり、スペアタイヤはパンク修理キットに代わりトランク容量が増えました。シャーシは新開発され、エンジンはアテンザなどに搭載されるエンジンを縦置き用に改良したDOHC 4気筒2L(170HP)に変わりました。なお欧州向け輸出仕様には1.8Lもありました。2005年の日本カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 高性能仕様のRSとNR-Aにはビルシュタイン製サスペンションが装備され、NR-Aのそれは2段階の車高調整機能がありました。2006年に世界最速の12秒で開閉する電動格納式ハードトップを装備した、パワーリトラクタブル ハードトップ(PRHT)が追加されました。(欧州仕様の車名はMX-5 ロードスター クーペ) 2008年のマイナーチェンジで、フロントグリルが5角形になるなどフロント/リアの意匠が少し変更されました。20011年に?産累計台数90万台を達成し、2014年に25周年記念車が限定生産されました。2015年にロードスター 4代目(ND)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2005年に発売されたエブロ製の当時物で初期型をモデル化しています。エブロらしいリアルな造形で、フロントの顔付/張り出した前後フェンダーなど実車の雰囲気が良く再現されています。実車の内装が黒一色なのでミニカーの内装も黒一色で、これは手抜きではないのですがやや物足りない感じがします。これ以外のロードスター 3代目のミニカーは、トミカの当時物 1/57、オートアートの1/43と1/18、国産名車コレクション(イクソ製)、イクソの別ブランドのトリプル9、イクソの型を流用したFIRST43、最近のレジン製ではWIT'Sやハイストーリーなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA ROADSTER (NC) 1
MAZDA ROADSTER (NC) 2

 以下は2015年に発売された国産名車コレクションのロードスター パワー リトラクタブル ハードトップ 2013 (1/43 No.254)の画像です。マイナーチェンジ後をモデル化しているので、上記のエブロ製初期型とはフロントの意匠が異なっています。メーカーはイクソで、イクソは別ブランドのトリプル9でも同じ物をモデル化していますのでその型を流用した廉価版です。安価な雑誌付きミニカーですので細部の仕上げはやや見劣りしますが、それ以外は上記のエブロ製と同じぐらいの良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA ROADSTER COUPE (NC) 1
MAZDA ROADSTER COUPE (NC) 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA ROADSTER COUPE (NC) 3
MAZDA ROADSTER COUPE (NC) 4

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MITSUBISHI FUSO CANTER TRUCK BOX VAN 2005 JAPAN

MITSUBISHI FUSO CANTER TRUCK BOX VAN
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MITSUBISHI FUSO CANTER TRUCK BOX VAN


DIAPET DK-5018 1/43 152mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約6.56m 全幅約2.18m エンジン 変速機: DOHC 4気筒3L 130HP ディーゼルターボ 5段変速
性能: 最高速 不明  データーベースで三菱 ふそう キャンターのミニカー検索

三菱 ふそう キャンター 小型トラック ボックスバン 日本 2005年

 

 1963年に三菱の小型トラック キャンター 初代(T720型)が登場しました。4気筒2L(68HP)ディーゼルエンジンを搭載し最大積載量は2000kgでした。 (実車画像→ キャンター 初代) 以下モデルチェンジの概要です。

 

  • 1968年 キャンター 2代目(T90型) 登場 4気筒2L(90/95HP)ガソリンエンジン追加 1970年 ディーゼルエンジンを2.7Lに変更
  • 1973年 キャンター 3代目(T200型) 登場
  • 1978年 キャンター 4代目(FE1/2型) 登場 (実車画像→ キャンター 4代目)
  • 1985年 キャンター 5代目(FE3/4型) 登場 (実車画像→ キャンター 5代目)
  • 1993年 キャンター 6代目(FE5/6型) 登場
  • 2002年 キャンター 7代目(FE7/8型) 登場 2003年に三菱自動車工業から三菱ふそうトラック バスが分社しました

 

 

 キャンター 7代目は積載量2t超-3tクラスの小型トラックで、大型の釣り目ヘッドライトが外観上の特徴でした。キャブオーバートラックとしては世界初のインパネシフトを採用していました。DOHC 4気筒3L(130HP)/4.9L(150-180HP)ディーゼルターボエンジンを搭載し、後輪駆動と4WDがありました。ボディ形式はトラック、ダブルキャビントラック、ボックスバンなどがありました。2006年に3Lエンジン搭載車にリチウムイオン電池を採用したパラレル式ディーゼルハイブリッドシステムを採用したキャンター エコハイブリッドが登場しました。2006年にフロントグリルのデザインを変更しました。2010年にキャンター 8代目、2020年にキャンター 9代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ 三菱 ふそう キャンター 8代目) (実車画像→ 三菱 ふそう キャンター 9代目)

 ミニカーは2006年に発売されたダイヤペット(アガツマ)製で、キャンター 7代目前期型のボックスバン をモデル化しています。元々はディーラー向け販促品として作られたものでしたので、子供向けの玩具ではなく、1/43でスケールモデル的なつくりとなっています。外国ブランドではエリゴール、ブレキナ、ヘルパなどが良くできた商用車をたくさんモデル化していますが、商用車の国産ミニカーは少ないです。したがって、1/43で出来の良いこのミニカーは貴重なもので、あまり商用車を買わない私も迷わず購入しました。ドア/リアゲート開閉のギミック付きです。ダイアペットは同じ型を流用したバリエーションで清掃車やミキサー車もモデル化しています。また同時期に大型トラックの三菱 ふそう スーパーグレート ウィング トラック (1/43)もモデル化していて、これもキャンター同様に出来が良いのでお勧めです。これ以外のキャンターのミニカーはトミカの3代目/4代目/7代目/8代目、トミカ ダンディの4代目、TINYの8代目などがあります。 以下はフロント/リア(リアゲート開閉)の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MITSUBISHI FUSO CANTER TRUCK BOX VAN 1
MITSUBISHI FUSO CANTER TRUCK BOX VAN 2

 以下は2006年に発売されたダイヤペット(アガツマ)製の三菱 スーパーグレート 大型ウィング トラック (1/43 型番DK5019)の画像です。実車は全長約12mX全幅約2.5mのサイズなので、縮尺1/43のこのミニカーは全長280㎜(トレーラー部225㎜)幅58㎜の大きなサイズとなっています。実車同様に荷台部分の左右のカバーがウイング状に開閉します。これも販促品として作られたようなので、上記のキャンター同様にリアルな作風でかなり良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MITSUBISHI FUSO SUPER GREAT WING TRUCK 1
MITSUBISHI FUSO SUPER GREAT WING TRUCK 2

 以下はフロント/リアの拡大画像と荷台のウイング展開の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MITSUBISHI FUSO SUPER GREAT WING TRUCK 3
MITSUBISHI FUSO SUPER GREAT WING TRUCK 4

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SUBARU R1 2005 JAPAN

SUBARU R1
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU R1


JAPANESE CAR COLLECTION (NOREV HACHETTE) 123 1/43 78mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.29m 全幅約1.48m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 660㏄ スーパーチャージャー 64HP CVT自動変速 FF/4WD
性能: 最高速120km/h  データーベースでスバル R1のミニカー検索

スバル R1 日本 2005年

 

 1969年に登場したスバルの軽自動車スバル R-2の名前を復活させた軽自動車スバル R2が2003年に登場しました。(R-2とR2で名前はわずかに違っていますが) スバル R2は5ドアハッチバックですが、当時主流になりつつあった居住空間重視の箱型トールワゴンスタイルではなく、大きく傾斜したフロントウィンドーなど外観を重視したスタイリッシュなデザインとなっていました。4気筒660㏄/DOHC 4気筒660㏄/DOHC 4気筒660㏄スーパーチャージャー付(64HP)エンジンを搭載する前輪駆動/フルタイム4WD車で、4輪独立懸架サスペンションを採用していました。(実車画像→ スバル R2 2003)

 

 2005年にはさらに個性的な軽自動車スバル R1が登場しました。前述した軽自動車ヴィヴィオは運転席重視のコンセプトでしたが、スバル R1はそのコンセプトをさらに追及した車でした。R2のホイールベースを短縮し、従来の軽自動車とは異なる、1、2人乗りを主眼にして全長を短くした2ドアクーペ的デザインが特徴でした。(一応4人乗りでしたが後席はミニマム) R1という名前は前述したスバル R2と同じコンセプトながら、サイズが違うことを示しているとのことです。外観同様に内装も本革巻きステアリングのオプション設定があるなど個性的で、スーパーチャージャー付エンジンと4輪独立サスペンションで走行性能も優れていました。2010年に生産中止となり、総生産台数は約1.5万台でした。

 

 

 ミニカーは2010年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。国産名車コレクションの初期物なのでメーカーはノレブです。この国産名車コレクションのノレブ製ミニカーはレベルが高いものが多いのですが、このスバル R1も独特のクーペ デザインがうまく再現されていてとても良く出来ています。また室内もそこそこ良く再演されています。ノレブはノレブ ルミノ ブランドの型番800060でもスバル R1を発売していますが、そちらは内装/シートが着色されるなど細部の仕上げがレベルアップされています。これ以外のスバル R1のミニカーはトミカの1/56があります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
 

SUBARU R1 1
SUBARU R1 2

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