ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

NISSAN SKYLINE TURBO C (R30) 1983 JAPAN

NISSAN SKYLINE TURBO C (R30)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SKYLINE TURBO C (R30)


TOMICA DANDY D38-2 1/43 113mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約2m エンジン 変速機: DOHC 6気筒 2.1L ターボ 570HP?  
性能: 最高速 不詳  データーベースでスカイライン シルエット/ターボCのミニカー検索

日産 スカイライン ターボ C (R30) 日本 1983年

 

 前述したように1960年代後半のプロトタイプ スポーツカーR380シリーズでのレース参戦は1970年に中止されました。その後日産はスカイライン GT-R(KPGC10)でツーリングカーレースに参戦し、国内レースでは49連勝を記録する圧倒的な強さを誇っていました。この連勝記録は1971年にマツダ サバンナ(RX-3)に阻止され、その後1978年までRX-3が通算で100勝しています。なお日産は第1次オイルショックの影響で1973年にワークス活動を中断しました。

 

 1980年代になると、グループ5のシルエットフォーミュラーによるレースが人気を呼ぶようになりました。シルエットフォーミュラーとはレースカーのシャーシに市販車の外観を残しながら派手なエアロパーツを付けたボディを載せたレースカーでした。日産はシルビアやスカイラインのシルエットフォーミュラーでワークス活動を再開しました。1982年に6代目スカイライン(R30) RSをベースにしたRS ターボ シルエットが登場し、スカイラインのレースへの復帰が話題となりました。(エンジンはスカイライン RSのFJ型ではなくシルビアのLZ型を搭載) 1983年には市販車が鉄仮面と呼ばれるフロントマスクに変更されたので、RS ターボ シルエットも鉄仮面に変更されました。

 

 

 1982年に国際規格でシルエットフォーミュラはグループCに切り替わったので、国内でもシルエットフォーミュラは1983年限りとなりました。その後1984年にニスモ(日産 モータースポーツ インターナショナル)が設立され、新規格のグループCで本格的にスポーツカー耐久レースに取り組むようになり、1986年からルマンにR85V/R86Vで参戦しました。(実車画像→日産 R85V 1986)

 ミニカーは1983年に発売されたトミカ ダンディ製の当時物です。ミニカーの外箱にはRS ターボ シルエットと表示されていますが、シルエット フォーミュラをグループC仕様に改造したターボ Cをモデル化しています。ボディと一体化した大型リアスポイラーがターボ Cの特徴で、ミニカーの底板にはグループCと銘記されています。 当時物ミニカーですので今のミニカーのようにリアルではありませんが、コクピット内の造形など当時としては結構良い出来ばえでした。当時トミカはこのレースカーのスポンサーをしていたので、TOMICAのロゴが付いています。なお貼っていませんが、紙シールのデカールも付いていました。これ以外の当時物ミニカーはトミカがあり、当時物以外ではオートアート、エブロ、トミカなどが十数種類をモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。正面の画像でヘッドライトが黒く映っていますが、これはヘッドライトにその下の黒のスポイラーが映しこんでいるからです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN SKYLINE RS TURBO SILHOUETTE (R30) 1
NISSAN SKYLINE RS TURBO SILHOUETTE (R30) 2

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TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 1983 JAPAN

TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60)


AOSHIMA DISM 74053 1/43 108㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.6m 全幅約1.69m エンジン 変速機: DOHC 6気筒 2.8L 175HP 5段変速
性能: 最高速200km/h以上  データーベースでトヨタ セリカ XXのミニカー検索

トヨタ セリカ XX 2800GT A60型 日本 1983年

 

 トヨタ セリカ XX 2代目が1981年に登場しました。セリカ XX 初代は豪華なスペシャルティカーでしたが、そのスペシャルティカー路線は数ヶ月前に登場したソアラ 初代に引き継がれることになり、セリカ XX 2代目は硬派の高性能車に変わりました。角形リトラクタブル ヘッドライトの独得の面構えとシャープで角ばったボディで、非常に迫力があるかっこいい車でした。SOHC 6気筒2L(125HP)1G/DOHC 6気筒2.8L(175HP)5M-Gエンジンを搭載し、4段AT/5段MTで、最高速は200km/h以上(2.8L 輸出仕様)と極めて高性能でした。なお内装などの装備は豪華で、ソアラで初登場したデジタルメーターなどの先進的な装備が満載でした。

 

 1982年に6気筒2Lターボ(145HP)M-T型エンジンとDOHC 6気筒2L(160HP)1G-G型エンジンが追加されるなど、排ガス対策時代の鬱憤を晴らすかのように高性能エンジンが次々と登場してきました。1983年にマイナーチェンジし、テールゲートとリアバンパーがボディ同色になり、ドアミラーが標準になりました。(国産車のドアミラー解禁は1983年でした) なおセリカ XXという名前はこの代までで、1986年のモデルチェンジでスープラに名前が変わりました。

 

 

 ミニカーは2006年に発売されたアオシマ DISM製です。テールゲートがボディ同色となった後期型をモデル化しています。キャビンが少し大きめな感じもしますが、特徴的なフロント/リアのバンパーや灯火類がリアルで、かなり良い出来ばえです。また実車に即してインパネなどをアンバー色で仕上げてあり、デジタルメーターが緑色で再現され実車の雰囲気を感じさせる仕上げとなっています。室内はインパネの。さらに前輪が操舵でき、前後のスモールライトが点灯するギミックまで付いています。(ライト点灯用のボタン電池2ケは底板の電池ボックスに収納しています) セリカ XX 2代目の当時物ミニカーとしてはダイヤペット、トミカ ダンディ、トミカがありました。当時物以外では、アオシマのコールドキャスト製とDISMの前期/後期型、ダンディのリニューアル版、トミカ リミッテド、京商の1/64、レジン製ではWIT'Sやハイストーリーなどがあります。 以下はフロント(スモールライト点滅)/(前輪操舵ギミック)とリア(スモールライト点滅)の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 1
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 2

 以下は1982年に発売されたダイヤペット製の当時物 トヨタ セリカ XX 2800GT (1/40 型番G5)の画像です。テールゲートが黒色の前期型をモデル化しています。ダイヤペットの協力工場の11番工場製で、特徴的なフロント/リアの造形がうまく再現されていて、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。ヘッドライトのリトラクタブル動作、ボンネット/ドア/テールゲート開閉ギミックが付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 3
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 4

 以下はフロント(リトラクタブルヘッドライト開閉)/ボンネットを開いたエンジンルーム)/リア(リアゲート開閉)の拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 5
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 6

 以下は1982年に発売されたトミカ ダンディ製の当時物 トヨタ セリカ XX 2800GT (1/43 型番D04)の画像です。テールゲートが黒色の前期型をモデル化しています。全体的なプロポーションが良く、これも当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。室内もそこそこ良く再現してあり、赤い室内色はやや玩具的ですが、黒一色で済ませるよりは好ましい仕上げです。ダイアペットと同じヘッドライトのリトラクタブル動作とボンネット/ドア/テールゲート開閉ギミックが付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 7
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 8

 以下はフロント(リトラクタブルヘッドライト開閉)/ボンネットを開いたエンジンルーム)/リア(リアゲート開閉)の拡大画像です。リアゲートはその下の荷物カバーも開閉する凝った仕上げです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 9
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 10

 以下は2022年に発売されたアシェット 国産名車プレミアムコレクション製のトヨタ セリカ XX (A60) 2800GT (1/43 No.21)の画像です。メーカーは中国のSUMS MODELで同社のオールモーストリアル(ALLMOSTREAL)ブランドでモデル化しています。これも前期型をモデル化していて、フェンダーミラーが付いています。キャビンが少し大きめな感じもしますが、プロポーションはまずまずで実車がうまく再現されています。特徴的なフロント/リアの造形やそこに表示された車名のロゴなどは細部までリアルに再現されています。室内もそこそこ良く再現されていますが、できればインパネはアンバー系で着色してほしかったです。上記アオシマ DISM製のインパネ造形を見れば、このプレミアムコレクション製の黒一色のインパネ造形はやや見劣りがします。このプレミアムコレクションは従来の雑誌付きミニカーより高価なのですから、それぐらいはやってもらいたいと思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 11
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 12

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 13
TOYOTA CELICA XX 2800GT (A60) 14

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TOYOTA COROLLA SEDAN (AE80) 1983 JAPAN

TOYOTA COROLLA SEDAN (AE80)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA COROLLA SEDAN (AE80)


TOMICA DANDY DJ36 1/43 98㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.14m 全幅約1.64m エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 100HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速170km/h  データーベースでトヨタ カローラ/スプリンター 5代目のミニカー検索

トヨタ カローラ セダン AE80型 日本 1983年

 

 トヨタ カローラ/スプリンターは1983年に5代目(E80型)にモデルチェンジしました。4ドアセダンと5ドアリフトバックは前輪駆動車となり、全輪独立懸架サスペンションが採用されました。ただしレビン/トレノのスポーティなクーペ系は後輪駆動方式のままでした。ボディは同時期のトヨタ車に共通するスラントノーズを採用して、先代のデザインを洗練させたものでシンプルで品のいいデザインでした。エンジンは4気筒1.3Lの2A型、1.5Lの3A型、1.6L(100HP)の4A型、1.8Lのディーゼル1C型で、4段AT/5段MTで、最高速は170km/h(1.6L)の性能でした。電子制御ATのECT-Sやデジタルメータなどの電子機器がカローラにも装備されました。

 

 1984年に4ドアセダンにも高性能な4A-G型エンジンを搭載したツインカム(TWINCAM) 16が追加されました。同年にセダンをベースにした派生モデルとして3/5ドアハッチバックのカローラ FXが登場しました。(実車画像→ トヨタ カローラ FX) 1985年のマイナーチェンジでフェイスリフトされ、1.3Lが2A型から新型の2E-LU型エンジンに変更されました。1987年にカローラ 6代目/スプリンター(E90型)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1984年に発売されたトミカ ダンディ製の当時物です。トミカ ダンディは当時の国産ミニカーとしてはリアルな造形で、このカローラも実車の雰囲気がうまく再現されています。これは灰色のウレタン樹脂製バンパー仕様となっていますが、実車の上級グレードはボディ同色のカラードウレタン樹脂が採用されていました。(一般的にミニカーは上級グレードをモデル化するのですが、底板と一体化した前後バンパーの塗装にコストが掛かるのでそうしたのでしょう) ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。開閉ギミックの立てつけは隙間の無いレベルの高いものに仕上がっています。これ以外の当時物ミニカーはトミカがカローラ セダン/カローラ レビン/スプリンター トレノ、ダイヤペットがカローラ レビンをモデル化しています。E80系のクーペ系のミニカーは漫画「頭文字D」の影響で非常にたくさんモデル化されていますが、2022年現在でもセダンは当時物以外ではモデル化されていないようです。カローラ FXはハイストーリーとMARK43がレジン製でモデル化しています。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA COLLORA SEDAN (AE80) 1
TOYOTA COLLORA SEDAN (AE80) 2

カローラ FXのミニカー → データーベースでカローラ FXのミニカー検索"

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TOYOTA COROLLA LEVIN (AE86) 1983 JAPAN

TOYOTA COROLLA LEVIN (AE86)
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TOYOTA COROLLA LEVIN (AE86)


EBBRO 43271 1/43 99㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.18m 全幅約1.63m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.6L 130HP 5段変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでトヨタ レビン/トレノ AE86系のミニカー検索

トヨタ カローラ レビン AE86型 日本 1983年

 

 トヨタ カローラ レビン/スプリンター トレノは1983年に5代目(85/86型)に切り替わりました。カローラ 80系セダンは前輪駆動車となりましたが、クーペ系は信頼性が確立された先代70系のシャーシを引き継ぐ後輪駆動車のままでした。ボディはセダンのデザインに合わせたシンプルなデザインで、レビンは角形ヘッドライトでトレノはそれをリトラクタブル式にしていました。2ドアノッチバッククーペと3ドアハッチバッククーペの2タイプがあり、3A型4気筒1.5L(83HP AE85)/4A型DOHC 4気筒1.6L(130HP AE86)エンジンを搭載し、4段AT/5段MTで最高速は180km/h(AE86)の性能でした。1987年にカローラ系は6代目(90型)にモデルチェンジし、同時にレビン/トレノも前輪駆動車となりました。

 

 レビン/トレノで最後の後輪駆動車であったAE86系は、「ハチロク」と呼ばれてマニアには人気がありました。さらに1995年から連載が始まった漫画「頭文字D」の主人公の劇中車がトレノ AE86型だったことから、近年になってからハチロクの人気が再燃しました。この人気を背景にして2012年にはトヨタから小型スポーツカーがトヨタ 86の名前で発売されました。また「頭文字D」仕様のトレノのミニカーもたくさん出ています。

 

 

 ミニカーは2004年に発売されたエブロ製です。リアにAPEXのロゴがあるので、最上級グレードのAPEX仕様をモデル化しています。エブロらしい正確なプロポーションでとても良い出来ばえです。フロントグリル/灯火類や室内のインパネなどの細部もリアルに再現されています。エブロはAE86系のレビン/トレノを10数種類ほどモデル化しています。AE86系のレビン/トレノの当時物のミニカーは、ダイヤペットのレビン、トミカのレビンとトレノがありました。「頭文字D」のヒットで1998年頃にトミカ ダンディとトミカから「頭文字D」仕様のトレノ、M-TECHのトレノのノーマルとレース仕様が出ています。その後ユージンやREAL-Xから1/72で「頭文字D」がらみの物がでて、最近でもトミカのレビン、オートアートのトレノ、京商(1/64)のレビン/トレノ、アオシマ DISMのレビン/トレノ 1/24、国産名車コレクションのレビン、レジン製ではMARK43やイグニッションモデルなどで非常にたくさんモデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA COROLLA LEVIN (AE86) 1
TOYOTA COROLLA LEVIN (AE86) 2

 以下は2009年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製のトヨタ カローラ レビン (1/43 No.81)の画像です。これも最上級グレードのAPEX仕様をモデル化しています。国産名車コレクションの初期物なのでメーカーはノレブです。ノレブらしいそつのない造形で、プロポーションが良く細部もそこそこリアルで、安価な雑誌付きミニカーながらかなり良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 3
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 5
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 6

 以下は1984年に発売されたダイヤペット製の当時物 トヨタ カローラ レビン (1/40 型番G29)の画像です。ダイヤペットの協力工場の11番工場製で、実車よりずんぐりした感じに仕上がっていますので、いま一つの出来ばえです。これはドアミラーが別部品でついていた初期型で、このミラーが取れやすかったので後にドア一体成型に変わりました。(なおダイヤペットでは初めてドアミラーが付けられたミニカーでした) ボンネット/ドア/テールゲート開閉ギミック付きです。当時最新であったバーグラフ表示されるタコメータが付いたデジタルメーター(ソアラ 初代と同じようなデザイン)らしき物が再現されています。(ただしこのデジタルメーターはAPEX 2ドアに装備され、3ドアには装備されていなかったようですが) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 7
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 8

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/ハッチバック開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 9
TOYOTA COLLORA LEVIN (AE86) 10

 以下は2022年に発売されたアシェット 国産名車プレミアムコレクション製のトヨタ スプリンター トレノ (AE86) 1983 (1/43 No.19)の画像です。これも最上級グレードのAPEX仕様をモデル化しています。メーカーは中国のSUMS MODELで同社のオールモーストリアル(ALLMOSTREAL)ブランドでモデル化しています。基本的なプロポーションなどの出来ばえは上述したエブロ製のレビンと同じレベルでかなり良く出来ています。灯火類や室内などの細部の仕上げレベルもほぼ同等ですが、リアウィンドーの熱線デフォッガーの表現はこちらの方がリアルです。なお黒いホイールとフォグランプが付いているのは「頭文字D」仕様に準じているようで、あとで「頭文字D」仕様として流用するのかもしれません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA SPRINTER TRUENO (AE86) 1
TOYOTA SPRINTER TRUENO (AE86) 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA SPRINTER TRUENO (AE86) 3
TOYOTA SPRINTER TRUENO (AE86) 4

スプリンター トレノ「頭文字D」仕様のミニカー → データーベースでスプリンター トレノ「頭文字D」仕様のミニカー検索

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TOYOTA CORONA 5-DOOR HATCHBACK (T150) 1983 JAPAN

TOYOTA CORONA 5-DOOR HATCHBACK (T150)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CORONA 5-DOOR HATCHBACK (T150)


DIAPET 1660(G41) 1/40 111mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.37m 全幅約1.67m エンジン 変速機: 4気筒 1.8L 115HP 5段変速 4段自動変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでトヨタ コロナのミニカー検索

トヨタ コロナ 5ドア ハッチバック T150型 日本 1983年

 

 トヨタ コロナ 8代目(T150)は前輪駆動化されて1983年に登場しました。トヨタは前輪駆動車の採用に慎重であったので、コロナ 8代目は7代目の追加車種という扱いでした。当初は5ドアセダンのみで、7代目の後輪駆動車もしばらく併売されました。5ドアセダンの発売10ケ月後に4ドアセダンが追加されました。先代のコロナはスポーツ志向でしたが、前輪駆動化された8代目は落ち着いたデザインの実用的なセダンが中心になりました。なお翌年の1984年に登場したカリーナ 4代目はこのコロナ 8代目とシャーシを共有する前輪駆動車でした。

 

 エンジンは4気筒1.5/1.8L(115HP)と2Lディーゼル(73HP)が搭載され、4段AT/5段MTで最高速は180km/hの性能でした。1985年のマイナーチェンジで内外装が変更され、DOHC 4気筒2L(165HP)エンジンを搭載した高性能版のGT-Rが追加されました。なお1985年に追加された2ドアのコロナ クーペはコロナという名前でしたが、実際はセリカ/カリーナの姉妹車でした。(実車画像→トヨタ コロナ クーペ 1985) 1987年にコロナ 9代目(T170)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1984年に発売されたダイヤペットの当時物で、ダイヤペットの協力工場の11番工場製です。同時期に作られたカローラ レビンと同じ11番工場製なので、これもややずんぐりした感じの造形ですが、フロントグリルの雰囲気などはそれらしく出来ていて、まずまずの良い出来ばえです。ボンネット/ドア/リアハッチが開閉するギミック付きです。コロナ 8代目5ドアセダンのミニカーは2022年現在でもこれしかないので、その点で貴重なミニカーです。なおこの頃からセダン系の実用車がミニカーになることが少なくなり、コロナのミニカーはこれ以後は全く作られていません。(実車のコロナも2001年にブランド名が消えました) 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/ハッチバック開閉の画像です。エンジンルーム内のエンジンが横置きされているのが分かります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA CORONA 5-DOOR HATCHBACK (T150) 1
TOYOTA CORONA 5-DOOR HATCHBACK (T150) 2

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