ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

MERCEDES-BENZ 350SE (W116) 1972 GERMANY

MERCEDES-BENZ 350SE (W116)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 350SE (W116)


SCHUCO 301-612 1/43 115㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.96m 全幅約1.87m エンジン 変速機: V型8気筒 3.5L 200HP 5/4段変速/4/3段自動変速
性能: 最高速205km/h  データーベースでメルセデス ベンツ W116のミニカー検索

メルセデス ベンツ 350SE (W116) ドイツ 1972年

 

 1972年にメルセデス ベンツ 350SE (W116)が登場しました。350SE (W116)はSクラスという名前が正式に採用され、そのSクラスの名声を確立させた車でした。幅広のフロントグリル、サイドマーカー付横長角形ライトの特徴的なフロントデザインは、高級車の代表としてずいぶん他社からコピーされました。先代よりボディは大きくなりましたが、新しい安全基準の採用で室内は狭くなりました。W116は4ドアセダンのみで、クーペやカブリオレの設定はありませんでした。

 

 当時開発されていた安全実験車の安全技術(世界初のABS、衝突時の衝撃をボディ前後で吸収する構造、汚れても視認性の良い段差付大型テールライトなど)が採用されていました。1974年のEU カー オブ ザ イヤーを受賞しています。当初のエンジンは6気筒2.8L(185HP)、V型8気筒3.5L(200HP)の2つでしたが、翌年にはV型8気筒4.5L(225HP)が追加されました。1975年に300SEL 6.3(W109)の後継者450SEL 6.9が登場しました。1979年にW126にモデルチェンジしました。W116の総生産台数は約47万台でした。

 

 

 ミニカーはドイツのシュコー製で、1973年に発売されました。ヘッドライトをメッキパーツで表現するのは当時のシュコーの特徴でこの点はややレトロでしたが、当時のシュコーの1/43のミニカーは素晴らしい出来ばえでした。精密に鋳造されたダイキャストボディは肉が薄く、ドア/ボンネット等の開閉ギミックも立て付け精度が高かったです。またエンジンや室内の造形も当時としてはかなりリアルでした。この350SEはその代表的なモデルで、実車の雰囲気が良く再現されています。ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。これ以外のW116の当時物ミニカーはガマの350/450SE、マッチボックスの450SE、トミカの450SELなどがありました。当時物以外ではミニチャンプス、ブレキナ、ノレブの1/18、イクソなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 350SE (W116) 1
MERCEDES-BENZ 350SE (W116) 2

 以下は上記のシュコー製のバリエーションで1973年に発売されたメルセデス ベンツ 350SE ポリス (1/43 型番616)の画像です。当時のドイツのポリス(POLIZEI)仕様はこのような白/緑のカラーリングとなっていました。屋根に青色灯が追加されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 350SE (W116) POLICE 1
MERCEDES-BENZ 350SE (W116) POLICE 2

 以下は1973年に発売されたガマ製の当時物 メルセデス ベンツ 450SE (1/45 型番9680)の画像です。縮尺が1/45なので、上記のシュコー製よりほんの少しだけ小さいです。薄い空色のヘッドライトと変な形状のホイール(フリーホイール)以外は、シュコーと同じような感じでまずまずの良い出来ばえでした。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きで、室内はごついステアリングホイールなどガマ流の造形です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 450SE (W116) 3
MERCEDES-BENZ 450SE (W116) 4

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 450SE (W116) 5
MERCEDES-BENZ 450SE (W116) 6

 以下は1973年に発売されたガマ製(ガマ スーパー)の当時物 メルセデス ベンツ 350SE (1/24 型番443)の画像です。ガマ スーパーは1/24の大スケールミニカーで、これ以外にもフォルクスワーゲン ビートルなど数種類ありました。タイヤが大きめですが、プロポーションは良く、リアルなフロントグリルと室内の造形など当時の1/24スケールのミニカーとしては良い出来ばえでした。ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きで、さらにステアリングホイールと連動した前輪操舵ギミックも付いていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 350SE (W116) 7
MERCEDES-BENZ 350SE (W116) 8

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 350SE (W116) 9
MERCEDES-BENZ 350SE (W116) 10

 以下は床下の画像と前輪操舵ギミック動作の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 350SE (W116) 11

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BMW TURBO 1972 GERMANY

BMW TURBO
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW TURBO


SCHUCO 301613 1/43 96mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.15m 全幅約1.88m エンジン 変速機: 4気筒 2L ターボ 280HP  4段変速
性能: 最高速250km/h  データーベースでBMW ターボのミニカー検索

BMW ターボ ドイツ 1972年

 

 BMW ターボは1972年に開催されたミュンヘン オリンピックを記念してBMWが開発したコンセプトカーでした。BMW 2002のシャーシをベースにした未来的なスポーツカーで、大胆なくさび形の2ドアクーペボディにガルウィングドア、リトラクタブルヘッドライトを採用していました。ボディと一体化した大きな前後バンパーは衝撃を吸収する発泡材を充填していました。ミドシップ横置き搭載された4気筒2L(280HP)エンジンは後に登場した2002 ターボ用(170HP)を先取りしたものでした。0-100km/h加速が6.6秒、最高時速は250km/hの性能でした。

 

 未来的な外観に合わせて、室内のコクピットも横長のスピードメーターなど目新しいデザインでした。また最新技術としてレーダーを使用して前方の車との車間距離を測定し室内のセンターコンソールのディスプレイに表示し、車間距離が設定レベルを下回った場合にドライバーへ警告する制動距離モニターを備えていました。BMW ターボは2台だけ製造され、オリンピックのパレード車両として採用されました。この車のイメージを踏襲した後継車として1978年にBMW M1が登場しました。

 

 

 ミニカーは1975年に発売されたシュコー製の当時物です。シュコーの型番301***の1/43サイズのミニカーは、当時かなりレベルの高い出来ばえでした。このBMW ターボもプロポーションが良く、実車の特徴的なくさび形ボディがうまく再現されています。フロントパネル/ガルウィングドア/リアパネルが開閉するギミック付きで、室内は横長のスピードメーターがそこそこリアルに再現されています。ただ残念なことに、当時のシュコーには塗装品質が良くない物があり、このBMW ターボのボディ塗装はかなり劣化しています。ただし何故かバンパーの塗装は劣化していません。(ボディの下地処理が不十分だったのか、塗装そのものが良くないのでしょう) これ以外のBMW ターボのミニカーは、同じシュコーの当時物 1/66と最近のレジン製1/43、ノレブのJETCARシリーズの当時物、国産のマルシン ミニスターシリーズの当時物などがあります。以下はフロント/フロントパネルを開いた状態の画像とリア/リアパネルを開いたエンジンルームの画像です。リアパネル下にはBMWのロゴが付いたエンジンが再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

BMW TURBO 1
BMW TURBO 2

 以下は俯瞰/床下の画像です。この当時のシュコーの型番301****のミニカーの底板には実車の諸元(馬力、最高速)が表示されていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
BMW TURBO 4

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AUDI 80 GL (B1) 1972 GERMANY

AUDI 80 GL (B1)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI 80 GL (B1)


SCHUCO 611 1/43 98mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.6m エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 85HP 4段変速 縦置きエンジン 前輪駆動
性能: 最高速170km/h  データーベースでアウディ 80のミニカー検索

アウディ 80 GL (B1) ドイツ 1972年

 

 前述したように1965年に復活したアウディの最初のモデルはDKW F102をベースとしたアウディ 75 (F103)で、縦置きエンジンによる前輪駆動車でした。1972年に登場したアウディ 80はそのアウディ 75の後継車で、4気筒1.3L/1.5Lエンジンを縦置き搭載した前輪駆動の小型車でした。この車はフォルクスワーゲンが次世代の主力モデルとして開発し1973年に登場したフォルクスワーゲン パサートのベースとなった車でした。アウディ 80は一般的なノッチバック セダンでしたが、パサートはハッチバック セダンでした。

 

 デザインはイタルデザインのG.ジウジアーロによるもので、シンプルな面構成でバランスの良いデザインでした。2ドア/4ドアセダンと5ドアワゴンがありました。エンジンは4気筒1.3L/1.5L(85HP)が搭載され、標準モデルは2灯式で上級グレードは4灯式ヘッドライトでした。1973年に1.6L(100HP)エンジン搭載の高性能版80GTが追加されました。1973年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。1977年のマイナーチェンジでヘッドライトが角形に変更されました。1978年に2代目(B2)にモデルチェンジしました。(実車画像→ アウディ 80 1978)

 

 

 ミニカーは1973年に発売されたシュコー製の当時物です。シュコーはドイツの老舗玩具メーカーで1950年代のぜんまい仕掛けの精巧なブリキ製自動車玩具で有名でした。1960年代にダイキャスト製の小スケールミニカーを発売し、1970年代には1/43のミニカーも発売しました。その1/43のダイキャスト製ミニカーはこのアウディ 80あたりから始まったもので、フロントグリル全体をメッキしたプラスチックパーツで造形する当時のシュコー独特の作風は、斬新で目新しい出来ばえでした。ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きで、可動部の隙間は小さく動作はスムーズでドイツ流の緻密な作りになっていました。(なお初期の物は塗装の質が良くないものがありました) アウディ 80の当時物ミニカーはこれぐらいしかなく、当時物以外ではミニチャンプス、ブレキナの1/87、Bブラーゴの1/24などがあります。 以下はフロン/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUDI 80 GL 1
AUDI 80 GL 2

 以下は同時期に発売されたシュコー製のバリエーションで、アウディ 80 ポリス (1/43 型番634)の画像です。この時代のドイツのポリスカーは白いボディに緑のラインが一般的でした。(現在は銀Mに青ラインが多いようですが) 屋根に青色灯が追加されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI 80 GL  POLICE 1
AUDI 80 GL POLICE 2

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OPEL REKORD D 1972 GERMANY

OPEL REKORD D
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL REKORD D


ZISS (MINI AUTO) 310 1/43 107㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.6m 全幅約1.7m エンジン 変速機: 4気筒 2L 100HP 4段変速
性能: 最高速162km/h  データーベースでオペル レコード A-E/コモドール のミニカー検索

オペル レコード D ドイツ 1972年

 

 1972年にオペル レコードはレコード Dにモデルチェンジしました。このレコード Dはディーゼルエンジン車という意味に取られることがあるので、レコード IIと表記することもあります。先代の曲線的なデザインから当時のGMの1971年式ビュイック リビエラのような直線を基調としたスクエアなデザインになりました。ボディタイプはセダン、キャラバン(ワゴン)、クーペがありました。エンジンは4気筒1.7L(83HP)/1.9(97HP)L/2L(100HP)と4気筒2.1L(60HP)のディーゼルがありました。

 

 先代で設定されたスポーティな上級仕様車コモドールもレコード Dとほとんど同じデザインでコモドール Bにモデルチェンジしました。コモドール Bは当初は6気筒2.5L(130HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速182km/hの性能でした。1973年には6気筒2.5Lエンジンが2.8L(160HP)に切り替わりました。レコード D/コモドール Bは1977年まで生産され後継車のレコード E/コモドール Cにモデルチェンジしました。総生産台数はレコード Dが約110万台、コモドール Bが約14万台でした。

 

 

 ミニカーは1977年頃に入手したチィス(MINI-AUTO社)製の当時物です。チィスは1960-1970年代に当時のオペルやベンツの乗用車、トラック、農機などの1/43サイズのミニカーを生産していて、そのほとんどが実車販促用のプロモーションモデルだったそうです。このレコード Dもおそらくはオペルの販促品として作られたと思われます。バンパーが金属製パーツでややレトロな作風ですが、当時のミニカーとしては良くできていました。これ以外のレコード Dの当時物ミニカーはポリスティルのELシリーズ 1/43、シュコーの小スケール 1/66がありました。当時物以外では、ミニチャンプスのセダン/クーペ/キャラバン(ワゴン)、ヴィーキングのセダンなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

OPEL REKORD D 1
OPEL REKORD D 2

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RENAULT 5 TL 1972 FRANCE

RENAULT 5 TL
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 TL


AUTOPILEN 349 1/43 80mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.52m 全幅約1.53m エンジン 変速機: 4気筒 950cc 44HP 4段変速
性能: 最高速135km/h  データーベースでルノー 5のミニカー検索

ルノー 5 TL (サンク) フランス 1972年

 

 全く新しいコンセプトの小型車として1972年に登場したのがルノー 5(フランス語の読みは「サンク」)でした。縦置エンジン方式の前輪駆動、全輪独立懸架などの基本構造はルノー 4を踏襲していましたが、ボディはきわめてモダンな2ボックススタイルで、市販車初の樹脂製バンパーの採用など斬新な設計の車でした。この先進的なデザインは大好評で、フランスだけではなくヨーロッパのベストセラーカーとして1980年代まで大ヒットしました。 (個人的にもこのデザインは素晴らしいと思います)

 

 当初のエンジンは4気筒800cc(33HP)と950cc(44HP)の2種類で、4段変速で最高速が135km/h(950cc)の性能でした。1972年に850cc(36HP)/1.3L(46HP)エンジンが追加され、1979年に5ドアが追加されました。1976年に1.4L(93HP)エンジンを搭載し足回りを強化した高性能版のアルピーヌが登場し、さらに1979年にはターボで110HPにパワーアップしたアルピーヌ ターボが登場しました。1985年にフランス国内生産が中止となり、後継車のシュペール 5にモデルチェンジしました。ルノー 5の総生産台数は558万台でした。

 

 

 ミニカーは1976年頃に発売されたオートピレン製の当時物です。基本的な造形は以下で紹介するソリド製をコピーしていました。ただし単なるコピーではなく、ボンネットとリアハッチの開閉ギミックを上手に追加していました。さらにホイール/テールライトなどの細部の仕上げを良くして、オリジナルのソリド製を上回る完成度の高いミニカーに仕上げていました。ルノー 5の当時物ミニカーの中では断トツの良い出来ばえで、ここまでやるともはやコピーとは言えないレベルで、オートピレンのオリジナルといっても良いでしょう。なお経年変化で前輪車軸の軸受けがへたっているので、前輪下にウレタンフォームをかました状態で写真撮影しています。これ以外の当時物ミニカーはソリド、ノレブ、ポリトーイ、メーベトイ、コーギーの1/36などがありました。当時物以外ではビテス、イクソ、ノレブの1/43と1/18、ソリドの新製品などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/ハッチバック開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 5 1
RENAULT 5 2

 以下は1972年に発売されたソリド製の当時物 ルノー 5 TL (1/43 型番10)の画像です。上述したようにオートピレン製が基本的な部分をコピーしただけあって、プロポーションは抜群で実車と同じプラスチック製バンパーなど実車の雰囲気が良く再現されていました。ドアが開閉するギミック付きです。ただし当時のソリドはコストダウンの為リアライトを未塗装ですませるなど細部の仕上げが簡素でした。オートピレン製はその簡素な仕上げを補っているので出来が良いのです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 3
RENAULT 5 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 5
RENAULT 5 6

 以下は1972年に発売されたノレブ製の当時物 ルノー 5 TL (1/43 型番711)の画像です。リアライトの塗装処理など上記ソリドより仕上げに手をかけていますが、タイヤ/ホイールが少し大きめなのが良くないのか、実車の雰囲気から少し外れている感じがします。またプラスチック製ウィンドーが経年変化で変形するというノレブ初期物が抱える問題も発生しています。ドアが開閉するギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 7
RENAULT 5 8

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 9
RENAULT 5 10

 以下は1974年に発売されたイタリアのメーベトイ製の当時物 ルノー 5 TL (1/43? 型番A69)の画像です。1/43サイズよりも少し大きめに出来ています。ドアが開閉するギミック付きです。外観的にはルノー 5なのですが、なんとなくイタリア車のアウトビアンキ A112のような雰囲気で、イタリアのメーカーがつくるとやはりイタリア車ぽくなるようです。(個人的な感想で私の先入観のせいかもしれませんが) こんな具合に昔のミニカーは作ったメーカーのお国柄が感じられることがあったのですが、最近のミニカーはほとんどが中国で製造しているので作風が画一的になりました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 11
RENAULT 5 12

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 5 13
RENAULT 5 14

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