ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

CHRYSLER PLYMOUTH CUDA 440 (HEMI CUDA) 1971 USA

CHRYSLER PLYMOUTH CUDA 440 (HEMI CUDA)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER PLYMOUTH CUDA 440 (HEMI CUDA)


MATCHBOX YMC02-M 1/43 全長110㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.9m エンジン 変速機: V型8気筒 7.2L 390HP 4段変速
性能: 最高速215km/h  データーベースでプリムス バラクーダ/クーダのミニカー検索

クライスラー プリムス クーダ 440 (ヘミ クーダ) アメリカ 1971年

 

 プリムスはクライスラーの大衆車クラスで、1960年代後半のラインナップとしては、コンパクトカーのバリアント、中級車のベルヴェデアとサテライト、フルサイズのサヴォイとフューリー、スポーティカーのバラクーダ、GTX、ロードランナーなどがありました。1964年に登場したプリムス バラクーダ 初代はベルヴェデアをベースした2ドアファーストバックの小型スポーティカーで、大きなラップラウンドのリアウィンドーが特徴でした。エンジンは6気筒2.8L/3.7L(145HP)で、1965年にV型8気筒4.5L(235HP)が追加されました。(実車画像→ プリムス バラクーダ 1966)

 

 1967年にバラクーダ 2代目にモデルチェンジし、リアウィンドーは小さくなり、ハードトップクーペとコンバーチブルが追加設定されました。エンジンはV型8気筒5.2L/5.6L/7.2L/7Lヘミなど高性能エンジンが搭載されるようになり、マッスルカーとして発展していきました。特に高性能なヘミエンジン(半球型燃焼室でOHV方式の給排気バルブを持つ)を搭載したモデルはヘミ クーダと呼ばれるようになりました。(実車画像→ プリムス バラクーダ 1967)

 

 

 1970年にバラクーダ 3代目にモデルチェンジし、ダッジ チャレンジャーの姉妹車となりました。先代と全長は同じながら幅の広いスタイルとなり、ファーストバッククーペがなくなりました。豪華仕様はグランクーペ、高性能版はクーダと呼ばれるようになりました。先代と同様でV型8気筒7.2L(440キュービック インチ 390HP)ヘミ エンジンを搭載した440はヘミ クーダと呼ばれました。1971年にグリルのデザインが変更されヘッドライトが丸形4灯式となり、テールライトのデザインも変更されました。1972年には丸形2灯式ヘッドライトに戻りテールライトが丸形4灯式に変更され、1974年まで生産されました。最終型のバラクーダは最後のマッスルカーとしてマニアには人気があるそうです。

 ミニカーは1997年に発売されたマッチボックス製のマッスルカーシリーズです。バラクーダ 3代目の高性能版 クーダ 440 1971年式をモデル化しています。マッチボックスのマッスルカーシリーズは1960-1970年代のマッスルカー 十数種類をモデル化していました。このクーダ 440は作風はややレトロでしたが、プロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されとても良く出来ていました。4灯式ヘッドライト、ボンネットのエアスクープ、リアスポイラー、派手なリアフェンダーのロゴ、室内などの細部も実車に忠実に再現されていました。またカラーリングのせいで幅広の車体がより際だって見えました。ただし車高が高めになっているのだけは今ひとつでした。これ以外のバラクーダ 3代目のミニカーはフランクリン ミントの1/24、ダンバリー ミントの1/24、GMPの1/18、アーテルの1/18、ジョニーライトニングの1/64、M2マシーンの1/64などたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER PLYMOUTH CUDA 440 1
CHRYSLER PLYMOUTH CUDA 440 2

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CHRYSLER DODGE CHALLENGER R/T 1971 USA

CHRYSLER DODGE CHALLENGER R/T
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER DODGE CHALLENGER R/T


MATTEL MATCHBOX 0764ME 1/43 全長113㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.9m 全幅約1.9m エンジン 変速機: V型8気筒 7L 425HP 3/4段手動変速
性能: 最高速225km/h  データーベースでダッジ チャレンジャーのミニカー検索

クライスラー ダッジ チャレンジャー R/T アメリカ 1971年

 

 フォードのマスタングが大成功したことで、ライバルメーカーはマスタングに対抗するモデルを開発しました。GMのシボレー カマロ(ポンティアック ファイアーバード)、クライスラーのダッジ チャレンジャー(プリマス バラクーダ)、AMCのジャベリンなどが対抗馬として登場しました。1970年に登場したダッジ チャレンジャーのデザインは兄貴分のチャージャー 1966年式と同じデザイナーが担当し、サイドラインがよりダイナミックになっていました。車幅が1.9mもあるので、幅広いフロントグリルは実にかっこよかったです。同時に登場したプリムス バラクーダ 3代目はチャレンジャーの姉妹車でした。(実車画像→ プリムス バラクーダ 1970)

 

 エンジンは6気筒3.7L(110HP)、V型8気筒5.2L/6.3L(330HP)、V型8気筒7L/7.2L(375HP)など多くのバリエーションがありました。高性能版のR/TはV型8気筒6.3L/7.2Lなどを搭載し、さらにV型8気筒5.6L(290HP)エンジンを搭載したトランザム レース用のホモロゲーションモデル T/A(トランザム)が2500台限定生産されました。チャレンジャーは初年度に8万台も売れて人気がありましたが、小型マッスルカーの需要は排ガス規制などの影響で低迷していき、チャレンジャー 初代は1974年に生産中止となりました。1978年にチャレンジャー 2代目が登場しましたが、これは三菱 ギャラン ラムダのアメリカ仕様で、マッスルカーではありませんでした。(実車画像→ ダッジ チャレンジャー 1978)

 

 

 ミニカーは1998年に発売されたマッチボックスのマッスルカーシリーズの1台です。チャレンジャー 1971年式をモデル化しています。マッチボックスのマッスルカーシリーズはいずれも良い出来ばえでしたが、このチャレンジャーもプロポーションが良く幅広のかっこいいボディがうまく再現されていました。また室内などの細部も良く仕上げてありました。ただし当方の所有するこのチャレンジャーは2008年頃に購入したもので、マッチボックスのオリジナル(型番YMC12 紫色)ではなく、2000年頃にマテルがマッチボックスの型を流用して再生産したものでした。底板のブランド表示にMATTELのロゴと型番0764MEが表示されていましたが、MATCHBOXのロゴは残っていました。オリジナルに比べると塗装仕上げなどがやや簡素化されていたようですが、それ以外はオリジナルと変わりないようです。(1997年にマッチボックスはマテル傘下になっています) 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER DODGE CHALLENGER 1
CHRYSLER DODGE CHALLENGER 2

 以下は2014年に発売されたグリーンライト(GREEN LIGHT)のクライスラー ダッジ チェレンジャー 「ワイルド スピード X2 2003」 (1/43 型番86207)の画像です。映画「ワイルド スピード」の劇中車をモデル化しています。こちらはチャレンジャー 1970年式をモデル化しているので、テールライトのデザインが上記の1971年式と違っています。最近のミニカーなので細かいところの仕上げは上記のマッチボックス製よりリアルで、全体的に良く出来ていましたが、個人的にはマッチボックスのややレトロな作風のほうが好きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER DODGE CHALLENGER 3
CHRYSLER DODGE CHALLENGER 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER DODGE CHALLENGER 5
CHRYSLER DODGE CHALLENGER 6

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STUTZ BLACKHAWK I COUPE 1971 USA

STUTZ BLACKHAWK I COUPE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
STUTZ BLACKHAWK I COUPE


IXO PREMIUMX PRD015 1/43 全長124mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.5m 全幅約2m エンジン 変速機: V型8気筒 7.5L 425HP 3段自動変速
性能: 最高速200km/h  データーベースでスタッツ ブラックホークのミニカー検索

スタッツ ブラックホーク I 型 クーペ アメリカ 1971年

 

 1971年にスタッツ ブラックホークが登場しました。1920年代の有名なスポーツカー スタッツ ブラックホークと同じ名前ですが、このスタッツは1930年代に破産したスタッツ社(Stutz Motor Car Company of America)を1968年に復活させたスタッツ社 (Stutz Motor Car of America)の高級車でした。基本のドライブトレーンはGM ポンティアック グランプリ 2代目(1969年)をベースにしており、クライスラーのデザイナー V.エクスナーがボディをデザインしていました。縦型のフロントグリルと大きなヘッドライト、リアに背負ったスペアタイヤなどややノスタルジックなデザインが特徴で、ボディはイタリアのギア社で架装されました。(実車画像→ GM ポンティアック グランプリ 1969)

 

 ブラックホークは豪華な内装や高度な装備を持つ非常に高価な車で、オーナーにはエルヴィス プレスリーやフランク シナトラなどの有名人がいました。当初はクーペだけでしたが、後にセダンやベアキャットと呼ばれるコンバーチブルも追加されました。ベースとしていたGMのポンティアックのモデルチェンジに合わせてブラックホークも変更され、1980年代まで生産されました。スタッツ社は量産車をベースにした高級車を1995年まで少量生産していたようですが、現在は活動していないようです。1995年までの総生産台数は約600台でした。(実車画像→ スタッツ ベアキャット 1988)

 

 

 ミニカーは2013年に発売されたイクソの別ブランド プレミアムX製です。スペアタイヤを後方に張り出した(バンパーの代わりらしい)、初期のI型のクーペをモデル化しています。実車のレトロで派手なデザインがうまく再現してあり、室内もリアルな造形で良く出来ていました。プレミアムXにはコンバーチブルとそのハードトップ仕様など6種類ほどのバリエーションがありました。これ以外のブラックホークのミニカーはホットホイールの1/64、グリーンライトのエルヴィス プレスリー仕様などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

STUTZ BLACKHAWK I COUPE 1
STUTZ BLACKHAWK I COUPE 2

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MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 1971 GERMANY

MERCEDES-BENZ 350SL (R107)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 350SL (R107)


MARKLIN 1839 1/43 全長103㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.39m 全幅約1.79m エンジン 変速機: V型8気筒 3.5L 195HP 5/4段変速/4段自動変速
性能: 最高速215km/h  データーベースでメルセデス ベンツ SL(R107/C107)のミニカー検索

メルセデス ベンツ 350SL (R107) ドイツ 1971年

 

 メルセデス ベンツ 350SLは前述した280SLの後継車として1971年に登場しました。コンパクト メルセデス 初代 (W114)のシャーシにSクラスのV型8気筒3.5L(195HP)エンジンを搭載した2シータ車で、脱着できるハードトップ又はソフトトップを備えていました。同時にホイールベースを254mm延長した4シータークーペ(トップは固定式)の350SLC(C107)も登場しました。このSLCはSクラス クーペ(W111)の後継車でもありました。

 

 SLクラスは現在もスポーツカーとして続いていますが、SLCはSクラスのクーペ(高級パーソナルカー)といった性格の車(1990年代まで続いたSEC)に変わっていきました。1973年にはV型8気筒4.5L(225HP)、1974年には廉価版の6気筒2.8L(185HP)エンジンが追加されました。この車は1989年まで生産され、18年間の総生産台数は約24万台でした。1989年にSLシリーズ4代目(R129)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1971年に発売されたメルクリン製の当時物です。メルクリンは鉄道模型の老舗ですが、かつてはダイキャスト製ミニカーも作っていました。メルクリンらしい肉厚の薄いシャープな造形で、当時物ミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。(ホイールが当時流行だったフリーホイールになっているのが、今ひとつでしたが) ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きで、ドアを開くと見える室内(インパネ)はあまり再現されていませんでした。これ以外の当時物ミニカーはコーギー、ノレブ、マッチボックスなどがありました。当時物以外では、ミニチャンプス、イクソ、デルプラドの世界の名車シリーズなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 1
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 2

 以下は1972年に発売されたコーギー製の当時物 メルセデス ベンツ350SL (1/43 型番393)の画像です。コーギー流の玩具的なデフォルメがされていて、全体的に寸詰まりな感じになっていました。このホイールもフリーホイールですが、見た目はあまり安っぽくはありません。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きで、、室内はそこそこ良く再現されていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 3
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 4

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 5
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 6

 以下は2003年に発売されたデルプラド製の世界の名車シリーズ メルセデス ベンツ 350SL (1/43 No.28)の画像です。メーカーは底板に「MADE IN CHINA」と表示されていたので、中国のメーカー製です。フロントウインドーが大き目でプロポーション的には今ひとつでしたが、一昔前の雑誌付きミニカーとしてはまずまずの良い出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 7
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 8

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 9
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 10

以下は1971年に発売されたノレブ製のJETCARシリーズ メルセデス ベンツ 350SL (1/43 型番821)の画像です。ノレブのJETCARシリーズは当時の廉価版ミニカーでしたので、灯火類などが簡素な仕上げですが、プロポーションは悪くないです。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 11
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 12

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。ボンネットは立て付けが悪く、完全に閉まっていませんが、少し力を入れると上記画像のように閉まります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 13
MERCEDES-BENZ 350SL (R107) 14

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PORSCHE 917K 1971 GERMANY

PORSCHE 917K
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 917K


BRUMM R221 1/43 全長100mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.12m 全幅約1.98m エンジン 変速機: 空冷水平対向12気筒 4.9L 600HP 5段変速
性能: 最高速354km/h  データーベースでポルシェ 917のミニカー検索

ポルシェ 917K ドイツ 1971年

 

 1969年のレギュレーション変更で排気量5Lのグループ4(スポーツカー)の認証に必要な生産台数が50台から25台に緩和されました。そこでポルシェはグループ4への進出を決め、908の8気筒エンジンをベースにして開発した水平対向12気筒4.5L(520HP)エンジンを搭載した917が1969年に登場しました。シャーシはアルミ合金のスペースフレーム構造で、ボディはFRP製でした。908と同じサスペンション連動のテールフラップを持つクーペスタイルで、ショートテールの917(1970年から917Kと呼ぶ)とロングテールの917 LHがありました。

 

 デビュー戦は1969年のスパで、たった1周でリタイアしました。このシーズンのルマンもリタイアで、オーストリアで1勝しただけでした。これはハイパワー過ぎて操縦性に問題があったからでした。1970年のポルシェはワークス活動を休止し、JWオートモーティブにレース活動を委託しました。エンジンが4.9Lに拡大され、917のショートテールはテール後端を跳ね上げてダウンフォースを得るデザインに変更され917Kとなりました。この改良で917Kは操縦性が向上し、10戦で7勝する強さを発揮しました。ルマンではポルシェ初の総合優勝を遂げ、メイクスチャンピオンも連覇しました。

 

 

 1971年も917Kの勢いは続き11戦で7勝(ルマンは連覇)し、メイクスチャンピオンを3連覇しました。917があまりに強かったのでレースが成立しなくなり、1972年にメイクスチャンピオンの対象が排気量3Lまでのオープントップ プロトタイプカーに限定され、917は参戦できなくなりました。そこでポルシェはカンナム(CAN-AM:カナディアン アメリカン チャレンジカップ)に軸足を移し、ターボチャージャーで1000HPにパワーアップした917/10Kを開発しました。1972年には917/30Kを追加し1972年と1973年のカンナム シリーズチャンピオンとなりました。(参照画像→ ポルシェ 917/30K)

 ミニカーは1994年に発売されたブルム製です。1971年モンザの優勝車をモデル化しています。プロポーションは良いのですが、現在的な感覚でみるとテールフィンなどが分厚いなどやや大味なところがありました、ただ当時のミニカーとしては結構良い出来ばえでした。ブルムは917だけで約50種類のバリエーションを作っていました。917のミニカーは非常にたくさんあります。当時物ではソリドの917Kと917/10、コーギーの917Kと917/10(1/36)、マーキュリー、ポリトーイ、メーベトイなど当時の老舗ブランドのほとんどがモデル化していました。当時物以外ではミニチャンプス、オートアート、ノレブ、エブロなど約270種類がモデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PORSCHE 917K MONZA 1971 1
PORSCHE 917K MONZA 1971 2

 以下は1994年に発売されたブルムのポルシェ 917K #23 ルマン 1970 優勝車(1/43 型番R218)の画像です。1970年ルマンの優勝車をモデル化しています。このルマンではポルシェ 917L #3が2位、ポルシェ 908/2L #27が3位になり、1-3位をポルシェが独占しました。上述したモンザ優勝車の917Kはテールフィンが付いていますが、この917Kはテールフィンはなくテール後端が跳ね上がったデザインとなっています。ブルムは1970年ルマン関係の917だけでも10種類以上をモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 917K LE MANS 1970 1
PORSCHE 917K LE MANS 1970 2

 以下は2000年に発売されたブルムのポルシェ 917K #20 'スティーブ マックイーン 栄光のルマン' (1/43 型番なし)の画像です。このミニカーは1971年に上映された映画 '栄光のルマン' で、主人公に扮するスティーブ マックイーンがドライブした劇中車#20をモデル化しています。この映画は1970年ルマンの実際の映像と映画用の映像を組み合わせて編集した、本格的なカーレース中心の映画でした。ルマンの実際の映像は撮影用にカメラを搭載したポルシェ 908/02 #29が1970年のルマンに参戦して撮影しました。ミニカーの箱は実車と同じ空/オレンジ色の専用箱で、箱の中にはスティーブ マックイーンと映画のハイライトシーンの画像が印刷された背景が付いていました。1000台の限定生産品でこれには箱に'No.0763/1000'というシリアル番号が表示されていました。(値段は通常品の約2倍と高かったです) なお残念なことにドライバーフィギュア(スティーブ マックイーン)は付いていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 917K LE MANS 1970 3
PORSCHE 917K LE MANS 1970 4

 以下は1998年頃に発売されたブルムのポルシェ 917K #24 #25 スパ 1000㎞ 1970 (1/43 型番SR219)の画像です。1970年のスパ 1000㎞で優勝した917K #24とリタイアした917K #25の2台をセットにして、レースのスタートシーンを再現した物です。当時の実際の画像がWEB上にありましたので、それを再現しているのでしょう。(参照サイト→ SPA 1000㎞ 1970) 通常品にはドライバーフィギュアが付いていないのですが、これにはドライバーフィギュアが付いていました。これも限定生産品で、値段が25000円とかなり高価でしたので、生産台数は多分500台以下でしょう。これと同じ物が梱包箱を変更して型番AS60(限定生産250台)で2015年に再販されました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 917K SPA 1970 SET 1
PORSCHE 917K SPA 1970 SET 2

 以下は2018年に発売されたルマン24時間レースカーコレクションの917K ルマン #21 1970年(1/43 No.009)の画像です。メーカーはスパークですが、ダイキャスト製です。このルマン24時間レースカーコレクション シリーズに共通する従来の雑誌付きミニカーのレベルを超えた良い出来ばえでした。モデル化しているこの#21はエンジンのトラブルでリタイアしています。なお2020年にルマン24時間レースカーコレクションはNo.054で、上記のブルム製と同じ優勝車の#23もモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 917K LE MANS 1970 5
PORSCHE 917K LE MANS 1970 6

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 917K LE MANS 1970 7
PORSCHE 917K LE MANS 1970 8

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