ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

CHRYSLER NEWYORKER CONVRTTIBLE 1957 USA

CHRYSLER NEWYORKER CONVRTTIBLE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER NEWYORKER CONVRTTIBLE


ELIGOR 1100 1/43 129mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m 全幅約2m エンジン 変速機: V型8気筒 6.4L 325HP 3段自動変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでクライスラー ニューヨーカーのミニカー検索

クライスラー ニューヨーカー コンバーチブル アメリカ 1957年

 

 クライスラー ブランドの1950年代のラインアップは下位からウインザー、サラトガ、ニューヨーカー、インペリアルがありました。インペリアルは1955年から独立したブランドになったので、以後はニューヨーカーが最上級となりました。1950年代後半にアメリカ車は4灯式ヘッドライトを採用したデザインとなりました。クライスラーも1957年式から4灯式ヘッドライトを採用し、当時の流行であった大型のテールフィンを持つ派手なデザインに変わりました。従来の2灯式ヘッドライトのスペースに4灯式ヘッドライトを押し込んだ独特のデザインは少しユーモラスでもあります。

 

 1957年式のニューヨーカー 5代目は当時最大の排気量であったV型8気筒6.4L(325HP)ヘミエンジンを搭載していました。ヘミ(HEMI 半球の意)エンジンとは、半球型燃焼室でOHV方式の給排気バルブを持つクライスラーの高性能エンジンでした。同時期のGM キャディラックやフォード リンカーンはV型8気筒6Lエンジンを搭載していたので、当時のクライスラーはこの高性能ヘミ エンジンを売り物にしていたようです。1959年にフロント/リアの意匠を変更し、くさび形の燃焼室をもつV型8気筒6.8L(350HP)エンジン(ヘミではなくライオンハートと呼ばれた)に変わりました。1960年に6代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ クライスラー ニューヨーカー 1960)

 

 

 ミニカーは1984年に発売されたフランスのエリゴール製です。ニューヨーカーの最上級グレードのコンバーチブルをモデルしています。初期のエリゴールは初期のノレブのプラスチック製ミニカーの型を流用した物が多いのですが、これもノレブ初期のニューヨーカー(型番74)の型を流用したダイキャスト製です。元のノレブ製はプロポーションが良く実車の雰囲気をうまく再現していましたが、プラスチック製で無塗装なので安っぽく見えました。このエリゴール製は同じ型ですがダイキャスト製で塗装してあるので、見ばえはかなり良くなっています。ただしフロントウインドーがかなり大きめでバランスがちょっと悪いですが。これ以外のニューヨーカーのミニカーはディンキーの当時物 1948年式、ヤトミンの1/18 1948年式、ダンバリーミントの1/24 1948年式/1957年式/1958年式などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER NEWYORKER 1
CHRYSLER NEWYORKER 2

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STUDEBAKER SILVER HAWK 1957 USA

STUDEBAKER SILVER HAWK
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STUDEBAKER SILVER HAWK


SOLIDO 4521 1/43 120mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.1m 全幅約1.8m エンジン 変速機: V型8気筒 4.7L 275HP 3段手動変速
性能: 最高速200km/h  データーベースでスチュードベーカーのミニカー検索

スチュードベーカー シルバーホーク アメリカ 1957年

 

 スチュードベーカー社は1953年に発売したコマンダー/チャンピオンの失敗で経営不振となり、1954年に同じような経営状況にあったパッカード社と合併しました。合併後にスチュードベーカーのセダン系はデザインが古めかしく改変しされました。先進的なデザインだったクーペ系のスターライナーもフロントグリルが追加され一般受けするデザインのホーク(HAWK) シリーズに変わりました。主力車種となったホーク シリーズにはピラーレス ハードトップのゴールデンホーク、スカイホーク、ピラー付クーペのパワーホーク、フライト(FLIGHT)ホークの4モデルがあり、それらはV型8気筒5.8L/4.7L/4.2L/3Lエンジンを搭載していました。

 

 1957年にハードトップはゴールデンホーク、ピラー付クーペはシルバーホークの2モデルに統一されました。シルバーホークはゴールデンホークよりクロームモール類が少ないシンプルな外観でした。シルバーホークにはV型8気筒4.7L(275HP)エンジンを搭載し最高速200km/hのハイパワー仕様もありました。1959年にはシルバーホークだけが生産されるようになり、1960年にシルバーホークは単にホークと呼ばれるようになりました。1962年にグランツーリスモ ホークにモデルチェンジしました。(実車画像→ スチュードベーカー グランツーリスモ ホーク 1962)

 

 

 ミニカーは1989年に発売されたソリド製です。ピラー付き2ドアクーペのシルバーホークをモデル化しています。1980年代に発売されたソリドの型番4000番台はクラシックカーのシリーズで、比較的安価で良く出来ていました。シルバーホークが前述したスターライナーをベースにして、フロントグリルを追加したデザインであることがミニカーを見てよくわかります。この追加されたフロントグリル、ピラー付きハードトップ、テールフィンなどがリアルに再現され、実車の雰囲気をうまく再現しています。定価2000円と安価なミニカーでしたが、カラーリングも綺麗で当時のミニカーとして良く出来ていました。これ以外のホークシリーズのミニカーはゴールデンホークがほとんどですが、マーキュリーの当時物、コーギーの当時物、ディンキー(英)の当時物、ヤトミン、マッチボックス ディンキー、シグネチャーの1/32、サンスターの1/18など人気があるようでたくさんあります。 以下はフロントの拡大画像とリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

STUDEBAKER SILVER HAWK 1
STUDEBAKER SILVER HAWK 2

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GM BUICK ROADMASTER 1958 USA

GM BUICK ROADMASTER
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GM BUICK ROADMASTER


VITESSE 038 1/43 125mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約2m エンジン 変速機: V型8気筒 6L 250HP 3段自動変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでGM ビュイックのミニカー検索

GM ビュイック ロードマスター アメリカ 1958年

 

 ビュイックはGMではキャディラックに次ぐ高級車ブランドです。アメリカ車では1950年代後半に丸形ヘッドライトの4灯化が始まり、GMは1958年に全ブランドが一斉に4灯式ヘッドライトを採用しました。ビュイックも1957年から登場した第7世代が1958年に4灯式ヘッドライトを採用して、フロント周辺のデザインが大幅に変更されました。1958年のビュイックのフルサイズには下位グレードからスペシャル/センチュリー/スーパー/ロードマスター/スカイラーク(パーソナルクーペ)の5シリーズがありました。

 

 1958年式のフロントグリルは水平基調になりヘッドライトにひさし(眉)がつき、そのひさしの縁がサイドのクロームのラインにつながっていました。リアサイドの派手なモールはリアの大きなテールフィンと一体化していました。フロントグリルの中央にはV字をあしらったエンブレム、左右のフェンダー上にも同じモチーフのエンブレムがあり、これは見た目からgunsight(銃の照準器)と呼ばれていたそうです。ロードマスターはV型8気筒6L(250-300HP)エンジンを搭載し、3段自動変速で最高速180km/h(250HP)の性能でした。1959年のモデルチェンジでロードマスターはエレクトラに名称変更されました。(実車画像→ ビュイック エレクトラ 1959)

 

 

 ミニカーは1993年頃に発売されたビテス製です。最上級グレードのビュイック ロードマスター 2ドアハードトップをモデル化しています。ビテスは1950-1960年代のアメリカ車を10数種類モデル化していましたが、これはその1台です。この時代のアメリカ車は大きくて派手なデザインが魅力なのですが、このビュイックも派手なフロントグリル、テールフィンなど実車のイメージがうまく再現されています。またグリル中央、左右フェンダー上のエンブレム、室内などの細部も良く再現されています。バリエーションでコンバーチブル仕様もありました。同時期のビュイックのミニカーはこのビテスの型を流用しているらしいマッチボックス、サンスターの1/18、ニューレイなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM BUICK ROADMASTER 1
GM BUICK ROADMASTER 2

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FORD LINCOLN PREMIERE (CONTINENTAL MK III) 1958 USA

FORD LINCOLN PREMIERE (CONTINENTAL MK III)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN PREMIERE (CONTINENTAL MK III)


DINKY 532 1/48? 120㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.82m 全幅約2.04m エンジン 変速機: V型8気筒 7L 375HP 3段自動変速
性能: 最高速208km/h  データーベースでリンカーン プレミアのミニカー検索

フォード リンカーン プレミア (コンチネンタル MK III) アメリカ 1958年

 

 1952年に廉価版のリンカーン スタンダードが廃止され、リンカーンは高級指向が強くなりました。1958年には全長5.8mと当時最大のボディに当時最強のV型8気筒7L(375HP)エンジンを搭載したプレミア 2代目が登場しました。つり目になった4灯式ヘッドライト、クリフカット式(リアのCピラーが逆スラントしている)のルーフと独特なデザインをしていました。当時のリンカーンのラインナップには最上級のコンチネンタル、タウンカー、プレミア、ベース仕様のカプリの4モデルがありました。

 

 前述したように1957年にコンチネンタル部門はヨーロッパ風高級車ではなく、GM キャディラックなどに対抗する高級車を担当する部門にかわりました。その方針に沿って1958年に3代目のコンチネンタル MK IIIが登場しました。ライバルと同等の価格とする為、40%のコストダウンが必要とされ、もはや手作業での製造はできなくなりました。ボディはリンカーン プレミアと同じボディを使い、従来のコンチネンタルの路線(2ドアのパーソナルカー)とは異なる4ドアセダン系にもコンチネンタル MK IIIという名前が使われました。この流れで、1959年にコンチネンタル MK IV、1960年にコンチネンタル MK Vが登場しています。ただこのコンチネンタル シリーズは不評で、1960年にコンチネンタル部門は廃止され、全く新しいデザインの4代目リンカーンが1961年に登場することになりました。

 

 

 ミニカーはディンキーの当時物で、1959年に発売されました。これは私の保有するミニカーの中でも一番古いもので、オークションで入手しました。60年ほど前に作られたミニカーですが、保存状態が良くオリジナルの状態を保っています。(タイヤはきれいすぎるので、別売りされていたスぺア品に交換されているかもしれません) 昔のビンテージ物ですので素朴な作りですが、プロポーションが良く細部も結構作りこんであります。なおこの当時のミニカーは室内を再現しておらず、がらんどうです。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD LINCOLN CONTINENTAL 1
FORD LINCOLN CONTINENTAL 2

 以下はボンネットを開いたエンジン部の画像と床下部の画像です。1/43サイズながらエンジン/ドライブシャフト/サスペンションなどが、かなりリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN CONTINENTAL 3
FORD LINCOLN CONTINENTAL 4

 以下は1963年に発売されたテクノ製の当時物 フォード リンカーン コンチネンタル 1962 (1/43 型番829)の画像です。デンマークのテクノは1950-1960年代に乗用車や商用車を1/43でモデル化していました。後期の物には高度な分解組立ギミックが付いていました。(参照ページ→モンザ GT ギミック) このコンチネンタルはフロントグリルの意匠から1962年式をモデル化しているようです。キャビン部分が少し小さめにデフォルメされているので、前述したコンバーチブルより大きく見えますがほぼ同じサイズ(全長124㎜)です。グリルやバンパーなどが金属製で頑丈な作りになっていて、ボンネットとトランクが開閉するギミック付きです。なおヘッドライトにラインストーンが使われていますが、これは当時のミニカーに流行った手法でした。(なおテクノのミニカーの特徴であった分解組立ギミックはこのミニカーには付いていません) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN CONTINENTAL 5
FORD LINCOLN CONTINENTAL 6

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。トランク内にはスペアタイヤがあります。エンジンルーム内のエンジンは金属製パーツで再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN CONTINENTAL 7
FORD LINCOLN CONTINENTAL 8

 以下は1964年に発売されたディンキー(英)製の当時物 フォード リンカーン コンチネンタル (1/43 型番170)の画像です。ミニカーの発売年とフロントグリルの意匠から、1963年式をモデル化しているものと思われます。全長が129㎜なので公称の1/43より少し大きめに出来ています。プロポーションが正確で実車の雰囲気が良く再現されていて、当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。ディンキー(英)中期の傑作ミニカーのひとつといってよいでしょう。ボンネット/トランクが開閉するギミック付きで、1960年代のミニカーですので、室内は簡単な造形となっています。このミニカーも上記のテクノ製と同様にヘッドライトにラインストーンが使われています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN CONTINENTAL 9
FORD LINCOLN CONTINENTAL 10

 以下はフロント/ボンエットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD LINCOLN CONTINENTAL 11
FORD LINCOLN CONTINENTAL 12

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FORD EDSEL CITATION CONVERTIBLE 1958 USA

FORD EDSEL CITATION CONVERTIBLE
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FORD EDSEL CITATION CONVERTIBLE


FRANKLIMINT KC72 1/43 132㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m 全幅約2m エンジン 変速機: V型8気筒 6.7L 345HP 3段自動変速
性能: 最高速190km/h  データーベースでフォード エドセルのミニカー検索

フォード エドセル サイテーション コンバーチブル アメリカ 1958年

 

 フォードは大衆車フォードと高級車リンカーンの間を埋めるブランドとして1938年にマーキュリーを設定しました。マーキュリーは1950年頃にはリンカーンに近い価格帯の車となりました。そこでGMの中級車(ビュイックやオールズモービル)に対抗する車でフォードとマーキュリーの間を埋める新しいブランドとしてエドセルが1958年に登場しました。エドセルという名前は創業者ヘンリー フォードの息子で2代目社長であったエドセル フォードの名前にちなんだもので、フォード家は名前を使うことには反対だったそうですが、新ブランド推進者の意向で押し切られたそうです。

 

 エドセルはフォード/マーキュリー ブランドの車をベースにしてデザインを変える従来通りの手法で設計されました。エドセルにはセダンがグレード順にレンジャー/ペーサー/コルセア/サイテーション、ステーションワゴンがラウンドアップ/ヴィレジャー/バミューダの計7モデルがありました。エンジンは6気筒3.7L、V型8気筒4.8L/5.8L/6.7Lなどがあり、ステアリングホイール中央に配置された自動変速機の押ボタン式セレクター、回転ドラム式スピードメータ-、標準装備されたシートベルトなど先進的な技術が採用されていました。大々的なキャンペーンを経て登場したエドセルの初年度の販売台数は約6.3万台で、フォードの予想を大幅に下回りました。1959年のエドセルはフォードをベースにした低グレードのレンジャーとコルセア、レンジャーのワゴン ヴィレジャーだけとなり、販売台数は約4.5万台でした。1960年にはごく少数が生産されただけでエドセルは生産中止となりました。

 

 

 販売不振でたったの2年間しか販売されず生産中止となったエドセルは、商業的な大失敗事例を象徴する代名詞となりました。エドセルの失敗の原因はマーケッティングの問題(ブランドの位置づけが不明確だった)、景気低迷による低価格車志向、デザインの奇抜さなどがいわれています。奇抜なデザインとはHORSE COLLAR(馬車馬の首輪)とあだ名された縦長ラジエターグリルのことです。この当時のアメリカ車のデザインは派手なものが多いのですが、エドセルのこのデザインは派手を通り越して奇抜で品が良くないです。車の売れ行きにはデザインの影響が大きいので、個人的にはこのデザインが一番の原因ではないかと思います。

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリン ミント製で、1950年代のアメリカ車をモデル化した1950年代シリーズの1台です。エドセルの最上級グレードのサイテーショのコンバーチブルをモデル化しています。この1950年代シリーズはヘッドライトをメッキパーツで表現するなどややレトロな作風のミニカーなのですが、その作風が1950年代の古い車の雰囲気にうまくマッチしています。実車がでかいのでミニカーも大きく、実車に即したピンク/白のツートンカラーで仕上げられています。プロポーションが良く、エドセルの特徴である奇抜なフロントグリル造形や灯火類などの細部もうまく再現され良く出来ています。ボンネット/ドアが開閉し、エンジン/サスペンションや室内も結構リアルに再現されています。これ以外のエドセルのミニカーは同じフランクリン ミントの1/24、ダンバリー ミントのワゴン 1/24、ジク(SIKU)の当時物 1/60、ミニチャンプスのワゴン、ホワイトボックス(イクソ)、オックスフォードの1/76などがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームとリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD EDSEL CITATION 1
FORD EDSEL CITATION 2

 以下は室内の画像と俯瞰/床下部分の画像です。床下部にはエンジン/トランスミッション/ドライブシャフト/サスペンションがリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD EDSEL CITATION 3
FORD EDSEL CITATION 4

 以下は2007年に発売されたミニチェンプス製のフォード エドセル バミューダ ワゴン 1958 (1/43 型番400082014)の画像です。エドセルのステーションワゴンの最上級グレードのバミューダをモデル化しています。 上記のエドセル サイテーションはマーキュリーをベースにしたボディでしたが、バミューダ ステーションワゴンはフォード系がベースであったので全長約5.2mと一回りサイズが小さいです。このミニカーは元々は2003年頃に発売されたフォード100周年記念モデル(12台セット)の1台でしたが、これはその色違いバリエーションとして2007年に発売されたものです。実車に即したツートンカラーと木目パネルが再現されていて、フロントグリル、灯火類、室内などの細部もミニチャンプスらしいリアルな仕上げとなっています。(実車画像→ フォード エドセル バミューダ ワゴン 1958) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD EDSEL BERMUDA STATION WAGON 1
FORD EDSEL BERMUDA STATION WAGON 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。ミニチャンプスらしいリアルなナンバープレートが付いています。テールライトは変わったデザインですが、ウインカーとして動作すると曲がる方向と逆の矢印になるので夜間は特に問題があったそうです。(交通事故を誘発したそうです) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD EDSEL BERMUDA STATION WAGON 3
FORD EDSEL BERMUDA STATION WAGON 4

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