ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

SUBARU R1 2005 JAPAN

SUBARU R1
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU R1


JAPANESE CAR COLLECTION (NOREV HACHETTE) 123 1/43 78mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.29m 全幅約1.48m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 660㏄ スーパーチャージャー 64HP CVT自動変速 FF/4WD
性能: 最高速120km/h  データーベースでスバル R1のミニカー検索

スバル R1 日本 2005年

 

 1969年に登場したスバルの軽自動車スバル R-2の名前を復活させた軽自動車スバル R2が2003年に登場しました。(R-2とR2で名前はわずかに違っていますが) スバル R2は5ドアハッチバックですが、当時主流になりつつあった居住空間重視の箱型トールワゴンスタイルではなく、大きく傾斜したフロントウィンドーなど外観を重視したスタイリッシュなデザインとなっていました。4気筒660㏄/DOHC 4気筒660㏄/DOHC 4気筒660㏄スーパーチャージャー付(64HP)エンジンを搭載する前輪駆動/フルタイム4WD車で、4輪独立懸架サスペンションを採用していました。(実車画像→ スバル R2 2003)

 

 2005年にはさらに個性的な軽自動車スバル R1が登場しました。前述した軽自動車ヴィヴィオは運転席重視のコンセプトでしたが、スバル R1はそのコンセプトをさらに追及した車でした。R2のホイールベースを短縮し、従来の軽自動車とは異なる、1、2人乗りを主眼にして全長を短くした2ドアクーペ的デザインが特徴でした。(一応4人乗りでしたが後席はミニマム) R1という名前は前述したスバル R2と同じコンセプトながら、サイズが違うことを示しているとのことです。外観同様に内装も本革巻きステアリングのオプション設定があるなど個性的で、スーパーチャージャー付エンジンと4輪独立サスペンションで走行性能も優れていました。2010年に生産中止となり、総生産台数は約1.5万台でした。

 

 

 ミニカーは2010年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。国産名車コレクションの初期物なのでメーカーはノレブです。この国産名車コレクションのノレブ製ミニカーはレベルが高いものが多いのですが、このスバル R1も独特のクーペ デザインがうまく再現されていてとても良く出来ています。また室内もそこそこ良く再演されています。ノレブはノレブ ルミノ ブランドの型番800060でもスバル R1を発売していますが、そちらは内装/シートが着色されるなど細部の仕上げがレベルアップされています。これ以外のスバル R1のミニカーはトミカの1/56があります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
 

SUBARU R1 1
SUBARU R1 2

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SUBARU IMPREZA WRX STI 2009 JAPAN

SUBARU IMPREZA WRX STI
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA WRX STI


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 178 1/43 105㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.42m 全幅約1.8m エンジン 変速機: DOHC 水平対向4気筒 2.5L ターボ 300HP
 6段変速/5段自動変速 4WD
性能: 最高速240km/h (輸出仕様)  データーベースでスバル インプレッサ/WRX 2007年以降のミニカー検索

スバル インプレッサ WRX STI 日本 2009年

 

 2007年にスバル インプレッサ 3代目が登場しました。当初は先代まで設定されていたワゴンが5ドアハッチバックに変わって登場し、その9ケ月後に4ドアセダンがインプレッサ アネシスの名前で登場しました。どちらも先代より全長が長く車幅も1.7mを超える3ナンバー車となりました。外観は先代よりスマートな顔つきになり、ハッチバックとセダンは異なるフロントグリルとなっていました。エンジンは水平対向DOHC 4気筒1.5L/SOHC 4気筒2L/DOHC 4気筒2Lターボ(280HP)があり、駆動方式は前輪駆動と、自動変速はアクティブトルク スプリット4WD、マニアル変速はビスカスLSD付センターデフ式4WDでした。

 

 2007年にDOHC 4気筒2Lターボ(308HP)エンジンを搭載し、ブリスターフェンダーの専用ボディとした高性能版のWRX STIが5ドア ハッチバックに設定されました。WRX STIは2010年からはセダンにも設定され、同時に車名表示がインプレッサ WRX STIからWRX STIに変更され、インプレッサ シリーズから独立したモデルとなりました。(正式名称は変わらず) 2010年に専用の2Lターボ(320HP)エンジンを搭載する高性能コンプリートカー R205(ハッチバック)、2011年にWRX STI S206(セダン)が限定販売されました。 2010年に派生車として5ドアハッチバックでクロスオーバーSUVのVXが登場しました。2011年にVXが生産中止となり、インプレッサは4代目にモデルチェンジしました。別シリーズとなったWRX STIは2014年にWRX 初代にモデルチェンジしました。 (実車画像→ スバル インプレッサ スポーツ 2011)

 

 

 ミニカーは2012年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。高性能版のWRX STIの5ドアハッチバックをモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソがOEM製造している京商 JコレクションのWRX STI(型番JC57003)を流用しているようです。フロント周りのリアルな造形と大きなブリスターフェンダーで実車の雰囲気をうまく再現しています。ただ安価な雑誌付きミニカーなので室内などの細部の仕上げなどは今一つです。 これ以外のインプレッサ 3代目のミニカーはWRX STIとラリー仕様が多いですが、前述の京商 JコレクションとサークルKの1/64、トミカの1/59とセダンの1/67、エブロのセダン、イクソのラリー仕様、MARK43(レジン製)のハッチバックなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SUBARU IMPREZA WRX STI 1
SUBARU IMPREZA WRX STI 2

 以下は2013年に発売されたアシェット 国産名車コレクションのスバル インプレッサ WRX STI セダン 2010 (1/43 No.206)の画像です。2010年に追加されたWRX STIの4ドアセダンをモデル化しています。これも上記のハッチバックと同じイクソ製ですので、全体的に同じような出来ばえで良く出来ています。ハッチバックとはフロントグリルの意匠が異なり、室内の造形も異なっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA WRX STI SEDAN 1
SUBARU IMPREZA WRX STI SEDAN 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU IMPREZA WRX STI SEDAN 3
SUBARU IMPREZA WRX STI SEDAN 4

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SUBARU LEGACY B4 2010 JAPAN

SUBARU LEGACY B4
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU LEGACY B4


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 260 1/43 112mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.73m 全幅約1.78m エンジン 変速機: 水平対向 DOHC 4気筒 2.5L ターボ 285HP 6段変速/5段自動変速 フルタイム4WD
性能: 最高速240km/h (輸出仕様)  データーベースでスバル レガシィのミニカー検索

スバル レガシィ B4 日本 2010年

 

 2009年にスバル レガシィー 5代目と派生車のアウトバック(ワゴンのSUV仕様) 4代目が登場しました。先代同様にセダン B4、ツーリングワゴンの構成で、北米市場の要望でボディが大型化されました。ボディは先代のスタイルを踏襲したデザインで、先代まではブラックアウトされていたツーリングワゴンのDピラーがボディ共色となりました。当初は水平対向SOHC 4気筒2.5L/DOHC 4気筒2.5Lターボ(285HP)エンジンを搭載し、すべてフルタイム4WDでした。SOHC 2.5Lエンジンには世界初のチェーン式のCVT「リニアトロニック」が採用されました。

 

 2010?のマイナーチェンジで先代に装備された衝突回避システム「アイサイト(EyeSight)」の改良版である「アイサイト Ver.2」が全モデルに設定されました。アイサイト Ver.2は先??に追従する「全?速追従機能付クルーズコントロール」、ペダルの踏み間違いによる誤発進を抑制する「AT誤発進抑制制御」などの先進の機能を備えていました。2012年のマイナーチェンジで後期型となり、フロントの意匠が変更され、DOHC 2Lターボエンジンが追加されました。2013年にレガシィー初代から使われてきたEJ型SOHC 2.5Lエンジンが廃止されました。2014年にレガシィー 6代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ スバル レガシィー 2014)

 

 

 ミニカーは2015年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで、イクソがOEM製造していた京商 Jコレクション製のB4 2.5GT S-パッケージ(型番JCP70001)を流用しているようです。プロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されています。Jコレクション製との違いはフロントバンバー部分の形状が少し違っていて、ホイールが変更されドアハンドルや室内などの仕上げが簡素化されています。バンバー形状の違いは実車のグレードによる違いを再現しているようですが、国産名車コレクションはこんな具合に流用した市販品を少しだけ変更していることがあります。これ以外のレガシィ 5代目のミニカーはトミカのB4 1/60、これのベースとなった京商 JコレクションのB4、RAI'SのB4 ポリス仕様、WIT'S(レジン製)のB4とワゴンなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SUBARU LEGACY B4 1
SUBARU LEGACY B4 2

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SUBARU BRZ 2012 JAPAN

SUBARU BRZ
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU BRZ


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 195 1/43 101mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.24m 全幅約1.77m エンジン 変速機: DOHC 水平対向4気筒 2L 200HP 6段変速/6段自動変速
性能: 最高速230m/h (輸出仕様)  データーベースでスバル BRZのミニカー検索

スバル BRZ 日本 2012年

 

 バブル崩壊で経営不振となった日産は2000年に富士重工業(スバル)の株をGMに売却し、そのGMも経営不振で2005年に富士重工業株を手放しました。それを買い取ったことで筆頭株主となったトヨタは、富士重工業と提携することとなりました。それが発端となりトヨタとスバルが共同開発した小型スポーツカー スバル BRZとトヨタ 86が2012年に登場しました。BRZという車名のBはBOXER ENGINE(水平対向エンジン)のB、RはREAR WHEEL DRIVE(後輪駆動)のR、ZはZENITH(絶頂)のZを意味しているそうです。

 

 トヨタ 86の名前は漫画「頭文字D」で主人公の愛車として登場し人気が出たカローラ スプリンター トレノ(AE86型)の愛称であるハチロクに因んだものです。スバル BRZはスバル得意のDOHC 水平対向4気筒2L(200HP)エンジンを採用しフロントミドシップ/低重心を実現しています。また安価で走る楽しみを提供する為、ターボや4WDシステムは採用していませんでした。製造はスバルが担当しトヨタ 86とはほとんど同じ仕様で、フロントバンパー下部と内装のデザインが少し異なります。デザインはトランクのある2ドアクーペで、ノーズが短いですがオーソドックなスポーツカースタイルです。全長に対してホイールベースが大きめですので、この類の車にしては室内が広いようです。2021年にBRZ 2代目にモデルチェンジしました。 

 

 

 ミニカーは2013年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで、イクソは京商Jコレクションのスバル BRZを製造していたので、それを流用しています。プロポーションが正確で、実車がうまく再現されています。安価な雑誌付きミニカーですので、コストダウンで室内の彩色仕上げは省略されていますが、ホイールや灯火類などの細部はリアルに出来ています。(京商Jコレクション製は内装を彩色仕上げしています) 国産名車コレクションは実車同様に同じ型を流用してトヨタ 86もモデル化しています。これ以外のスバル BRZのミニカーはトミカ、京商の1/18と1/43と1/64、エブロのノーマルとレース仕様、オートアートの1/18、WIT'S(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SUBARU BRZ 1
SUBARU BRZ 2

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SUBARU FORESTER 2013 JAPAN

SUBARU FORESTER
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SUBARU FORESTER


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 218 1/43 108mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.59m 全幅約1.79m エンジン 変速機: 水平対向 DOHC 4気筒 2L ターボ 280HP 6段変速/CVT
性能: 最高速237km/h (輸出仕様)  データーベースでスバル フォレスターのミニカー検索

スバル フォレスター 日本 2013年

 

 1997年にスバル フォレスター 初代が登場しました。1995年に登場したインプレッサ スポーツワゴン 初代をベースにして、車高を上げてクロスオーバー仕様としたSUV車でした。インプレッサより大きめのフロントグリルを持つ厳つい顔つきで、ステーションワゴン的なデザインでもありました。水平対向DOHC 4気筒2Lターボ(250HP)エンジンを搭載するフルタイム4WD車でした。1997年に4気筒2L(135HP)、1998年に4気筒2.5Lエンジンが追加されました。2000年のマイナーチェンジで後期型となり、内外装が変更されました。(実車画像→ スバル フォレスター 1997)

 2002年にフォレスター 2代目が登場しました。外観は先代を踏襲したデザインでした。先代で追加された4気筒2.5Lエンジンの設定はなくなりました。2004年にDOHC 4気筒2.5Lターボ(230HP)エンジンを搭載したSTi バージョンが追加されました。2005年のマイナーチェンジで、フロントグリルの意匠が変更されました。

 

 2007年にフォレスター 3代目が登場しました。車高が高くなり、従来のステーションワゴン的なデザインからよりSUVらしいデザインとなりました。プラットフォームはインプレッサがベースでリアサスペンションがダブルウィッシュボーン式に変わりました。国内向けエンジンは水平対向DOHC 4気筒2L/2Lターボ(230HP)で、海外向けは従来と同じ4気筒2.5Lターボ(230HP)がありました。2010年のマイナーチェンジでフロントの意匠が変更され、2Lエンジンが新型に変更されました。(実車画像→ フォレスター 2007)

 

 

 2012年にフォレスター 4代目が登場しました。外観はフロントグリルが独立したデザインとなりました。従来のターボエンジン搭載車にあったボンネット上の目立つエアダクトがなくなりました。国内向けエンジンは水平対向DOHC 4気筒2L/2L直噴ターボ(280HP)で、海外向けはDOHC 4気筒2.5Lと4気筒2Lディーゼルがありました。自動変速機はトルコン式からCVT リニアトロニックに変更されました。安全装備として運転支援システム「EyeSight(Ver.2)」が標準装備されたグレードが設定されました。2015年のマイナーチェンジでフロントグリル/バンパーとリアライトの意匠が変更され、内装ではインパネ中央に運転情報を表示する液晶マルチインフォメーションディスプレイが装備されました。2018年にフォレスター 5代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ フォレスター 2018)

 ミニカーは2014年に発売された国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで、イクソは別ブランドのプレミアムX(型番PRD391)でフォレスター 4代目(左ハンドル)をモデル化していますので、それを流用して右ハンドル仕様に変えているようです。プロポーションが良く、フロント周りの造形もリアルで実車がうまく再現されています。また室内もそこそこうまく再現されています。フォレスター 初代のミニカーはハイストーリー(レジン製)とWIT'S(レジン製)、2代目はコナミの1/59、3代目はDNA(レジン製)の1/18とWIT'S(レジン製)があります。4代目はプレミアムX、WIT'S(レジン製)、トミカの1/65、ハイストーリー(レジン製)などがあります。(なおWIT'Sは中国工場の閉鎖により2016年にミニカー事業から撤退しました)  以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SUBARU FORESTER 1
SUBARU FORESTER 2

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