ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

LANCIA FULVIA SPORT ZAGATO 1967 ITALY

LANCIA FULVIA SPORT ZAGATO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 332 1/43 94mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.09m 全幅約1.57m
エンジン 変速機: DOHC V型 4気筒 1.2L 90HP 5段変速
性能: 最高速170km/h
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ランチア フルビア スポルト ザガート イタリア

 

 フルビアにはザガートがデザインしたアルミニウム製の2シーターボディを載せたスポルトが1967年に追加されています。1.2L(90HP)のエンジンを搭載し、最高速は170km/hの性能でした。ザガートらしい矩形ヘッドライトを組み込んだフロントグリルを持つ個性的なデザインの車ですが、このクラスの車にもアルミニウム製ボディを採用したのが当時のランチアらしいところです。

 

 ただ高価なアルミニウム製ボディは最初の700台だけで、すぐにスチール製に切り替わっています。クーペと同じくエンジン排気量を1.3L、1.6Lと拡大していき、1974年まで生産されました。

 

 

  ミニカーはコーギー製で当時物はこれしか有りません。特徴的なフロントグリルなどよく再現してあると思います。この車のボンネットはボディ右側をヒンジにして横に開くのですが、この変わった開き方をコーギーは得意のギミックで再現しています。

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LANCIA BETA COUPE 1972 ITALY

LANCIA BETA COUPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 52 1/43 92mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.8L 110HP 5段変速
性能: 最高速190km/h
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ランチア ベータ クーペ イタリア

 

上記のフルビアは大衆車クラスでありながら、高度な技術が採用されフィアットに比べると価格が約1.5倍と高価でした。その上性能向上の改良やモデル追加が繰り返されるなど、ランチアは技術至上主義な車作りをしていました。これが原因で経営がまたもや悪化し、1969年にランチアはフィアットに吸収されました。

 

 フィアット傘下で最初に開発されたベーターは1972年に登場しました。ランチアお得意の前輪駆動方式(ダンテ ジアコーサ方式)、1.6/1.8L(110HP)のフィアット製DOHCエンジン、ファーストバックのモノコックボディなどフィアットとランチアの技術が融合した進歩的な車で、最高速は190km/h(1.8L)と高性能でした。クーペ、スポーツワゴンのHPE、スパイダーとボディ形式が多いのもランチアらしいところでした。1984年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはクーペで、ソリドの当時物です。プロポーションは悪くないですが、コストダウンが進められていた時期なので、出来映えはいまひとつです。セダンの当時物はポリトーイ製がありますが、そちらも出来映えはかなりしょぼいです。

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LANCIA STRATOS BERTONE (STTRATOS BERTONE) 1970 ITALY

LANCIA STRATOS BERTONE (STTRATOS BERTONE) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
POLITOYS M23 1/43 93mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.58m 全幅約1.84m
エンジン 変速機: DOHC V型4気筒 1.6L 132HP 5段変速
性能: 最高速230km/h
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ランチア ストラトス ベルトーネ (ストラトス ゼロ) イタリア

 

 ランチア ストラトスは1970年のトリノ ショーで公開されたコンセプトカーです。ランチアの依頼でベルトーネが「新しい概念のスポーツカー」を提案したもので、確かに従来の概念からは理解できないデザインです。ストラトスという名前はSTRATOSFERA(イタリア語で成層圏の意)からの造語で、この車が宇宙船をイメージしたものであることを示してます。

 

 フルビア クーペをベースにしていますが、極端なウエッジシェイプを実現するためにエンジンはミドシップ搭載に変えられています。運転席がかなり前方の低い位置に配置されているので、サイドウインドーは側面についたのぞき穴のようになっています。通常のドアが使えないので、乗り降りはフロントウインドーを開いて行うようになっています。またリアのエンジンカバーも3角形で横に開くなど、奇抜なデザインがてんこ盛りになっています。なおヘッドライトらしきものは見当たりません。

 

 

 コンセプトカーを量産化したいベルトーネは、ラリーで勝てる車を模索していたランチアに対して、ストラトスがミドシップエンジン搭載であることを生かしてラリー専用車に仕立てることを提案しました。この提案でラリー専用車ストラトスのプロトタイプが1971年に登場しました。なおストラトス ゼロという名前は後からつけた名前で、公開当時はストラトス 1600HFでした。

 ミニカーはポリトーイの当時物です。実車はもう少しシャープなのですが、奇抜な雰囲気は十分再現されています。フロントウインドーとリアのエンジンカバーが開閉し、室内エンジンもそこそこ再現されています。この時期に共通部品として使われた安っぽいホイールはやや興ざめです。これ以外の当時物としては、メーベトイ、マーキュリー、オートピレン(メーベトイのコピー?)がありました。最近の物では、MIRAGE(hpiレーシング)や京商(ポリストーン製)などがあります。

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LANCIA STRATOS RALLY MONTE CARLO 1978 ITALY

LANCIA STRATOS RALLY MONTE CARLO 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 73 1/43 86mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.71m 全幅約1.75m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 2.4L 190HP 5段変速
性能: 最高速230km/h
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ランチア ストラトス モンテ カルロ ラリー イタリア

 

 ラリーで勝つことだけを目的として開発された特別な車ストラトスは1974年に登場しました。元々は1970年に発表されたデザイン実験車でしたが、ベルトーネとランチアが共同で強力なラリー車に仕立て上げました。最大の特徴は2180mmと極端に短いホイールベースで、ミドシップ エンジン配置とあいまって非常に優れた回頭性を持ちます。これはラリー車としては優れていますが、直進安定性は悪いと言うことです。エンジンはフェラーリのディノ用の6気筒2.4L(190HP)を搭載し、5段変速で最高速は230km/hの性能でした。なお一般市販もされましたが、実用性が無いことからホモロゲーションに必要な400台が生産されただけでした。

 

 当然ですがラリーでは圧倒的な強さを誇り、デビューの1974年から3年連続してWRCのコンストラクターチャンピオンとなりました。ただこの勝利はフィアットの車両販売には貢献せず、1977年からは売れる車(フィアット131)でのラリー出場にフィアットの方針が変わってしまいました。なおその後もストラトスはプライベートチームでラリーや耐久レースで活躍しています。

 

 

 ミニカーはソリド製の当時物で、1978年のモンテ カルロ ラリーで7位となったフランスのプライベート チームのモデルです。窓枠やテールスポイラーがやや厚ぼったいですが、実車の迫力ある雰囲気が再現されています。当時物は他にはノレブ、日本ではスーパーカーブームのさなかだったので、トミカ ダンディ、ダイヤペット、エイダイなどがモデル化しています。

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LANCIA RALLY 037 1983 ITALY

LANCIA  RALLY 037 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 100 1/43 92mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.92m 全幅約1.85m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.1L スーパーチャージャー 280HP 5段変速
性能: 最高速190km/h 縦置エンジン ミドシップ搭載
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ランチア ラリー 037 イタリア

 

 ランチア ストラトス、フィアット 131 アバルトと続くフィアット グループのラリーカーを1982年から引き継いだのはランチア ラリー 037でした。この車の正式な名前は単に「ラリー」ですが、一般的には開発コードの037をつけてはラリー 037と呼びます。ラリー 037はランチア ベータ モンテカルロをベースにして開発されたグループBのラリー専用車で、DOHC 4気筒2L スーパーチャージャー(ワークス 280HP)エンジンを縦置きミッドシップ配置する後輪駆動車でした。ピニンファリーナがボディをデザインしているだけあって、普通のラリーカーとは違うセンスの良さを感じるデザインです。

 

 デビュー戦は1982年のツール デ コルスで、この年はほとんど活躍していません。1983年はモンテ カルロ、ツール デ コルス、サンレモなどで勝利し、マニファクチャラー チャンピオンを獲得しています。1984年はフルタイム4WDを採用したアウディ クワトロが強く、ラリー 037はツール デ コルスの1勝しか挙げられずマニファクチャラー 2位となりました。1984年頃にボディを軽量化しエンジンを2.1L(325HP)にパワーアップしたエボルツィオーネ IIが登場しています。WRCは4WD車が主流となり、後輪駆動のラリー 037は勝てなくなり、1985年にフルタイム4WDのランチア デルタ S4が後を継ぎました。

 

 

 ミニカーはビテス製の当時物で、ビテス初期の1983年頃に発売されました。当時のレースカーのミニカーのほとんどにはデカールが同梱されていて、デカールは自分で貼るものでした。これも自分でデカールを貼ったのですが、ゼッケン「9」などを貼り残しています。ゼッケンを貼ると1-2-3フィニッシュした1983年ツール デ コルスの優勝車のモデルとなります。またワイパーやドアミラーなどのパーツも付属しているのですが、取り付けていません。当時のビテスはこのような付属品が付くマニアックなミニカーでした。フロントの雰囲気がうまく再現されていて1980年代のミニカーとしては結構良い出来です。ビテスにはストラダーレ仕様などバリエーションが約30種類ほどあります。それ以外ではソリドの廉価版当時物、イクソ、京商(1/18、1/43)などがあります。

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LANCIA DELTA HF 4WD 1987 ITALY

LANCIA DELTA HF 4WD 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 362 1/43 93㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.89m 全幅約1.62m
エンジン 変速機: DOHC ターボ 4気筒 1.6L 130HP 
 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速195km/h
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ランチア デルタ HF 4WD イタリア

 

 フォルクスワーゲン ゴルフに代表されるハッチバック小型車の流行に合わせて、ランチアも1979年にデルタを登場させます。ボディは5ドアハッチバックのみで、イタルデザイン(G.ジウジアーロ)のデザインはこの手のハッチバックではセンスが良く、上品な内装とあいまって高級な小型車に仕上がっています。フィアット リトモのシャーシを流用する前輪駆動車ですが、サスペンションはデルタ専用設計です。当初のエンジンは、4気筒1.3L/1.5L(85HP)でした。1980年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 1982年にはデルタにトランクを付けたセダンタイプのプリズマ(PRISMA)が登場します。搭載するエンジンは同じですが、より上級でおとなしい設定になっていました。1983年のマイナーチェンジでグリルが小変更され、高性能なDOHC 4気筒1.6Lエンジン搭載のGTとDOHC 4気筒1.6Lターボエンジン(130HP)搭載のHF ターボが追加されます。1986年のマイナーチェンジで内外装が変更され、4気筒1.9Lターボディーゼルエンジンが追加されます。

 

 

 1986年にグループAのラリーカーのベース車としてDOHC 4気筒2Lターボエンジン(175HP)を搭載し、トルセン式センターデフでフルタイム4WD化したHF 4WDが登場しました。この後デルタは当時最強のラリーカーに発展していきますが、そのイメージもあってデルタは人気がありランチア史上最大のヒット車となりました。1993年に2代目にモデルチェンジします。(ラリーカーの経緯はHF インテグラーレの欄に記載)

 ミニカーはビテスの初期物で、当時としては結構いい出来映えです。未装着ですが、ワイパー、ミラー、デカールが付属します。ビテスはラリー仕様も含めて約40種類ほどバリエーション展開しています。ラムダのミニカーは丸形4灯ヘッドライトを持つ高性能版がほとんどですが、初期の並のラムダは角形ヘッドライトでした。この角形ヘッドライトのデルタは当時物のマテル メーベトイと最近のミニカー付雑誌ランチア ストーリー コレクション(ノレブ製)のNo.40ぐらいしかありません。またセダン版のプリズマのミニカーはミニカー付雑誌ランチア ストーリー コレクションのNo.14しかないようです。

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