ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

CITROEN 7CV CABRIOLET 1935 FRANCE

CITROEN 7CV CABRIOLET 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOSTALGIE N012 1/43 103mm

 

シトロエン 7CV カブリオレ フランス

 

 7CVは流線型を取り込んだ低くダイナミックなボディ デザインで、メカだけではなく外見も極めて進歩的です。この車は23年間も作り続けられましたが、長期間モデルチェンジしないことを前提としてデザインされていました。また低重心のボディと前輪独立懸架により、操縦性と乗り心地も従来の車とは一線を画するものでした。

 

 エンジンは4気筒で1.3L~1.6Lの3タイプがあり、車重が約1tと軽かったので最高速100km/hが出せたそうです。ボディ形式としては2座クーペ、カブリオレもありました。ミニカーはノスタルジー製で、その2座カブリオレのモデル化 実車は数が少なかったそうです。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 36HP 3段変速
性能: 最高速100km/h
データーベースでシトロエン トラクション アヴァンのミニカー検索
 

 
 

CITROEN 7CV 1936 FRANCE

CITROEN 7CV 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOSTALGIE N001 1/43 103mm

 

シトロエン 7CV フランス

 

 1934年にシトロエンの名前を不動のものとし、自動車の歴史を大きく変えた画期的な車7CV(トラクシオン アヴァン)が発表されました。トラクシオン アヴァンとはフランス語で前輪駆動のことですが、この方式を最初に実用化しそれを低重心のモノコック構造ボディと組み合わせることで全く新しいタイプの車として完成させたことから、7CVは前輪駆動車の元祖という意味でトラクシオン アヴァンと呼ばれています。

 

 ミニカーはフランスのノスタルジー製で、名前どうりのノスタルジックなフランス車をモデル化しているメーカーです。7CVのCタイプ(1.6L)をモデル化しているようです。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.6m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 36HP 3段変速
性能: 最高速100km/h
データーベースでシトロエン トラクション アヴァンのミニカー検索
 

CITROEN 11CV (LEGERE) 1938 FRANCE

CITROEN 11CV (LEGERE) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
ELIGOR 1031 1/43 101㎜

 

シトロエン 11CV (レジェ) フランス

 

 1935年に追加された上級モデルが11CVです。エンジンは4気筒1.9L(46HP)で、ボディは7CVと同じ大きさのレジェ(英語でLIGHTの意)、ホイールベースが長く一回り大きいボディのノルマーレ、さらにホイールベースが長い7~8人乗りのファミリアーレがありました。トラクシオン アヴァンのミニカーはたくさんありますが、上記の7CVは珍しくほとんどは11CVです。(見た目は同じですが)

 

 ミニカーはエリゴール製で7CVとほぼ同じ大きさですので、レジェのモデルです。古いプラスチック製のノレブの型を使っていて、ボンネットを開くとエンジンが再現されており下ヒンジで開閉するトランクも開閉できるなど良くできたモデルです。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 4気筒 1.9L 46HP 3段変速
性能: 最高速105km/h
データーベースでシトロエン トラクション アヴァンのミニカー検索
 

 
 

CITROEN 11CV B FAMILIARE 1938 FRANCE

CITROEN 11CV B FAMILIARE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DUBRAY 14 1/43 113mm

 

シトロエン 11CV B ファミリアーレ フランス

 

 こちらはホイールベースが長いファミリアーレです。中央に3座のスペア シートを追加し3列シートとすることで7~8人が乗れました。リアクオータパネルに窓が追加されて6ライト ウィンドーとなっています。リアにテールゲートを付けた5ドアタイプもあり、リアに荷物を積んで商用車的にも使われたようです。なお11CV BのBは1937年からの改良型を意味します。

 

 ミニカーはデュブレイ製で、材質はプラスチックで塗装されています。車内をみると2列シートで中央のシートは表現されていません。(最近のノレブ製のファミリアーレには中央のシートがあります)

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 4気筒 1.9L 56HP 3段変速
性能: 最高速117km/h
データーベースでシトロエン トラクション アヴァンのミニカー検索
 

CITROEN 15CV SIX 1938 FRANCE

CITROEN 15CV SIX 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 4032 1/43 111mm

 

シトロエン 15CV シックス フランス

 

 トラクシオン アヴァンは年間6万台も生産される大ヒットとなり、シトロエンの財政状況は好転しました。そこで22CVの代わりに開発されたのが、15CV シックスで1938年に登場しました。シックスは6気筒を意味し、11CVの4気筒を6気筒化したエンジン(2.9L 76HP)を搭載し、11CVより大きく長いボディとなっていました。性能的にも向上しラリーなどでも活躍しています。

 

 ミニカーはソリド製でプロポーションの良い15 シックスの定番モデルです。ボンネットを開いて6気筒エンジンを見ることもできます。戦時中のFFI(自由フランス軍)仕様などバリエーションもたくさんあります。

 

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: 6気筒 2.9L 76HP 3段変速
性能: 最高速130km/h
データーベースでシトロエン トラクション アヴァンのミニカー検索
 

 
 

CITROEN 2CV 1949 FRANCE

CITROEN 2CV 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 150215 1/43 88mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.78m 全幅約1.48m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 375cc 9HP 4段変速
性能: 最高速65km/h
データーベースでシトロエン 2CVのミニカー検索

 

シトロエン 2CV フランス

 

 その独特のスタイルで極めて良く知られているシトロエンの2CVです。2CVを理解するには、開発の背景を知る必要がありますので、簡単に説明します。この車は農村で荷物等を運搬する手押し車や馬車を代替する交通手段として1930年代に開発が始まりました。

 

 したがって荷物がたくさん積めて、農道のような悪路でも快適に走れ、購入価格と維持費が安く、操作が簡単といった無理難題が課せられました。要するに人と物を運ぶ最低限度の車を目指したわけで、このためには見た目は問わないということでした。

 

 

 第二次大戦を挟んでこの車は完成し、シトロエンの新型小型車として1948年のパリ サロンでお披露目されました。その場にはフランス大統領も臨席していたそうですが、登場した2CVの奇妙な外観に人々は唖然としたそうです。そんなわけで2CVは「醜いアヒルの子」「乳母車」などと嘲笑されて最初は全く理解されなかったそうです。

 2CVのミニカーは非常にたくさんありますが、これは最近のノレブ製です。1949年式で最初に登場したころのモデルで波状鉄板を使ったボンネット、前開きの前ドア、カンバスで覆われたトランク部など初期の仕様が再現されていて、色もそれらしい雰囲気ですね。

 

ページ  « 前へ 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10   次へ »