ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

JAGUAR 3.8L (MK II) 1960 UK

JAGUAR 3.8L (MK II) 画像をクリック/タップすると画像が変わります
VITESSE 072D 1/43 107㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.6m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 3.8L 220HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速201km/h
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ジャガー 3.8L (MK II) イギリス

 

 1959年にMK Iの改良版MK IIの3.8Lが登場しました。外観はほとんど同じですが、窓枠部分が細くなりウインドーが広がり近代的なキャビンとなっています。またMk IXに搭載されていた3.8Lエンジン(220HP)が追加され、リアトレッドの拡大など操縦安定性が改良されました。パワーステアリングや3速自動変速機の設定もありました。

 

 1960年にジャガーは業績の悪化したディムラーを吸収合併しました。1962年にはMK IIのフロントグリルなどを変え内装を豪華にしたデイムラー版の2.5Lが登場しました。こちらはデイムラーのV型8気筒2.5L(140HP)エンジンを搭載し、自動変速機仕様のみで最高速183km/hの性能でした。1960年代中頃になると売り上げが低迷したため、値段を下げるべく1967年にコストダウンを主体としたモデルチェンジがが行われました。この変更でMK IIは240/340に、デイムラーは250に切り替わり1969年まで生産されました。1963年にはMK IIの発展型のSタイプが登場しています。

 

 

 ミニカーはビテス製で、1996年頃の発売でした。プロポーションが良く、フロントのジャガーのマスコットなど細かいところも良く再現されています。バリエーションとして、デイムラーもモデル化されていました。

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JAGUAR MK X 1961 UK

JAGUAR MK X 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 2700000 1/43 119mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.1m 全幅約1.94m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 3.8L 255HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速196km/h
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ジャガー MK X イギリス

 

 MK IXの後継としてMK Xが1961年に登場しました。主要な市場であったアメリカの要望を受け、ボディは全長5.1m全幅1.94mにまで大型化されました。車高は1.38mと低められたので、幅広く低い堂々たるスタイルになりました。丸型4灯式ヘッドライトを採用した独特のフロントはイギリス車らしいエレガントなデザインで、このスタイルはその後のジャガーの基本となりました。サスペンションには4輪独立懸架が採用され、MK IXの3.8L(255HP)エンジンを継承し、4速マニュアルか3速自動変速機仕様で、最高速196km/hの性能でした。

 

  1964年にはエンジンが4.2L(288HP)に拡大され、1966年にはフロントグリルが2分割されて車名が420Gに変わります。420Gにはホイールベースを長くしたリムジーンが追加され、これをベースにして1968年にはディムラー DS420が登場しています。なお上記SタイプのフロントをMK Xと同じデザインにしたモデルが420と言う名前で1966年に登場していますが、これと420Gは全くの別物です。

 

 

 ミニカーはノレブ製で2000年頃に購入した物ですが、元々は実車と同じ1960年代にプラスチック製で発売された当時物でした。ノレブは昔製造していたプラスチック製の型を使って、ダイキャスト製でリファインした物を作っていますが、これもその一つです。このMK Xはオリジナルの型の出来が良いので、細かいところに手を掛けることで、元のプラスチック製とは別物のように見える仕上がりとなっています。(元のプラスチック製の画像はこちら 経年変化でかなり変形してます)

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JAGUAR E TYPE 1961 UK

JAGUAR E TYPE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BOX MODEL 8460 1/43 106mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.45m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 3.8L 265HP 4段変速
性能: 最高速240km/h
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ジャガー E タイプ イギリス

 

  XKシリーズの後継として1961年に登場した2シーターのスポーツカーがEタイプでした。当時ジャガーはCタイプDタイプがレースで活躍していたので、その関連でEタイプと名付けられました。エンジンはMK IIと同じDOHC6気筒3.8L(265HP)で、4輪独立懸架、4輪ディスクブレーキ、最高速は240km/hと高性能でした。

 

 当初はオープンのロードスターとクーペの2タイプでした。ロングノーズの華麗なデザインで高性能ながら安価なEタイプは人気を博し、アメリカなどで大ヒットしました。1964年にエンジンが4.2Lに拡大されトルクがアップし、変速機やブレーキが改良され、内装も見直されました。

 

 

 人気の高いEタイプのミニカーはたくさんあり、当時物としては コーギーディンキーテクノなどがありました。当時物も良いのですが、画像は個人的に一番雰囲気が良く捕らえられていると思うボックス製の物で、このロードスター以外にクーペもあります。ワイパーが3連式になっていることはこのミニカーで知りました。

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JAGUAR E TYPE 2+2 1966 UK

JAGUAR E TYPE 2+2 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 335 1/43 107㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.68m 全幅約1.65m
エンジン 変速機: DOHC 6気筒 4.2L 265HP 4段変速/3段自動変速
性能: 最高速240km/h
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ジャガー E タイプ 2+2 イギリス

 

 1966年にはホイールベースを延長し、ルーフラインを変えて+2座を確保した2+2が追加されました。このホイールベースの延長により3段自動変速機が搭載できるようになり、居住性の改良とあいまってEタイプはさらに人気が高まりました。

 

 1968年にはアメリカの安全基準に合わせてヘッドライトのカバーが無くなりバンパーが大型化されシリーズ2に発展しました。3本のワイパーも一般的な2本に変わりました。またエンジンは排ガス対策で230HPぐらいまで性能が落ちました。1971年にはエンジンを5.3Lに拡大し性能を回復させましたが、オイルショックでスポーツカーの需要が減り1975年に生産中止となりました。

 

 

  ミニカーはコーギーの当時物です。全長を短く幅を広くデフォルメしてあって、実車とは少しプロポーションが違っています。スケールモデル的な観点からは今ひとつですが、当時のコーギーが得意としたギミックを楽しめるミニカーとしては傑作と言って良いと思います。(ギミックはこのページで見ることが出来ます)

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JAGUAR XJ12 1979 UK

JAGUAR XJ12 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 96 1/43 112㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型12気筒 5.3L 287HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速236km/h
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ジャガー XJ12 イギリス

 

 1966年ジャガーは民族資本系グループのBMC(ブリティッシュ モーター コーポレーション)と合併し、BMH(ブリティッシュ モーター ホールディングス)が設立され、その2年後にはローバーも参入しBMLC(ブリティッシュ レイ ランド モーター コーポレーション)に発展しました。

 

 1968年にジャガーの新型としてXJシリーズが登場します。XJ6は420の後継でDOHC6気筒2.8L(142HP)/4.2L(180HP)エンジンを搭載し、3速自動変速機および4速マニアルで、最高速188/199km/hの性能でした。1972年には420Gの後継となるXJ12が登場します。V型12気筒5.3L(272HP)エンジンを搭載し、3速自動変速機で、.最高速236km/hの性能でした。XJはMK Xのデザインを踏襲していますが、近代的でサイズもかなり小さくなり、その分性能も高くなりました。XJシリーズは好評を博し、このスタイルはその後長い間継承されました。

 

 

 ミニカーはソリド製で1979年にマイナーチェンジしたシリーズ3をモデル化した物です。XJシリーズの当時物は少ないので、シャープな仕上がりでプロポーションの良いこのミニカーは貴重な存在です。XJ6はトミカ ダンディが1978年にモデル化していますが、そちらも貴重な存在です。

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JAGUAR XJ12C SERIES II 1975 UK

JAGUAR XJ12C SERIES II 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 400130460 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.85m 全幅約1.77m
エンジン 変速機: V型12気筒 5.3L 287HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速236km/h
データーベースでジャガー XJ6/12のミニカー検索

 

ジャガー XJ12C シリーズ II イギリス

 

 XJシリーズは1973年のマイナーチェンジで、シリーズ IIとなります。(フロントのウインカーがバンパー下に移動します) 1975年のマイナーチェンジで6気筒2.8Lエンジンが3.4Lに拡大されます。その際に2ドアクーペのXJ6C/12Cが追加されました。ディムラー版もクーペが追加され、そちらは6気筒がソブリン 4.2、12気筒がソブリン ダブルシックスでした。XJのクーペは1977年に早々と生産中止となったので、ディムラー版も含めて約1万台しか生産されていません。優雅で美しいスタイルが魅力的で、生産台数が少ない希少な車でした。

 

 XJシリーズは1979年のマイナーチェンジで、シリーズ IIIとなります。(フロントフェンダーにウインカーが追加されます) 1981年に12気筒エンジンが高効率(HE)タイプに改良され、その後もクルーズコントロールなどの電子制御装備が追加されるなどの改良が行われました。1986年のフルモデルチェンジで、6気筒のXj6は2代目のXJ40系に切り替わり、丸型4灯式ヘッドライトによる独特の顔つきがモダンなものに変わりました。12気筒のXJ シリーズ IIIはディムラー ダブルシックス(ソブリンという名前はジャガーの上級仕様に変わったので外された)として1992年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製です。独特のフロントがうまく再現されているなど非常に良い出来映えです。(2005年頃の発売で、この頃のミニチャンプスは1/43量産品では最高でした) ミニチャンプスはセダンのXJ12もモデル化しています。XJクーペの当時物としてはコーギーの1/36ぐらいしかありません。最近のものでも、スパークのレース仕様ぐらいしか無く、実車同様にミニカーも希少なようです。(NEOに1/18があるようですが)

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