ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

LOTUS ELITE S1 1957 UK

LOTUS ELITE S1 画像をクリック/タップすると画像が変わります
IXO CLC047 1/43 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.76m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 76HP 4段変速
性能: 最高速185km/h
データーベースでロータス エリートのミニカー検索

 

ロータス エリート シリーズ 1(S1) イギリス

 

 大学生であったコーリン チャップマンがオースチン セブンをベースにしたレースカーを製作し、この車が好成績をあげたことからロータスの歴史が始まりました。1952年にロータス エンジニアリング社が設立され、本格的なレースカーとして開発されたマーク VIは高性能で安価であったことから、プライベートチームに好評を博しました。その後もマーク XIまでのレースカー販売で順調に資金を蓄えたロータスは、GPレースへの本格参戦と市販スポーツカーの販売に乗り出しました。

 

 1957年に最初の市販スポーツカーのセブンとエリートが発表されました。エリートはFRPによるフルモノコックという特殊な構造のクーペ ボディで、ジャガー並みの価格の高級GTカーでした。エンジンは4気筒1.2L(76HP)、4段変速機で、最高速は軽量なボディの為185km/hと高性能でした。

 

 

 1960年にS2に発展し、85HPの高性能版SEが追加されるなどして、1963年までに約1000台が生産されました。エリートは結構売れましたが、特殊な構造故に製造コストが高く、営業的には失敗作でした。

 エリートの当時物のミニカーは無いようで、これはイクソ製です。キャビン部分が少し大きめな感じもしますが、全体的にはエリートの微妙なスタイルがうまく再現されています。ワイヤースポークホイールとブリティッシュグリーンのカラーリングもセンスが良いです。

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LOTUS ELEVEN 1957 UK

LOTUS ELEVEN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
QUARTZO QLM025 1/43 ㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.4m 全幅約1.5m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 76HP 4段変速
性能: 最高速158km/h
データーベースでロータス イレブンのミニカー検索

 

ロータス イレブン イギリス

 

 ロータスはマーク VIの成功を受けて、ルマンに出場する本格的なレーシングカーの開発に着手します。1954年にマーク VIIIが完成し、シルバーストーンでクラス優勝しています。この車はマーク IX、マーク Xと発展し、1956年にXI(イレブン このモデルから「マーク」が付かない)が登場します。イレブンの最大の特徴はアルミパネルを補強材とした航空機のようなスペースフレーム構造で、車重は約400kgと非常に軽量でした。フランク コスティンのデザインした流線形ボディで、コベントリー クライマックス製4気筒1.1L(76HP)エンジンを搭載しています。

 

 1955年にマーク IXでルマンに初参戦しますが、リバースギアを使ったことで失格となりました。1956年ルマンにはイレブンで出場し、総合7位(クラス優勝)、1957年ルマンでは総合9(クラス優勝)-14-16位となっています。イレブンにはフォード製4気筒1.2Lエンジンも搭載され、ボディもドライバー後方の大きなテールフィンがあるものとないものがあります。1957年にフロントサスペンションなどを改良してシリーズ 2となり、1958年まで生産され総生産台数は約270台でした。

 

 

 ミニカーはカルツォ製で、2000年頃発売されました。1957年ルマンで14位となった車(750ccエンジン搭載)をモデル化しています。(画像はWEBサイトから借用しました)カルツォは旧ビテスグループのブランドで、画像で見る限りではなかなか良い出来ばえです。これ以外では老舗コーギーの当時物、最近のものではスパークやBOSモデルなどがあります。

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LOTUS 25 F1 1963 UK

LOTUS 25 F1 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM R331 1/43 90㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.56m 全幅約1.55m
エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 1.5L 195HP 5段変速
性能: 最高速270km/h
データーベースでロータス 25のミニカー検索

 

ロータス 25 F1 イギリス

 

 ロータスはルマン参戦に続き、F1/F2に参戦します。最初のF1/F2マシンは1957年登場の12で、コベントリー クライマックスの4気筒2L/2.2Lエンジンをフロントに搭載していました。1958年に16が登場し、1960年にはミドシップ方式を採用した18が登場します。18は1960年のモナコGPでS.モスのドライブで初優勝します。S.モスはアメリカGPでも優勝し、ロータスはコンストラクター選手権の2位に躍進します。

 

 1961年からF1の排気量が1.5Lに変わりました。1961年に21が登場しこのシーズンはロータスとフェラーリの2強の争いで、フェラーリ 156が勝利しました。1962年に24が登場しますが、すぐに革新的な軽量モノコックシャーシを採用した25に変わります。このシーズンはロータスとBRMの2強の争いで、BRM P57が勝利しました。1963年には改良された25でJ.クラークが7勝を挙げて初のチャンピオンドライバーとなり、ロータスは念願のコンストラクターチャンピオンを獲得しました。

 

 

 1964年シーズン前半はJ.クラークが25で3勝し、シーズン後半に改良型の33が登場します。ロータスが後半に勝てなかったことで、フェラーリ 158のJ.サーティースがチャンピオンドライバーとなり、コンストラクターチャンピオンもフェラーリが獲得しました。1965年シーズンは33が主力となりJ.クラークがほとんどのレースで勝利し、ドライバーとコンストラクタータイトルを獲得しています。その後もロータスはコスワース DFVエンジン(V型8気筒3L)開発、グラウンド エフェクトカー開発など、F1レース界に革新を起こし、名門チームとなりました。

 ミニカーはブルム製で、2002年頃に発売されました。1963年のベルギーGPの優勝車(ドライバー J.クラーク)をモデル化しています。風防形状が適当なのはあいかわらずのブルム流で、タイヤ外径も少し小さいような気がしますが、それ以外はそこそこの出来ばえです。ブルムは8種類ほどのバリエーションがあります。これ以外ではポリトーイの当時物(プラスチック製)、最近のものではカルツォやスパークがあります。ロータスのレーシングカーのミニカーは非常にたくさんあります。以下のリンクで1970年前後に分けて検索できます。
 データーベースで1970年以前のロータス レースカーのミニカーを検索
 データーベースで1971年以降のロータス レースカーのミニカーを検索

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LOTUS SUPER SEVEN S2 1960 UK

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VITESSE 27501 1/43 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.35m 全幅約1.48m
エンジン 変速機: 4気筒 1.2L 76HP 4段変速
性能: 最高速130km/h
データーベースでロータス セブンのミニカー検索

 

ロータス スーパー セブン S2 イギリス

 

 エリートと当時に登場したセブンは、レースカーのマーク VIをベースとした安価なスポーツカーでした。4気筒1.2L(40HP)エンジンを搭載したタイプで、最高速130km/hの性能でした。当時イギリスでは自動車の物品税が高かったので、この車をキットで購入し自分で組み立てることで安価に済ませることが出来ました。

 

 またエンジンにフォード100EやBMCのAタイプなどの中古エンジンを流用することも可能で、財布の軽い若者の入門用の車として人気を呼びました。セブンはシリーズ4(S4)まで発展しましたが、イギリスのキットカー優遇税制廃止やアメリカの安全基準の強化などで、1973年に生産中止となりました。

 

 

 その後セブンの製造販売権と生産設備はロータスの代理店であったケーターハム社へ売却され、ケーターハムのブランドで現在も生産されています。またそれ以外にも、多くの国でセブンのレプリカが作られています。

 セブンも当時物のミニカーが無く、これはビテス製です。高性能版のスーパーセブンでテールライトの形状などから、シリーズ2をモデル化したようです。サスペンションやエンジンなどが再現されていて非常に良い出来です。ケーターハムも含めてセブンのミニカーは非常に多くあります。最近でもミニチャンプス、イクソなどから出ています。

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LOTUS ELAN S2 1965 UK

LOTUS ELAN S2 画像をクリック/タップすると画像が変わります
CORGI 319 1/43 89㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.68m 全幅約1.42m
エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.6L 105HP 4段変速
性能: 最高速161km/h?
データーベースでロータス エランのミニカー検索

 

ロータス エラン S2 イギリス

 

 セブンの後継として開発されたエランは1962年に登場しました。ユニークなボディを持つオープンカーで、4気筒1.5L(100HP)DOHCエンジンを搭載し、4段変速、最高速185km/hと高性能で操縦性にも優れていました。エリートで問題となったFRPモノコックの代わりに、鋼板のバックボーン フレームにFRPボディを被せるという構造が採用されました。この構造による生産性向上でエランはセブン並みの低価格で発売することができ、それ故に大ヒットしました。

 

 1965年にはS2に発展しハードトップを持つクーペが追加され、1966年にシリーズ3(S3)に発展、1967年に2+2座の+2(プラスツー)が追加され、1968年にS4に発展しました。1975年に生産中止となりましたが、総生産台数は約18000台とロータス社に大きな利益をもたらしました。またバックボーン フレームにFRPボディを被せる構造はその後のロータス車の基本となりました。

 

 

 ミニカーはコーギーの当時物で、ハードトップのS2のモデルです。このミニカーはエランの特徴であるバックボーン フレーム構造を精密に再現した非常にマニアックなギミックが付いています。ハードトップを外したモデルなどのバリエーションがあります。最近ではビテスやエブロがモデル化しています。

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LOTUS EUROPE S1 1966 UK

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MEBETOYS A39 1/43 92mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.97m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 82HP 4段変速
性能: 最高速180km/h
データーベースでロータス ヨーロッパのミニカー検索

 

ロータス ヨーロッパ S1 イギリス

 

 レーシングカーの技術を用いた安価なスポーツカーというコンセプトに沿った車として、1966年にヨーロッパが登場しました。当時のGPカーでは常識となっていたミッドシップ エンジン方式を採用した初の量産スポーツカーで、高い操縦性を備えていました。エラン譲りのバックボーン フレーム(ミッドシップなので、前後が逆)にFRPボディという構造で、価格を下げるためドアのウインドーは固定式で室内は簡素な作りでした。

 

エンジンやミッションはルノー 16の流用で、52HPから82HPにチューンされた4気筒1.5Lエンジンは約600kgと軽量なボディを4段変速で最高速180km/hまで引っ張りました。なお当初のS1は左ハンドル仕様でした。

 

 

 1968年にウインドー開閉など内装を改良したシリーズ2(S2)に発展し、1971年にはフォード製のエンジンをチューンしたDOHC 1.6L(105HP)エンジンを搭載したツインカム、1972年には126HPにエンジンを強化した最終型のスペシャルに発展しました。S1とS2で合わせて約3300台ほどが生産されました。

 ヨーロッパのミニカーは非常にたくさんあります。特に日本では漫画「サーキットの狼」の影響でやたらと多いです。画像はメーベトイの当時物で、独特のデフォルメでややキャビン部分が大きめになっています。カバー付のヘッドライトやフロントのバンパーが無いのはレース仕様ということなのでしょう。その他の当時物ではディンキー、ダイヤペット、トミカ ダンディなどがあります。最近の物では、ホンウェル(カララマ)のヨーロッパ(1/43)は安価ながらもそこそこの出来映えです。

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