ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

MORRIS MINOR 1956 UK

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CORGI 67401 1/43 87mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.76m 全幅約1.55m
エンジン 変速機: 4気筒 948cc 37HP 4段変速
性能: 最高速117km/h
データーベースでモーリス マイナーのミニカー検索

 

モーリス マイナー イギリス

 

 第二次世界大戦が終わると、モーリスは戦前型の小型車エイト(0.9L)とテン(1.1L)の生産を再開しました。マイナーがこれら戦前型の後継車として登場したのは、BMCに統合される前の1948年でした。このマイナーという車名は1928年に登場した小型車(847cc)で一度使われていた車名の復活でした。

 

 後にミニを設計したことで知られているアレック イシゴニスの設計で、モノコックボディに前輪独立懸架という当時としては先進的な車でした。最初のMMというシリーズは2/4ドアセダンとコンバーチブルがあり、4気筒918cc(27HP)エンジンを搭載し、最高速は100km/hの性能でした。MMシリーズは1953年まで生産されました。

 

 

 1952年にはフロントグリルを近代化し4気筒803cc(30HP)エンジンを搭載したシリーズ2に発展し、最高速は100km/hの性能でした。1956年には948cc(37HP)エンジンを搭載したモーリス1000となり、最高速は124km/hに向上しました。1971年まで23年間も生産された超ロングセラーの車でした。

 ミニカーは2010年にオークションで入手したコーギー製で、多分1000をモデル化しています。昔のミニカー風のレトロな仕上げとなっていますが、プロポーションはしっかりしています。なお有名な車なのに当時物がほとんど無いのは、ミニカーが無かった時代に登場している車だからでしょうか? (最近はたくさんモデル化されてます)

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MORRIS OXFORD V 1959 UK

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VANGUARDS VA05402 1/43 112㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.46m 全幅約1.61m
エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 55HP 4段変速
性能: 最高速126km/h
データーベースでモーリス オックスフォードのミニカー検索

 

モーリス オックスフォード V型 イギリス

 

 ピニンファリーナ デザインを採用した車はファリーナ サルーンと呼ばれ、1958年に中型車に、1959年に大型車にも適用されました。中型車はモーリス オックスフォード、MG マグネット MK III、オースチン A55 ケンブリッジ、ウーズレー15/16などで、大型車(6気筒エンジン)はオースチン A90 ウエストミンスター、ウーズレー6/100、バンデン プラ プリンセスなどがありました。

 

 それぞれ同じようなスタイルのボディでしたが、エンジンや内装が変えられており、いわゆるバッジ エンジニアリングの車でした。これらは1961年にボディをマイナーチェンジされ、1968年頃まで生産されました。なおファリーナ サルーンの中/大型車は同じようなデザインで各ブランドの独自性が損なわれたことなどで、あまり好評では無かったそうです。

 

 

 ミニカーは中型車の代表モーリス オックスフォードで2003年頃発売のバンガーズ製です。ピニンファリーナによる同時期のプジョー 404とそっくり同じデザインとなっています。ファリーナ サルーンの大型車は適当なミニカーがありませんが、基本的にはグリルが違うだけで同じようなデザインです。

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MORRIS MINI MINOR 1959 UK

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DINKY(UK) 183 1/40 75㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.05m 全幅約1.4m
エンジン 変速機: 4気筒 848cc 34HP 4段変速
性能: 最高速125km/h
データーベースでBMC ミニのミニカー検索

 

モーリス ミニ マイナー イギリス

 

 1956年に第2次中東戦争(スエズ動乱)が勃発し石油価格が高騰しました。この状況に対応した経済的な新しいコンセプトの小型車として、BMCの開発コードでADO15(ADO :Austin Design Officeの略)と呼ばれたミニが開発されました。2ボックス スタイルの斬新な小型車で、それを実現したのは横置きエンジンによる前輪駆動方式とゴムを用いたラバーコーン サスペンションでした。

 

 アレック イシゴニスはエンジンの下にギヤボックスを配置するというイシゴニス方式を考案し、実用車で4気筒エンジンを横置き搭載した前輪駆動方式は世界初でした。オースチン製の4気筒848cc(34HP)エンジンを搭載し、約650kgの小型軽量ボディで4段変速、最高速125km/hの性能でした。

 

 

 ミニカーはディンキー(英)の当時物で、1/43より少し大きめです。メタル製のグリルなど少しごついですが、ディンキーらしい出来映えです。同じ型でポリス仕様もあります。

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MORRIS 1100 1962 UK

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VITESSE V98136 1/43 90㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.73m 全幅約1.53m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 50HP 4段変速
性能: 最高速125km/h
データーベースでモーリス 1100のミニカー検索

 

モーリス 1100 イギリス

 

 ミニの成功に続いてアレック イシゴニスが手がけたのは開発番号ADO16と呼ばれるミニの上級車でした。前輪駆動方式でボディの4隅にタイヤを配したスペース効率の高い基本設計はミニを踏襲しています。サスペンションはゴムのスプリングに液圧式の前後輪関連懸架機能を追加した、ハイドロ ラスティック方式というユニークな物でした。

 

 ボディはピニンファリーナのデザインで、イギリス車らしいオーソドックスなフロントとテールフィンの付いた独特なリアがうまく融合したシンプルながら美しいデザインでした。優れた操縦性、居住性も相まって、ADO16シリーズはミニ同様に大ヒットしました。

 

 

  最初のADO16はモーリス 1100で、1962年にデビューしました。BMC Aタイプと呼ばれる4気筒1.1L(50HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速125km/hの性能でした。1967年にはテールフィン部分を変更したMK IIにマイナーチェンジし、1.3Lエンジンが追加されるなどして1971年頃まで生産されました。

  ミニカーはビテス製で2001年頃に発売されました。プロポーションが良く、細部の仕上げも凝っています。当時物としてはディンキー、スポットオン、テクノなどがありました。各ブランド別にグリルやホイールなどを変えてモデル化しているビテスのADO16を以下に紹介しますが、非常におもしろいシリーズとなっています。

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MORRIS MARINA COUPE 1971 UK

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CORGI 306 1/43 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.14m 全幅約1.63m
エンジン 変速機: 4気筒 1.8L 82HP 4段変速
性能: 最高速153km/h
データーベースでモーリス マリーナのミニカー検索

 

モーリス マリーナ クーペ イギリス

 

 マリーナはADO15-17の前輪駆動車の流れから外れた後輪駆動車で、1971年に登場しました。中型車オックスフォードの後継車としてボディが大きくなり、フォードやヴォクスホールなどのアメリカ系ブランドのオーソドックスなFR車に対抗する車でした。画像はクーペですが、セダンとワゴンもありました。4気筒1.3L(60HP)/1.8L(82HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速153km/h(1.8L)の性能でした。

 

 旧式のサスペンションで操縦性に難があり、見た目もあまりぱっとしないのですが、このクラスにはこの手のオーソドックスな車を好むユーザーが多かったようで、商業的には成功しています。1975年にMK IIに発展し、1980年にジュジアーロがデザインした角張ったデザインのボディに一新しアイタル(Ital)と改名しました。アイタルは1984年まで生産されこの車がモーリス ブランドの最後の車となりました。

 

 

 ミニカーはコーギーの当時物で、1/43サイズとして最後の頃のまともな一台です。ホイールが見苦しいですが、それ以外はコーギーらしい良い出来映えです。当時物のミニカーはこれしかありませんが、最近はバンガーズがセダンを作っています。

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