ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

SIMCA 1000 1961 FRANCE

SIMCA 1000
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SIMCA 1000


DINKY(FR) 519 1/43 88mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.8m 全幅約1.49m エンジン 変速機: 4気筒 1L 34HP 4段変速/3段半自動変速
性能: 最高速125km/h  データーベースでシムカ 1000のミニカー検索

シムカ 1000 フランス 1961年

 

 1961年にシムカ アロンドの後継車としてシムカ 1000が登場しました。1000はシムカとして初のリアエンジン車で、モノコックボディに4気筒1L(34HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速125km/hの性能でした。当時のシムカは大株主フィアットのコントロール下にあり、1000の中身はフィアット 600を大きくしたような設計でした。ボディはごくシンプルな3ボックススタイルで、見た目は同時期に登場した同じリアエンジン車のルノー 8と非常に良く似ていました。

 

 シムカ 1000はルノー 8と同様に大ヒットし、当時の大衆車市場をこの2台が席巻していました。その後シムカ 1000には777ccエンジンを搭載した廉価版の800、1.1L/1.3L(60HP)エンジンを搭載した上級車のスペシャル、1.3Lエンジンを搭載した高性能版のラリー I (60HP)、ラリー II (82HP)、ラリー III (103HP)などが追加されました。1977年のマイナーチェンジでフロントグリルが追加されヘッドライトが角形に変更されて外観が大幅に変わりました。1978年まで長く生産され、総生産台は約195万台でした。(実車画像→ シムカ 1000 1977)

 

 

 1962年にアロンドのクーペ/カブリオレ仕様のプラン シエル/オセアーヌの後継車として1000 クーペが登場しました。ベルトーネのデザインによる美しいクーペスタイルに52HPにパワーアップしたエンジンを搭載し、最高速は140km/hでした。イタリア車的なデザインには親会社フィアットが影響していたようです。1967年にはラリー IIの1.3L(85HP)エンジンを搭載し、最高速178km/hと本格派のスポーツカー1200Sに発展しました。1200Sはリアエンジン車ながら、フロントにラジエータを持つためフロントグリルが付いていました。(実車画像→ シムカ 1000 クーペ 1962)

 ミニカーは1963年に発売されたディンキー(仏)製の当時物です。1960年代のミニカーですので素朴な作りですが、ディンキー(仏)らしい正確なプロポーションで、実車のイメージがよく再現されていました。室内も当時のミニカーとしては良く再願されています。これ以外のシムカ 1000の当時物ミニカーは、このディンキー製をコピーしたオートピレン、CIJとJRDのセダン、ノレブ初期のプラスチック製のセダンとクーペ、コーギーのクーペなどがありました。当時物以外ではノレブの新製品の1/43と1/18でセダンとラリー II、ソリドのラリー I、イクソのラリー IIなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SIMCA 1000 1
SIMCA 1000 2

 以下は1962年に発売されたノレブ製初期のプラスチック製の当時物 シムカ 1000 (1/43 型番57)の画像です。上記のディンキー製とほとんど同じようなレベルの良い出来ばえでした。なおノレブ初期のプラスチック製に良く起こる経年変化によるボディの変形は、これには起きていないです。これは1976年に入手したのものなので、その頃にはプラスチックの材質が変形しにくいものに変更されていたようです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SIMCA 1000 3
SIMCA 1000 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SIMCA 1000 5
SIMCA 1000 6

 以下は1963年に発売されたノレブ製の当時物(プラスチック製) シムカ 1000 クーペ (1/43 型番73)の画像です。ベルトーネによる美しいクーペスタイルが結構うまく再現されていました。ただこれにはノレブ初期のプラスチック製ミニカーに付き物の経年変化によるボディやウィンドーの変形が発生しています。シムカ 1000 クーペのミニカーは少ないので、この変形は残念です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SIMCA 1000 COUPE 1
SIMCA 1000 COUPE 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SIMCA 1000 COUPE 3
SIMCA 1000 COUPE 4

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RENAULT 4 SINPAR MICHEL TANGUY 1962 FRANCE

RENAULT 4 SINPAR MICHEL TANGUY
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 4 SINPAR MICHEL TANGUY


DINKY(FR) 1406 1/43 87mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.7m 全幅約1.5m エンジン 変速機: 4気筒 747cc 32HP 4段変速 4WD
性能: 最高速 不詳  データーベースでルノー サンパールのミニカー検索

ルノー 4 サンパール 4X4 ミシェル タンギー フランス 1962年

 

 ルノー 4 サンパール 4X4はルノー 4をベースにした4輪駆動車で、1962年に登場しました。この当時のフランスの市販車メーカーは自社で4輪駆動車を開発しておらず、4輪駆動車の需要には市販車を改造する専門メーカーが対応していました。サンパールもそのような専門メーカーで、主にルノー車の改造を行っていました。ルノー 4 サンパールの標準的なモデルはボディはそのままで車高を上げたもので、屋根が無いジープ的なモデルやこのミニカーのような軍用車もあったようです。またルノー 4 サンパールはパリ-ダカールなどの長距離ラリーにも参戦していました。サンパール社は後にルノーの1部門となりました。(実車画像→ ルノー 4 サンパール)

 

 同じような改造車専門メーカーとしてダラス社(DALLAS)とマトラ社(MATRA)がありました。ダラス社はルノー車やプジョー車をベースにしたジープ型の改造車を製造していました。プジョー 205をベースにしたダラス社のジープとしてジープ ダラス グランディン (GRANDIN)がありました。(実車画像→ ジープ ダラス グランディン 1989) マトラ社はシムカ車をベースにした改造車を製造していました。代表的なモデルとしてはシムカ 1100をベースにした多目的車マトラ シムカ ランチョがありました。

 

 

 ミニカーは1968年に発売されたディンキー(仏)製の当時物です。ミニカーの名前に付けられた「ミシェル タンギー」とは当時のフランスで絶大な人気があった漫画「タンギーとラヴェルデュール (Tanguy et Laverdure)」(TVドラマにもなっている)の主人公の名前です。この漫画は戦闘機パイロットの話で、「トップガン」のフランス版のようなものだったそうです。ミニカーはその漫画のキャラクター物として作られたもので、漫画の主人公のフィギュアが付いています。フロントグリルに付けられた砲弾状の物(蓋のついた補助灯か?)、ボンネット上のカメラ、可倒式ウインドスクリーン、変わった形状のアンテナ、インパネから生えたシフトレバーを再現した内装、風変わりな迷彩塗装など細部にこだわった仕上げとなっていました。迷彩塗装などは漫画(TVドラマ)の設定に忠実にできているようです。ディンキー(仏)はこれ以外にもルノー 4 サンパールの軍用車を2種類モデル化していました。これ以外のサンパールのミニカーとしては、ビテスがルノー 4 サンパールのパリ-ダカール仕様を、エリゴールがトラックや消防車などをモデル化しています。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 4 SINPAR 'MICHEL TANGUY' 1
RENAULT 4 SINPAR 'MICHEL TANGUY' 2

 以下はジオラマ仕立てのミニカーの紙箱の画像とフィギュアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 4 SINPAR 'MICHEL TANGUY' 3

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RENAULT 8 1962 FRANCE

RENAULT 8
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 8


DINKY(FR) 517 1/43 93mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.5m エンジン 変速機: 4気筒 1L 48HP 4段変速
性能: 最高速125km/h  データーベースでルノー 8のミニカー検索

ルノー 8 フランス 1962年

 

 前述したルノー ドーフィンの上級車として同じリアエンジン方式のルノー 8が1962年に登場しました。ドーフィンより大きく近代的なボディに、新設計の1L(48HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速125km/hの性能でした。サスペンションの改良で操縦性が向上し、4輪ディスクブレーキを装備するなど当時の1Lクラスの車としてはかなり進歩的な車でした。1964年にはエンジンを1.1L(50HP)に強化したマジョール(MAJOR 最高速134km/h)が追加されました。

 

 ツーリングカーレースやラリー用の高性能仕様として、1964年にゴルディーニが追加されました。シリンダーヘッド改造、ツインチョーク キャブレター化などドーフィンのゴルディーニよりも高度なチューンが施され、エンジンはマジョールの2倍の95HPにパワーアップし、最高速は170km/hでした。さらに1966年には1300ccクラスのライバルBMC ミニ クーパー Sに対抗するため、1255cc(103HP)までエンジンを拡大しました。ルノー 8 ゴルディーニはツール ド コルスで1964年から3年連続で優勝するなど大活躍しました。1973年に生産中止となりました。後継車はルノー 12でした。

 

 

 ミニカーは1962年に発売されたディンキー(仏)製の当時物です。ルノー 4の解説に記載したようにディンキー(仏)のミニカーは、当時としてはプロモーションモデル的でリアルな造形が特徴でした。このルノー 8も素朴な作りですが、実車の雰囲気が良く再現されていました。なおこの時代のディンキーのミニカーは底板がまだ鉄板で出来ていて(1960年代後半にはプラスチック製が多くなった)、ホイールも簡単な作りでした。室内の造形が再現されて、ワイパーがウインド スクリーンにモールドされるようになったのはこの頃からです。ディンキー(仏)は高性能版のゴルディーニ仕様もモデル化していました。これ以外の当時物ミニカーはノレブのプラスチック製がありました。当時物以外ではソリド(べレム)の1/43と1/18、エリゴール、イクソ、ミニチャンプス、最近のノレブ、スパーク(レジン製)のレース仕様などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT 8 1
RENAULT 8 2

 以下は1968年に発売されたディンキー(仏)製のバリエーション ルノー 8 ゴルディーニ 1964 (1/43 型番1414)の画像です。ゴルディーニ仕様の定番カラーであるフレンチブルーの車体に白いストライプのカラーリングで、ヘッドライトと補助灯が黄色のラインストーンで追加されています。さらにヘルメットを被ったドライバー フィギュアが乗っていて、それらしい雰囲気に仕立ててありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 8 GORDINI 1
RENAULT 8 GORDINI 2

 以下は1990年代に発売されたソリドの別ブランドのべレム製のルノー 8 1967 (1/43 型番V448)の画像です。ソリドは型番が18**のYesterday シリーズでルノー 8 ゴルディーニを数点モデル化していましたが、これはそれと同じ型を使ったべレム版です。特別に凝ったところはありませんが、ソリドらしいシャープな作風で室内もそこそこ良く再現してあり良く出来ていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 8 3
RENAULT 8 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。フロントグリルのエンブレム(デカール)の向きが、実車画像とは左右が逆になっていますが、これは単なるデカール貼り付けミスのようです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT 8 5
RENAULT 8 6

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FACEL VEGA FACELLIA F2 1962 FRANCE

FACEL VEGA FACELLIA F2
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FACEL VEGA FACELLIA F2


SOLIDO 4516 1/43 99mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.12m 全幅約1.62m エンジン 変速機: 4気筒 DOHC 1.6L 115HP 4段変速
性能: 最高速182km/h  データーベースでファセル ヴェガのミニカー検索

ファセル ヴェガ ファセリア F2 フランス 1962年

 

 前述したようにファセル社のファセル ヴェガは北米である程度成功しました。ファセル社はさらなる販路拡大を目指して小型高級車の開発に乗り出しました。1960年に登場したファセリアはファセル ヴェガのイメージを継承し小型化したものでした。ファセリアにはファセル社が独自設計したDOHC 4気筒1.6Lエンジン(115HP)が搭載されました。このエンジンは1.6Lで110HPと当時としては非常に高性能でしたが、強度設計に問題があり信頼性がなくトラブルが多発しました。

 

 1962年にエンジンをボルボ製4気筒1.8L(108HP)に切り替えたファセリア F2(ファセル ヴェガ IIIとも呼ぶようです)で問題は解消しましたが、ファセリア F2は信頼を回復することが出来ませんでした。さらに上級車のファセル ヴェガも販売不振となりファセル社は1964年に倒産しました。ファセリアは約1000台が生産され、ファセル社の車としては一番多く売れました。ファセル社全体では10年間で約3000台が生産され、そのほとんどは北米に輸出されました。

 

 

 ミニカーは1988年に発売されたソリド製です。ソリドの型番45**シリーズは、1970年代のレベルの低い廉価版から脱却して、当時の値段で約2000円の手ごろな値段ながらコレクションに値するレベルのミニカーに仕上がっていました。なお同時期の国産ミニカーのダイヤペットは約1000円ぐらいでしたから約2倍でしたが、外国製ミニカーとしては安価でした。このファセリアもソリドらしいシャープな造形で、実車の雰囲気がうまく再現されていました。灯火類や室内などの細部もそこそこリアルで良く出来ていました。これ以外のファセリアのミニカーはフランスのCIJ(セーイージー)製の当時物、ネオ(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FACEL VEGA FACELLIA 1
FACEL VEGA FACELLIA 2

 以下は1961年に発売されたフランスのCIJ(セーイージー)製の当時物 ファセル ヴェガ ファセリア 1960 (1/43 型番3/3)の画像です。CIJは当時のミニカーとしてはレベルの高い出来ばえの物が多かったです。このファセリアは60年以上も前に作られたもので、1980年頃に絶版品としてデパートで購入しました。(当時の一部のデパートではそのようなマニアックなミニカーも売っていました) 1960年代のミニカーながら、実車の雰囲気がうまく再現されていて良く出来ていました。透明プラスチックに塗装したハードトップは取外すことができます。フロントウインドーと一体成型したダッシュボードは透明なのがすこし変ですが、室内はこの時代のミニカーとしてはうまく再現してありました。サスペンションが経年変化でへたっているので、車体下にウレタンフォームをかませて車体を浮かせて撮影しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FACEL VEGA FACELLIA 1
FACEL VEGA FACELLIA 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。フロントグリルは当時としてはかなりリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FACEL VEGA FACELLIA 1
FACEL VEGA FACELLIA 2

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SIMCA 1500 1963 FRANCE

SIMCA 1500
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SIMCA 1500


DINKY(FR) 523 1/43 96㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.25m 全幅約1.58m エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 69HP 4段変速
性能: 最高速150km/h  データーベースでシムカ 1300/1500 1301/1501のミニカー検索

シムカ 1500 フランス 1963年

 

 シムカは大衆車市場にてシムカ 1000で成功し、その上のクラスを狙ってアリアーヌの後継車として1300/1500を1963年に登場させました。ボディは極めてオーソドックスな3ボックスデザインで、構造的にも常識的なFR方式の中型車でした。1300はアロンドの1.3L(52HP)エンジン、1500は新設計の4気筒1.5L(69HP)エンジンを搭載し、4段変速で最高速150km/h(1.5L)の性能でした。当初は4ドアセダンのみで、1964年に5ドアブレーク(ワゴン)が追加されました。ブレークのテールゲートはアメリカ車に良くみられる下半分が手前に倒れる方式で、荷物フロアにはピクニック テーブルが組み込まれていました。

 

 1967年に全長を4.46mに拡大した1301/1501となりました。基本的なデザインは同じでしたがフロントグリルが変更され、トランク部分が拡大されて容量が増えました。エンジンも同じでしたが、改良されて1.3L(57HP)/1.5L(73HP)にパワーアップしました。1975年まで生産され、後継車の1307/1308/1309にモデルチェンジしました。何の特徴もない平凡な車でしたが、長期間生産されていたことが成功したことを証明していました。どこの国でもこの類の地味な車が結構売れるものです。(実車画像→ シムカ 1301/1501 1967)

 

 

 ミニカーは1963年に発売されたディンキー(仏)の当時物です。ディンキー(仏)らしいスケールモデル的な良い出来ばえで、ヘッドライト/テールライトにラインストーンが使われているので少し豪華に見えます。ドアとトランクが開閉するギミック付きで、トランクの中にはスーツケースが3ヶ収まっています。上述した1301/1501もそうですが、フランス車の改良ではトランク容量が拡大されることが多く、フランスでは車の評価でトランク容量が重視されるようです。フランス車のミニカーにスーツケースが付いていることが多いのは、このフランス人の嗜好が関係しているように思います。ディンキー(仏)はこのセダン以外に、ブレーク(ワゴン)も作っていました。国産車のミニカーではセダンとワゴンが両方ともモデル化されることはあまりないのですが、欧州製ミニカーではセダンと合わせてワゴンもモデル化されることが多かったです。これは欧州ではワゴン車がバカンスシーズンのレジャーに欠かせない重要な車であるからだと思います。これ以外のシムカ 1300/1500の当時物ミニカーとしてはノレブ初期のプラスチック製やポリトーイがあり、当時物以外ではノレブの最近の物があります。シムカ 1301/1501のミニカーはノレブ初期のプラスチック製とノレブの最近の物などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像とトランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

SIMCA 1500 1
SIMCA 1500 2

 以下は1967年に発売されたディンキー(仏)製の当時物 シムカ 1500 ブレーク (1/43 型番507)の画像です。上記セダンを大幅に変更したバリエーションで、ドアとテールゲートの開閉ギミック付です。テールゲートは上半分のガラスが上下するといった凝りようです。さらに実車同様にリアシート後部に脚を畳んだピクニック テーブルが組み込まれていて、テーブルを取り出してジオラマ風に並べることができるという楽しいギミックもついていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SIMCA 1500 BREAK 1
SIMCA 1500 BREAK 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SIMCA 1500 BREAK 3
SIMCA 1500 BREAK 4

 以下は1966年に発売されたポリトーイ製の当時物 シムカ 1500 (1/43 型番524)の画像です。これはポリトーイ初期のMシリーズで、Mシリーズは主にスポーツカーがモデル化されていました。地味な実用車であるシムカ 1500がモデル化されたということは、当時この車の人気が高かったことを示しています。実車よりかっこよくデフォルメするポリトーイらしい造形で、当時のミニカーとして良く出来ていました。ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きで、Mシリーズの特徴であったエンジンなどのメカ部分のリアルな造形は、このシムカ 1500では簡単な造形にとどまっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SIMCA 1500 3
SIMCA 1500 4

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
SIMCA 1500 5
SIMCA 1500 6

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