ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

AUDI 100 (C3) 1982 GERMANY

AUDI 100 (C3)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI 100 (C3)


CONRAD 1022 1/43 112㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約1.81m エンジン 変速機: 5気筒 2.1L 105HP 5段変速/3段自動変速 フルタイム4WD仕様有り
性能: 最高速201km/h  データーベースでアウディ 100のミニカー検索

アウディ 100 (C3) ドイツ 1982年

 

 アウディの最上級車100は1982年に3代目(C3)に変わりました。先代のデザインを踏襲し、ボディの段差をなくす処理が徹底されたことで空力的に極めて優れたボディ(Cd値0.30)となっていました。4気筒1.6L/2L、5気筒1.9L/2.1L(135HP)、5気筒2Lディーゼルエンジンを搭載した前輪駆動車で、5段/3段自動変速で最高速201km/h(2.1L)の性能でした。2.1Lエンジンで最高速201km/hが出せたのは空力ボディのなせる業で、このような技術的取組みが評価されて1983年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。セダン以外にワゴンのアバントもありました。

 

 1984年にターボ過給した5気筒エンジンなどを搭載した上級車200(北米ではアウディ 5000と称する)が追加されました。1984年ににフルタイム4WD仕様の100 クワトロが追加され、アウディ独自の衝突時安全装置プロコン-テン システム(衝突時にステアリングを前方に引き込むシステム)も追加されました。1988年にV型8気筒エンジンを搭載した200の上級車V8が登場しました。1990年に4代目(C4)にモデルチェンジしました。100 (C3)はその後の他社のボディ デザイン開発に多大な影響を与えた車でした。

 

 

 ミニカーは1983年に発売されたコンラート製の当時物です。空力的に洗練されたボディが見事に再現されていて、前述したクワトロ同様にこれも当時のミニカーとしては良く出来ていました。これもボンネット/ドア/トランクが開閉するフルギミックです。なおこれと全く同じものがガマのブランドでも型番1193で発売されています。また100 (C3)のワゴンであるアバントをシャバックがモデル化していました。これらのミニカーは一般市販されていますが、実車のプロモーション用としても使われたのでミニカーメーカーが異なっていても非常によく似た作風になっていました。(同じ自動会社の車で車種毎のプロモーション用ミニカーの作風が違っているのは好ましくないからです)

 当時のドイツの主要なメーカーにはコンラート、シャバック、ガマの3社がありました。シャバックは1976年頃に倒産したシュコーの玩具全体を引き継いでいて、ガマもシュコーのミニカーの型を引き取っていました。コンラートも何らかの関係があったはずです。そんなわけでシュコーの型や型職人がこれらの3社に引き継がれたことと、製作を依頼した自動車会社の意向があってこの3社のミニカーの作風が非常に良く似ているのだと思われます。(型の流用もしていたようです) たぶん自動車会社の認証が必要だったことが理由でしょうが、100 (C3)のこれ以外の当時物ミニカーは無いようです。最近の物ではミニチャンプスがセダンとバリアントをモデル化しています。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームとリア/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUDI 100 (C3) 1
AUDI 100 (C3) 2

 以下はシャバック製のアウディ 100 アバント 1994 (1/43 型番1021)の画像です。上記のコンラート製のセダンと全く同じ作風となっていますので、たぶん型はコンラートが起こしたものだと思われます。(シャバック製のミニカーには底板にシャバックのロゴ表示があるのが普通なのですが、これには何のロゴ表示もされていません) メーカーが違っても同じような作風のミニカーとなっているのは、上述した自動車会社の意向によるものでしょう。またセダンとアバントのメーカーを変えているのも、同じような部品は複数の購入先から調達するという自動車会社のやり方に沿ったものでしょう。(ディーラー向けの販促用ミニカーも部品扱いなのです) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI 100 (C3) AVANT 1
AUDI 100 (C3) AVANT 2

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VOLKSWAGEN GOLF II 1983 GERMANY

VOLKSWAGEN GOLF II
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN GOLF II


SCHABAK 1002 1/43 94mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.67m エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 75HP 5段変速
性能: 最高速170km/h  データーベースでフォルクスワーゲン ゴルフ IIのミニカー検索

フォルクスワーゲン ゴルフ II ドイツ 1983年

 

 フォルクスワーゲン ゴルフの2代目が1983年に登場しました。ゴルフ初代のデザインを継承し、全体的に丸みがついているのはこの当時のフォルクスワーゲン流でした。基本設計も初代を継承し、ボディが少し大きくなり居住性を向上させていました。初代と同じ3/5ドアのハッチバックで、4気筒1.3L/1.6L(75HP)/1.8L、4気筒1.6Lディーゼルエンジンを搭載し、5段/3段自動変速で最高速170km/h(1.6L)の性能でした。

 

 1986年には市販車で初めてビスカスカップリングを採用したフルタイム4WDのゴルフ シンクロが追加されました。これはビスカスカップリングを使うことで複雑な機構無しで、フルタイム4WDを実現するもので画期的でした。シンクロの車高を高くしてスペアタイヤを背負ったゴルフ カントリーも追加されました。1989年にマイナーチェンジされた後期型ではバンパーが大型化されました。ゴルフ初代は北米ではラビットという名前で販売されましたが、この2代目は世界共通のゴルフで販売されました。初代同様に全世界で大ヒットし1991年まで生産され、ゴルフ 3代目にモデルチェンジしました。総生産台数は約630万台でした。

 

 

 ゴルフの高性能版GTIは発売当初から設定され、4気筒SOHC8バルブ1.8L(112HP)エンジンを搭載し、5段変速で最高速188km/hの性能でした。4灯式ヘッドライトと赤いピンストライプが初代同様にGTIの外観上の特徴でした。1986年にはエンジンをDOHC化し139HPにパワーアップしたGTI-16Vが登場し、最高速208km/hに性能が向上しました。1989年にGTI-16Vにスクロール式スーパーチャージャーを搭載したGTI G60が追加されました。これはポロ GT G40で使われた過給器を大型化したもので、4気筒1.8L(160HP)の高出力で最高速216km/hの性能でした。スーパーチャージャー故に低回転域でも大トルクで2Lクラス以上の加速性能がありました。

 ミニカーは1983年に発売されたシャバックの当時物です。シャバックはシュコーの販売代理店で、シュコーが倒産した後ミニカー事業を引き継ぎました。その為シャバックはシュコーに良く似た作風のシャープな造形で、このゴルフ IIも角が丸められたボディをうまく再現しています。ボンネット/ドア/ハッチバックの開閉ギミック付きで、室内などの細部も当時のミニカーとしては良く出来ていました。これ以外の当時物ミニカーはポリスティルの1/25とソリドのGTIがありました。当時物以外ではミニチャンプス、ヘルパ、トミカ リミッテド ビンテージ、バンガーズ、ノレブ、イクソ、NEO(レジン製)のカントリーなどがありますが、初代ほど多くはモデル化されていません。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とハッチバック開閉/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VOLKSWAGEN GOLF II 1
VOLKSWAGEN GOLF II 2

 以下は2017年に発売されたアシェット製国産名車コレクションのゴルフ II GTi (1/43 No.295)の画像です。メーカーはイクソで、イクソはカタログモデルでゴルフ IIをモデル化していますので、それの廉価版になります。最近のミニカーですので、仕上げを簡素化した廉価版とはいえそこそこ良く出来ています。ただしGTIの特徴である赤いピンストライプを省略しているのはいただけません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN GOLF II 3
VOLKSWAGEN GOLF II 4

 以下は1987年に発売されたシャバックの当時物 ゴルフ II GTi (1/43 型番1008)の画像です。上記のゴルフ IIのバリエーションで、4灯式ヘッドライトのフロントグリルに変更し赤いピンストライプを追加して5ドア GTiに仕立てています。GTiは3ドアが多いですが、5ドアのGTiもありました。なおエンジンルーム内のエンジンの造形は同じ4気筒でシリンダーヘッドが少し違うだけですから、そこまでは変更していません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN GOLF II GTi 1
VOLKSWAGEN GOLF II GTi 2

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PORSCHE 956 LONG TAIL LE MANS WINNER 1983 GERMANY

PORSCHE 956 LONG TAIL LE MANS WINNER
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 956 LONG TAIL LE MANS WINNER


ルマンカー コレクション (SPARK HACHETTE) No.28 1/43 111mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.77m 全幅約1.9m エンジン 変速機: 水平対向6気筒 2.6L ツインターボ 650HP 5段変速
性能: 最高速355km/h  データーベースでポルシェ 956のミニカー検索

ポルシェ 956 ロングテール ルマン 優勝 ドイツ 1983年

 

 前述したようにメイクスチャンピオン レースでポルシェ 917が圧倒的に強くなったので、1972年にメイクスチャンピオンの対象が排気量3Lまでのオープントップ プロトタイプカーに限定されポルシェ 917は参戦できなくなりました。その後1976年からグループ6規定で行われたレースでは、ポルシェ 936の独走状態になりレースの面白味がなくなりました。そこで1982年に発行された新規定グループCに基づいた世界耐久選手権(WEC)シリーズが始まりました。このグループC規定に適応したプロトタイプ レーシングカーはCカーと呼ばれます。

 

 ポルシェはこのグループC規定に合わせて、ポルシェ 936の後継車として956を開発しました。ポルシェ初のグランドエフェクトカー(車体と地面の間を流れる空気流を利用してダウンフォースを得る構造の車)で、936はオープンカーでしたが956はルーフのあるクーペでした。水平対向6気筒2.6Lツインターボ(650HP)エンジンをミドシップ搭載していました。1982年にはスパ 1000㎞などで3勝し、メイクスとドライバー(J.イクス)の2冠を獲得しました。1983年はルマン 3連覇を含むWECでの3勝などでメイクスとドライバーの2冠2連覇を達成し、1984年もルマンを連破しメイクスとドライバーの2冠3連覇を達成しました。1985年に新規定が適用され、それに対応したポルシェ 962Cが開発されました。(実車画像→ ポルシェ 962C)

 

 

 ミニカーは2019年に発売されたアシェット製のルマンカー コレクションのNo.28です。メーカーはスパークで、1983年ルマンの優勝車をモデル化しています。ルマンカー コレクションは従来の雑誌付きミニカーのレベルを超えた良い出来ばえで、細部まで良く仕上げてあります。このポルシェ 956もプロポーションが良く、サイドのエアインテーク、バックミラー、ワイパーなどの細部がリアルに再現されています。なおこのレースカーのメイン スポンサーはロスマンズで、ロスマンズがタバコメーカーであることから、当時ボディに表示されていたロスマンズのロゴが表示されていません。そのロスマンズのロゴのデカールは箱に添付されていましたが貼っていません。(タバコ広告の禁止令をこのようなミニカーにまで適用することは、馬鹿馬鹿しいことだと思いますが) これ以外のポルシェ 956のミニカーは当時物ではトミカの1/65とポリトーイの1/25、当時物以外ではビテスの約40車種、ブレキナの1/87、エブロ、hpiレーシング、ミニチャンプス、カルツォ、スパーク(レジン製)などたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と俯瞰画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PORSCHE 956 LONG TAIL LE MANS 1983 WINNER 1
PORSCHE 956 LONG TAIL LE MANS 1983 WINNER 2

 以下は2018年に発売されたアシェット製のルマンカー コレクションのポルシェ 956 #7 ルマン 1984 (1/43 No.03)の画像です。メーカーはスパークで、1984年ルマンの優勝車をモデル化しています。基本的には上記のルマン 1983年優勝車と同じ物で、カラーリングが異なります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 956 LONG TAIL LE MANS 1984 WINNER 1
PORSCHE 956 LONG TAIL LE MANS 1984 WINNER 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 956 LONG TAIL LE MANS 1984 WINNER 3
PORSCHE 956 LONG TAIL LE MANS 1984 WINNER 4

 以下は2020年に発売されたアシェット製のルマンカー コレクションのポルシェ 956 #14 ルマン 1985 (1/43 No.57)の画像です。メーカーはスパークで、1985年ルマンの優勝車をモデル化しています。基本的には上記のルマン 1983年優勝車と同じ物で、カラーリングが異なります。ポルシェはこの956でルマンを3連覇していますので、 当時のポルシェは圧倒的に強かったのです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PORSCHE 956 LONG TAIL LE MANS 1985 WINNER 1
PORSCHE 956 LONG TAIL LE MANS 1984 WINNER 2

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OPEL CORSA A SR HATCHBACK 1983 GERMANY

OPEL CORSA A SR HATCHBACK
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL CORSA A SR HATCHBACK


GAMA 1159 1/43 85㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.62m 全幅約1.53m エンジン 変速機: 4気筒 1.3L 70HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速165km/h  データーベースでオペル コルサのミニカー検索

オペル コルサ A SR ハッチバック ドイツ 1983年

 

 フォルクスワーゲン ポロに対抗するオペルの小型前輪駆動車としてコルサ Aが1982年に登場しました。主要なパーツは上級車で前輪駆動化されたカデット Dから流用し、デザイン的にもカデット Dを小さくしたようなスタイルでした。ボディ形式は3ドアハッチバックと2ドアセダンで、1985年に5ドアハッチバックと4ドアセダンが追加されました。当初のエンジンは4気筒1L(45HP)/1.2L(55HP)/1.3L(70HP)がありました。

 

 1987年に4気筒1.5L(50HP)ディーゼルエンジンが追加され、後にターボ仕様も追加されました。1988年に4気筒1.6L(100HP)エンジン搭載の高性能版GSI(最高速188km/h)が登場しました。1987年と1990年のマイナーチェンジで、フロントグリル、ヘッドライト、バンパーなどの意匠が変わりました。GMグループのヴォクスホールではノバ(NOVA)の名前でも販売されました。1993年に2代目のコルサ Bにモデルチェンジしました。総生産台数は約300万台でした。

 

 

 ミニカーは1983年に発売されたガマ製の当時物です。1983年に追加されたバンパーに補助ランプが付いているスポーティ仕様のSRをモデル化しています。フロントグリル/ヘッドライト/バンパーを一体成型する1970年代のシュコーの作風をガマなどが継承していたので、この時代のドイツ車のミニカーはいずれも似たような造りでした。ただこの作風は当時のドイツ車をモデル化するのにはうまく合っていて、当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。ドア/ハッチバックの開閉ギミック付です。ガマは2ドアセダンもモデル化していました。コルサ Aの当時物ミニカーはガマしか無いようです。当時物以外では、ミニチャンプスのハッチバック、シュコーのハッチバック、バンガーズのヴォクスホール版 ノバ ハッチバック、ヘルパのSRなどがあります。 以下はフロントの拡大画像とリア/ハッチバック開閉/室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

OPEL CORSA A SR HATCHBACK 1
OPEL CORSA A SR HATCHBACK 2

 以下は1983年に発売されたガマ製の当時物 オペル コルサ A 2ドア セダン (1/43 型番1158)の画像です。上記のバリエーションで、ノッチバックの2ドアセダンをモデル化しています。ドア/トランクの開閉ギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL CORSA A 2-DOOR SEDAN 1
OPEL CORSA A 2-DOOR SEDAN 2

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MERCEDES-BENZ 190E (W201) 1984 GERMANY

MERCEDES-BENZ 190E (W201)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 190E (W201)


GAMA 1167 1/43 102㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.42m 全幅約1.68m エンジン 変速機: 4気筒 2L 122HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速195km/h  データーベースでメルセデス ベンツ 190Eのミニカー検索

メルセデス ベンツ 190E (W201) ドイツ 1984年

 

 メルセデス ベンツ初のコンパクトカーとして、190シリーズ(W201)が1982年に登場しました。それまでコンパクト メルセデスと呼ばれていたW123はSクラスに較べてコンパクトだという意味で、このW201は現在のトヨタ カローラと同じぐらいの大きさで確かにコンパクトでした。Sクラス(W126)のイメージを巧みに取り込んだデザインで、空力的にも優れていました。当初のエンジンは4気筒2Lで、その後4気筒2.2L/2.3L、6気筒2.6L、ディーゼルの4気筒2L/2.2Lと5気筒2.5Lなどが追加されました。

 

 1986年には2.3L(135HP)エンジンを積む高性能版190E 2.3が登場し、さらにドイツ ツーリングカー選手権(DTM)へのホモロゲーション用にイギリスのコスワースがエンジンをDOHC化した190E 2.3-16も追加されました。190はDTMで優勝するなど活躍し、メルセデス ベンツのイメージにスポーティさを与えました。(DTM参戦はBMWなどに対抗する戦略でした) 1993年に初代CクラスのW202にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1983年に発売されたガマ製の当時物です。空色に着色されたヘッドライト/ウィンドーは当時のガマの特徴でそこは今一つなのですが、それ以外はロゴ入りのホイールなどそこそこリアルに出来ています。これ以外の当時物ではマッチボックス、ポリスティル(1/25)、ブラーゴ(1/24)などがありました。最近の物ではミニチャンプスがレース仕様も含めて100種類近く、イクソ、オートアート、国産名車、トミカ リミッテド、スパーク(レジン製)のレース仕様などたくさんあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 190E (W201) 1
MERCEDES-BENZ 190E (W201) 2

 以下は1984年に発売されたソリドの190E(1/43 型番1337)の画像です。全体的なプロポーションがやや腰高で、安っぽいホイールや塗装してないリアライトでコストダウンされた廉価版ですので、今一つの出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 190E (W201) 3
MERCEDES-BENZ 190E (W201) 4

 以下は1986年に発売されたソリドの190E 2.3 V16(1/43 型番1352)の画像です。上述したセダンのバリエーションで、フロントバンパーのスポイラーとリアスポイラーが追加され、ホイールが変更されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 190E (W201) 2.3-16 1
MERCEDES-BENZ 190E (W201) 2.3-16 2

 以下は2013年に発売された国産名車コレクションの190E 2.3-16(1/43 型番No.207)の画像です。メーカーはイクソで、雑誌付きミニカーとしてはそこそこ良く出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 190E (W201) 2.3 3
MERCEDES-BENZ 190E (W201) 2.3 4

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