ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

 

CARRO DI TREVITHICK 1803 GB

CARRO DI TREVITHICK 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM X04 1/43? 135mm

 

トレヴィシックの蒸気車 イギリス 1803

 

 高圧蒸気機関の技術者リチャード トレヴィシックが大型の馬車に単気筒蒸気機関を据え付けて作った「路上機関車」 この蒸気車は信頼性が高く、操縦性にすぐれていて時速16km/hでロンドン市内を走ったとのことです。フィギュアとの対比でいかに後輪が巨大であったかが、分かると思います。そばで見たら迫力があったでしょう。高い位置にある客室に乗るのはたいへんだったと思います。

 

 ミニカーはクラシックカーのミニカーを主力にしているイタリアのブルム(BRUMM)製で蒸気車をモデル化している「OLD FIREシリーズ」のものです。巨大な後輪のギヤは可動し、前輪部分は実際に向きが変えられます。

 

実車諸元 
外形寸法: 全長約6m
エンジン 変速機: 蒸気機関 
性能: 時速16km/h
データーベースで蒸気車のミニカー検索
 

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DILIGENZ A VAPORE DI GURNEY 1828 GB

DILIGENZ A VAPORE DI GURNEY 画像をクリック/タップすると画像が変わります
BRUMM X03 1/43? 168㎜

実車諸元 
外形寸法: 全長約7メートル
エンジン 変速機: 蒸気機関 
性能: 時速約20km/h
データーベースで蒸気車のミニカー検索

 

ガーニーの乗合い蒸気車 イギリス 1828

 

  蒸気機関を自動車に使おうとする試みはまずは乗合い馬車に使われることで実用化しました。その代表的なものが、このガーニーの乗合い蒸気車です。この蒸気車は全長が7mもある大きなもので、室内に6人外に12人分の席がありロンドン-バース間の171kmを約20km/hで運行したとのことです。後部に煙突の付いたボイラーがありますが、このサイズではまだ乗用車には適用できませんでした。

 

 蒸気車は人気がでましたが、沿線への騒音や既存の馬車業界との対立から、蒸気車などの走行を規制する「赤旗法」(赤旗を持った人が先導して徐行することを義務付けた)が1865年に成立し、イギリスにおける自動車普及のネックとなりました。

 

 

 ミニカーはクラシックカーのミニカーを主力にしているイタリアのBRUMM製で蒸気車をモデル化している「OLD FIREシリーズ」のものです。

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LONDON OMNIBUS HORSE DRAWN CARRIAGES 1886 GB

LONDON OMNIBUS HORSE DRAWN CARRIAGES 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MATCHBOX YSH2 1/43 160㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約7m 全幅約2m
エンジン 変速機: 馬2頭 
性能: 最高速約20km/h?
データーベースで馬車のミニカー検索

 

ロンドンの乗合馬車 イギリス 1886

 

 乗合馬車は現在の路線バスのような公共交通機関で、長距離で都市間を運行するものは駅馬車とも呼ばれました。また現在のタクシーのように使われた馬車は辻馬車と呼びました。乗合馬車は17世紀にフランスのパリで始まりましたが、本格的に使われるようになったのは産業が発展し料金を支払って移動する人が増えた19世紀になってからでした。乗合馬車はフランス語/英語でオムニバス(OMNIBUS)と呼ばれ、これがバス(BUS)の語源となりました。自動車創世記に馬車は消え去りつつあった乗物でしたが、ミニカー(自動車ではないですが)になっている物もあるので紹介します。

 

 ロンドンの乗合馬車は1829年に運航が始まりました。(参照画像→ロンドン 乗合馬車 1829年) この乗合馬車は成功し、同じような乗合馬車会社が増えました。19世紀半ばロンドンの乗合馬車は非常に混雑していた為、忙しいビジネスマンはしばしば乗合馬車の屋根に乗りました。その為ロンドンで最初の2階建て乗合馬車が誕生したそうです。乗合馬車は19世紀後半には最盛期を迎えました。ただ乗合馬車を引く馬は限られた時間しか働かず毎日給餌などの世話が必要でしたので、路面電車やガソリンエンジン搭載バスが登場してくると乗合馬車は徐々に衰退していきました。

 

 

 ミニカーは1993年に発売されたイギリスの老舗マッチボックス(MATCHBOX)製です。1886年に作られた最盛期の24人乗り乗合馬車をモデル化しています。これはマニア向けに作られたミニカーで、当時の定価は9000円と高価でしたが、非常に素晴らしい出来ばえです。広告パネルが再現されたリアルな馬車ボディ、よく出来た馬、御者、乗客のフィギュアなどその時代の雰囲気が良く再現されています。なお馬はダイキャスト製です。馬車のミニカーは何台か持っていますが、これが一番気に入っています。 以下は馬/馬車の拡大画像と馬車2階席の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LONDON OMNIBUS HORSE DRAWN CARRIAGES 1
LONDON OMNIBUS HORSE DRAWN CARRIAGES 2

 以下はフィギュアと室内の拡大画像です。フィギュアはプラスチック製できれいに彩色されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LONDON OMNIBUS HORSE DRAWN CARRIAGES 3
LONDON OMNIBUS HORSE DRAWN CARRIAGES 4

 以下は1970年代に発売されたブルム製のフェートン型馬車 1850年 (1/43 型番H00+B10)の画像です。ブルム初期に発売された馬車シリーズで、B10のフェートン型馬車にH00の一頭立て馬単体を組み合わせた物です。ただしフェートン型馬車は本来は2頭立てのはずですので、この組み合わせは正しくないようです。馬車は結構リアルで、馬のフィギュアと馬具関係も細かく再現されています。ブルム製の馬車シリーズは良く出来ているのですが、日本にはあまり輸入されなかったようです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
HORSE DRAWN PHAETEON 1
HORSE DRAWN PHAETEON 2

 以下は1970年代に発売されたブルム製のローマの観光馬車 「BOTTICELLA DI ROMA」 1850年 (1/43 型番H12)の画像です。これもブルム初期の馬車シリーズの1台で良く出来ています。なおこれは一頭立ての馬車です。「BOTTICELLA(ボッティチェリ)」とはローマ名物の観光案内をする馬車の名前で現存していて(ボッタクリ料金だそうですが)、有名な映画「ローマの休日」にも出てきました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
HORSE DRAWN BOTTICELLA DI ROMA 1
HORSE DRAWN BOTTICELLA DI ROMA 2

 以下は1980年代に発売されたデイズゴーン(DAYS GONE)製の乗合馬車 (縮尺不明 型番DG4)の画像です。デイズゴーン(DAYS GONE)はレド(LLEDO)社のブランドで1983年に登場しました。初期のマッチボックス製ミニカーの復刻盤のようなミニカーで、馬車やフォード T型などがメインで車種は少なかったですが、バリエーションが非常にたくさんありました。レド社は1996年に1/43サイズのバンガーズ(VANGUARDS)ブランドを登場させましたが、1999年に倒産しました。倒産後にモデルはほとんどがコーギー社に引き継がれました。これは上述のマッチボックス製の乗合馬車とほぼ同じ物をモデル化した物です。縮尺はだいたい1/64ぐらいで、当時の定価は1800円でした。トミカサイズと考えると少し高いですが、小さいながらも味のあるミニカー(馬車ですが)です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
HORSE DRAWN CARRIAGES 1
HORSE DRAWN CARRIAGES 2

 以下は1980年代に発売されたデイズゴーン(DAYS GONE)製の消防馬車 (縮尺不明 型番DG5)の画像です。蒸気エンジンで駆動する消防ポンプを搭載した馬車です。当時の服装の消防士のフィギュアが付いています。マッチボックス初期の1960年頃に発売された型番Y04にこれとほぼ同じ消防馬車がありますので、それの復刻版的なミニカーでもあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
HORSE DRAWN FIRE PUMPER 1
HORSE DRAWN FIRE PUMPER 2

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