ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

FORD MERCURY MONTEREY 1951 USA

FORD MERCURY MONTEREY
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MERCURY MONTEREY


FRANKLIMINT KE16 1/43 123㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.3m 全幅約1.8m エンジン 変速機: V型8気筒 4.2L 110HP 3段手動変速
性能: 最高速140km/h  データーベースでフォード マーキュリーのミニカー検索

フォード マーキュリー モントレー アメリカ 1951年

 

 GMの中級車(ビュイックやオールズモービル)に対抗して、フォードは1938年に新ブランドのマーキュリーを設定しました。マーキュリーは大衆車フォードと高級車リンカーンの間を埋めるブランドで、最初に登場したマーキュリー エイトはリンカーンの廉価版ゼファーに似せたデザインでV型8気筒3.9L(95HP)エンジンを搭載していました。4ドアセダン、2ドアクーペ/コンバーチブル、4ドアステーションワゴンなどが揃っていました。(実車画像→ フォード マーキュリー エイト 1939)

 

 戦後の1950年にエイトの上級グレードの2ドアクーペとしてモントレーが設定されました。基本設計は前述した大衆車のフォードと同じでした。デザイン的にはまだ前フェンダーが残りボンネット位置が高い戦前型のオーソドックスなスタイルでした。このクラシックな外観ゆえにこのマーキュリーは当時もその後の時代でもホッドロッドなどの改造車のベースとして人気がありました。V型8気筒4.2L(110HP)エンジンを搭載し3段変速で最高速140km/hの性能でした。1952年にエイトはフラッシュサーフェースの戦後型ボディに一新されモントレーに改名されました。(実車画像→ フォード マーキュリー モントレー 1953)

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリン ミント製の1950年代のアメリカ車をモデル化した1950年代シリーズの1台です。1951年式のモントレー クーペをモデル化しています。ヘッドライトをメッキパーツで表現するなどややレトロな作風なのですが、その作風が実車の雰囲気にうまくマッチしているように思います。プロポーションが良く丁寧な仕上げで良く出来ています。ボンネット/ドアが開閉し、室内やエンジンもリアルに再現されています。(インパネのメーターは紙のシールです) これ以外のモントレー 初期型のミニカーはミニチャンプスやジャダトイ(JADA TOYS)のホットロッド仕様 1/24などがあります。 以下はフロント(マスコット拡大)/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD MERCURY MONTEREY 1
FORD MERCURY MONTEREY 2

 以下は俯瞰/床下部分の画像です。床下部分にはエンジン/変速機/ドライブシャフト/サスペンションがリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MERCURY MONTEREY 4

 以下は2005年に発売されたミニチャンプス製のフォード マーキュリー モントレー クーペ 1950 (1/43 型番400082401)の画像です。これは1950年式のモントレー クーペをモデル化しています。上記の1951年式とはテールライトの形状が異なっています。このミニカーは元々はフォード創立100週年記念モデル(12台セット)の1台として作られたものでしたが、これは後に色違いで単品販売されたものです。100週年記念モデルの1台としてして選ばれたのですから、この車はフォードにとって特別な車であったようです。そんなわけもあってこれは当時のミニチャンプス製のミニカーのなかでも一際よく出来ていると思います。フロント/リアのエンブレム、フロントスクリーンの上の日除けシェイド、室内など凝った造形になっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MERCURY MONTEREY 5
FORD MERCURY MONTEREY 6

 以下はフロント(マスコット/日除けシェイド拡大)/リアの拡大画像です。ノーズ先端に付いているマスコット(オーナメント)は航空機をイメージしたもののようです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD MERCURY MONTEREY 7
FORD MERCURY MONTEREY 8

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HUDSON HORNET COUPE 1951 USA

HUDSON HORNET COUPE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
HUDSON HORNET COUPE


FRANKLIN MINT UK12 1/43 125mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.18m 全幅約1.97m エンジン 変速機: 6気筒 5.1L 145HP 3段手動変速
性能: 最高速160km/h  データーベースでハドソンのミニカー検索

ハドソン ホーネット クーペ アメリカ 1951年

 

 ハドソン モーターカー社はデトロイトで1909年に設立されました。当初のモデル 20(4気筒3.3Lエンジン搭載)は、$900という低価格が人気を呼び大ヒットしました。(同時期の初期のフォード T型は$850でした) 1912年にモデル 6(6気筒3.7L)を発売、1916年に発売した発展型のスーパー 6は優れたエンジン性能などで成功し、当時のハドソンは「世界一の6気筒車メーカー」を自負していました。

 

 1919年にフォードやシボレーに対抗して、ハドソンの子会社エセックス(ESSEX)社で生産した低価格なエセックスを登場させました。エセックスは低価格ながら6気筒エンジンを搭載し屋根付きのクローズドボディを採用したことで大ヒットしました。エセックスの上級車テラプレーンや8気筒エンジン搭載車を追加して、1920年代後半にハドソンはアメリカで第3位の自動車メーカーになりました。1930年代になるとビッグ3の攻勢に苦しめられ、エセックスとテラプレーンはなくなりました。

 

 

 1951年に登場した戦後型のホーネット初代は「ステップダウン」と称する車体フレームより床を低くしたボディ構造を特徴としていました。この構造は室内が広く、低重心で操縦性が優れていました。高性能なホーネットは当時のNASCARレースで圧倒的に強く人気がありました。1950年代になると資金力などでビッグ3に対抗できなくなり、1954年にナッシュと合併してAMC(アメリカンモータース)社となりました。

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリン ミント製です。フランクリン ミントの1/43のクラシックカーは現在のミニカーと比べるとやや古臭い作風ですが、それが実車の雰囲気に似合っていていました。いずれもドア/ボンネットが開閉するギミック付きで、エンジンやドライブトレーンが本物のように組み込まれ、室内のインパネも良く再現されていました。このハドソン ホーネット クーペも実車の雰囲気がうまく再現されていて、とても良く出来ていました。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きで、ボンネット先端のマスコット、エンジンルーム内、室内などの細部も良く再現されています。これ以外のハドソン ホーネットのミニカーは同じフランクリン ミントの1/24、アーテルの1/18などがあります。 以下はフロント(ノーズ部分拡大)/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

HUDSON HORNET 1
HUDSON HORNET 2

 以下は俯瞰/床下部分の画像です。床下にはドライブトレーンやサスペンションがリアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
HUDSON HORNET 4

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MERCEDES-BENZ 220 (W187) 1951 GERMANY

MERCEDES-BENZ 220 (W187)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 220 (W187)


SPARK S1001 1/43 105㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.5m 全幅約1.7m エンジン 変速機: 6気筒 2.2L 80HP 4段変速
性能: 最高速140km/h  データーベースでメルセデス ベンツ W187のミニカー検索

メルセデス ベンツ 220 (W187) ドイツ 1951年

 

 敗戦で全てを失ったダイムラー ベンツ社の復興は戦前の小型車メルセデス ベンツ 170V(W136)の再生産から始まりました。戦後の170Vは4ドアセダンのみで、1949年には4気筒1.8L(40HP)ディーゼルエンジンを搭載した170Dが追加されました。同年にボディを少し大きくしてトランクを追加しエンジン排気量を1.8L(52HP)に拡大した上級仕様の170Sが登場しました。170Sには2/4ドアのカブリオレが設定されました。1952年に170Sは改良されて170SB(W191)に変わりました。170系は1953年に180(W120)にモデルチェンジしました。

 

 1951年に戦後型の中型車220が登場しました。170V(W136)のノーズを延長して新開発した6気筒2.2L(80HP)エンジンを搭載した、戦後初の6気筒エンジン搭載車でした。まだフェンダーが独立していましたが、ライトはフェンダーに組み込まれて少し近代的な顔つきになっています。ボディ形式は4ドアセダン、2ドアクーペ、2ドアカブリオレがありました。1954年に180(W120)の上級車で6気筒エンジンを搭載した220a(W180)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは初期のスパーク製で、2006年に購入しました。スパークはビテスでモデル開発を行っていた人が2000年頃に立ち上げたブランドで、レジン製ミニカーのメーカーとしては老舗です。レジン製ながら価格もそこそこに抑えていて、品質レベルも安定しています。この220は初期の物ですが、プロポーションなどミニカーの基本的なところはきちんと押さえてあり、エッチング材を使った精密なフロントグリルなど実によくできています。ただやはりレジン製故の問題があり、最近になってウエストラインのクロームモールが数ヶ所剥がれていることがわかりました。モール類は手作業で貼付けるのであまり確実でない上に、レジン樹脂は肉眼では認識できないレベルですが少しずつ変形/収縮するのでダイキャスト製に比べてモール類が剥がれやすいのです。(なお画像は剥がれる前に撮ったものです) これ以外の220のミニカーはジク(SIKU)の当時物の1/60、ブレキナの1/87などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 220 (W187) 1
MERCEDES-BENZ 220 (W187) 2

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MERCEDES-BENZ 300S CABRIOLET (W188) 1951 GERMANY

MERCEDES-BENZ 300S CABRIOLET (W188)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 300S CABRIOLET (W188)


MINICHAMPS 430032332 1/43 110mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.8m エンジン 変速機: 6気筒 3L 150HP 4段変速
性能: 最高速176km/h  データーベースでメルセデス ベンツ W188のミニカー検索

メルセデス ベンツ 300S カブリオレ (W188) ドイツ 1951年

 

 高級車メルセデス ベンツ 300にすこし遅れて2シータのスポーツ仕様車300Sも同じ1951年に発表されました。300Sは戦前の540Kに相当する高性能車で、2ドアクーペと2ドアコンバーチブルがありました。当時のメルセデス ベンツとして最も高価な車で、富裕層の高級パーソナルカー市場を狙ったものでした。300のホイールベースを縮めてエンジン搭載位置を後ろに下げて重量配分を改善するとともに、見た目もスポーティになっていました。エンジンも圧縮比を上げるなどして150HPに強化され、最高速176km/hは540Kよりも俊足でした。

 

 1955年にエンジンとサスペンションを改良した300SCが登場しました。エンジンは前年に登場した300SLの6気筒3L機械式燃料噴射エンジンを175HPにデチューンして搭載していました。1958年に生産中止となり、総生産台数は300Sが約560台、300SCが約200台でした。(300SLの総生産台数約1400台より少ない) 後継車は1962年に登場した300SE(W112)でした。

 

 

 ミニカーは1994年に発売されたミニチャンプスの初期物です。フロントグリルや室内など細部がリアルで、戦後の車ながらも少しクラシックな感じがするこの車の雰囲気をうまく再現しています。室内のインパネのメーター類も良く再現されています。当時の定価は3300円で国産ミニカーの2倍ぐらいしましたが、納得の値段でした。ミニチャンプスは幌を立てたバリエーションも作っています。これ以外の300Sのミニカーは、フランクリン ミントの1/24、コーギーの1/36、ホワイトボックス(イクソ)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MERCEDES-BENZ 300S CABRIOLET (W188) 1
MERCEDES-BENZ 300S CABRIOLET (W188) 2

 以下は1996年に発売された同じミニチャンプス製のメルセデス ベンツ 300S クーペ (1/43 型番430032321)の画像です。上記のバリエーションでハードトップを装着しています。カラーリングとハードトップ以外は上記と同じです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MERCEDES-BENZ 300S COUPE (W188) 1
MERCEDES-BENZ 300S COUPE (W188) 2

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VOLKSWAGEN BEETLE EXPORT 1951 GERMANY

VOLKSWAGEN BEETLE EXPORT
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE EXPORT


MINICHAMPS 431051206 1/43 95㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.55m エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1134cc 25HP 4段変速
性能: 最高速105km/h  データーベースでフォルクスワーゲン ビートルのミニカー検索

フォルクスワーゲン ビートル 輸出仕様 ドイツ 1951年

 

 フォルクスワーゲン ビートルの年間生産台数は1946年には約1万台でしたが、10年後には50万台以上になっていました。1949年から輸出が始まり、その後世界で一番多く輸出された車となりました。ビートルは基本的なスタイルを変えないまま、ドイツ本国では1978年頃まで長い間生産されました。(メキシコでは2003年まで生産されました) その間に様々な改良が加えられ細部も変わっていきました。外観などの変更点について以下に簡単にまとめてみました。

 

  • 1953年 リアウィンドーを2分割(スピリット ウィンドー)から楕円形に変更
  • 1954年 エンジンを1.1Lから1.2L(1192㏄)に変更
  • 1955年 腕木式方向指示機を点滅式式方向指示機(ウインカー)に変更
  • 1958年 リアウィンドーが拡大されスクエアウィンドーになる
  • 1964年 リアウィンドーがさらに拡大、フロントウィンドーが少し曲面ガラスになる
  • 1965年 1.3L(1285㏄ 40HP)エンジンを追加
  • 1966年 1.5L(1493㏄ 53HP)エンジンを追加
  • 1967年 ヘッドライト取付けが直立
  • 1968年 北米安全基準対応でバンパー強化、テールライトが大型化
  • 1970年 フロントサスペンションをストラット式に変更しノーズが少し膨らんだ1302が登場 1.6L(1584㏄ 50HP)エンジン搭載の高性能版1302Sが登場
  • 1973年 リアライトが大型化された1303が登場 フロントウィンドーが曲面ガラス化
  • 1974年 1200もテールライトが大型化 ウインカーがバンパーに移動

 

 

 フォルクスワーゲン ビートルのミニカーはたくさんあります。当サイトのデーターベースでは約1500件がリストアップされています。(ビートルのミニカーは年式が明確にわからない物が多いので4割ぐらいは年式未記載です) 私はビートルのミニカーを約50台保有していますので、それらを年代別に分けて紹介することにします。ここでは1950年以降で1970年代以前のビートルを紹介します。

 このミニカーは2007年に発売されたミニチャンプス製で、1951年式の輸出仕様をモデル化しています。全体的なプロポーションが正確で、細部をリアルに再現するミニチャンプスらしい素晴らしい出来ばえです。フロントウィンドーの前に付いているのはラジオのアンテナで、当時の輸出仕様の特徴だったようです。さらにこのミニカーはリアパネル開閉ギミック付でエンジンもかなりリアルに再現されています。ミニチャンプスはビートルを100種類以上モデル化しています。大別すると1949年式のスピリットウィンドー、1951年式の1200、1969年式の1300、1970年式の1302、1973年式の1303、1983年式の1200などがあり、外観上の違いがあるものはほとんどがモデル化されています。同じドイツのシュコーもビートルを200種類以上モデル化しており、こちらもほとんどのタイプが揃っています。以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジンルームの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VOLKSWAGEN BEETLE EXPORT 1
VOLKSWAGEN BEETLE EXPORT 2

 以下は1989年頃に発売されたリオ製のフォルクスワーゲン ビートル 1953 (1/43 型番91)の画像です。先に紹介したスピリット ウィンドーのビートルのバリエーションです。リアウィンドーが楕円形に変更されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1953 3
VOLKSWAGEN BEETLE 1953 4

 以下は1993年頃に発売されたリオ製のフォルクスワーゲン ビートル 100万台生産記念 1955 (1/43 型番108)の画像です。1955年に累計生産台数が100万台を達成したことを記念したビートルをモデル化したものです。実車はこのような金色のボディカラーで、ミニカーは白いタイヤになっていますが、実車はホワイトリボンタイヤでした。(実車画像→ フォルクスワーゲン ビートル 100万台生産記念車) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1955 5
VOLKSWAGEN BEETLE 1955 6

 以下は1994年頃に発売されたリオ製のフォルクスワーゲン ビートル ポリス 1955 (1/43 型番SL006)の画像です。上述したリオ製のバリエーションで、ドイツのポリス仕様をモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1955 7
VOLKSWAGEN BEETLE 1955 8

 以下は1997年頃に発売されたリオ製のフォルクスワーゲン ビートル 水陸両用車 (ANFIBIO) 1964 (1/43 型番SL051)の画像です。これもリオ製のバリエーションで、テールエンドにスクリュウを追加して水陸両用車に仕立てたビートルをモデル化しています。排気管から浸水しないよう排気管がサイドウインドーの上まで延長されています。(モデルとなった実車を紹介しているWEBサイト→ Maggiolino anfibio) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 9
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 10

 以下は1950年代に発売されたメルクリン製の当時物 フォルクスワーゲン ビートル 1953 (1/43? 型番8005)の画像です。メルクリンはドイツの鉄道模型の老舗ブランドですが、1970年代までミニカーも発売していました。このミニカーはWEBオークションで入手しました。60年以上も前に作られたビンテージミニカーですので素朴な作りですが、ビートルの雰囲気がうまく再現されています。室内はがらんどうで、内装は再現されていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1950 9
VOLKSWAGEN BEETLE 1950 10

 以下は1960年代に発売されたデンマークのテクノ製の当時物 フォルクスワーゲン ビートル 1200 郵便車 1958 (1/43? 型番819)の画像です。現在のテクノ(オランダ)は商用車専門のブランドですが、1950-1960年代には当時としては高品質の乗用車/商用車のミニカーを作っていました。これも60年以上前に作られたビンテージミニカーですが、当時のミニカーとして良く出来ていました。これは郵便車ですが、バリエーションがたくさんありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1955 11
VOLKSWAGEN BEETLE 1955 12

 以下は1956年に発売されたディンキー(英)製の当時物 フォルクスワーゲン ビートル 1953 (1/45 型番181)の画像です。これは1970年にデパートで購入しました。60年以上も前に作られたビンテージミニカーですので素朴な作りですが、ビートルの雰囲気がうまく再現されています。これも室内はがらんどうで、内装は再現されていません。塗装が綺麗なので、リペイントかもしれません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1953 13
VOLKSWAGEN BEETLE 1953 14

 以下は1965年に発売されたディンキー(英)製の当時物 フォルクスワーゲン ビートル デラックス 1965 (1/40 型番129)の画像です。上記型番181より10年ほど後に発売された物なので、ヘッドライトにラインストーンが使われボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きとなっています。メタル製バンバーなどディンキー(英)らしい頑丈な作りで、当時のミニカーとして良い出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1965 15
VOLKSWAGEN BEETLE 1965 16

 以下はフロント/トランク開閉の画像と/ボンネットを開いたエンジンルームの画像です。エンジンらしき物がメタル製パーツで再現されていますが、何を再現しているのか良くわかりません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1965 17
VOLKSWAGEN BEETLE 1965 18

 以下は1970年頃に発売されたコーギー製のフォルクスワーゲン ビートル 1200 1964 (1/44 型番383)の画像です。コーギーは1965年にビートルのサファリラリー仕様を型番256で発売していました。型番256はその後型番383でポリス仕様でも発売されました。このポリス仕様は屋根のパトライトで前輪が操舵できるギミック付きでとても良い出来ばえでした。(参照画像→ フォルクスワーゲン ビートル ポリス) これはその型番256からギミックを全て外すなど簡素化して再発売されたもので、見た目の良くないフリーホイール仕様になっています。廉価版ミニカーですので、あまり良い出来ばえではありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 19
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 20

 以下はフロント/リアの拡大画像です。。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 21
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 22

 以下は1970年代に発売されたヴィーキング製のフォルクスワーゲン ビートル 1200 1968 (1/40 型番113)の画像です。これはオークションで入手しました。テールライトが大きいので1968年式をモデル化してるようです。フォルクスワーゲン社のプロモーション用特注品としてつくられたプラスチック製で、リアルな造形でとても良い出来ばえです。ボディを底板部分から外すとスペアタイヤやエンジンなどの内部メカが簡単な造形ですが再現されています。以下にボディを底板から取り外した状態の画像を載せています。同時期に作られた同様の特注品でカブリオレやカルマン ギア クーペもありました(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 23
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 24

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 25
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 26

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