ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

LOTUS ELITE S2 1980 UK

LOTUS ELITE S2
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
LOTUS ELITE S2


SPARK S2213 1/43 105㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.47m 全幅約1.82m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.2L 160HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速212km/h  データーベースでロータス エリート/エクラ/エクセルのミニカー検索

ロータス エリート S2 イギリス 1980年

 

 ロータス エリート 2代目が1974年に登場しました。ロータス初の4シーター車でエラン +2を後継する車でしたが、エアコンやパワステがオプション設定されるなど、コアなスポーツカーだったエランとは異なりスポーティな高級車に変わりました。ロータス流のバックボーン フレームにFRPボディの構造で、ボディはシューティングブレーク風のデザインですが、リアシート後ろにはリアウインドーがあり荷室と室内は分離されていました。エンジンはヴォクスホール製をベースにしたDOHC 4気筒2L(160HP)を搭載し、5段変速、最高速は最高速212km/hでした。1980年にS2(シリーズ 2)となり、エンジンが2Lから2.2Lに代わり、1982年に生産中止となりました。総生産台数は約2500台でした。

 

 1975年にエリートをベースにしてリアをファーストバックにした2+2座仕様のエクラ(ECLAT)が追加されました。動力性能はエリートと同じでした。エクラは1982年にエクセル(EXCEL)に名前をかえて1992年まで生産されました。エクラとエクセルの総生産台数は約3500台でした。エリート(エクラ)の高級車路線はロータスのユーザーにあまり支持されず、高級車に相応しい品質が足らなかったこともあって、人気はいまひとつだったようです。(実車画像→ ロータス エクラ)

 

 

 ミニカーは2012年に発売されたスパーク製で、レジン製です。キャビン部分が大きめなのでフロントスクリーン先端の位置が高くプロポーションがあまり良くありません。その為エリートの平べったいイメージがうまく再現されていないので今一つの出来ばえです。なおワイパーや内装などの細かいところは実にリアルに出来ているので、その辺はスパークらしいところですが。 なおスパークはエクラとエクセルもモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

LOTUS ELITE S2 1
LOTUS ELITE S2 2

 エリートの当時物ミニカーはコーギーの1/36やトミカがありました。コーギーのエリートは大味であまり良い出来とは思いませんが、トミカは小スケールながら良く出来ていると思います。なお当時物以外ではスパークしかモデル化していませんので、実車同様にあまり人気が無いようです。スパークのエリートはプロポーションが今一つだと書きましたが、その根拠を示す為に実車のサイドビューとミニカーのサイドビューを比較した画像を作成してみました。一番上がスパーク、真ん中が実車、下がトミカです。この画像を見るとエリートのサイドビューの再現に関してはトミカのほうがスパークよりセンスが良いように思います。サイズの違いや写真の撮影角度などの違いがありますのであまり厳密ではありませんが、私の見解がある程度理解していただけると思います。ミニカーで実車のイメージを再現するのは型職人の腕(デフォルメのセンス)の見せどころです。このデフォルメのセンスはサイズの小さいミニカー(小スケール ミニカー)ほど重要になってきます。乗用車から商用車まであらゆるジャンルの小スケール ミニカーを数多く手がけているトミカはこのデフォルメのセンスが優れています。
LOTUS ELITE S2 2

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NISSAN HOMY (E23) 1980 JAPAN

NISSAN HOMY (E23)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN HOMY (E23)


JAPANESE CAR COLLECTION (NOREV) 125 1/43 102mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.35m 全幅約1.69m エンジン 変速機: 4気筒 2L 105HP 4段変速
性能: 最高速 不明  データーベースで日産 キャラバン/ホーミーのミニカー検索

日産 ホーミー E23型 日本 1980年

 

 商用バン/ワゴンの日産 キャラバン 初代(E20型)が1973年に登場しました。キャラバンの兄弟車としてホーミー 2代目が1976年に登場しました。キャラバン/ホーミーには標準とロングの2タイプのボディに、3/6人乗りバン、9人乗りコーチ(乗用車)、15人乗りマイクロバスがありました。当初のエンジンは4気筒1.5L/1.6Lで、後に4気筒2L/4気筒2.2Lディーゼルが追加されました。(実車画像→ 日産 キャラバン E20型)

 

 1980年にキャラバン 2代目/ホーミー 3代目(E23型)が登場しました。巻込み事故を防ぐ為に左ドア下部に設けられた小さな安全窓が特徴でした。乗用車コーチの上級仕様には自動変速機、パワステ、電動サンルーフ、回転対座シートなどの高級な装備の設定がありました。エンジンは4気筒1.6L/2Lと4気筒2.2Lディーゼルがありました。1983年のマイナーチェンジでフロントグリルが変更され、乗用車系には角形4灯式ヘッドライトが採用されました。1986年にキャラバン 3代目/ホーミー 4代目(E24型)にモデルチェンジしました。(実車画像→ 日産 ホーミー コーチ E24型)

 

 

 ミニカーは2010年に発売された国産名車コレクション製でメーカーはノレブです。プロポーションが良く、フロント周り/ドアミラー、室内などの細部も良く再現されていて雑誌付きミニカーながら良い出来ばえです。同じ型の色違い(茶M)が日産名車コレクションのNo.15でも発売されました。キャラバン 初代の当時物ミニカーはエーダイ グリップの事故処理車/救急車 1/52、ダイヤペットのホーミー 1/32、トミカがありました。最近の物ではトミーテックの1/80と1/150があります。キャラバン 2代目のミニカーはダイヤペットの1/35がパトカー/救急車など十数種類、トミカ ダンディの1/43などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN HOMY (E23) 1
NISSAN HOMY (E23) 2

 キャラバンには初代から救急車仕様が設定されていて、救急車だけではなく警察車両や消防車などのベースとしても使われました。実車同様にキャラバンはミニカーでもパトカーや救急車仕様がたくさんあります。以下は1984年に発売されたトミカ ダンディの当時物で日産 キャラバン E23型 交通事故処理車(1/43 型番DS1)の画像です。ロングホイールベース版キャラバンの交通事故処理車をモデル化しています。この交通事故処理車は実在していたようです。(参照実車画像→ 日産 キャラバン E24型 事故処理車)
NISSAN CARAVAN (E23) POLICE ACCIDENT UNIT 1
NISSAN CARAVAN (E23) POLICE ACCIDENT UNIT 2

 当時のミニカーとして標準的な出来ばえですが、このミニカーにはサウンドダンディと称するサイレン音が鳴るギミックが付いています。底板部に付いたスイッチを操作すると赤色灯が点滅しサイレン音が鳴ります。ギミックの電源は単4乾電池2本で荷台部分が電池ボックスになっていて後部ドアを開いて電池を交換します。室内が電池ボックスで占められているので、乗用車仕様では開閉できる左側面のスライドドアは固定されています。おまけとしてルーフ上の赤色灯が立ち上がり「交通事故処理中」のパネルが表示されるギミックもついています。ダンディは同じギミックが付いた救急車やギミックの付いていない交通事故処理車/救急車/乗用車もモデル化しています。音が出るギミックは子供向けですが、結構面白いものです。これ以外で音の出るミニカーとしてはイワヤのエンジン音の鳴るスーパーサウンドシリーズなどがあります。赤色灯点滅/サイレン音吹鳴のギミック動作を見たい方は以下の動画ファイルへのリンクをクリックしてください。ただしサイレン音が突然鳴りだしますので注意されたし。→日産 キャラバン E23型 交通事故処理車 ギミック動画 以下は乾電池収納部と「交通事故処理中」パネル動作の画像です。
NISSAN CARAVAN (E23) POLICE ACCIDENT UNIT 1
NISSAN CARAVAN (E23) POLICE ACCIDENT UNIT 2

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MAZDA FAMILIA FF (323) 1980 JAPAN

MAZDA FAMILIA FF (323)
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MAZDA FAMILIA FF (323)


DIAPET 1150 (G141) 1/40 103mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.96m 全幅約1.63m エンジン 変速機: 4気筒 1.5L 85HP 5段変速
性能: 最高速160km/h  データーベースでマツダ ファミリアのミニカー検索

マツダ ファミリア FF (323) 日本 1980年

 

 マツダ ファミリア 4代目は1977年にファミリア APとして登場しました。(APはAnti Pollusion(低公害)の略) ハッチバック ボディを採用して若返ったスタイルは、4気筒1.3/1.4Lエンジンを搭載し若年層に人気がありました。MAZDA 323として海外でも性能や信頼性で好評でした。このファミリア APは結構人気があったのですが、何故かミニカーが最近までありませんでしたが、2022年になってハイストーリーでモデル化されました。(実車画像→ マツダ ファミリア AP)

 

 マツダ車として最大の大ヒットとなったファミリア FF (ファミリア 5代目)が1980年に登場しました。先代のデザインを発展させたスクエアな台形ボディはかっこよく、最初に見たときからこの車が大ヒットすることは容易に予想できました。(大ヒットする車はほとんどが見た目で決まります) デザインだけではなく、初の前輪駆動方式ながら優れた操縦安定性で高性能であったことから、第1回目の日本 カー オブ ザ イヤーを受賞しています。4気筒1.3L/1.5L(85HP)エンジンを横置きに搭載し、3段自動変速/5段変速で最高速160km/hの性能でした。

 

 

 当初は3/5ドアハッチバックだけでしたが、すぐにノッチバックセダンも追加されました。特に赤いボディカラーの3ドア XGは若年層に絶大な人気を博し、「赤いファミリア」と呼ばれて社会現象にまでなりました。1982年と1983年には国内でカローラを抜いて月間ベストセラー車になることがあり、海外(輸出名 323)でもその高性能が評価されて大ヒットしました。さらに量産開始から27ヶ月で100万台生産を達成し100万台生産の世界最短記録を達成しています。1982年には姉妹車としてフォード レーザーが登場し、1983年のマイナーチェンジで後期型となり1.5Lターボ仕様(115HP)が追加されました。ファミリア FFの大ヒットでマツダは大躍進し、1984年に社名を東洋工業からマツダ株式会社に変更しました。1985年にファミリア 6代目にモデルチェンジしました。

 ミニカーは1981年に発売されたダイヤペット製の当時物です。フロントのスラント具合がややオーバーにデフォルメされていますが、当時としてはリアルな造形のフロントグリルなど全体的にかなり良い出来ばえでした。ボンネット/ドア/テールゲートが開閉するギミック付きです。実車人気にあやかってこのミニカーも良く売れたそうです。ディーラー販促用ノベルティとして作られた金メッキ仕様のレア物、フェード レーザー仕様のレア物もありました。当時物ミニカーはトミカの3ドアがありました。当時物以外ではSAPI(サピ)のXG 前期型/後期型とターボ仕様、国産名車コレクションの輸出仕様の323、HI-STORY(レジン製)などがあります。以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/テールゲート開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MAZDA FAMILIA FF 1
MAZDA FAMILIA FF 2

 以下は2007年に発売されたSAPI(サピ)製のマツダ ファミリア 1500 XG 前期型(1/43 型番G006)の画像です。プロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されています。また灯火類や室内の細部なども良く再現されています。ファミリア FFの1/43量産ミニカーとしては、このSAPI製が一番良い出来ばえだと思います。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA FAMILIA FF 3
MAZDA FAMILIA FF 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA FAMILIA FF 5
MAZDA FAMILIA 6

 以下は2007年に発売されたSAPI製のバリエーションでマツダ ファミリア 1500 XG 後期型 (1/43 型番G007)の画像です。フェンダーミラーがドアミラーに変わり前後バンパーも大型の物に代わるなど、前期型/後期型の違いがきちんと作り分けられています。個人的には赤いファミリアより、この青いファミリアの方が好きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA FAMILIA FF 3
MAZDA FAMILIA FF 4

 以下は2015年に発売された国産名車コレクション製のマツダ 323 (1/43 No.251)の画像です。ファミリアの輸出仕様323(左ハンドル)の4ドアをモデル化しています。イクソはカタログモデル(TRIPLE 9 型番T9-43056)でも323をモデル化していて、これはそれの仕上げを簡素化したものです。安価な雑誌付きミニカーとしては良い出来ばえで、輸出仕様なので車種的にも貴重です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MAZDA FAMILIA FF (323) 1
MAZDA FAMILIA FF (323) 2

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MITSUBISHI GALANT SIGMA 1980 JAPAN

MITSUBISHI GALANT SIGMA
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MITSUBISHI GALANT SIGMA


DIAPET 1546 (G139) 1/40 116mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.57m 全幅約1.68m エンジン 変速機: 4気筒 2L 110HP 5段変速 3段自動変速
性能: 最高速173km/h  データーベースで三菱 シグマのミニカー検索

三菱 ギャラン シグマ (Σ) 日本 1980年

 

 三菱 ギャラン シグマ (姉妹車エテルナ)は1980年に4代目にモデルチェンジしました。人気があった先代の直線的なスタイルをほとんど変えずに、フロントに角形ヘッドライトを配したスラントノーズを採用していました。先代と見た目はあまり変わっていないのですが、ボディは大きくなっており、シャーシは新設計です。4気筒1.6L/1.8L/2L(110HP)エンジン、2.3Lディーゼルエンジンを搭載し、3段AT/5段MTで最高速173km/h(2L)の性能でした。2Lには電子制御ターボ仕様(145HP)が追加されました。

 

 クルーズコントロール、ドライブコンピュータなどの先進装備が設定されていて、ハイパワーで上質な車でした。ただ、キープコンセプトのデザインが裏目に出て売れ行きは芳しくなかったようです。(ギャラン 2代目の時と同様に目新しさが感じられなかったのが不振の原因でしょう) 1983年に前輪駆動方式を採用したギャラン 5代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ 三菱 ギャラン シグマ 1983)

 

 

 ミニカーは1981年に発売されたダイヤペット製の当時物です。前述した良い出来ばえであったシグマ 3代目のミニカーと同じ11番工場(製造委託先)が製造しているので、プロポーションは良いのですが、フロントグリルのヘッドライト形状があまり似ていない点がいまひとつです。なお実車と同様にミニカーもフロントだけ作り直したように見えますが、実際には一回り大きい新規の型が起こされています。(実車でもサイズ拡大がわからなかったことがうなずけます) ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。ギャラン 4代目のミニカーはこの当時物以外では最近になってNEO(レジン製)が輸出仕様をモデル化しています。ギャラン 5代目のミニカーはドイツのRIETZE(リーツェ)が輸出仕様を1/87でモデル化しています。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MITSUBISHI GALANT SIGMA 1
MITSUBISHI GALANT SIGMA 2

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MITSUBISHI GALANT LAMBDA 1980 JAPAN

MITSUBISHI GALANT LAMBDA
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MITSUBISHI GALANT LAMBDA


DIAPET 1545 (G138) 1/40 116㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.57m 全幅約1.68m エンジン 変速機: 4気筒 2L 98HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速175km/h  データーベースで三菱 ラムダのミニカー検索

三菱 ギャラン ラムダ (Λ) 日本 1980年

 

 三菱 ギャラン ラムダは1980年にモデルチェンジして2代目となりました。ラムダは初代のスタイルをほぼそのまま継承しており、サイズ的にもほとんど同じでした。初代の特徴であったロールバールーフがなくなり、フロントグリル/テールライトの意匠が少し変更されました。エンジンはシグマとほぼ同じでしたが、1.6Lがなくなり、2.3Lディーゼル、2Lターボ(145HP)が追加されました。

 

 当時のラムダのライバルはトヨタ セリカ日産 シルビアあたりでしたが、見た目が変わらず目新しさに欠けるラムダ 2代目は販売台数で勝負にならなかったようです。海外では三菱 サッポロ、クライスラー スコーピオン(SCORPION)、ダッジ チャレンジャーなどの名前で販売されました。1984年に登場したギャラン 5代目のハードトップに統合される形で生産中止となり、ラムダの名前は消えました。(実車画像→ 三菱 ギャラン シグマ ハードトップ 1984)

 

 

 ミニカーは1980年に発売されたダイヤペット製の当時物です。実車に即して、ラムダ 初代のミニカー型番G69をベースにして、ロールバールーフやフロントグリル/テールライト/室内など大幅に変更しています。ブラックアウトしたフロント/リアパネルは当時のミニカーとしては良い造形でした。ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。同じ型を使ったターボ仕様が当時の国産ターボ車4台をまとめたギフトセットでも発売されました。なおこのミニカーは一般市販前に海外での販促用ノベルティとして三菱自動車に納入することが決まっていたので、底板には輸出仕様の名前「MITSUBISHI SAPPORO」と表記されていました。当時の三菱自動車は販促用ノベルティにダイヤペットのミニカーをよく使っていました。前述したミラージュ、ランサー EXのミニカーも販促用ノベルティに使われていました。ギャラン ラムダ 2代目の当時物ミニカーはこれしか無いようです。当時物以外ではハイストーリー(レジン製)のターボがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MITSUBISHI GALANT LAMBDA 2nd 3
MITSUBISHI GALANT LAMBDA 2nd 4

 以下は俯瞰と底板の画像です。底板には「MITSUBISHI SAPPORO」と表示されています。またその上のNo.012-01545の012はダイヤペットの製造委託先が12番協力工場であったことを示しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MITSUBISHI GALANT LAMBDA 2nd 4

 以下は1981年に発売されたダイヤペット製の当時物 三菱 ラムダ 2000GSR ターボ (1/40)の画像です。これは当時のターボ車のミニカー4台をセットにしたターボ シリーズ ギフトセット(型番S6)のなかの1台です。上記の型番G138のラムダにターボのシールを貼ってターボ仕様に変えたものでした。なおこの黒のカラーリングはターボ車ギフトセット専用でした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MITSUBISHI GALANT LAMBDA 2nd 5
MITSUBISHI GALANT LAMBDA 2nd 6

 以下はターボ シリーズ ギフトセット(型番S6)の画像です。セット内容はトヨタ ソアラ (Z10) 2000VR ターボ日産 ブルーバード (910) SSS ターポ、三菱 ギャラン ラムダ 2000GSR ターボ、日産 レパード (F30) 2000ZGX ターボの4台です。各車のエンブレムをデザインしたピンバッジが付いていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
DIAPET TURBO SIRIES GIFT SET

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