ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

NISSAN CEDRIC HARDTOP 280E BROUGHAM (430) 1979 JAPAN

NISSAN CEDRIC HARDTOP 280E BROUGHAM (430)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CEDRIC HARDTOP 280E BROUGHAM (430)


DIAPET 1535 (G131) 1/40 全長122mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.83m 全幅約1.72m エンジン 変速機: 6気筒 2.8L 145HP 3段自動変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでセドリック/グロリア 430型のミニカー検索

日産 セドリック ハードトップ 280E ブロアム 430型 日本 1979年

 

 1979年に日産 セドリックは5代目(430型)(グロリアは6代目)にモデルチェンジしました。同時期のスカイラインなどと同様に、セドリックも先代のデザインを発展させた直線的でシンプルなデザインとなりました。エンジンは先代と同じ6気筒2/2.8L(145HP)と4気筒2/2.2L(60HP)ディーゼルで、、3/4段ATと5/4段MT変速で、最高速180Km/hの性能でした。4ドアセダン、4ドアハードトップ、5ドアワゴン(バン)が設定され、2ドアハードトップが無くなりました。

 

 1979年に乗用車用としては国産初の6気筒2.8L(91HP)ディーゼルエンジンと6気筒2Lターボ(136HP)エンジンが追加されました。1981年のマイナーチェンジで後期型となり、フロントグリル/リアパネルの意匠が変更されました。電子制御のオートスピードコントロールや自動変速機などが装備されていました。この当時はエンジンや変速機のコンピューター制御が拡大されつつあった時期でした。1983年にセドリック 6代目(Y30型)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1980年に発売されたダイヤペット製の当時物で、4ドアハードトップをモデル化しています。リアルな造形の12番協力工場が担当していましたので、フロントグリル/リアパネル/バンパーがリアルに再現されていて、当時のミニカーとしてはかなりレベルの高い仕上がりとなっていました。また室内のインパネの造形も結構リアルに出来ていました。(実車の販促用ノベルティとして使われた?と思われますので、その分プロモーションモデル的な作りになっていたのでしょう) ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。セドリック 430型のミニカーはたくさんあります。当時物ミニカーではトミカ のセダン、トミカ ダンディのセダンがありました。当時物以外ではトミカ リミッテドの前期型/後期型のセダン(グロリアもある)、アドバンスピリットのセダン/パトカー/タクシー、アオシマ DISMの前期型/後期型のセドリック/グロリアとコールドキャスト製の西武警察パトカー、国産名車コレクションの前期型/後期型セドリック、日産名車コレクションの前期型セドリック/グロリアなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN CEDRIC HARDTOP 280E BROUGHAM (430) 1
NISSAN CEDRIC HARDTOP 280E BROUGHAM (430) 2

 以下は1990年に発売されたトミカ ダンディ製の日産 セドリック 430 セダン (1/43 型番D11-3)の画像です。これはハードトップではないセダンをモデル化していますので、キャビン後部が上記のハードトップと違っています。トミカ ダンディは当時としてはリアルな造形でよく出来ていましたが、このセドリックもレベルの高い出来ばえに仕上がっていました。ヘッドライトとフロントグリルが一体成型されているのはややレトロな造形ですが、室内のインパネはそこそこリアルに再現されていました。ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CEDRIC (430) 3
NISSAN CEDRIC (430) 4

 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CEDRIC (430) 5
NISSAN CEDRIC (430) 6

 以下は2011年に発売されたアシェット製 国産名車コレクションの日産 セドリック 430 前期型 (1/43 No.144)の画像です。4ドアハードトップをモデル化しています。メーカーはノレブで、このシリーズに共通するノレブらしいそつのない造形で、フロントグリルなどの細部もリアルに再現されていました。安価な雑誌付きミニカーながら、とても良く出来ていました。なお日産名車コレクションには同じ型を使った色違い(黒)の日産 セドリック 430 前期型 ハードトップ (1/43 No.23)がありました。またノレブは自社ブランドの型番420147でもセドリックを発売していました。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CEDRIC (430) 7
NISSAN CEDRIC (430) 8

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CEDRIC (430) 9
NISSAN CEDRIC (430) 10

 以下は2013年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製の日産 セドリック 430 後期型 (1/43 No.204)の画像です。ミニカーの台座にはセドリック 200E GL 1981と表示されていましたので、後期型の4ドアセダンをモデル化しています。2011年に発売されたアオシマ DISM製のセドリックの型を流用していますので、青島文化教材社がメーカーとなりますが、実際に製造していたのは中国のメーカーでしょう。これも良く出来たフロントグリルなど細部までリアルで、かなり良い出来ばえでした。オリジナルのアオシマ DISM製では室内が彩色されて結構リアルに再現されていましたが、これは安価な雑誌付きミニカーでしたのでコストダウンで無彩色です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CEDRIC (430) 11
NISSAN CEDRIC (430) 12

 以下は2010年に発売されたアシェット 日産名車コレクション製の日産 グロリア 430 前期型 (1/43 No.51)の画像です。ミニカーの台座にはグロリア 430 ターボと表示されていたので、4ドアハードトップ ターボをモデル化しています。メーカーはノレブで上記のノレブ製セドリックのフロントグリル/リアパネルを変更してグロリアに仕立てていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GLORIA (430) 1
NISSAN GLORIA (430) 2

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NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110) 1979 JAPAN

NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110)


DIAPET 1512 (G125) 1/40 全長111mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.68m エンジン 変速機: 4気筒 2L 120HP 5段変速 3段自動変速
性能: 最高速180km/h  データーベースで日産 シルビア/ガゼール (S110)のミニカー検索

日産 シルビア ハードトップ 2000 S110型 日本 1979年

 

 1979年に日産 シルビア 3代目が姉妹車ガゼール 初代を伴って登場しました。先代より大きくなり、直線的なデザインに角形4灯式ヘッドライトという当時流行のデザインになりました。シャーシはバイオレット A10型をベースにしており、4気筒1.8L(105HP)/2L(120HP)Z型を搭載し、3段AT/5MTで最高速は180Km/h(2L)の性能でした。

 

 当初はノッチバックのハードトップ クーペだけでしたが、1979年にハッチバックのクーペが追加されました。1981年のマイナーチェンジで1.8Lターボが追加され、1982年にスカイライン (R30) RSと同じDOHC 2Lターボを搭載したRSも追加されました。この車をベースにしてWRCのグループ Bカーとして、2.4LのFJ型エンジンを搭載した240RSが1982年に設定されラリーで活躍しました。

 

 

 シルビアは日産サニー店系列、ガゼールは日産モーター店系列の扱いだったので、ガゼールはシルビアより上位の位置づけでした。シルビアとガゼールはフロントグリルやテールライトの意匠が異なり、ガゼールはシルビアより少しだけ高級な内装で価格も少しだけ高かったようです。なおガゼール(GAZELLE)という名前はカモシカの仲間であるガゼルにちなんだものでした。先代のシルビア S10型は人気がなかったですが、S110型はデザインが好評でそこそこヒットしました。またガゼールのオープンカーがTVドラマ「西部警察」の劇中車として使われました。1983年にシルビア 4代目/ガゼール 2代目にモデルチェンジしました。

 ミニカーは1980年に発売されたダイヤペット製の当時物です。全体的なプロポーションが良く、メッキパーツで表現したヘッドライトがあまりそれらしく見えないところが今ひとつながら、当時物ミニカーとしてはまずまずの良い出来ばえでした。(ダイヤペットの11番協力工場の製作でした) ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。これ以外の当時物ミニカーはトミカのクーペがありました。最近の物ではトミカ リミッテド、コナミのハッチバックとスパイダー、CM'Sの240RS ラリー仕様車、アオシア DISMのクーペ 後期型、日産名車コレクション/国産名車コレクショなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110) 1
NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110) 2

 以下は2008年に発売されたアシェット製 日産名車コレクションの日産 シルビア ハードトップ 前期型 ZSE-X (1/43 No.06)の画像です。メーカーはノレブです。フロント周りの顔つきがうまく再現され細部の仕上げも良いのですが、サイドビューを見るとキャビン部分の前後長が大きめでプロポーション的にはいま一つの出来ばえでした。安価な雑誌付きミニカーながら、内装が着色されている点は値段以上の仕上げでした。(なお以下のアオシマ DISM製と混同して、2025年の更新前にはメーカーをアオシマ DISMと記載していたのを訂正しました) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110) 5
NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110) 6

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110) 7
NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110) 8

 以下は2013年に発売されたアシェット製 国産名車コレクションの日産 シルビア 後期型 DOHC RS (1/43 No.190)の画像です。後期型で高性能版のRSをモデル化していますので、フロントグリルが後期型で、フォグランプが追加され側面にDOHC RSのロゴが付いています。これは2007年に発売されたアオシマ DISM製のシルビアを流用していました。アオシマ DISMのオリジナルには車高可変ギミックが付いていましたが、これはそれが作動しないように変更されていました。(この個体は車高可変ギミックを固定式に変更した部分が災いしてボディが傾いた状態になっていました) 上記のノレブ製よりプロポーションが良く、実車の雰囲気がうまく再現されていました。安価な雑誌付きミニカーゆえに内装の仕上げは簡素でしたが、値段以上の良い出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110) 9
NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110) 10

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110) 9
NISSAN SIVLVIA HARDTOP 2000 (S110) 10

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NISSAN GAZELLE HARDTOP 2000XE-II (S110) 1979 JAPAN

NISSAN GAZELLE HARDTOP 2000XE-II (S110)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GAZELLE HARDTOP 2000XE-II (S110)


JAPANESE CAR COLLECTION No.47 1/43 全長102mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.68m エンジン 変速機: 4気筒 2L 120HP 5段変速 3段自動変速
性能: 最高速180km/h  データーベースで日産 シルビア/ガゼール (S110)のミニカー検索

日産 ガゼール ハードトップ 2000XE-II S110型 日本 1979年

 

 1979年に日産 シルビア 3代目が姉妹車ガゼールを伴って登場しました。先代より大きくなり、直線的なデザインに角形4灯式ヘッドライトという当時流行のデザインになりました。シャーシはバイオレット A10型をベースにしており、4気筒1.8L(105HP)/2L(120HP)Z型を搭載し、3段AT/5MTで最高速は180Km/h(2L)の性能でした。

 

 当初はノッチバックのハードトップ クーペだけでしたが、1979年にハッチバックのクーペが追加されました。1981年のマイナーチェンジで1.8Lターボが追加され、1982年にスカイライン (R30) RSと同じDOHC 2Lターボを搭載したRSも追加されました。この車をベースにしてWRCのグループ Bカーとして、2.4LのFJ型エンジンを搭載した240RSが1982年に設定されラリーで活躍しました。

 

 

 シルビアは日産サニー店系列、ガゼールは日産モーター店系列の扱いだったので、ガゼールはシルビアより上位の位置づけでした。シルビアとガゼールはフロントグリルやテールライトの意匠が異なり、ガゼールはシルビアより少しだけ高級な内装で価格も少しだけ高かったようです。なおガゼール(GAZELLE)という名前はカモシカの仲間であるガゼルにちなんだものでした。先代のシルビア S10型は人気がなかったですが、S110型はデザインが好評でそこそこヒットしました。またガゼールのオープンカーがTVドラマ「西部警察」の劇中車として使われました。1983年にシルビア 4代目/ガゼール 2代目にモデルチェンジしました。

 ミニカーは2007年に発売されたアシェット製 国産名車コレクションです。前期型のハードトップ 2000XE-IIをモデル化しています。メーカーはノレブで、前述した国産名車コレクションのシルビア 3代目をベースにして、フロントグリルなどを変更してガゼールに仕立てていました。シルビアのプロポーションが今一つだったのでその点は同じでしたが、ボンネットにガゼル(カモシカ)をイメージしたグラフィックが描かれたオプション仕様をモデル化しているのは凝ったつくりでした。ガゼール 初代の当時物ミニカーはありませんでしたが、当時物以外ではトミカ リミッテドの後期型、アオシマ DISMの後期型があります。また西部警察仕様のガゼールのオープンカーはアオシマのコールドキャスト製、トミカ リミッテドの1/64と1/43(レジン製)などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN GAZELLE HARDTOP 2000 (S110) 1
NISSAN GAZELLE HARDTOP 2000 (S110) 2

 以下は2010年に発売されたアシェット製 日産名車コレクションの日産 ガゼール ハードトップ 前期型 2000XE-II (1/43 No.49)の画像です。メーカーはノレブで、上記の国産名車コレクションの色違いです。なお上記の国産名車コレクションのガゼールの底板の車名表示はGAZELLEに変更してありましたが、この日産名車コレクショのガゼールはSILVIAのままで変更してありませんでした。老舗のノレブらしくないやり方ですが、ノレブはこのころからこのシリーズの製作から外れたので、やる気がなくなっていたのかもしれません。(個人的な憶測で根拠はありません 単なる組付けミスかもしれません) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GAZELLE HARDTOP 2000 (S110) 5
NISSAN GAZELLE HARDTOP 2000 (S110) 6

 以下は2014年に発売されたアシェット製 国産名車コレクションの日産 ガゼール ハードトップ 後期型 DOHC RS (1/43 NO.216)の画像です。高性能版の後期型 RSをモデル化しています。これは前述したアオシマ DISM製のシルビアと同様に、アオシマ DISM製のガゼール RSを流用していました。したがってフロントバンパー下のフォグランプ、ボディ側面の「4VALVE DOHC RS」のロゴなどはシルビアと同じです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GAZELLE HARDTOP 2000 (S110) 3
NISSAN GAZELLE HARDTOP 2000 (S110) 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。なお製作ミスでフロントのナンバープレートが逆さまになっているのは、検品チェックが甘いのでしょう。安価なミニカーですから、私は自分で手直しできる程度のことは気にしないですが。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN GAZELLE HARDTOP 2000 (S110) 5
NISSAN GAZELLE HARDTOP 2000 (S110) 6

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TOYOTA COROLLA LEVIN (TE71) 1979 JAPAN

TOYOTA COROLLA LEVIN (TE71)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA COROLLA LEVIN (TE71)


DIAPET G130 (1534) 1/40 全長106mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.18m 全幅約1.63m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.6L 115HP 5段変速
性能: 最高速175km/h  データーベースでトヨタ カローラ/スプリンター 4代目のミニカー検索

トヨタ カローラ レビン TE71型 日本 1979年

 

 トヨタ カローラ/スプリンターの4代目(70型)が1979年に登場しました。ボディは直線を基調としたシンプルなウェッジシェイプスタイルとなりました。2/4ドアセダン、2ドアハードトップ/クーペ(レビン/トレノ)、3ドアリフトバック、5ドアバンがラインナップされ、セダン系には丸型4灯、ハードトップ/クーペ系には角形2灯ヘッドライトが採用されました。このセンスの良いデザインはイタルデザインのG.ジュジアーロによるものではと言われましたが、トヨタ内製だったそうです。

 

 メカ的には後輪サスペンションに4リンク/コイルが採用されたのが目新しい点でした。エンジンは4気筒1.3L(72HP)K型/1.6L(DOHC 115HP)T型と新規の1.5L(80HP)A型で、3/4段AT/5段MT変速で、最高速は175km/h(GT系)の性能でした。スポーツ仕様のレビン/トレノだけではなく、4ドアセダンにもDOHCの2T-Gエンジンを搭載するGTが設定されました。1981年のマイナーチェンジでセダンも角形2灯式ヘッドライトに変更されました。(この頃から丸型ヘッドライトはバンやトラックなどにしか見られないようになっていきました) 1982年に4気筒1.8L(65HP)のC型ディーゼルエンジンがセダンに追加され、カローラ初の5ドアワゴンも設定されました。1983年にカローラ/スプリンター 5代目/レビン/トレノ 4代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1980年に発売されたダイヤペット製の当時物で、2ドアクーペのカローラ レビンをモデル化しています。当時のダイヤペットではリアルな作風を特徴としていた12番工場製で、シンプルな実車の雰囲気がうまく再現され、とても良く出来ていました。フロントグリルや室内などの細部もリアルにできていました。ボンネット/ドア/テールゲートが開閉するギミック付きです。これ以外のレビン/トレノ TE70型の当時物ミニカーはトミカのレビンがありました。当時物以外では当時物をリファインしたトミカ リミッテドのレビン、HI-STORY(レジン製)のレビンなどがあります。なおスプリンター トレノはモデル化されていないようです。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/テールゲート開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA COROLLA LEVIN (TE71) 1
TOYOTA COROLLA LEVIN (TE71) 2

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TOYOTA CROWN ROYAL SALOON (MS110) 1979 JAPAN

TOYOTA CROWN ROYAL SALOON (MS110)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA CROWN ROYAL SALOON (MS110)


DIAPET 1537 (G135) 1/40 全長123mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.86m 全幅約1.72m エンジン 変速機: 6気筒 2.8L 145HP 5段変速 4段自動変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでトヨタ クラウン S110型のミニカー検索

トヨタ クラウン ロイヤルサルーン MS110型 日本 1979年

 

 1979年にトヨタ クラウン 6代目が登場しました。先代の角張ったデザインが洗練され、セダンは角形4灯式ヘッドライト(4ドアハードトップは角形2灯)を採用していました。エンジンは6気筒2.8L(145HP)/2L(125HP)M型と4気筒2Lディーゼルで、3/4段AT/5段MT変速で、最高速は180km/h(2.8L)の性能でした。 4ドアセダン、2/4ドアハードトップ、ワゴン(バン)のバリエーションがあり、2ドアハードトップにはルーフ後部にレザー貼りしたランドウトップというオプションもありました。燃費などが表示されるクルーズ コンピュータなどマイコンを搭載した目新しい電子機器が装備されました。1980年には2Lエンジンにトヨタ初のターボ仕様(145HP)が設定されました。

 

 1981年のマイナーチェンジで前後パネルが変更され、フォグランプを内蔵した角形2灯式ヘッドライトが採用されました。6気筒2.8L M型エンジンにはDOHC仕様が設定され、2LエンジンはM型から新しいG型に切り替わり、ディーゼルにターボ仕様が追加されました。この頃から排ガス対応でのパワーダウンを挽回するハイパワーエンジンが復活してきました。1983年にクラウン 7代目にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは1980年に発売されたダイヤペット製の当時物です。ダイヤペットの協力工場の114番工場が製作しています。全体的なプロポーションは良いのですが、肝心のフロントグリルが大雑把な造形でした。しかもヘッドライトが青色となっていて実車のイメージから外れていましたので、全体的にはいまひとつの出来ばえでした。ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。ダイヤペットの当時物では1/30の4ドアハードトップ(型番G132)もありました。それ以外の当時物ミニカーとしてはトミカのロイヤルサルーンがあり、当時物以外ではトミカ リミッテドが4ドアハードトップをモデル化しています。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA CROWN ROYAL SALOON (MS110) 1
TOYOTA CROWN ROYAL SALOON (MS110) 2

 以下は1981年に発売されたダイヤペット製の当時物 トヨタ クラウン 4ドア ハードトップ (1/30 型番G132)の画像です。これは残念ながら所有していないので、画像はWEBショップの画像を借用しました。フロントグリルがリアルな造形でなかなかの良い出来ばえでした。
TOYOTA CROWN ROYAL SALOON (MS110) 3

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