ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

FIAT ABARTH 750 RECORD CAR 1960 ITALY

FIAT ABARTH 750 RECORD CAR
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT ABARTH 750 RECORD CAR


SOLIDO 113 1/43 99㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.3m 全幅約1.4m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 750cc 61HP 4段変速
性能: 最高速 不詳  データーベースでフィアット アバルト 750/850/1000のミニカー検索

フィアット アバルト 750 速度記録車 イタリア 1960年

 

 アバルトは量販車のチューニングやパーツ開発を行っていた会社で、フィアット車のチューニングで有名でした。フィアット 600のエンジンをベースにして自社開発した750ccエンジンの実力を宣伝するために、1956年にモンザ(モンツァ) サーキットにてそのエンジン搭載車による速度記録に挑戦しました。ベルトーネがデザインした流線形ボディの速度記録車は44HPにチューンした750ccエンジンを搭載していました。この車は24時間の平均車速で500-750ccクラスの世界記録となる156.985km/hを達成しました。(実車画像→ ベルトーネ デザイン 速度記録車 1956)

 

 1957年に750㏄エンジンはDOHC化されて61HPにパワーアップしました。このエンジンを搭載したピニンファリーナ デザインの流線形速度記録車が、3時間の平均車速で500-750ccクラスの世界新記録となる197.826km/hを達成しました。この速度記録達成を記念して、1958年に登場したフィアット アバルト 750 ビアルベーロには「レコルト モンザ」という名前が付けられました。1958年には量産型のフィアット 500 アバルトが、1週間連続耐久走行で総走行距離18186.440km 平均時速108.252km/hを達成して大きな話題となりました。その後も1960年代に500㏄/1000ccエンジンを搭載したピニンファリーナ デザインの速度記録車が各種の速度記録を達成しました。。(実車画像→ ピニンファリーナ デザイン 速度記録車 3台 )

 

 

 ミニカーは1961年に発売されたソリド製の当時物です。1960年の750㏄エンジン搭載のピニンファリーナ デザインの速度記録車をモデル化しています。このミニカーについては以前は「レコルト モンザ」の由来となった1957年のピニンファリーナ製速度記録車であると記載していましたが、今回記載内容を修正しました。(ただし1957年式と1960年式は基本的にはほとんど同じ外観のようですが) これ以外のこの速度記録車の当時物ミニカーとしてはドライバーが付いたガマ製もあり、このガマ製はソリド製と同じ型を使っているかのように似ています。当時物以外のアバルト速度記録車のミニカーはイタリアのミニカー付雑誌「アバルト コレクション」がベルトーネ デザインの500㏄/750cc速度記録車とピニンファリーナ デザインの500㏄速度記録車をモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像とコクピットの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FIAT ABARTH 750 RECORD CAR 1
FIAT ABARTH 750 RECORD CAR 2

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ALFA ROMEO GIULIETTA SZ 1960 ITALY

ALFA ROMEO GIULIETTA SZ
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
ALFA ROMEO GIULIETTA SZ


BANG 7163 1/43 90mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.85m 全幅約1.53m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.3L 100HP 4段変速
性能: 最高速195km/h  データーベースでアルファ ロメオ ジュリエッタ SZのミニカー検索

アルファ ロメオ ジュリエッタ SZ イタリア 1960年

 

 アルファ ロメオ ジュリエッタ SZはジュリエッタのレース仕様車で、1957年に登場しました。SZとはスプリント ザガート(SPRINT ZAGATO)の略で、カロッツェリア ザガートのデザインによるスプリント(スポーツ)仕様という意味です。アルミ製のボディやプラスチック製のドアウインドーなどで車重785kgまで軽量化され、1.3Lながら100HPにチューンしたエンジンで最高速195km/hと極めて高性能でした。SZはスプリントの約1.5倍と高価なモデルで、たったの200台ほどしか生産されていません。1961年タルガ フロリオでのクラス優勝など、ラリーやレースなどで活躍しました。

 

 この車のテールはコーダ トンダ(CODA TONDA 伊語で「丸い尻尾」の意)とよばれています。SZの後期型であるSZ2は空気抵抗を下げるためノーズとテールが延ばされました。その際にテールは途中で切り落としたような処理がされ、これはコーダ トロンカ(CODA TRONCA 伊語で「尻尾を切る」の意)又はカムテールと呼ばれています。 (実車画像→ ジュリエッタ SZ2) 長く伸ばして絞り込んだテールが最も空気抵抗が少ないという従来の理論に対して、テールを途中でカットしてもその空力的効果は変わらないというカム理論を応用したものでした。SZ2は120HPまでパワーアップし最高速は220km/hまで向上しました。1963年にSZ2はTZに発展しました。

 

 

 ミニカーはバン製で2000年に発売されました。前述したバン製のスプリントと同様に、これもプロポーションがよく丸みのあるボディがうまく再現されています。フロントグリル、ホイール、室内など細部もよく再現されていて、2000年代に作られたミニカーながら素晴らしい出来ばえです。当時物のミニカーはなく、現時点でもSZの量産品ミニカーはこのバン製しかありません。(レジン製の少量生産品ではスパークの1/43やテクノモデルの1/18がありますが) 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

ALFA ROMEO GIULIETTA SZ 1
ALFA ROMEO GIULIETTA SZ 2

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MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 1960 ITALY

MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE'
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE'


MINICHAMPS 400601266 1/43 89㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.8m 全幅約1.5m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.9L 250HP 5段変速
性能: 最高速285km/h  データーベースでマセラティ ティーポ 60/61のミニカー検索

マセラティ ティーポ 61 ’バードゲージ’ イタリア 1960年

 

 1957年にマセラティは250FでF1 ワールドチャンピオンシップを獲得し、その後F1から撤退しましたが、レーシングカーの開発は続けていました。A6GCSの後継車として150S(DOHC 4気筒1.5L)/200S(DOHC 4気筒2L)が1955年に登場し、同じ頃に300S(6気筒3L)、350S(6気筒3.5L/V型12気筒4.5L)、450S(V型8気筒4.5L)と排気量の異なるレーシングカーが開発されており、各種レースで活躍していました。

 

 1959年に4気筒2.9L(250HP)エンジンをフロントに搭載するレースカー ティーポ 61が登場しました。ティーポ 61は鋼管スペースフレーム構造で軽量化と高剛性を両立させた独特のボディ構造で有名で、この構造は鳥籠に似ていることからバードゲージと呼ばれました。ティーポ 61はデビューレースで優勝し、1960-1961年のニュルブルクリングで優勝し、1960年ルマンに出場(結果はリタイア)するなど活躍しました。ティーポ 61にはティーポ 60/63/64/65の派生車があり、60は4気筒2Lエンジンを搭載、63から65は4気筒やV型8/12気筒エンジンをミドシップ搭載していました。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製で、2008年に発売されました。バハマのナッソーにあるサーキットで行われた1960年のナッソー トロフィの優勝車(ドライバー J.ホール)をモデル化しています。ミニチャンプスの絶頂期に作られたモデルなので、最大の特徴であるバードゲージ構造がかなりリアルに再現されています。また軽減孔の開いた構造材で組まれたコクピット、精緻なワイヤースポークホイールなど非常に気合いの入った素晴らしい出来ばえでした。ただし当時のミニチャンプスの平均的な価格の1.5倍(定価約6000円)と高価でした。ミニチャンプスは1/18も含めて数種類のバリエーションを出しています。これ以外のティーポ 61のミニカーはプロゲットKの1/43や鋼管スペースフレーム構造を完全に再現したCMCの1/18超精密モデルなどがあります。またマセラティ 150Sから450Sのミニカーはバン(BANG)やジョリー(JOLLY MODEL)などがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 1
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 2

 以下はコクピット部分の拡大画像です。軽減孔の開いた構造材をここまでリアルに再現した1/43サイズのミニカーはこれしかないでしょう。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 3
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 4

 以下は1992年に発売されたイタリアのプロゲットK製のマセラティ ティーポ 61 (1/43 型番PK020)の画像です。プレゼンテーション仕様をモデル化しています。上記のミニチャンプス製を見た後では、かなり見劣りしてしまいますが、これでも1990年代当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。実車の雰囲気はうまく再現されていて、バードゲージ構造もそこそこ再現されていますので。。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 5
MASERATI TIPO 61 'BIRDCAGE' 6

マセラティ 150S-450Sのミニカー→ データーベースでマセラティ 150S-450Sのミニカー検索

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COOPER T51 F1 1960 UK

COOPER T51 F1
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
COOPER T51 F1


BRUMM R278 1/43 82㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.5m 全幅約1.5m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2.5L 240HP 4段変速
性能: 最高速280km/h  データーベースでクーパーのミニカー検索

クーパー T51 F1 イギリス 1960年

 

 クーパーの歴史は自動車修理工場を営むクーパー父子が、1946年にレーシングカーを製作したことから始まりました。最初に開発されたクーパー 500はオートバイの単気筒500㏄エンジンをミドシップ搭載したF3マシンでした。この車はF2クラスに匹敵する性能があり好評でした。エンジンをミドシップ搭載したことで操縦性が優れていたのですが、ミドシップ搭載したのは単に後輪をチェーン駆動するのに最適だったからだそうです。戦前にはアウトウニオンがV型16気筒エンジンをミドシップ搭載していましたが、当時のハイパワーエンジン主体のマシンではその真価がわからなかったのでした。(実車画像→ クーパー 500 F3)

 

 クーパー 500は1950年にF3マシンとしてFIAに認証されましたが、F3クラスではクーパーが圧倒的に強くレースが成立しなかったようです。1952年にはブリストルの6気筒2Lエンジンをフロントに搭載したF2マシン クーパー T20が登場しました。(この時はまだミドシップ方式の優位性に気づいていなかったようです) クーパー T20はF2規格で行われた1952-53年グランプリのプライベーター用マシンとして使われました。(実車画像→ クーパー T20)

 

 

 1957年にクライマックス製 DOHC 4気筒2Lエンジンをミドシップ搭載したクーパー T43が登場し、クーパーはワークスとしてF1に参戦しました。デビュー戦の1957年モナコGPでは6位で、1958年のアルゼンチン GPでS.モスがドライバして初優勝しました。これはリアエンジン車によるF1初勝利でした。T43はサスペンションを改良したT45に変わり、1959年にエンジンを2.5Lに拡大したT51が登場しました。1959年シーズンのクーパーは9戦中5勝して、初のコンストラクターズ選手権を獲得し、J.ブラバムがドライバー選手権を獲得しました。1960年にT51を改良したT53が登場しました。(実車画像→ クーパー T43)

  ミニカーは1997年に発売されたブルム製です。1959年モナコGP 優勝車(ドライバー J.ブラバム)をモデル化しています。ブルムの初期物はややアバウトな出来ばえの物が多かったのですが、このころになると細部の仕上げが良くなりレベルの高い出来ばえに変わりました。(ウインドーの取り付けが少し浮いていますが、少し押さえてやれば治ります) クーパー初期のF3/F2マシンはテクノ、ソリド、ディンキー、ポリトーイなどの老舗ブランドが揃って当時物を発売していたことから、当時のクーパーの人気がうかがえます。 以下はフロント/リアの拡大画像とコクピットの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

COOPER T51 F1 1
COOPER T51 F1 2

 以下は1950年代に発売されたデンマークのテクノ製の当時物 クーパー ノートン F3 1952 (1/43? 型番812)の画像です。クーパー 500の後期型でノートン製の4気筒500㏄(48HP)エンジンを搭載したクーパー ノートン F3をモデル化しています。約70年前に作られた1950年代のビンテージミニカーですので素朴な作りですが、プロポーションが良く、メタル製のリアルな排気管など当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。これはフロントにベルギー国旗が表示されていますが、それ以外にスイス、イギリス、フランス国旗などを表示したバリエーションがありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
COOPER NORTON F2 1
COOPER NORTON F2 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
COOPER NORTON F2 3
COOPER NORTON F2 3

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FERRARI 156 F1 1961 ITALY

FERRARI 156 F1
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 156 F1


BRUMM R123 1/43 89㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.5m エンジン 変速機: DOHC 6気筒 1.5L 180HP 5段変速
性能: 最高速240km/h  データーベースでフェラーリ 156のミニカー検索

フェラーリ 156 F1 イタリア 1961年

 

 1961年にF1のエンジン排気量が2.5Lから1.5Lに変わり、V型6気筒エンジンを搭載する156 F1が1961年に登場しました。当時主流となりつつあったミドシップ搭載エンジン方式は1960年のプロトタイプ 246Pを経て、156 F1に正式に採用されました。当初はVバンク角が65°のV型6気筒エンジン(180HP)を搭載しましたが、Vバンク角を120°に広げて低重心化した新開発のV型6気筒エンジン(190HP)も追加されました。156 F1は個性的なフロントノーズの形状から、シャークノーズと呼ばれました。

 

 1961年シーズンはライバルよりエンジンパワーが勝る156 F1が席巻し、参戦した選手権7戦で5勝し、H.ヒルによるドライバーズタイトルとフェラーリ初のコンストラクターズタイトルを獲得しました。なおイタリアGPではW.V.トリップスが観客を巻き込む事故死を遂げ、フェラーリは最終戦アメリカGPを欠場しています。1962年シーズンはライバルのイギリス勢がエンジンをパワーアップして盛り返し、156 F1は苦戦するようになりました。そこでシーズン中盤からサスペンション設定変更やシャークノーズを一般的なノーズに変えるなどの変更を行いましたが、156 F1は1勝もできませんでした。

 1963年シーズンはボッシュ製燃料噴射を採用してエンジンをパワーアップし、ボディはセミモノコックシャーシ構造「AERO(アエロ)と称する」を採用し、サスペンションなどの変更を行いました。しかしこの年もロータスなどのイギリス勢が圧倒的に強く、156 F1はドイツGPで1勝(ドライバー J.サーティース)しただけでした。1964年には後継車のV型8気筒エンジンを搭載した158 F1が登場し、156 F1はオーストリア GPで1勝(ドライバー L.バンディーニ)しました。

 

 

 ミニカーは1985年に発売されたブルム製です。1961年のオランダ GP 優勝車(ドライバー W.V.トリップス)をモデル化しています。特徴的なシャークノーズの合わせ目に隙間があるのはいまいちですが、サスペンションが再現されているなど、当時のミニカーとしてはそこそこ良い出来ばえでした。ブルムは型番R289の後期型など156 F1を10種類ほどモデル化しています。当時物ミニカーとして老舗メーカーのコーギー、ソリド、ディンキーが揃ってモデル化していることは、156 F1の人気が高かったことを示しています。最近のものではイクソ、カルツォ、マテルなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FERRARI 156 F1 1
FERRARI 156 F1 2

 以下は1998年に発売されたブルム製のフェラーリ 156 #8 ベルギー GP フィギュア付 1961年 (1/43 型番AS12)の画像です。1961年のベルギー GP(スパ サーキット)で3位となった#8(ドライバー O.ジャンドビアン)をモデル化しています。ブルムの型番AS**シリーズはレース コースの台座(木製の手作り)を付けてちょっとしたジオラマ仕立てにしたもので、これは500台の限定生産でした。レトロなサーキットとドライバーの服装が1960年代の懐かしい雰囲気を感じさせてくれます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 156 F1 SPA 1
FERRARI 156 F1 SPA 2

 以下は1963年に発売された老舗メーカー コーギー製の当時物 フェラーリ 156 F1 (1/46 型番154)の画像です。1960年代に作られたビンテージミニカーですから素朴な作りで現在のミニカーのようにはリアルではありませんが、実車の雰囲気は良く再現されていて、当時のミニカーとしては良い出来ばえでした。また当時のF1のミニカーはこんな具合にドライバーフィギュアを乘せているものが多かったです。なお現在は新旧のF1がたくさんモデル化されていますが、1960-1970年代にはF1のミニカーはあまりモデル化されていませんでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 156 F1 3
FERRARI 156 F1 4

 以下は1999年に発売されたブルム製のフェラーリ 156 F1 1964年 (1/43 型番R289)の画像です。ノーズが変更された後期型の156 F1で、1964年のオーストリア GP 優勝車(ドライバー L.バンディーニ)をモデル化しています。デザインが大幅に変更されて後継車の158 F1とほとんど同じになっています。青色で塗装されたホイール、ステアリングホイールセンター中心のフェラーリのロゴやインパネのメーター、リアに飛び出したエンジン後部などリアルに出来ています。ただウィンドースクリーンの建付けが悪く後端が少し浮いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 156 F1 AERO 1
FERRARI 156 F1 AERO 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。ホイールが青なのはスポークホイールから鋳造マグネシウム製ホイールに変更したことで、ホイールが腐食しないように塗装(金色もある)したものです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FERRARI 156 F1 AERO 1
FERRARI 156 F1 AERO 2

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