ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

OPEL ASTORA H TWINTOP 2006 GERMANY

OPEL ASTORA H TWINTOP
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
OPEL ASTORA H TWINTOP


MINICHAMPS 403045633 1/43 105㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.48m 全幅約1.76m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 2L ターボ 170HP 6段変速
性能: 最高速224km/h    データーベースでオペル アストラのミニカー検索

オペル アストラ H ツイントップ ドイツ 2006年

 

 オペル アストラの3代目 アストラ Hが2004年に登場しました。先代の個性的なデザインを踏襲していましたが、すこし大人しいデザインになりました。当初は5ドアハッチバックと5ドアワゴンだけでしたが、2005年に3ドアハッチバック(GTC)、2006年に格納式ハードトップを持つ2ドアカブリオレ、2008年にノッチバックの4ドアセダンが追加されました。4気筒1.4L-2Lガソリンエンジンと4気筒1.3L-1.9Lディーゼルエンジンが搭載され、2005年に設定されたDOHC4気筒2Lターボ(240HP)エンジンを搭載する高性能版の3ドアハッチバック OPCは6段変速で最高速244km/hと高性能でした。

 

 2007年のマイナーチェンジで、フロント/リアの意匠が少し変更されました。2010年まで生産され、後継車のアストラ Jにモデルチェンジしました。(Hの次はIですが、Iは1と混同されやすいのでJとなりました) アストラ HはGMグループの世界戦略車でしたので、サターン(北米)/シボレー(南米)/ホールデン(オーストラリア)/ヴォクスホール(イギリス)版の姉妹車があり、世界中で販売されヒットしました。(実車画像→ オペル アストラ J 2009)

 

 

 ミニカーは2007年に発売されたミニチャンプス製の当時物で、2ドアカブリオレのツイントップをモデル化しています。これはオペル ディーラ向け特注品でオペルのロゴが付いた外箱に入っていました。ミニチャンプスらしいそつのない作りで、室内もリアルに再現されていて良く出来ています。ミニチャンプスは5ドアハッチバックや3ドアクーペ(GTC)やOPCもモデル化しています。なお特注品ではないミニチャンプス標準品のツイントップの型番は400045630ですが、型番の最初の3桁が433と403の場合は、1/43の特注品のようです。(ただし例外もあるようです) ミニカーのライセンス供与の関係でミニチャンプス以外のアストラ Hのミニカーはほとんどなく、シュコーのOPC(1/24)ぐらいしかないようです。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

OPEL ASTORA H TWINTOP 1
OPEL ASTORA H TWINTOP 2

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FORD S-MAX 2006 GERMANY

FORD S-MAX
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD S-MAX


MINICHAMPS 400085401 1/43 mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.77m 全幅約1.89m エンジン 変速機: 4気筒 2L ターボディーゼル 180HP 5/6段変速/6段自動変速
性能: 最高速206km/h   データーベースでフォード S-マックス/B-マックス/C-マックスのミニカー検索

フォード S-マックス ドイツ 2006年

 

 フォード S-マックスはフォード ヨーロッパが2006年に発売した3列シートを持つ前輪駆動のミニバンでした。バンパー上の台形のフロントグリルと張り出したホイールアーチを特徴とするフォード キネティック デザインと称する新しいデザインテーマが採用されました。エンジンは4気筒2L/2.5L、4気筒1.8L/2L/2.2Lターボディーゼルなどがありました。優れた走行性能と居住性が評価されて、2007年のヨーロッパ カー オブ ザイヤーを受賞しています。2015年にS-MAX 2代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ フォード S-MAX 2015)

 

 ヨーロッパのミニバンはルノー エスパスが開発した市場でしたが、フォードはフォルクスワーゲンと提携して1995年にフォルクスワーゲン シャランをベースとしたミニバン ギャラクシー(GALAXY)初代を発売しました。(なお同じ名前ですがアメリカ フォードのギャラクシー(GALAXIE)は別物です) (実車画像→ フォルクスワーゲン シャラン 1995) (実車画像→ フォード ギャラクシー 1995)
 このミニバン ギャラクシー 2代目(フォードの独自設計)が2006年に登場しました。このギャラクシー 2代目の全長を短くして車高を下げてスポーティにしたのがS-マックスでした。またS-マックスより小さいミニバンとしてフィエスタをベースにしたB-マックス、フォーカスをベースにしたC-マックスもありました。(実車画像→ ギャラクシー 2代目 2008) (実車画像→ フォード B-MAX 2014 ) (実車画像→ フォード C-MAX 2006)

 

 

 ミニカーは2009年に発売されたミニチャンプスの当時物です。実物は保有していないので、画像はミニチャンプスのWEBサイトから借用しました。画像をみる限りでは実車の特徴的なフロントの造形などがうまく再現されていて良くできているようです。モデル化の権利をミニチャンプスが持っているようで、これ以外のS-マックスのミニカーは無いようです。この類の実用車はあまりミニカーにならないのですが、たぶんヨーロッパ カー オブ ザイヤーを受賞したことでモデル化されたのでしょう。

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JAGUAR XK (X150) COUPE 2006 UK

JAGUAR XK (X150) COUPE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
JAGUAR XK (X150) COUPE


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 271 1/43 112㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.79m 全幅約1.9m エンジン 変速機: DOHC V型8気筒 4.2L 304P 6段自動変速
性能: 最高速250km/h  データーベースでジャガー XK(X150)のミニカー検索

ジャガー XK (X150) クーペ イギリス 2006年

 

 2006年にジャガー XK 2代目(X150)が登場しました。XK 初代と同様に1960年代のE タイプのフロント楕円形グリルをモチーフにしていますが、よりダイナミックで現代的なデザインになっていました。クーペとコンバーチブルの構成で、ボディはアルミニウム製モノコックで軽量化されていました。当初のエンジンは先代と同じV型8気筒4.2L(304HP)を搭載していました。路面状況に応じてダンパー設定を自動制御するサスペンションや車速感応式パワーステアリングなど、操縦性を総合制御するシステムを採用していました。  

 

 2007年にスーパーチャージャーで426HPにパワーアップしたXKRが登場しました。2009年のマイナーチェンジで外観が小変更され、エンジンが5L(385HP)に変更されました。2011年にフロントのデザインを変更し、エンジンを5L スーパーチャージャー付 550HPにパワーアップしたXKR-S(最高速300km/h ジャガー史上市販車最速)が登場しました。同年のマイナーチェンジでXKも内外装が変更され、2014年まで生産されました。総生産台数は約54000台で、2013年に登場したジャガー F タイプが実質的な後継車でした。

 

 

 ミニカーは2016年に発売された国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで、イクソは型番MOC079で XK 2代目をモデル化していましたので、これはその廉価版になります。雑誌付きミニカー向けのコスト削減で室内の仕上げが簡素化されていますが、それ以外はイクソのカタログモデルとほぼ同じです。プロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されていて、安価(定価1840円)ながらも結構良い出来ばえになっています。イクソはクーペ、カブリオレ、XKR-Sをモデル化しています。イクソ以外のXK(X150)のミニカーはオート アートの1/18、ミニチャンプス、スパーク(レジン製)、シュコーの1/87、オックスフォードの1/76などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像と室内の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

JAGUAR XK (X150) COUPE 1
JAGUAR XK (X150) COUPE 2

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TOYOTA LEXUS IS250 2006 JAPAN

TOYOTA LEXUS IS250
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TOYOTA LEXUS IS250


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) 137 1/43 107㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.58m 全幅約1.79m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 2.5L 215HP 6段変速/6段自動変速
性能: 最高速225km/h (輸出仕様)  データーベースでトヨタ レクサス ISのミニカー検索

トヨタ レクサス IS250 日本 2006年

 

 1998年に登場したトヨタ アルテッツアは、欧米ではレクサス IS(初代)として1999年から発売されました。2005年にレクサス ブランドが国内展開され、アルテッツアはモデルチェンジしてレクサス IS(2代目)として登場しました。アルテッツアより価格が大幅に上がり、ハイブリッド車とステーションワゴンのジータはなくなりました。デザイン的にはレクサス ブランドの顔付となり、特徴的だった丸形リアライトは踏襲されませんでした。DOHC V型6気筒2.5L/3.5L(318HP)エンジンを搭載する後輪駆動車で、2.5Lにはフルタイム4WDもありました。

 

 2007年にレクサスのプレミアム スポーツブランドであるFを冠したV型8気筒5L(423HP)エンジンを搭載する高性能版のIS Fが設定されました。IS Fはリアスポイラーやアンダーパネルなどのエアロパーツが追加され、フロント周りなどの外観が変更されていました。2009年に電動開閉式ハードトップを備える2ドアコンバーチブルクーペのIS 250C(2.5L)が設定され、2010年に350C(3.5L)が追加されました。(実車画像→ トヨタ レクサス IS 250C 2009) 2013年にIS 3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ トヨタ レクサス IS 2013)

 

 

 ミニカーは2011年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製です。メーカーはイクソで、イクソがOEM製造している京商 Jコレクション製のIS350(型番JC37002)を流用しているようです。プロポーションが良くフロントの顔付がうまく再現されているなど良く出来ています。ただ安価な雑誌付きミニカーですので、Jコレクション製より室内の仕上げレベルが落としてありますが、それでもインパネのナビ画面などが彩色されています。これ以外のレクサス IS(初代)のミニカーは、これのベースとなった京商 JコレクションのIS350とIS F、オートアートの1/18、エブロのレース仕様、hpi racingのIS F、トミカのレース仕様などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA LECUS IS250 1
TOYOTA LECUS IS250 2

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TOYOTA HARRIER HIBRID (MCU30) 2006 JAPAN

TOYOTA HARRIER HIBRID (MCU30)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA HARRIER HIBRID (MCU30)


J-COLLECTION JC42003SL 1/43 111㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.78m 全幅約1.85m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3.3L 211HP
+ フロント モーター 167HP + リア モーター 68HP CVT 4WD
性能: 最高速180km/h (国内仕様)  データーベースでハリアー/レクサス RXのミニカー検索

トヨタ ハリアー ハイブリッド プレミアム S パッケージ MCU30型 日本 2006年

 

 トヨタの高級SUV ハリアーは2003年にハリアー 2代目、北米ではレクサス RX 2代目にモデルチェンジしました。ボディは大型化され、外観は先代を踏襲したもので、先代の特徴であったCピラーはそのイメージが残されていました。エンジンはDOHC 4気筒2.4L(160HP)とDOHC V型6気筒3L(220HP)を搭載し、4段/5段自動変速で駆動方式はフルタイム4WDとFFがありました。3Lエンジン搭載の最上級グレード AIRSには電子制御エアサスペンションが装備されていました。

 

 2005年にハイブリッド仕様のハリアー ハイブリッド(レクサス RX400h)が登場しました。DOHC V型6気筒3.3Lエンジンと前後輪用の2モーターを組み合わせたハイブリッド システムで、高性能と低燃費を実現していました。外観はフロントバンパーの意匠が変更されていました。2006年に3Lエンジンを新開発のDOHC V型6気筒3.5L(280HP)280HPに変更し、オートレベリング機構付のディスチャージヘッドランプなど装備を充実させました。2009年に国内にレクサス ブランドが展開されて、レクサス RX 3代目(RX350/RX450H)が国内で販売されました。国内ではハリアー 2代目が継続して販売されましたが、差別化で3.5Lエンジンが搭載されなくなりました。2012年に生産中止となり、レクサスとは別の国内専用車のハリアー 3代目が2013年に登場しました。(実車画像→ トヨタ ハリアー 2013) (実車画像→ トヨタ レクサス RX350 2010)

 

 

 ミニカーは2008年に発売された京商 Jコレクション製です。ハリアー ハイブリッドの最上級グレードのプレミアム S パッケージをモデル化しています。プロポーションが良く、実車の雰囲気がうまく再現されています。サイドアンダーミラーや室内など細部もリアルに再現され良く出来ています。(京商 Jコレクションは安価ながら出来が良いミニカーが多かったので好きなブランドでした) 京商 Jコレクションは最上級グレード AIRSとレクサス RX400hもモデル化しています。これ以外のハリアー 2代目のミニカーはトミカの1/63、Mテック カプセルの1/72、ブッシュのレクサス RX350 1/87などがあります。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA HARRIER HIBRID (MCU10) 1
TOYOTA HARRIER HIBRID (MCU10) 2

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