ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33) 2002 JAPAN

NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33)


J-COLLECTION JC13013S 1/43 101㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.31m 全幅約1.82m エンジン 変速機: V型6気筒 3.5L ターボ 280HP 6段変速/5段自動変速
性能: 最高速250km/h (輸出仕様 リミッター付)  データーベースでフェアレディ Z Z33型のミニカー検索

日産 フェアレディ Z クーペ Z33型 日本 2002年

 

 2002年にフェアレディ Z 5代目 Z33型が登場しました。バブル景気の崩壊で開発が中断された為、先代が生産中止された2年後の登場となりました。1999年にフェアレディ Z 初代(S30型)をイメージした240Z コンセプトが発表されましたが、それをベースにして現代風にアレンジしたデザインとなりました。(実車画像→ 日産 240Z コンセプト 1999) このデザインは当時としてはトップクラスの空力性能だったようです。先代まで続いたロングホイールベースの2by2の設定がなくなり、2シーターだけとなりました。元々2by2はアメリカ市場の要望で設定されたものでしたが、その需要はアメリカに輸出されることになったスカイライン クーペ V36型(アメリカではインフィニティ G35 クーペ)が担うことになりました。2003年には電動開閉式ソフトトップを備えたオープンのロードスターが追加されました。

 

 エンジンはV型6気筒3.5Lターボ(280HP)で、国外では350Zの名前で販売されました。2005年のマイナーチェンジで、フロントバンパー/ライトのデザインが変更され、テールライトがLED化されました。2007年にはエンジンがスカイライン(V36)用のV型6気筒3.5に変更され、313HPにパワーアップされました。同時期に高性能版のニスモ バージョンも追加され、さらにエンジンを3.8L(350HP)にパワーアップしたレース仕様に近い380RSも限定生産されました。2008年にフェアレディ Z 6代目(Z34)にモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2005年に発売された京商 Jコレクション製の当時物です。プロポーションが良く、実車の雰囲気が良く再現されていました。灯火類、インパネのメータ、シートが彩色された内装など細かいところも良く出来ていました。京商は1/43と1/64でロードスターやレース仕様もモデル化していました。京商以外のZ33型のミニカーはトミカのクーペ/レース仕様、オートアートの1/18(クーペ/ロードスター/レース仕様)、エブロのクーペ/レース仕様、リアルXの1/72などたくさんあります。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33) 1
NISSAN FAIRLADY Z COUPE (Z33) 2

 以下は2004年に発売された京商 Jコレクション製の日産 フェアレディ Z ロードスター (1/43 型番JC13078B)の画像です。上記のバリエーションでオープン仕様のロードスターをモデル化しています。ソフトトップが付属しているので、ソフトトップを閉じた状態にもできます。オープンカーですので内装の仕上げが良く見えます。以下の側面画像でソフトトップを付けた状態も表示されます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 1
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 3
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 4

 以下は2011年に発売されたアシェット製 国産名車コレクションの日産 フェアレディ Z ロードスター (1/43 No.155)の画像です。メーカーはイクソです。上記の京商製と見比べると、同じ物の色違いであることが分かると思います。京商のJコレクションはイクソがOEMしていたので、これはJコレクションの型を流用した廉価版でした。安価な雑誌付ミニカーでしたので、コストダウンで室内の仕上げレベルなどが少し簡素化されていて、ソフトトップは付属していません。(フロント/リアのエンブレムも簡素化されています) ただしそれ以外はJコレクションと同じでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 5
NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER (Z33) 6

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NISSAN ELGRAND (E51) 2002 JAPAN

NISSAN ELGRAND (E51)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN ELGRAND (E51)


J-COLLECTION JC16044K 1/43 113mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.84m 全幅約1.8m エンジン 変速機: DOHC V型6気筒 3.5L 240HP 5段自動変速  FR/4WD
性能: 最高速180km/h (リミッター制限)  データーベースで日産 エルグランドのミニカー検索

日産 エルグランド (E51) 日本 2002年

 

 2002年に日産 エルグランド 2代目 (E51)が登場しました。上下2段に分かれたフロントグリルとヘッドライトが外観の特徴で、全体的に重厚さが増しました。ボディが少し拡大されて室内が広くなり居住性が向上し、スライドドアが両側に設定されました。先代のプラットフォームを改良して、後輪サスペンションが独立懸架になり4輪ディスクブレーキが採用されました。当初のエンジンはDOHC V型6気筒3.5L(240HP)だけで、エンジンを縦置き配置する後輪駆動/フルタイム4WD車でした。後輪駆動車でしたので走行性能的には有利でしたが、室内の床を低くすることが難しかしいといったデメリットがありました。

 

 2004年のマイナーチェンジでフロント/リアの意匠を変更し、DOHC V型6気筒2.5L(186HP)エンジンが追加されました。2007年のマイナーチェンジで市販車初のアラウンドビューモニター(ボディに付けたカメラで車体を上から見たような画像を表示して駐車をアシストする)が装備されました。大ヒットしたエルグランド 初代に対抗してトヨタ アルファード 初代が2002年に登場しました。アルファードには経済的な2.4Lエンジンがあり、前輪駆動だったので低床化されていました。エルグランド 2代目は当初3.5Lエンジンしかなかったので販売面で苦戦し、アルファード 初代にミニバンのベストセラーの地位を明け渡すことになりました。2010年に前輪駆動を採用したエルグランド 3代目 (E52)にモデルチェンジしました。(実車画像→ 日産 エルグランド 2010)

 

 

 ミニカーは2003年に発売された京商 Jコレクション製の当時物です。エルグランド 2代目 初期型をモデル化しています。プロポーションが良く特徴的なフロントグリル周りの造形がうまく再現され、当時のミニカーとして良い出来ばえでした。灯火類や室内などの細部も良く再現されていました。Jコレクション以外のエルグランド 2代目のミニカーはアオシマのエアロパーツをつけたケンスタイル仕様、トミーテックの1/150、CARNELの消防車、RAI'Sのポリス仕様、日産名車コレクションなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN ELGRAND 1
NISSAN ELGRAND 2

 以下は2010年に発売されたアシェット製 日産名車コレクションの日産 エルグランド (1/43 No52)の画像です。最初のマイナーチェンジ後の2004年式をモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソは上記のJコレクション製のエルグランドをOEMしていたので、その型を流用していました。ただしマイナーチェンジで変更されたフロントグリル/バンパーやリアパネル部分が変更されていました。またよく見ると室内のインパネも変更されていて、こちらにはセンターパネルに地図らしきものが表示されています。さらにドアミラーにはウインカーが追加されていました。安価な雑誌付きミニカーの場合、室内は彩色されていない物が多いのですが、これはかなりきれいに仕上げてありました。ここまでコストをかけて年式の違いをきちんと再現しているのは、日産名車コレクション以外のブランドからもマイナーチェンジ版の要求があったからでしょう。(製作時期から考えるとRAI'Sのポリス仕様ではないかと推察します) その要求に対応して型を変更した物があり、日産名車コレクションではそれを流用したのでしょう。 (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN ELGRAND 1
NISSAN ELGRAND 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN ELGRAND 1
NISSAN ELGRAND 2

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NISSAN CARAVAN (E25) 2002 JAPAN

NISSAN CARAVAN (E25)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
NISSAN CARAVAN (E25)


JAPANESE CAR COLLECTION (IXO HACHETTE) No.312 1/43 109㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.7m 全幅約1.69m エンジン 変速機: 4気筒3L 直噴ディーゼルターボ 121HP 5段変速/4段自動変速
性能: 最高速 不祥  データーベースで日産 キャラバン/ホーミーのミニカー検索

日産 キャラバン (E25) 日本 2002年

 

 1986年に日産 キャラバン 3代目(E24)が登場しました。外観は キャラバン 2代目/ホーミー 3代目(E23型)を踏襲していました。乗用車仕様のコーチと商用バンがありました。ロングボディの商用バンには荷室左側窓をを大型化した「ビックリウィンドウー」と呼ばれた変わったデザインのモデルがありました。当初は4気筒2Lガソリンと4気筒2Lディーゼルターボ/2.3Lディーゼルエンジンを搭載していました。その後エンジンの追加や意匠変更などのマイナーチェンジが行われ、1997年に乗用車仕様のキャラバン エルグランドとホーミー エルグランドが登場しました。1999年にホーミーはキャラバンに統合され、乗用車仕様はエルグランドの名前で独立し、以後キャラバンは商用及びマイクロバスのみとなりました。 (実車画像→ 日産 キャラバン 1986) (実車画像→ 日産 キャラバン ビックリウィンドウー 1986)

 

 日産 キャラバン 4代目(E25)が2001年に登場しました。商用バンとマイクロバスのみとなり、ロングボディ/スーパーロングボディがありました。エンジンはDOHC 4気筒2L/2.4Lと4気筒3L(105HP)直噴ディーゼルが搭載されました。2002年に4気筒3L(121HP)直噴ディーゼルターボ(インタークーラー付)エンジンが追加されました。2005年のマイナーチェンジで後期型となり内外装が変更され、乗用車仕様の8人乗りのシルクロードが追加されました。2005年のマイナーチェンジでフロントグリル/ヘッドライトなどの意匠が変更されました。その後も仕様変更が行われ、2012年にキャラバン 5代目がNV350 キャラバンとして登場しました。(実車画像→ 日産 NV350 キャラバン 2012)

 

 

 ミニカーは2017年に発売されたアシェット製 国産名車コレクションです。ミニカーのケースの台座には2006と表示されていて、リアゲートに3.0Di INTERCOOLERと表示されているので、マイナーチェンジ後のキャラバン 4代目(E25)で3Lディーゼルターボエンジン搭載のロングボディ バンをモデル化しています。メーカーはイクソでミニカーの底板にJ-COLLECTIONと表示されているので、イクソがOEMしていた京商 Jコレクションのキャラバン (E25) 2005 (型番JCP80001)の型を流用しています。Jコレクションのミニカーはいずれも出来が良いものが多かったので、それをベースにして仕上げを簡素化したこの国産名車コレクションのキャラバンも、プロポーションが良く実車の雰囲気がうまく再現されていました。ドアミラー/フェンダーミラー/リアアンダーミラーが再現されていましたが、そのミラーが簡単に壊れないよう軟かい樹脂で成型されていたのはユーザー目線の良い設計でした。

 京商 Jコレクションはキャラバン 後期型もモデル化していたのですが、この国産名車コレクションのキャラバン(2006年式)より上級グレード(カラードバンパー仕様)をモデル化していたようで、フロントグリル、バンパーの色、ホイール、ドアミラーなどが違っていたようです。それ以外のキャラバン 4代目のミニカーは上述したJコレクションの後期型、RAI'Sのポリス仕様(これもJコレクションがベースと思われます)があります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

NISSAN CARAVAN 1
NISSAN CARAVAN 2

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TOYOTA LAND CRUISER PRADO (KDJ125) 2002 JAPAN

TOYOTA LAND CRUISER PRADO (KDJ125)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA LAND CRUISER PRADO (KDJ125)


MINICHAMPS 400166271 1/43 111㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.72m 全幅約1.88m エンジン 変速機: 4気筒 3L 170HP ターボディーゼル  5段変速/5段自動変速  フルタイム4WD
性能: 最高速165km/h  データーベースでトヨタ ランドクルーザーのミニカー検索

トヨタ ランドクルーザー プラド (KDJ125) 日本 2002年

 

 前述したトヨタ ランドクルーザー 80系の後継車として100系が1998年に登場しました。(実車画像→ トヨタ ランドクルーザー 100系 1998年) 先代同様に5ドアバンとワゴンの構成で、頑丈なラダーフレーム構造を踏襲していました。電子制御化されたフルタイム4WDと電子制御サスペンションTEMSで、悪路走破性と乗り心地を両立させていました。エンジンはレクサスと同じDOHC V型8気筒4.7L(2UZ型)、DOHC 6気筒4.5L(1FZ型)、DOHC 6気筒4.2Lディーゼルターボ(1H型)などが搭載されました。本革シートなどの豪華な内装に加えて先進機器が装備され、本格派4WDと高級車の要素を併せ持つプレミアムな SUVとなりました。2002年と2005年のマイナーチェンジで各種改良が施され、2007年に200系にモデルチェンジしました。(実車画像→ トヨタ ランドクルーザー 200系 2007年)

 

 2002年にランドクルーザー プラド 3代目 120系が登場しました。つり上がったヘッドライトを採用してフロント周りが目新しくなりました。ホイールベースはショートとロングの2タイプで、それぞれ3ドアと5ドアがありました。ガソリンエンジンは4気筒2.7L(3RZ型)/(2TR型)、V型6気筒3.4L(5VZ型)/4L(1GR型)、ディーゼルエンジンは4気筒3L(5L型)/3Lターボ(1KZ型)/3Lターボ(1KD型)などが搭載されました。2007年に日本国内ではディーゼルエンジン仕様がなくなりました。2009年にプラド 4代目 150系にモデルチェンジしました。なおプラドという名前は欧州向けでは使われず、北米ではランドクルーザーではなくレクサス GXとして販売されました。(実車画像→ トヨタ ランドクルーザー プラド 150系 2009年)

 

 

 ミニカーは2004年に発売されたミニチャンプス製です。ディーゼルエンジンを搭載した欧州仕様のランドクルーザー (プラド) KDJ125をモデル化しています。プロポーションが良く、ミニチャンプスらしい細部までリアルに再現した良い出来ばえでした。特に室内はステアリングホイールやシフトレバーからセンターコンソールのナビの画面までリアルに再現されていました。(この当時のミニチャンプスの内装の仕上げは、1/43サイズとして申し分のないレベルでした) 同じ物で販促プロモーション用のトヨタ特注品もありました。これ以外のランドクルーザー 120系のミニカーはホンウェルの1/24がありますが、あまりモデル化されていません。ランドクルーザー 100系のミニカーは京商、ハイストーリー(レジン製)、ヤトミン、スパーク(レジン製)などがあります。プラド 150系はWIT'S(レジン製)がモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TOYOTA LAND CRUISER PRADO (120) 1
TOYOTA LAND CRUISER PRADO (120) 2

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TOYOTA WILL CYPHA 2002 JAPAN

TOYOTA WILL CYPHA
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TOYOTA WILL CYPHA


TOMICA 88-3 1/59 62㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.67m 全幅約1.68m エンジン 変速機: DOHC 4気筒 1.5L 105HP 4段自動変速  FF/4WD
性能: 最高速 150km/h?  データーベースでトヨタ WILL (ウイル)のミニカー検索

トヨタ WILL (ウイル) サイファ 日本 2002年

 

 WiLL(ウィル)プロジェクトはトヨタ自動車の社内バーチャル カンパニーが発起人となって始まった異業種による合同プロジェクトで、従来世代とは異なる価値観を持つ20-30代の購買層に向けた商品開発を模索する実験的プロジェクトでした。参加企業は、トヨタ自動車、花王、アサヒビール、松下電器産業、近畿日本ツーリストのの5社で1999年に開始され、その後2000年にコクヨ、江崎グリコが参入し2004年まで続きました。このプロジェクトで開発された商品はWiLLブランド名とオレンジ色のロゴで統一されていました。各社がWiLLブランド商品を開発していますが、現在まで継続している商品はないようで、このプロジェクトは成功しなかったようです。

 

 トヨタがこのプロジェクトで開発した WiLLシリーズの車は第1弾が2000年に登場したWILL Vi、第2弾が2001年登場のWILL VS、第3弾が2002年登場のWILL サイファーでした。いずれもWiLLブランドということでトヨタのロゴやエンブレムはついていませんでした。WILL サイファーはヴィッツのプラットフォームをベースにした5ドアハッチバックで、デザインコンセプトは「ディスプレイ一体型フルフェイスヘルメット」ということで、独特のフロントデザインが特徴でした。ヴィッツと同じDOHC 4気筒1.3L/1.5L(105HP)エンジンを搭載する全輪駆動/4輪駆動車でした。

 

 

 インターネットとクルマを融合する「サイバーカプセル」という先進的なテーマを掲げ、専用の無線通信機を使う車載情報通信サービスのG-BOOKとそれを使ったカーナビゲーションシステムを初めて標準装備していました。この車限定の走行距離に応じて月額利用料金が決まるカーリース方式での販売がされました。WILLプロジェクトが終了したことで2005年に生産中止となり、総生産台数は約3.2万台でした。なおサイファという名前はCYBER(サイバー:インターネットの意)とPHAETON(フェートン:馬車の意)のの造成語でした。

 ミニカーは2003年に発売されたトミカ製の当時物です。このミニカーは保有していないので、画像はWEBショップから借用しました。画像で見る限りですが、全体的なプロポーションは悪くありません。ただし最大の特徴であるヘッドライトとリアライトが印刷で表現されているのであまりリアルでなく、今一つの出来ばえだと思います。リアゲートが開閉するギミック付きです。トヨタのWILL シリーズとしては一番生産台数が多いのですが、実車にあまり人気がないようで、WILL サイファのミニカーは2024年現在でもこのトミカの物しかありません。(ディーラーのカラーサンプル品(1/24 非売品)がありましたが)

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