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日産 セレナ (C27) 日本 2016年
2016年に日産 セレナ 5代目(C27)が登場しました。先代(C26)の2段重ねヘッドライトと一体化したフロントグリルを継承し、フロントグリルに新世代の日産車に共通する「Vモーション」を採用しています。先代と同じDOHC 4気筒2L(147HP)エンジンを搭載する前輪駆動/4WD車です。小型電動モーター(2.6HP)で制動のエネルギーを回生する簡易的なハイブリッドシステムを採用したS-ハイブリッド仕様があります。高速道路で車線維持/車間距離維持を行う安全運転支援システム「プロパイロット」が採用され、駐車場所を指定すると自動でステアリング操作をおこない駐車をアシストする「インテリジェント パーキング アシスト」も採用されました。2016年のRJC カー オブ ザ イヤーを受賞しています。
2017年に専用の外観で足回りをチューニングしたミニバンとしては初のニスモ仕様であるセレナ ニスモが設定されました。2018年に本格的なハイブリッドシステムを採用したセレナ e-POWER(7人乗り)が登場しました。このシステムはDOHC 3気筒1.2Lエンジンを発電専用として発電した電力をリチウムイオン電池に充電し、走行用電動モーター(136HP)で前輪を駆動して走行します。(燃費は26.2L 4WD仕様はなし) 電池残量があるときはエンジンを始動しないで走行することもできます。2019年のマイナーチェンジで、フロントグリルなどの意匠が変更されました。2018年には約10万台が販売され、ミニバンクラスの販売台数で1位となり大ヒットしました。2022年にモデルチェンジするようです。
ミニカーは2016年に発売された京商 Jコレクション製です。ミニカーの画像はWEBショップのサンプル画像を借用させていただきました。画像を見ただけですが、実車の雰囲気がうまく再現されていて良く出来ていると思います。これ以外のセレナ 5代目のミニカーはトミカの初期型とe-POWER 1/67があります。
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トヨタ レクサス CT200h F スポーツ 日本 2016年
トヨタのレクサス ブランドのコンパクトカーで5ドアハッチバックのレクサス CTが2011年に登場しました。ハイブリッド専用車のCT200hのみの設定で、レクサスとしてはサイズが最も小さく低価格なので、レクサスのエントリーモデルとしての位置づけでした。外観はこのクラスとしては低い車高のスポーティなデザインで、サイドまで回り込んだリアウィンドーが特徴でした。ハイブリッドシステムはプリウス 3代目と同じ「リダクション機構付THS II」を採用し、DOHC 4気筒1.8L(99HP)アトキンソンサイクルエンジンと電気モーター (82HP)で構成されています。
変速方式はプリウスとは異なるスポーティなパドルシフトを採用しています。また「ノーマル、エコ、スポーツ」のドライブモードを選択でき、スポーツを選択するとモーター駆動電圧を500Vから650Vに変更して走行性能を上げることができます。2014年のマイナーチェンジで、レクサスの統一デザインであるスピンドルグリルを採用してフロント意匠を変更しました。2017年のマイナーチェンジで、フロントグリル/バンパー/ヘッドライトなどの意匠を変更し、プリクラッシュセーフティシステム、レーンディパーチャーアラート、レーダークルーズコントロールなどの先進安全装備を標準装備としました。2022年に販売中止となり、2018年に登場したクロスオーバーSUVのレクサス UXが後継車となります。(実車画像→ レクサス UX)
ミニカーは2017年に発売された京商製です。2014年のマイナーチェンジ後のスポーツ仕様 F スポーツをモデル化しています。プロポーションが良く、特徴的なフロントグリル造形やリアウィンドーなどがうまく再現されています。灯火類や室内インパネなどの細部も良く仕上げてあり、レベルの高い出来ばえになっています。(定価が6300円と高価でしたので、値段相応ではあります) これ以外のレクサス CTのミニカーはミニチャンプスの輸出仕様の初期型、WIT'S(レジン製)の2011年と2014年式などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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スバル インプレッサ スポーツ/G4 5ドア ハッチバック 日本 2016年
インプレッサ 5代目 2016年 登場
5ドアハッチバックと4ドアセダンの2タイプがあり、デザインの基本は先代を踏襲しつつ細部がリファインされています。新世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFRM」を採用してボディ構造を最適化し、ボディ剛性と衝突安全性を向上させています。エンジンは先代と同じ水平対向4気筒1.6L/2Lながら振動騒音低減/軽量化が行われています。
自動車としての基本性能の高さに加えて運転支援システム アイサイト(EyeSight)と国産車で初採用となる歩行者保護エアバッグを全車に標準装備するといった安全に対するスバル車の姿勢が高く評価され、2016年の日本 カー オブ ザ イヤーを受賞しています。なおスバル車が受賞するのは2003年の4代目レガシィに続いて2回目となります。
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トヨタ TS050 ハイブリッド ルマン 日本 2017年
トヨタはGT-ONE(TS020)で1998年のルマンに参戦しました。GT-ONEは当時のGT1規格のマシンで、F1マシンにカバーをかけたような独特のデザインで話題となりました。レースではファーステストラップを記録し早かったのですが、最終的に9位でした。1999年ルマンではGTP(プロトタイプ)クラスに変更したGT-ONEで参戦し、ファーステストラップを記録するも、2位で終わりました。この後トヨタはレース活動の主軸をF1に移し、ルマン参戦は2011年まで中断となりました。
トヨタは2012年にTS030 ハイブリッドでルマンに復帰しました。決勝でトップ争いをしましたが、出場した2台ともトラブルでリタイアしました。2013年は前年と同じTS030 ハイブリッドで2位となりました。2014年は新型のTS040 ハイブリッドで参戦し、予選で中嶋一貴が日本人初のポールポジションを獲得し、決勝では3位に入賞しました。2015年もTS040 ハイブリッドで参戦しましたが、6位と8位でした。2016年は新型のTS050 ハイブリッドで参戦し、ポルシェに競り勝ち初の総合優勝かと思われた残り3分の時点でマシントラブルによりストップしてしまい、ポルシェが逆転優勝し残った1台が2位となりました。
2017年はTS050 ハイブリッド 3台で参戦し、ポールポジションでスタートしレースをリードしましたが、2台はトラブルでリタイヤし、残り1台もモーターのトラブルで遅れ8位でレースを終えました。2018年はTS050 ハイブリッド 2台で参戦し、8号車がポールポジションでスタートし最後までトップを譲らず、7号車と1-2フィニッシュで優勝しました。日本人がドライブする日本車が優勝したのは初めてのことでした。ただ最近優勝している強豪のポルシェやアウディが参戦していなかったので、いまひとつ盛り上がりに欠ける優勝でした。2019年のルマンでは7号車がポールポジションでスタートしましたが、タイヤ交換のピットインで遅れ、8号車が1位となりルマン2連覇となりました。2020年のルマンではいくつかのトラブルがありましたが、8号車が1位、7号車が3位となり、ルマン3連覇を果たしました。2021年からは世界耐久選手権(WEC)の最高峰クラスがLMP1クラスからルマン ハイパーカー(LMH)クラスに変更されたので、それに対応してトヨタ GR010 ハイブリッドが開発されました。2021年のルマンではGR010 ハイブリッド 7号車と8号車が1-2フィニッシュで優勝し、ルマン4連覇となりました2022年のルマンもGR010ハイブリッドで優勝し5連覇となり、2023年のルマンではフェラーリが優勝し、GR010ハイブリッドは2位となりました。
ミニカーは2018年に発売が開始されたアシェットのルマン24時間レースカーコレクションの創刊号です。メーカーはスパークで、同社の主力であるレジン製ではなくダイキャスト製です。2017年に8位となった8号車をモデル化しています。スパークは同じ車をレジン製でモデル化しているので、それのダイキャスト版ということになり、デカール(タンポ印刷も含む)などの細部のパーツは流用していると思います。エッティング材のワイパーやアンテナなどは従来の雑誌付きミニカーに比べるとレベルの高い出来ばえです。ただその分定価が2499円と雑誌付きミニカーとしては少しだけ高いですが、この類のミニカーが好きな方にはお買い得だと思います。スパークは2016年のルマン出場車や2018年のルマン優勝車などTS050を数種類モデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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日産 リーフ (電気自動車) 日本 2018年
日産の本格的な量産電気自動車であるリーフの2代目が2017年に登場しました。初代リーフと同じプラットフォームに、今風のフロントグリルとテールライトでリニューアルしたデザインになりました。初代のモーター(80kW)より強力なモーター(110kW)が採用され、電気自動車としての性能が向上しています。搭載するバッテリー容量は2種類あり、エントリー仕様は48kWh(初代は30kWh)、上級仕様は60kWhです。上級仕様の60kWhバッテリーによる航続距離は550kmで、初代 後期型の280㎞から大幅に向上しています。
先進的な装備としては、アクセルペダルのみの操作で、発進、加減速、停止/停止保持が可能な「Eペダル」システムや、国産車としては初めての自動駐車システムでアクセル、ブレーキ、ハンドル、パーキングブレーキまでを自動制御する「プロパイロット パーキング」システムを搭載しています。アメリカの電気自動車テスラのように走行性能が高性能スポーツカー並みということはないですが、一般的なユーザー向けの実用的な設定がされていると思います。
ミニカーは2018年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製でメーカーはイクソです。このリーフが国産名車コレクション最後のミニカーとなりました。約12年間続いたシリーズの最後にふさわしく、雑誌に付属するミニカーとしては申し分のない良い出来ばえとなっています。フロントグリル、特徴的な黒いルーフとテールライト部の造形、室内の造形などリアルにできています。これ以外のリーフ 2代目のミニカーは、これと同じ型のイクソ、トミカの1/63、ホットホイールのニスモ RC_02 1/64があります。なお日産自動車の特注品の1/43もありますが、これと同じ型をつかった物のようです。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
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