ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET (TYPE 15) 1949 GERMANY

VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET (TYPE 15)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET (TYPE 15)


RIO SL041 1/43 95㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.55m エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1134cc 25HP 4段変速
性能: 最高速105km/h  データーベースでフォルクスワーゲン ビートル カブリオレのミニカー検索

フォルクスワーゲン ビートル カルマン カブリオレ (タイプ 15) ドイツ 1949年

 

 フォルクスワーゲン ビートルのカブリオレ仕様は戦前のKdFにも設定がありました。戦後はコーチビルダーのヘップミューラー(HEBMULLER)社が2座席のカブリオレ(タイプ 14)、コーチビルダーのカルマン社が4座席のカブリオレ(タイプ 15)を製作していました。ヘップミューラー社のカブリオレは畳んだ幌の大部分が座席後方部分に隠れてしまうのが特長でした。一方カルマン社のカブリオレは4座で、畳んだ幌は後部座席の後方に大きくはみ出しました。

 

 1949年にヘップミューラー社の工場が火災にあってカブリオレの生産ができなくなってからは、カルマン社だけの生産になりました。カルマン社のカブリオレは通常のビートルの約1.5倍の価格でしたが、高級なビートルとして人気が高く1979年まで生産されました。 カルマン社カブリオレの総生産台数は約23万台で、ビートルの総生産台数は約2153万台ですから100台に1台ぐらいがカブリオレだったことになります。ビートルの後継車ゴルフ Iに1979年に設定されたカブリオレがビートル カブリオレの実質的な後継車となりました。

 

 

 ミニカーは1997年頃に発売されたリオ製のカブリオレです。前述したセダンのバリエーションなので、セダンと同じく適度に古くさい(懐かしい)作風がビートルの雰囲気に合っていて良い出来ばえです。実車同様の2トンカラー仕立てのカラーリングも綺麗です。ドアが開閉するギミック付きです。ビートル カブリオレのミニカーはたくさんありますが、ほとんどはカルマン社製カブリオレです。当時物としてはポリトーイのELシリーズとSシリーズの1/25、トミカ、ダイヤペットの1/30などがありました。当時物以外ではビテス、ブッシュの1/87、ホンウェルの1/72と1/43、ミニチャンプス、シュコー、ノレブ、リオなどたくさんあります。ヘップミューラー社製カブリオレのミニカーは少なくてミニチャンプス、ノレブ、ブッシュの1/87ぐらいしかありません。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 1
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 2

 以下は1992年に発売されたリオ製のフォルクスワーゲン ビートル カブリオレ (1/43 型番93)の画像です。上記の幌を立てたバリエーションで、こちらのほうが先に発売されたものです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 3
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 4

 以下は1975年頃に発売されたポリトーイ製の当時物 フォルクスワーゲン ビートル 1303 カブリオレ 1972 (1/25 型番S15)の画像です。ポリトーイのSシリーズ(1/25)は当時の大スケールミニカーのはしりで、このビートル カブリオレは当時のミニカーとしてはサイズに見合った良い出来ばえでした。トランク/ドアが開閉し幌は閉じた状態と開いた状態のものがあり、交換できます。ただポリトーイがそれまでに得意としていたエンジンなどのメカ部分がほとんど再現されていない点が今一つでした。その後Sシリーズはただ大きいだけの大味なミニカーになっていきましたので、これはSシリーズとしてはまだましな部類でした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 5
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 6

 以下はフロント/トランクの開閉画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 7
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 8

 以下は1977年に発売されたポリトーイ製の当時物 フォルクスワーゲン ビートル 1303 カブリオレ 1972 (1/43 型番EL43)の画像です。上記の1/25のカブリオレとほぼ同時期に作られたものです。ポリトーイのELシリーズは当時の廉価版ミニカーでしたので、安っぽいフリーホイールを使っています。コストダウンでテールライトなどの塗装処理をしていないので、仕上げレベルは良くないですが、基本的なプロポーションは悪くないです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 9
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 10

 以下は1989年に発売されたビテス製のフォルクスワーゲン ビートル カブリオレ 1949 (1/43 型番EL43)の画像です。前述したビテス製のフォルクスワーゲン KdFのバリエーションで、初期のカブリオレをモデル化しています。赤/黒のカラーリングが綺麗で、まずまずの良い出来ばえです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 11
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 12

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 13
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 14

 以下は1992年頃に発売されたビテス製のフォルクスワーゲン ビートル カブリオレ ポリス 1949 (1/43 型番414B)の画像です。これも前述したビテス製のKdFのバリエーションで、布製の簡易ドアを持つドイツ警察のカブリオレ(タイプ 18A)をモデル化しています。このタイプのビートルはビテスしかモデル化していないようで面白いミニカーです。フロントウィンドー両端に付いている補助灯のようなものは青のパトライトです。実車の初期物はヘップミューラー製で、後に通常のドアの付いたカブリオレ ポリス(タイプ 15A)も作られたそうです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE CABRIOLET POLICE 1
VOLKSWAGEN BEETLE CABRIOLET POLICE 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE CABRIOLET POLICE 3
VOLKSWAGEN BEETLE CABRIOLET POLICE 4

 以下は2000年頃に発売されたソリド製のフォルクスワーゲン ビートル カブリオレ 1950 (1/43 型番AB8710)の画像です。ソリドは型番4571でビートル カブリオレをモデル化していますが、これはそれと同じものをアシェットの雑誌付きミニカー「REEDITION(再販)」シリーズとして発売された物です。(オークションサイトで入手しました) 安価なミニカーですので特別に凝ったところはありませんが、ソリドらしいシャープな造形で良く出来ています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 15
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 16

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 17
VOLKSWAGEN BEETLE KARMANN CABRIOLET 18

 以下は2006年に発売されたミニチャンプス製のフォルクスワーゲン ビートル ヘップミューラー カブリオレ 1949 (1/43 型番430052135)の画像です。ヘップミューラー社製のカブリオレ(タイプ 14)は折り畳んだ幌のほとんどが運転席背後に収納されるので幌があまり目立ちません。ただしその代わりに後部座席はなくて2シーター仕様でした。あいにく当方には手持ちのミニカーがありませんので、ミニチャンプスのWEBサイトから借用した画像を載せています。
VOLKSWAGEN BEETLE HEBMULLER CABRIOLET 1

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VOLKSWAGEN T1 (TYPE 2) PICKUP TRUCK 1950 GERMANY

VOLKSWAGEN T1 (TYPE 2) PICKUP TRUCK
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN T1 (TYPE 2) PICKUP TRUCK


CORGI GS06 1/46? 100mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.3m 全幅約1.7m エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1134cc 25HP 4段変速
性能: 最高速90km/h  データーベースでフォルクスワーゲン T1のミニカー検索

フォルクスワーゲン T1 (タイプ 2) ピックアップ サービスカー ドイツ 1950年

 

 フォルクスワーゲンの商用車は総称としてトランスポーターと呼ばれ、貨物運搬用のバンやトラック、多人数乗用のマイクロバス、貨物乗用兼用のワゴン(独ではKOMBI:コンビ)などの多くのバリエーションがあります。トランスポーターはその世代毎に第1世代(1950-1967)をT1、第2世代(1967-1979)をT2、第3世代(1979-1992)をT3、第4世代(1990-2003)をT4、第5世代(2003-2015)をT5、第6世代(2015-2022)をT6、最新のトランスポーターである第7世代(2022-)をT7と称しています。そのなかでもビートルと同じ後輪駆動のT3までをタイプ 2と呼び、世界中に多くのマニアがいます。

 

 第1世代のT1はビートルをベースにしているので、リアにエンジンを搭載した後輪駆動車でした。リアエンジンはリアを荷台にする商用車には向いていないのですが、水平対向エンジンは荷台の下にコンパクトに収めることができたので成立した構造でした。ビートルと同じ空冷水平対向4気筒1134cc(25HP)エンジンで、商用車として駆動力重視の変速機だったので最高速は90㎞/hでした。1964年には1.5Lエンジンが追加されました。T1は丈夫で汎用性に優れていたので、商用車だけではなくマイクロバスやキャンピングカーなど乗用車としても使われました。1967年に2代目にモデルチェンジしました。なおT1は初期のT1aとフロントウィンドー上のルーフラインが異なるT1b、1963年以降のT1cに区分できるようですが、外観的な違いはミニカーではあまり良くわかりせん。

 

 

 ミニカーは1967年に発売されたコーギー製の当時物です。コーギーは型番433/434でフォルクスワーゲン T1をモデル化していました。これはレーシング クラブのサービスカーという設定でクーパー マセラティ F1を搭載したトレーラーとフォルクスワーゲン T1をセットにしたセット物(ギフトセット型番GS06)として発売されました。T1は実車の雰囲気がうまく再現された良い出来ばえで、荷台にはスペアタイヤやツールボックスを積載し、リアエンドにはウインチが付いています。ツールボックスを開くとレンチやインパクトドライバーなどの工具が入っていて、ウインチは実際に巻き上げることが出来るなどコーギーらしいギミックの付いた楽しいミニカーになっていました。 以下はフロント/リアの拡大画像とクーパー マセラティ F1とセットにした状態の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VOLKSWAGEN T1 (TYPE 2) PICKUP TRUCK 1
VOLKSWAGEN T1 (TYPE 2) PICKUP TRUCK 2

 人気の高いフォルクスワーゲン T1のミニカーは非常にたくさんあり、現在でも新製品が毎年出ています。T1の当時物ミニカーは、ガマ、ジク(SIKU)、メルクリン、テクノなどがありました。特に1950-1960年代に販売されたテクノのシリーズ物は良く知られていて、以下のようにバン、ピックアップ、消防車、マイクロバスなど数十種類のバリエーションがありました。(画像はテクノのWEBサイトから借用しました)
VOLKSWAGEN T1 (TYPE 2) TEKNO

 当時物以外ではビテス、シュコー、ミニチャンプス、ブレキナの1/87(商用車のバリエーションが非常に多い)、ホンウェル、トミカ ダンディなど非常にたくさんあります。以下は1980年に発売されたトミカ ダンディ製のフォルクスワーゲン T1 バン 丸栄仕様 (1/43 型番F23)の画像です。1/43サイズで当時のミニカーとしてかなり良い出来ばえでした。これは名古屋のデパート 丸栄(2018年に閉店した)の特注品でしたが、このミニカーには同じような特注品が数種類ありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN T1 (TYPE 2) VAN 1
VOLKSWAGEN T1 (TYPE 2) VAN 2

 以下はフロント/リアの拡大画像とバックドアの開閉動作の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN T1 (TYPE 2) VAN 1
VOLKSWAGEN T1 (TYPE 2) VAN 2

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VOLKSWAGEN BEETLE EXPORT 1951 GERMANY

VOLKSWAGEN BEETLE EXPORT
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE EXPORT


MINICHAMPS 431051206 1/43 95㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4m 全幅約1.55m エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1134cc 25HP 4段変速
性能: 最高速105km/h  データーベースでフォルクスワーゲン ビートルのミニカー検索

フォルクスワーゲン ビートル 輸出仕様 ドイツ 1951年

 

 フォルクスワーゲン ビートルの年間生産台数は1946年には約1万台でしたが、10年後には50万台以上になっていました。1949年から輸出が始まり、その後世界で一番多く輸出された車となりました。ビートルは基本的なスタイルを変えないまま、ドイツ本国では1978年頃まで長い間生産されました。(メキシコでは2003年まで生産されました) その間に様々な改良が加えられ細部も変わっていきました。外観などの変更点について以下に簡単にまとめてみました。

 

  • 1953年 リアウィンドーを2分割(スピリット ウィンドー)から楕円形に変更
  • 1954年 エンジンを1.1Lから1.2L(1192㏄)に変更
  • 1955年 腕木式方向指示機を点滅式式方向指示機(ウインカー)に変更
  • 1958年 リアウィンドーが拡大されスクエアウィンドーになる
  • 1964年 リアウィンドーがさらに拡大、フロントウィンドーが少し曲面ガラスになる
  • 1965年 1.3L(1285㏄ 40HP)エンジンを追加
  • 1966年 1.5L(1493㏄ 53HP)エンジンを追加
  • 1967年 ヘッドライト取付けが直立
  • 1968年 北米安全基準対応でバンパー強化、テールライトが大型化
  • 1970年 フロントサスペンションをストラット式に変更しノーズが少し膨らんだ1302が登場 1.6L(1584㏄ 50HP)エンジン搭載の高性能版1302Sが登場
  • 1973年 リアライトが大型化された1303が登場 フロントウィンドーが曲面ガラス化
  • 1974年 1200もテールライトが大型化 ウインカーがバンパーに移動

 

 

 フォルクスワーゲン ビートルのミニカーはたくさんあります。当サイトのデーターベースでは約1500件がリストアップされています。(ビートルのミニカーは年式が明確にわからない物が多いので4割ぐらいは年式未記載です) 私はビートルのミニカーを約50台保有していますので、それらを年代別に分けて紹介することにします。ここでは1950年以降で1970年代以前のビートルを紹介します。

 このミニカーは2007年に発売されたミニチャンプス製で、1951年式の輸出仕様をモデル化しています。全体的なプロポーションが正確で、細部をリアルに再現するミニチャンプスらしい素晴らしい出来ばえです。フロントウィンドーの前に付いているのはラジオのアンテナで、当時の輸出仕様の特徴だったようです。さらにこのミニカーはリアパネル開閉ギミック付でエンジンもかなりリアルに再現されています。ミニチャンプスはビートルを100種類以上モデル化しています。大別すると1949年式のスピリットウィンドー、1951年式の1200、1969年式の1300、1970年式の1302、1973年式の1303、1983年式の1200などがあり、外観上の違いがあるものはほとんどがモデル化されています。同じドイツのシュコーもビートルを200種類以上モデル化しており、こちらもほとんどのタイプが揃っています。以下はフロント/リアの拡大画像とボンネットを開いたエンジンルームの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VOLKSWAGEN BEETLE EXPORT 1
VOLKSWAGEN BEETLE EXPORT 2

 以下は1989年頃に発売されたリオ製のフォルクスワーゲン ビートル 1953 (1/43 型番91)の画像です。先に紹介したスピリット ウィンドーのビートルのバリエーションです。リアウィンドーが楕円形に変更されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1953 3
VOLKSWAGEN BEETLE 1953 4

 以下は1993年頃に発売されたリオ製のフォルクスワーゲン ビートル 100万台生産記念 1955 (1/43 型番108)の画像です。1955年に累計生産台数が100万台を達成したことを記念したビートルをモデル化したものです。実車はこのような金色のボディカラーで、ミニカーは白いタイヤになっていますが、実車はホワイトリボンタイヤでした。(実車画像→ フォルクスワーゲン ビートル 100万台生産記念車) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1955 5
VOLKSWAGEN BEETLE 1955 6

 以下は1994年頃に発売されたリオ製のフォルクスワーゲン ビートル ポリス 1955 (1/43 型番SL006)の画像です。上述したリオ製のバリエーションで、ドイツのポリス仕様をモデル化しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1955 7
VOLKSWAGEN BEETLE 1955 8

 以下は1997年頃に発売されたリオ製のフォルクスワーゲン ビートル 水陸両用車 (ANFIBIO) 1964 (1/43 型番SL051)の画像です。これもリオ製のバリエーションで、テールエンドにスクリュウを追加して水陸両用車に仕立てたビートルをモデル化しています。排気管から浸水しないよう排気管がサイドウインドーの上まで延長されています。(モデルとなった実車を紹介しているWEBサイト→ Maggiolino anfibio) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 9
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 10

 以下は1950年代に発売されたメルクリン製の当時物 フォルクスワーゲン ビートル 1953 (1/43? 型番8005)の画像です。メルクリンはドイツの鉄道模型の老舗ブランドですが、1970年代までミニカーも発売していました。このミニカーはWEBオークションで入手しました。60年以上も前に作られたビンテージミニカーですので素朴な作りですが、ビートルの雰囲気がうまく再現されています。室内はがらんどうで、内装は再現されていません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1950 9
VOLKSWAGEN BEETLE 1950 10

 以下は1960年代に発売されたデンマークのテクノ製の当時物 フォルクスワーゲン ビートル 1200 郵便車 1958 (1/43? 型番819)の画像です。現在のテクノ(オランダ)は商用車専門のブランドですが、1950-1960年代には当時としては高品質の乗用車/商用車のミニカーを作っていました。これも60年以上前に作られたビンテージミニカーですが、当時のミニカーとして良く出来ていました。これは郵便車ですが、バリエーションがたくさんありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1955 11
VOLKSWAGEN BEETLE 1955 12

 以下は1956年に発売されたディンキー(英)製の当時物 フォルクスワーゲン ビートル 1953 (1/45 型番181)の画像です。これは1970年にデパートで購入しました。60年以上も前に作られたビンテージミニカーですので素朴な作りですが、ビートルの雰囲気がうまく再現されています。これも室内はがらんどうで、内装は再現されていません。塗装が綺麗なので、リペイントかもしれません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1953 13
VOLKSWAGEN BEETLE 1953 14

 以下は1965年に発売されたディンキー(英)製の当時物 フォルクスワーゲン ビートル デラックス 1965 (1/40 型番129)の画像です。上記型番181より10年ほど後に発売された物なので、ヘッドライトにラインストーンが使われボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きとなっています。メタル製バンバーなどディンキー(英)らしい頑丈な作りで、当時のミニカーとして良い出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1965 15
VOLKSWAGEN BEETLE 1965 16

 以下はフロント/トランク開閉の画像と/ボンネットを開いたエンジンルームの画像です。エンジンらしき物がメタル製パーツで再現されていますが、何を再現しているのか良くわかりません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1965 17
VOLKSWAGEN BEETLE 1965 18

 以下は1970年頃に発売されたコーギー製のフォルクスワーゲン ビートル 1200 1964 (1/44 型番383)の画像です。コーギーは1965年にビートルのサファリラリー仕様を型番256で発売していました。型番256はその後型番383でポリス仕様でも発売されました。このポリス仕様は屋根のパトライトで前輪が操舵できるギミック付きでとても良い出来ばえでした。(参照画像→ フォルクスワーゲン ビートル ポリス) これはその型番256からギミックを全て外すなど簡素化して再発売されたもので、見た目の良くないフリーホイール仕様になっています。廉価版ミニカーですので、あまり良い出来ばえではありません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 19
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 20

 以下はフロント/リアの拡大画像です。。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 21
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 22

 以下は1970年代に発売されたヴィーキング製のフォルクスワーゲン ビートル 1200 1968 (1/40 型番113)の画像です。これはオークションで入手しました。テールライトが大きいので1968年式をモデル化してるようです。フォルクスワーゲン社のプロモーション用特注品としてつくられたプラスチック製で、リアルな造形でとても良い出来ばえです。ボディを底板部分から外すとスペアタイヤやエンジンなどの内部メカが簡単な造形ですが再現されています。以下にボディを底板から取り外した状態の画像を載せています。同時期に作られた同様の特注品でカブリオレやカルマン ギア クーペもありました(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 23
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 24

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 25
VOLKSWAGEN BEETLE 1964 26

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VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 1955 GERMANY

VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14)


MINICHAMPS 430005002 1/43 99㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.6m エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1.2L 30HP 4段変速
性能: 最高速118km/h  データーベースでフォルクスワーゲン カルマン ギアのミニカー検索

フォルクスワーゲン カルマン ギア クーペ (タイプ 14) ドイツ 1955年

 

 フォルクスワーゲン ビートルをベースにして1955年に登場したスポーティーカーがカルマン ギア クーペ (タイプ 14)でした。デザインはイタリアのカロッツェリア ギアによるエレガントなもので、カルマン社がボディを製作していました。1957年にはオープンのカブリオレが追加されました。ビートルがベースでしたので性能的にはたいしたことはありませんでしたが、値段と維持費が安くまた見た目がかっこよかったので「プアマンズ ポルシェ」といわれ人気がありました。

 

 カルマン ギア タイプ 14の当初のエンジンはビートルと同じ1.2L(30HP)でしたが、その後ビートル同様に1965年に1.3L(40HP)、1966年に1.5L(44HP)、1969年に1.6L(50HP)と拡大され、1.6Lは最高速140km/hに性能が向上しました。1971年にテールライトが大きくなり、バンパーの形状が変更されました。タイプ 14は1973年まで生産され総生産台数は約44万台でした。ブラジルではタイプ 14をベースにしたカルマン ギア TCが1975年まで生産されました。(実車画像→ フォルクスワーゲン カルマン ギア TC 1972 )

 

 

 1962年にフォルクスワーゲン 1500をベースにして同じギアのデザインながらタイプ 14とは異なるデザインを持つカルマン ギア 1500 クーペ (タイプ 34)が登場しました。このデザインは当時のアメリカ車(GM シボレー コルベア)を意識したものだったようです。(実車画像→ カルマン ギア クーペ (タイプ 34) 1966) タイプ 34のエンジンは1.5L(45HP)で最高速135㎞/hとタイプ 14より高性能でした。1965年に1.6L(54HP)が追加されました。タイプ 34はデザインが良くなかったのか? 人気が出ず、タイプ 14より先に1969年に生産中止となりました。総生産台数は4万台ほどで、稀少車の類でした。

 ミニカーは1992年に発売されたミニチャンプス製です。ミニチャンプスとしては初期物ですが、古典的ながら魅力的なこの車のデザインがうまく再現されています。灯火類やロゴなどの細部もリアルに再現されています。カルマン ギア タイプ 14の当時物ミニカーはディンキー、メルクリン、国産のミクロペットなどがありました。当時物以外ではシュコー、ヴィーキング、フランクリン ミントの1/24、京商の1/64、NEO(レジン製)などがあります。カルマン ギア タイプ 34の当時物ミニカーはコーギー、ジク(SIKU)などがありました。当時物以ではミニチャンプス、ヘルパとブッシュの1/87があります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 1
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 2

 以下は1992年に発売された上記と同じミニチャンプス製のフォルクスワーゲン カルマン ギア カブリオレ (1/43 型番430005031)の画像です。上記のバリエーションで、ルーフがないので、再現された室内の造形が良く見えます。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 3
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 4

 以下は2017年に発売されたアシェット 国産名車コレクション製のフォルクスワーゲン カルマン ギア クーペ (1/43 No.289)の画像です。メーカはイクソで、イクソはホワイトボックス ブランドの型番WB064でカルマン ギア クーペをモデル化していますので、それの流用です。外観だけ見ると上記の1992年に発売されたミニチャンプス製と同じように見えるので、2017年までの25年間でミニカーの出来ばえがかなり向上したことが分かります。ただしこれは安価な雑誌付きミニカーなので、室内の造形など細部の仕上げとなるとミニチャンプス製よりかなり簡素になっています。ただしミニチャンプス製には付いていないバックミラーがこちらには付いています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 1
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 3
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 4

 以下は1970年代に発売されたヴィーキング製のフォルクスワーゲン カルマン ギア カブリオレ (1/40 型番141)の画像です。これは40年以上前にミニカー専門店で絶版品として購入した物です。ドイツのヴィーキングは現在はHOスケール(1/87)のプラスチック製ミニカーを作っています。これはプラスチック製で1/40の大きさで、フォルクスワーゲン社のプロモーション用特注品としてつくられた物でした。プロモーション用なのでかなりリアルに作られていて、ボディを底板部分から外すと、スペアタイヤやエンジンなどの内部メカが簡単な造形ですが再現されています。同時期に作られた特注品でビートルもありました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 5
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 6

 以下はフロント/リアの拡大画像とボディを底板から外した状態の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 7
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA CABRIOLET (TYPE 14) 8

 以下は1959年に発売されたディンキー(英)製の当時物 フォルクスワーゲン カルマン ギア クーペ (1/43 型番187)の画像です。これは私の保有するミニカーの中でも一番古い類で、1970年代にミニカー専門店で購入したものです。塗装はオリジナルのようですが、タイヤは当時販売されていた補給品に交換されているようです。1950年代に作られていたミニカーはこんなものだったということで見てください。素朴な出来ですが実車の雰囲気をそれなりに再現しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 5
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 14) 6

 以下は1963年に発売されたコーギー製の当時物 フォルクスワーゲン カルマン ギア クーペ タイプ 34 (1/46 型番187)の画像です。タイプ 34は実車の人気のなさを反映して、当時物ミニカーはこのコーギーとジク(SIKU)ぐらいしかありませんでした。縮尺1/46と少し小さめですが、タイプ 34の特徴的なフロントの造形を当時のミニカーなりに再現しています。フロントとリアのフードが開閉し、リアにはエンジンが再現され、フロントにはスペアタイヤとトランクが積載され取り外すことも出来るなど、コーギーらしいギミックが付いていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 34) 1
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 34) 2

 以下はフロント/フロント トランク開閉とリア/リア パネル開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 34) 3
VOLKSWAGEN KARMANN GHIA COUPE (TYPE 34) 4

データーベースでフォルクスワーゲン カルマン ギア タイプ タイプ 34のミニカー検索

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VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 1961 GERMANY

VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3)
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3)


VITESSE 621 1/43 98㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.2m 全幅約1.6m エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1.5L 45HP 4段変速
性能: 最高速125km/h  データーベースでフォルクスワーゲン 1500/1600のミニカー検索

フォルクスワーゲン 1500 (タイプ3) ドイツ 1961年

 

 フォルクスワーゲン ビートルの後継車として1961年に登場した1500は、ビートルのシャーシのトレッドを拡大し幅広い近代的なノッチバックボディを載せたものでした。空冷エンジン(4気筒1500cc 45HP)をリアに搭載する基本構成は踏襲していました。このモデルはタイプ3と呼ばれました。(ビートルをタイプ1、1ボックストランスポーターをタイプ2と呼びます) 当初は2ドアセダンとカルマン ギア クーペ(タイプ34)だけでしたが、1962年にバリアント(ワゴン)が追加されました。

 

 1965年にエンジンが1600cc(54HP)に強化され、名前が1600に変わりました。同時にファーストバック スタイルを採用した2ドアセダンの1600TLが追加されました。これはアメリカ市場を狙ったモデルで、地味なノッチバックセダンと比べるとなかなか魅了的なスタイルとなっていました。(ノッチバックセダンはアメリカに輸出されませんでした) 1968年には量産車として世界初の電子制御式ガソリン燃料噴射システム(ボッシュ製)を採用するなど改良が加えられました。しかし空冷リアエンジン方式は時代遅れとなり、結局1600はビートルの後継とはならず、水冷エンジンで前輪駆動方式のパサートが登場したことで1973年に生産中止となりました。総生産台数は約250万台でした。

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたビテスの初期物です。これといった特徴の無いスタイルがうまく再現されています。サンルーフ付で、室内などの細部もそこそこ良く再現されていて当時としては良い出来ばえでした。サンルーフ無しセダンやポリス仕様など数種類のバリエーションがありました。1500/1600の当時物ミニカーはディンキー、ガマ、ジク、ノレブ、テクノ、メルクリンのバリアント、ポリトーイの1500(プラスチック製)/1600TL/バリアントなどたくさんありました。当時物以外ではミニチャンプス、ブレキナの1/87、シュコー ピッコロなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 1
VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 2

 以下は1971年に発売されたノレブ製の当時物 フォルクスワーゲン 1500 (1/43 型番604)の画像です。ノレブは1962年にプラスチック製で1500をモデル化していて、これは同じ型を使ったダイキャスト製です。開閉ギミックがないプロモーションモデル的な造形で、細部も結構リアルで当時物ミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 3
VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 5
VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 6

 以下は1965年に発売されたガマ製の当時物 フォルクスワーゲン 1500 (1/46 型番9490)の画像です。縮尺が1/46なので他の1/43と比べると少し小さいです。ただ小さいながらもトランク/ボンネットが開閉するギミック付で、ラインストーンのヘッドライトなど凝った作りでした。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 7
VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 8

 以下はフロント/トランク開閉の画像とリア/ボンネット開閉の画像です。トランクの内装はなく、底板のスプリングサスペンションが露出しています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 9
VOLKSWAGEN 1500 (TYPE 3) 10

 以下は1968年に発売されたメルクリン製の当時物 フォルクスワーゲン 1600 バリアント (1/43 型番1805)の画像です。メルクリンは鉄道模型の老舗ブランドですが、当時はミニカーも手掛けていました。メルクリンはセダンではなくバリアントを数種類モデル化していますが、模型の老舗ブランドらしい巧みな造形でこれも当時物ミニカーとして良く出来ていました。ボンネット/ドア/テールゲートが開閉するギミック付です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN 1600 VARIANT (TYPE 3) 1
VOLKSWAGEN 1600 VARIANT (TYPE 3) 2

 以下はフロント/トランク開閉の画像とリア/テールゲート開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN 1600 VARIANT (TYPE 3) 3
VOLKSWAGEN 1600 VARIANT (TYPE 3) 4

 以下は1968年に発売されたポリトーイ製の当時物 フォルクスワーゲン 1600TL (1/43 型番538)の画像です。ポリトーイ初期のスポーツカーが主体のMシリーズの1台で、1600TLはフォルクスワーゲンでもスポーティな車なのでモデル化されたのでしょう。ポリトーイは実車よりかっこよくデフォルメする傾向がありますが、これもその傾向が感じられる造形です。1600TLの当時物ミニカーはノレブとダイアペットもありましたが、このポリトーイ製が一番出来が良いです。ボンネット/ドア/リアパネルが開閉するギミック付で、スペアタイヤ、室内、エンジンが結構リアルに再現されています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN 1600TL (TYPE 3) 1
VOLKSWAGEN 1600TL (TYPE 3) 2

 以下はフロント/トランク開閉の画像とリア/リアパネルを開いたエンジンルームの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
VOLKSWAGEN 1600TL (TYPE 3) 3
VOLKSWAGEN 1600TL (TYPE 3) 4

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