ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

STUDEBAKER COMMANDER STARLINER 1953 USA

STUDEBAKER COMMANDER STARLINER
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
STUDEBAKER COMMANDER STARLINER


FRANKLINMINT KE15 1/43 119mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.13m 全幅約1.8m エンジン 変速機: 6気筒 3.7L 140HP 3段変速
性能: 最高速160km/h  データーベースでスチュードベーカーのミニカー検索

スチュードベーカー コマンダー スターライナー アメリカ 1953年

 

 第2次大戦後の1947年に発売されたスチュードベーカー コマンダー/チャンピオンは、BIG3(GM/フォード/クライスラー)の戦後型自動車生産が遅れていたことで大ヒットし業績を伸ばしました。1953年にコマンダー/チャンピオンはモデルチェンジしました。先代同様にレイモンド ローウィがデザインしたボディは、ノーズが低い先進的なデザインで、特にクーペのフロント周りは2年後に登場したシトロエン DSのフロント周りを先取りしたようなデザインでした。2/4ドアセダンと2ドアクーペがあり、2ドアクーペにはセンターピラーのあるスターライトと、センターピラーのない上級グレードのスターライナーがありました。チャンピオンは6気筒2.7Lエンジン(1955年以降は6気筒3L(101HP)エンジン)を搭載し3段変速で最高速135km/h(3L)、コマンダーはV型8気筒3.7L(140HP)を搭載し3段変速で最高速160km/の性能でした。(実車画像→ スチュードベーカー コマンダー 4ドアセダン 1953)

 

 専門家の評価は高かったのですが、先進的なデザインの車は一般受けしないというよくあるパターンで、あまり売れなかったようです。この失敗でスチュードベーカーは苦境に陥り、1954年に同じような状況にあったパッカードと合併しました。合併後にセダンは先進的なデザインを古めかしく改変し、クーペはフロントグリルを追加したホーク(HAWK) シリーズに変わりました。1957年にチャンピオンはモデルチェンジしてスコッツマン(SCOTSMAN)に改名され、コマンダーは一時的に名前が消えましたが1963年に復活しました。(実車画像→ スチュードベーカー スコッツマン 1957)

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリン ミント製の1950年代シリーズの1台です。一番上級グレードのコマンダー スターライナーをモデル化しています。フランクリン ミントの1950年代シリーズは1950年代の代表的なアメリカ車12車種を1/43でモデル化していて、レトロな作風ながらボンネット/ドアが開閉するなど細部までリアルな作りでした。このスチュードベーカーもプロポーションが良く、最大の特徴であるフロントの造形がうまく出来ていて、レトロな作風ながら当時のミニカーとしてはかなり良い出来ばえでした。ボンネット/ドアの開閉ギミック付きで、エンジンルーム内のV型8気筒エンジンや室内の造形は結構リアルです。これ以外の同時期のスチュードベーカーのミニカーはディンキー(仏)の当時物 スターライナー、ダンバリー ミントのスターライナー 1/24、スパーク(レジン製)のスターライト、BOS MODELS(レジン製)のスターライナーなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

STUDEBAKER STARLINER 1
STUDEBAKER STARLINER 2

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PACKARD CARIBBEAN CONVERTIBLE 1953 USA

PACKARD CARIBBEAN CONVERTIBLE
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
PACKARD CARIBBEAN CONVERTIBLE


FRANKLINMINT KE19 1/43 133mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.55m 全幅約1.98m エンジン 変速機: 8気筒 5.4L 180HP 3段手動変速
性能: 最高速158km/h  データーベースでパッカードのミニカー検索

パッカード カリビアン コンバーチブル アメリカ 1953年

 

 第2次大戦中のパッカードはロールス ロイスの航空機エンジンをライセンス生産しました。戦後は1946年から戦前のクリッパー(6/8気筒エンジン搭載)の改良版の生産が始まりました。1948年にマイナーチェンジしたクリッパーは、新型を強調する為にクリッパーの名前を外しました。パッカードは1951年に戦後初の新型車200/250/300シリーズとその上級車パトリシアン 400を発売しました。この新型車はフェンダーがボディと一体化した戦後型のフラッシュサーフェスボディを採用していました。ただこの戦後型の発売は、BIG3(GM、フォード、クライスラー)に対して遅れをとっていました。(実車画像→ パッカード 200 1951)

 

 200は当時のパッカードでは一番安価なモデルで、8気筒4.7L(135HP)エンジンを搭載していました。250/300/400は8気筒5.4L(150HP)エンジンを搭載していました。200/250/300シリーズは1953年から名前がクリッパー、メイフェア、キャバリアに変わりました。 画像のカリビアンは1953年に登場した2ドア コンバーチブルの高級パーソナルカーでした。(1956年にハードトップ仕様追加) 直列8気筒5.4L(180HP)エンジンを搭載したスポーティなモデルで高価格でした。ただ同時期のリンカーンやキャディラックに比べるとやや平凡なデザインで、いまひとつ魅力に乏しいように思われます。

 

 

 ミニカーはフランクリン ミントの1950年代のアメリカ車をモデル化した1950年代シリーズの1台で、1989年頃発売されました。実車が全長5.5mもあるでかい車なので、ミニカーも大きなサイズで迫力がありました。実車の雰囲気がうまく再現されていて良い出来ばえでした。ドア/ボンネットが開閉するギミック付きで、室内やエンジンが再現されていました。ヘッドライトをメッキパーツで表現するなどややレトロな作風は昔のアメリカ車の雰囲気に合っていると思うので個人的には気に入っています。以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

PACKARD CARIBBEAN 1
PACKARD CARIBBEAN 2

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GM CHEVROLET BEL AIR 1955 USA

GM CHEVROLET BEL AIR
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET BEL AIR


FRANKLINMINT KE18 1/43 123mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.3m 全幅約1.9m エンジン 変速機: V型8気筒 4.3L 162HP 2段自動変速
性能: 最高速 157km/h  データーベースでシボレー ベル エアのミニカー検索

GM シボレー ベルエア アメリカ 1955年

 

 GM シボレー セダン 1950年の解説に記載したように、1953年にシボレーは210(Two-Ten)/150(One-Fifty)と呼ばれる世代にモデルチェンジしました。デザイン的には先代のデラックス世代と同じようなデザインでしたが、それまではの4ドアセダン、2ドアクーペに加えてコンバーチブル、ステーションワゴンなどボディ形式が増えました。エンジンは6気筒3.5L/3.9Lが搭載され、3段変速/2段自動変速で最高速137km/h(3.9L)の性能でした。なお先代では上級グレードの2ドアハードトップ ベルエアが1950年に設定されました。

 

 1953年には210/150のフロント/リアの意匠が変更され、ベルエアは210/150よりも上級な車という設定になり、4ドアセダン/ハードトップや2ドアクーペ/コンバーチブルも設定されました。1955年にベルエア/210/150は外観が一新され、ベルエアは2代目となりました。リアフェンダーが完全にボディと一体化しその後流行となるテールフィンがまだ控え目ですが採用されていました。エンジンはV型8気筒4.3Lが追加され、1957年にはコルベットと同じ高性能なV型8気筒4.6L(185HP-燃料噴射270HP)が追加されました。1958年にベルエアは3代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ シボレー ベルエア 1958)

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリンミント製です。1950年代の著名なアメリカ車を1/43でモデルした1950年代シリーズの1台で、ベル エアの2ドアコンバーチブルをモデル化してます。メッキパーツによるヘッドライトやクロームモールなどはこのシリーズ独特のレトロな作風ですが、この作風は1950年代のクラシックカーの雰囲気に良くマッチしていて、全体的に良く出来ていました。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きで、V型8気筒エンジンとベルト/補器類がリアルに再現されています。室内も紙シールながらメータなどがそこそこ再現されています。以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

GM CHEVROLET BEL AIR 1
GM CHEVROLET BEL AIR 2

 以下は1990年代に発売された南米アルゼンチンのブービー(BUBY)製の GM シボレー ベルエア 1955 (1/43 型番09880)の画像です。ブービーは1950年代から1990年代まで1/43や1/64のダイキャスト製ミニカーを製造していた老舗メーカーで、日本国内では流通しなかったのであまり知られていません。1990年代に1950-1960年代のアメリカ車を「COLLECTORS CLASSICS」シリーズとして数十種類モデル化しています。このベルエアもその「COLLECTORS CLASSICS」シリーズの1台で、1955年式の2ドアハードトップをモデル化しています。ブービーはフロントグリルやバンパーなどに金属製パーツを使っているのが特徴です。昔のアメリカ車のイメージを再現するのに金属製パーツは効果的で、重厚な雰囲気のミニカーに仕上がっていました。フロントグリルとクロームモール、室内などの細部もうまく仕上げてあります。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET BEL AIR 1
GM CHEVROLET BEL AIR 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET BEL AIR 1
GM CHEVROLET BEL AIR 2

 以下は2002年に発売されたデルプラド製の世界の名車コレクションの GM シボレー ベル エア コンバーチブル 1957 (1/43 No.55)の画像です。1957年式の2ドアコンバーチブルをモデル化しています。メーカーは不明ですが、たぶんニューレイ(NEW RAY)製ではないか?と思います。1957年式なので上記の1955年式に比べると、ヘッドライトの上にヒサシが追加され、テールフィンが大きくなっています。安価な雑誌付きミニカーですが、プロポーションが良くこのシリーズとしてはかなり良く出来ていました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET BEL AIR 1
GM CHEVROLET BEL AIR 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
GM CHEVROLET BEL AIR 1
GM CHEVROLET BEL AIR 2

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FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA 1955 USA

FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA


FRANKLIN  UK08 1/43 126㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.4m 全幅約1.9m エンジン 変速機: V型8気筒 4.5L 162HP 3段変速
性能: 最高速 不詳  データーベースでフォード フェアレーンのミニカー検索

フォード フェアレーン クラウン ビクトリア アメリカ 1955年

 

 1951年にフォードの上級グレードとして2ドアハードトップのビクトリアが追加されました。(フォードはハードトップ仕様をビクトリアと呼んでいました) 1952年のモデルチェンジではフォードの最上級モデルとしてクレストライン(CRESTLINE)が登場しました。クレストラインは次の1955年のモデルチェンジでフェアレーンに名前が変わりました。フェアレーンには2/4ドアセダン、2ドアハードトップのビクトリア、コンバーチブルがあり、ステンレス製トリム(フェアレーン ストライプ)を境目にして塗り分けられたツートンカラーで下級グレードと差別化していました。

 

 フェアレーン 2ドアクーペで最上級グレートのクラウン ビクトリアのデザインは1953年に発表されたコンセプトカー X100のイメージを取り入れたもので、ハードトップのルーフ前半は透明プラスチックかスチールが選択できました。透明プラスチックのルーフは既にこの時代に実用化されていました。(実車画像→ コンセプトカー X-100 1953) フェアレーンのエンジンは6気筒3.7L(120HP)とV型8気筒4.5L/4.8L(200HP)が搭載されました。1956年に4ドアのビクトリア ハードトップが追加され、新型のV型8気筒5.1L(228HP)エンジンも追加されました。1957年にフェアレーン2代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ フォード フェアレーン 1957)

 

 

 ミニカーは1990年頃に発売されたフランクリン ミント製です。フランクリン ミントがモデル化している1/43のアメリカ車はいずれもボンネット/ドアの開閉ギミック付きで細部まで細かく再現されていました。コンチネンタル キットと呼ぶスペアタイヤをリアに搭載するオプションを装備したフェアレーン クラウン ビクトリアをモデル化しています。プロポーションが良くフロントグリル、ボディ各部のトリム、スペアタイヤ、室内などの細部が良く再現されていました。実車に忠実なツートンカラーと透明ルーフもきれいに出来ています。なお当方が保有するこれはフロントスクリーンが欠品していますが、あまり気にならないです。これ以外のフェアレーン初代のミニカーはジクの当時物、同じフランクリンミントの1/24、ダンバリー ミントの1/24、マッチボックス、ヤトミン、ビテス、ホワイトボックス(イクソ)などがあります。 以下はフロント(マスコット拡大)/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA 1
FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA 2

 以下は2007年頃に発売されたヤトミン製のフォード フェアレーン クラウン ビクトリア 1955 (1/43 型番94202)の画像です。上記フランクリンミント製と同じコンチネンタル キットを装備したクラウン ビクトリアをモデル化しています。1950-1970年代の代表的なアメリカ車を1/43でモデル化したヤトミンのビンテージ アメリカ車シリーズの一つです。このシリーズは定価1500円ほどの廉価版ミニカーでしたのであまり細かいところまでは再現されていませんが、実車の全体的な雰囲気はそれなりにうまく再現していました。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA 3
FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA 5
FORD FAIRLANE CROWN VICTORIA 6

 以下は1992年頃に発売されたビテス製のフォード フェアレーン サンライナー コンバーチブル 1956 (1/43 型番460)の画像です。1956年式のサンライナー コンバーチブルをモデル化しています。(サンライナーはコンバーチブル仕様のグレード名です) このビテス製もプロポーションが良く、トリムを境にツートンカラーがきれいに塗り分けられています。またフロントグリルや室内などの細部も当時のミニカーとしては良く仕上げてありました。なお1966年式をモデル化しているので、フロントグリルの補助灯の形状が上記1955年式と異なっています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD FAIRLANE 1
FORD FAIRLANE 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FORD FAIRLANE 3
FORD FAIRLANE 4

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CHRYSLER C-300 1955 USA

CHRYSLER C-300
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER C-300


NEW RAY 48064 1/50? 112mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約5.6m 全幅約2m エンジン 変速機: V型8気筒 5.4L 300HP 3段自動変速
性能: 最高速206km/h  データーベースでクライスラー 300シリーズのミニカー検索

クライスラー C-300 アメリカ 1955年

 

 クライスラー ブランドの1950年代のラインアップは下位からウインザー、サラトガ、ニューヨーカー、インペリアルがありました。1955年に登場したC-300は高性能エンジンを搭載した特別仕様車で、1960年代のマッスルカーの元祖のような車でした。 デザインは同時期の高級車ニューヨーカーとほとんど同じで見た目は派手ではないですが、V型8気筒5.4L(300HP)の高性能ヘミエンジンを搭載し最高速206km/hと高性能でした。NASCAR(アメリカで人気のあるストックカーレース)で勝利して宣伝効果を上げるために開発された車で、実際にシボレーやフォードを圧倒していたそうです。マニア向けの車でしたから、販売台数は約1700台と少量でした。

 

 クライスラーのヘミ エンジンとは半球型(Hemisphere)シリンダーヘッドを持つ当時最強の高性能エンジンで、C-300という名前はそのエンジン出力300HPに由来していました。C-300はシリーズ化され、1966年に300B、その後1965年まで毎年末尾のアルファベットが更新され300Lまで続きました。(ただし300Iはない) 最後の300LはV型8気筒6.8L(360HP)エンジンを搭載していました。(実車画像→ クライスラー 300L 1965) 2005年にV型8気筒5.7L/6.1L(425HP)ヘミエンジンを搭載した4ドアセダンの300Cが登場して300という名前が復活し、2023年現在も300C 2代目が現役のようです。

 

 

 ミニカーは2000年頃に発売されたニューレイ(NEW RAY)製です。C-300 初代をモデル化しています。1950-1960年代のアメリカ車を1/43で20種類ほどモデル化していたニューレイの「CITY CRUISER COLLECTION」というシリーズの1台でした。このシリーズは1/43と箱に表示していますが、実際には1/50ぐらいで1/43よりス少し小振りにできていました。定価1500円ほどの安価なミニカーでしたので、細部の造形は値段相応で簡素ですが、実車の雰囲気はそれなりに再現していました。この300もフロントグリルの造形は悪くなく、全体的にはまずまずの出来ばえでした。これ以外の300シリーズのミニカーはフランクリン ミントの300Cと300D 1/24、ダンバリーミントの300Cと300D 1/24、マイストの300B 1/18、M2マシーンの300C 1/64、ニューレイの300E、ヤトミンの300F 1/18、ネオ(レジン製)の300Fなど結構モデル化されています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

CHRYSLER 300E 1959 1
CHRYSLER 300E 1959 2

 以下は2000年頃に発売された同じニューレイ(NEW RAY)製のクライスラー 300E カブリオレ 1959 (1/43 型番48074)の画像です。この300EはV型8気筒6.8L(380HP)エンジン(ヘミではなくライオンハートと呼ばれるタイプ)を搭載していました。これもニューレイの「CITY CRUISER COLLECTION」シリーズの1台で、1/50ぐらいの大きさです。実車は4灯式ヘッドライトのはずなのですが、それを大型の2灯式角型ヘッドライトのように見える造形でモデル化しているので、少しユーモラスな感じの顔つきになっています。顔つきは今一つですが、逆スラントしたフロントグリルや大きなテールフィン、ボディサイドの300のエンブレム(赤/白/青の丸いエンブレム)など実車の雰囲気はそれなりにうまく再現されていました。(実車画像→ クライスラー 300E 1959) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER C-300 1
CHRYSLER C-300 2

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
CHRYSLER C-300 3
CHRYSLER C-300 4

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