ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

AUDI UR QUATTRO 1980 GERMANY

AUDI UR QUATTRO
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI UR QUATTRO


CONRAD 102001 1/43 103mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.4m 全幅約1.72m エンジン 変速機: 5気筒 2.1L 200HP 5段変速
性能: 最高速222km/h  データーベースでアウディ クワトロのミニカー検索

アウディ UR クワトロ ドイツ 1980年

 

 センターデフを使ったフルタイム4WD方式を採用したアウディ クワトロが1980年に登場しました。従来の4WDは悪路走破を目的としたパートタイム方式が一般的でしたが、道路状況に関係なく4輪を駆動するフルタイム4WD方式を採用したことは画期的なことでした。アウディ 80 2代目の2ドアをベースにした設計で、ハッチバッククーペのように見えますがリアエンドはトランクとなっていました。アウディ 200用の5気筒2.1Lエンジンをインタークーラー付ターボで過給して200HPにパワーアップし、5段変速で最高速222km/hの性能でした。

 

 エンジンは1987年に2.2Lに拡大され、1989年にはDOHC化されて220HPまでパワーアップされました。1983年のマイナーチェンジでシリーズ2となり、ヘッドライトが4灯式から2灯式に変わりました。この車をベースにしたラリー車は1981年の世界ラリー選手権(WRC)第2戦スウェーデンで初優勝し、その後1982と1984年にメイクスチャンピオンとなりました。この成績はラリーにおけるフルタイム4WDの有効性を証明しました。何度かマイナーチェンジされて1991年に生産中止となり、総生産台数は約1.1万台でした。アウディにはクワトロという名前を使ったモデルがいくつもあるので、クワトロ 初代はUR-クワトロと呼んでいます。(Urとは独語でFirstの意)

 

 

 ミニカーは1982年に発売されたコンラート製の当時物です。コンラートはドイツの老舗玩具メーカーで、現在はトラックや産機などのミニカーを発売していますが、1980年代には1/43のダイキャスト製ミニカーも発売していました。(参照WEBサイト→ CONRAD WEB SITE) 当時のコンラートのミニカーは同時期のシュコーと非常によく似た作風で、出来ばえも同等レベルでした。このクワトロも実車のイメージが良く再現されていて、前後のブリスターフェンダー形状やドアに付いているアウディのロゴなどの細部も当時としてはリアルな出来ばえでした。(ただしブリスターフェンダーにホイールアーチの膨らみが残っているのとフロントバンパーのウィンカーが無いのがいまひとつですが) ボンネット/ドア/トランクが開閉するギミック付きです。バリエーションでラリー仕様もありました。これ以外の当時物ではこれと同じ型を流用しているガマのラリー仕様、ポリスティルの1/25、Bブラゴーの1/43と1/24、マッチボックスのラリー仕様、ソリドのラリー仕様などがありました。 当時物以外ではミニチャンプス、オートアートの1/18、ビテス、トロフューなどからたくさんモデル化されてます。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリア/トランク開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

AUDI UR QUATTRO 1
AUDI UR QUATTRO 2

 以下は同時期に発売されたコンラート製の当時物 アウディ クワトロ ラリー仕様 (1/43 型番102003)の画像です。フロントに補助灯が追加され、リアスポイラーが大きなものに変更されています。付属品としてデカールが付いていたのですが未貼付ですので、あまりラリー仕様らしくない状態です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI UR QUATTRO RALLY 1
AUDI UR QUATTRO RALLY 2

 以下は1985年に発売されたソリド製の当時物 アウディ クワトロ ラリー仕様(1/43 型番1328)の画像です。これはソリドの廉価版ミニカーでしたので値段なりの簡素な仕上げですが、プロポーションはキチンと出来ていました。1980年代はこんな感じの廉価版ミニカーが多かったです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI UR QUATTRO RALLY 3
AUDI UR QUATTRO RALLY 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
AUDI UR QUATTRO RALLY 5
AUDI UR QUATTRO RALLY 6

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RENAULT FUEGO GTS 1980 FRANCE

RENAULT FUEGO GTS
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT FUEGO GTS


NOREV 518101 1/43 101㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.36m 全幅約1.69m エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 98HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速180km/h  データーベースでルノー フエゴのミニカー検索

ルノー フエゴ GTS フランス 1980年

 

 スポーティーカールノー 15/17の後継車として3ドアハッチバッククーペのフエゴが1980年に登場しました。ルノー 18をベースにしたクーペで、フロントはルノー 18とほぼ同じデザインでボディサイドの黒いガーニッシュ風の処理や大きなガラス製リアハッチなど個性的でスタイリッシュなデザインになっていました。4気筒1.4L/1.6L(96HP)/2L(109HP)エンジンを全車軸にオーバーハングして縦置きする前輪駆動車でした。

 

 1982年に4気筒2.1Lターボディーゼルエンジン、1983年に4気筒1.6L(132HP)ターボエンジンが追加されました。1983年のマイナーチェンジで、フロントグリル/バンパーが小変更されました。ベースがルノー 18でしたから、特別に高性能な車ではなかったようですが、見た目のかっこよさで、発売当初は欧州で最も売れたクーペとなりました。ただし数年後には販売が落ち込み、ルノー 18の後継車ルノー 21が登場したことで1985年に国内生産中止となりました。総生産台数は約23万台でした。

 

 

 ミニカーは2000年に発売されたノレブ製です。ノレブは1982年にフエゴの当時物ミニカーを発売していましたが、これはそれの細部をリファインして再発売したものでした。当時物はJET-CARシリーズという廉価版ミニカーで安っぽいホイールを履いたあまり程度の良くない物でしたが、このリファイン版はまともなホイールに履き替えて細部の仕上げをレベルアップしただけで見違えるような良い出来ばえのミニカーに変わっていました。ワイパーをフロントウィンドー上に一体成型する昔流のやり方で表現されていることが、当時物ミニカーの型を流用したことを示す証拠です。これ以外のフエゴの当時物ミニカーはこれのベースとなったノレブ、ポリスティルの1/25、ソリドなどがありました。当時物以外ではミニチャンプス、イクソ、ノレブの型を更新したターボなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

RENAULT FUEGO GTS 1
RENAULT FUEGO GTS 2

 以下は1982年に発売されたソリド製の当時物 ルノー フエゴ (1/43 型番1308)の画像です。これはソリドの廉価版ミニカーで、前述したノレブのルノー 18などの廉価版ミニカーと似たような出来ばえでした。プロポーションは悪くないのですが、塗装処理を省いたテールライトなど細部の仕上げは簡素化されています。これでデカールが無いと見た目がみすぼらしいので、デカールを飾りにしたラリー仕様にしているのでしょう。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT FUEGO GTS 3
RENAULT FUEGO GTS 4

 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
RENAULT FUEGO GTS 5
RENAULT FUEGO GTS 6

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TALBOT TAGORA 1980 FRANCE

TALBOT TAGORA
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TALBOT TAGORA


SOLIDO 1307 1/43 107㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.63m 全幅約1.81m エンジン 変速機: V型6気筒 2.7L 166HP 5段変速/3段自動変速
性能: 最高速195km/h  データーベースでタルボ タゴーラのミニカー検索

タルボ タゴーラ フランス 1980年

 

 1980年にクライスラー 160/180の後継車としてタルボ タゴーラが登場しました。クライスラー欧州が設計した後輪駆動の中型車でしたが、クライスラー欧州が1978年にPSA(プジョー シトロエン)グループ傘下となったので、タルボ ブランドで発売されました。オーソドックスな3ボックスセダンで角ばったデザインが個性的でしたが、このクラスの車に必要な高級感はあまり感じられませんでした。エンジンはシムカ製の4気筒2.2L(115HP)とプジョー製のPRV V型6気筒2.7L(166HP)/4気筒2.3L(80HP)ターボディーゼルがありました。

 

 タゴーラと同じクラスには、PSA(プジョー シトロエン)グループのプジョー 505シトロエン CXなどの強力な競合車があったので、タゴーラの販売は振るわず1983年には販売中止となりました。総生産台数はわずか2万台ほどで、特にV型6気筒エンジン搭載車はほとんど売れませんでした。タルボ ブランドの乗用車は1986年頃には全て消滅し、わずかに残った商用車のタルボ エクスプレスも1992年頃に消滅しました。

 

 

 ミニカーは1981年に発売されたソリド製の当時物です。当時のソリドのミニカーは定価が約500円程の廉価版しかなく、このタゴーラもその廉価版でしたので、灯火類の塗装処理が省略され見た目の安っぽいフリーホイールを履いています。ただ基本的なプロポーションは悪くないので、タゴーラのミニカーとしては合格点でした。実車の人気がなかったので、当時物ミニカーはこれしかありませんので、その点では貴重なミニカーかもしれません。当時物以外ではシムカ車をまとめたフランスのミニカー付雑誌「Les Belles Ann?es Simca」のNo.35でイクソがモデル化しています。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TALBOT TAGORA 1
TALBOT TAGORA 2

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TALBOT (SIMCA) MATRA RANCHO 1980 FRANCE

TALBOT (SIMCA) MATRA RANCHO
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
TALBOT (SIMCA) MATRA RANCHO


SOLIDO 1062 1/43 100mm
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.32m 全幅約1.67m エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 80HP 4段変速
性能: 最高速145km/h  データーベースでマトラ ランチョのミニカー検索

タルボ (シムカ) マトラ ランチョ フランス 1980年

 

 シムカ 1100をベースにした多目的車マトラ シムカ ランチョが1977年に登場しました。見た目は4輪駆動のクロスカントリー車風ですが、中身はシムカ 1100のままでしたので、普通の前輪駆動車で4輪駆動仕様はありませんでした。ボディはマトラ得意のFRP製となっていました。1973年の第1次石油ショックの影響でマトラ社がスポーツカー専業メーカーから方向転換しようとしたモデルだったそうです。1978年にシムカがクライスラーからプジョー傘下になったことで1980年以降はシムカ ブランドが消滅し、タルボ マトラ ランチョと改名され1983年まで生産されました。

 

 その後マトラはこの多目的車のコンセプトを発展させて、1ボックスタイプの乗用車(ミニ バン)を開発しました。マトラはこのミニ バンをルノーと協力して生産することとなり、1984年にルノー エスパスが登場しました。エスパスは新しいコンセプトの車として大ヒットし、今日のミニバンの先駆者となりました。そこでマトラはバゲーラの後継車ムレーナの生産を止めて、エスパスの生産に専念しました。その後2003年にマトラはイタリアのピニンファリーナに売却されて現在は自動車の研究開発を行っているようです。

 

 

 ミニカーは1981年に発売されたソリド製の当時物です。プロポーションが良く、この一風変わった車を忠実にモデル化していて良く出来ていました。(特にフロント周りとルーフラックはリアル) テールゲートが上下2分割で開閉するギミック付きです。ソリドの別ブランドのべレムでは同じ型を使ったバリエーションがいくつかありました。これ以外の当時物は、コーギーの1/36、メーベトイ、マッチボックス、Bブラーゴの1/24などがありました。最近の物ではノレブなどがあります。以下はフロント/リアの拡大画像とテールゲート開閉の画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

TALBOT MATRA RANCHO 1
TALBOT MATRA RANCHO 2

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FIAT PANDA 30 1980 ITALY

FIAT PANDA 30
(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT PANDA 30


BRUMM R386-01 1/43 80㎜
 実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.41m 全幅約1.51m エンジン 変速機: 空冷2気筒 652cc 30HP 4段変速
性能: 最高速117km/h  データーベースでフィアット パンダのミニカー検索

フィアット パンダ 30 イタリア 1980年

 

 1980年にフィアット 126の後継車としてパンダが登場しました。パンダという名前は動物のパンダに因んだもので、中国市場を意図したものだったそうです。この車のボディとインテリア開発はイタルデザイン(G.ジウジアーロ)がフィアットから委託されて行い、シトロエン 2CVのような簡素で安価な車を目指したそうです。コストダウンの為にボディは平面パネルだけで構成され全ての窓は平面ガラスです。内装もハンモック式シートなど実用本位です。ボディ形式は3ドアハッチバックのみで、簡素ながらも機能的な美しさを感じさせるのはジウジアーロ デザインのなせる業でしょう。前輪駆動車で、当初のエンジンはパンダ 30は縦置きの空冷2気筒652cc(30HP)、パンダ 45は横置きの水冷4気筒903cc(45HP)でした。

 

 1982年には4気筒843㏄(34HP)エンジンを搭載する34と、45を普通のシートなどで豪華に仕立てたスーパーが追加されました。1983年にはシュタイア プフ社と共同開発したパートタイム4WDシステムを採用した4X4が追加されました。1986年のマイナーチェンジでは、エンジンが新型の4気筒769cc/999cc(45HP)に切り替わり、1.3Lディーゼルエンジンが追加され、スーパーで採用した豪華仕様が標準装備化されました。1991年のマイナーチェンジで、1.1Lエンジンが追加され、ベルト式無段変速機(CVT)を装備したセレクタが登場しました。パンダは大ヒットし2003年まで長期にわたり約450万台が生産され、フィアットの財政改善に寄与しました。2003年にパンダ IIにモデルチェンジしました。

 

 

 ミニカーは2005年に発売されたブルム製です。ブルムの初期物ミニカーは細部の造形にアバウトな部分がありましたが、2000年以降に製作された物はかなりリアルな造形になりました。 このパンダはプロポーションが良く、フロントグリル/ワイパー/ドアミラー/室内インパネなど細部がリアルで、それまでのブルム製とはレベルの違う良い出来ばえになっています。前後バンパーとボディ側面下部の樹脂パネルの造形も実車の雰囲気をうまく再現しています。ブルムは得意のバリエーション展開でパンダ 30と45と4X4を約40種類ほどをモデル化しています。なお当時物ミニカーはメーベトイ、ポリスティル、ブラーゴなどがありましたが、いずれも廉価版であまり出来が良くありません。当時物以外では、ミニチャンプス、ヘルパの1/87、ノレブ、イクソ、国産名車コレクション、トミカ リミッテドなどがあります。以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

FIAT PANDA 30 1
FIAT PANDA 30 2

 以下は2005年に発売された同じブルム製のフィアット パンダ 45 (1/43 型番R387)の画像です。上記のバリエーションでこちらはパンダ 45をモデル化しています。パンダ 30と45の外観は車名ロゴが違う以外はほとんど同じですが、30はラジエーターグリルが左側に、45は右側に寄っています。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT PANDA 45 1
FIAT PANDA 30 2

 以下は2005年に発売されたブルム製のフィアット パンダ 30 ALLEVATA IN ITALIA DALLA BRUMM (1/43 型番S05/02B)の画像です。イタリア語の「ALLEVATA IN ITALIA DALLA BRUMM」とは「イタリアで生産されたブルム製」という意味です。現在ほとんどのミニカーメーカーが中国の工場で生産していますが、ブルムは2022年現在でもイタリア国内で製造しています。(その為ブルムのミニカーの値段は高くなっています) これは上記のパンダ 30にパンダのフィギュアを乗せた500台限定の特注品でした。リアのナンバープレートには実在するようなナンバーが表示され、リアウィンドーには「Panda a bordo(パンダが乗ってますという意味)」と表示したコーションラベルが貼ってあります。最近のフィアット パンダ 3代目のTV CMでパンダのキャラクターが使われているCMがありますが、パンダ 初代にもこのミニカーのようにパンダを乗せたCMがあったのかもしれません。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT PANDA 30 1
FIAT PANDA 30 2

 以下は2016年に発売された国産名車コレクション製のフィアット パンダ (1/43 No.281)の画像です。これはパンダ 45をモデル化しています。メーカーはイクソで、イクソはカタログモデルでパンダをモデル化していますので、それを流用しています。安価な雑誌付きミニカーですから室内の仕上げレベルを落としてコストダウンしていますが、それ以外はイクソのカタログモデルとほとんど同じです。上記のブルム製と比べてもインパネの仕上げ以外は遜色のない良い出来ばえで安価ですので、お買い得なミニカーです。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)
FIAT PANDA 1
FIAT PANDA 2

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