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GM シボレー シェベル SS アメリカ 1973年
1960年代中頃にシボレーの小型車とフルサイズの間を埋める中型車としてシェベルとその上級グレードのシェベル マリブ(MALIBU)が登場しました。1964年にシェベル 初代が登場し、1968年にシェベル 2代目が登場しました。1970年に登場したシェベル SS 454はV型8気筒7.4L(454CI(キュービックインチ) 450HP)エンジンを搭載し、クライスラーのヘミ エンジン搭載車(ダッジ チャージャーなど)に匹敵する当時最強のマッスルカーでした。
シェベル 3代目が1973年に登場しました。先代の4灯式ヘッドライトが2灯式となり、外観が一新されました。安全対策で衝撃吸収バンパーが採用され、サイズがその分だけ大きくなりました。同じ安全対策で従来はピラーレスであったハードトップクーペが、コロネード ハードトップと称するBピラー付のハードトップになりました。これらの変更は多少の波紋を呼びましたが、販売は好調だったようです。なおマッスルカー人気の衰退で高性能版であったSSはマッスルカーでなく単なるスポーティな上級グレードになりました。1978年に後継車が登場しましたが、シェベルの名前は使われず、1978年以降はマリブがシボレーの中型車の基本モデルとなりました。 (実車画像→ GM シボレー マリブ 1978)
ミニカーは2025年に発売されたデアゴスティーニ製のアメリカンカー コレクションでメーカーはイクソです。7.4Lエンジン搭載の高性能版 SSをモデル化しています。プロポーションが良く特徴的な丸形2灯式の面構えなど実車の雰囲気がうまく再現されていました。丸形4灯式のテールライトやバンパー、室内インパネのメーターなどの細部も良く再現されていてとても良く出来ていました。フロリダ州のナンバープレートもリアルに再現されています。ブリスターボックス式の梱包箱裏面にGMの認証済みを示す3Dホログラムが表示されていたので、出来ばえはGMのお墨付きということです。定価が2200円ほどの安価なミニカーながら、1/43サイズのダイキャスト製ミニカーとしては値段以上にレベルの高い出来ばえでした。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(実車画像→ GM シボレー シェベル SS 1973 のリアビュー) (画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)


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GM シボレー モンテカルロ アメリカ 1974年
GMは1960年代末にフォードのサンダーバードのようなラグジュアリー クーペをシボレーにも設定することを決定し、シボレー モンテカルロ 初代が1970年に登場しました。シボレー モンテカルロはポンティアック グランプリをベースにした中型車でピラーのない2ドア ハードトップ クーペだけの設定でした。外観は同時期のキャディラック エルドラドに似たデザインで丸形2灯式ヘッドライトが特徴でした。エンジンは全てV型8気筒で排気量は5.7L/6.6L/7.4L、4段マニュアル/3段自動変速で、7.4Lエンジン(360HP)を搭載した高性能版のSS 454は、最高速220km/hと高性能でした。(実車画像→ GM シボレー モンテカルロ 1970)
1973年にシボレー モンテカルロ 2代目が登場しました。安全基準対応で大型の衝撃吸収バンパー(5マイルバンパー)が採用されました。特徴だった丸形2灯式ヘッドライトはそのままで、同じ2ドア クーペながらルーフの後方に小さな窓(オペラ ウィンドー)が付きました。エンジンは初代とほぼ同様のV型8気筒5L/5.7L/6.6L/7.4Lで 1974年には30万台以上が販売され、シボレーの販売台数の新記録を達成するほど人気がありました。この人気は1976年頃まで続きました。1976年のマイナーチェンジで、ヘッドライトが縦型4灯式に変更されました。(実車画像→ GM シボレー モンテカルロ 1976)
1978年にシボレー モンテカルロ 3代目が登場しました。1970年代のオイルショックの影響で始まったアメリカ車のサイズダウンの流れで、モンテカルロ 3代目は全長約5.1mに小型化されました。エンジンもV型6気筒3.3L/3.8L/4.3L V型8気筒4.4L/5L/5.7Lにサイズダウンされました。(実車画像→ GM シボレー モンテカルロ 1979)
ミニカーは2023年に発売されたデアゴスティーニ製のアメリカンカー コレクションでメーカーはイクソです。7.4Lエンジン搭載のモンテカルロ 2代目 高性能版をモデル化しています。実車に即したカラーリングでプロポーションが良く、特徴的な丸形2灯式の面構えなど実車の雰囲気がうまく再現されていました。ルーフ後部がビニールで覆われたレザートップ、ランドー仕様のオペラウィンドー、室内のインパネなどの細部も良く再現されていてとても良く出来ていました。定価が2200円ほどの安価なミニカーながら、1/43サイズのダイキャスト製ミニカーとしては文句のつけようがないレベルの高い出来ばえでした。このアメリカンカー コレクション シリーズがこのレベルの上質なミニカーを安価で提供できているのは、このシリーズがアメリカ本国を含む世界中で大量に販売されているからでしょう。(参照WEBサイト→ American Car Collection 現在でも大量販売できれば、1/43のダイキャスト製ミニカーはこの価格で販売できることの実例です) これ以外のシボレー モンテカルロのミニカーはグリーンライトとジョニーライトニングの初代 1/64、ジョニーライトニングの1/64 3代目 とネオ(レジン製)の1/43 3代目などがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)

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GM シボレー コルベット C3 アメリカ 1978年
前述したGM シボレー コルベット C3型は1978年のマイナーチェンジでスティングレイの名前が外されました。外観も大きな変更があり、直立していたリアウインドウがルーフからボディ後半部を覆う大きなものになり、安全規制からバンパーが衝撃吸収機能をもつ5マイル バンパーに変わりました。なお後部バンパーは1974年にこのデザインに変更されていました。
コルベットはC2型からC5型まで格納式ヘッドライトを採用していました。C2型の格納式ヘッドライトはヘッドライト全体が回転する独特なものでした。(参照→ C2型の格納式ヘッドライトの動作動画) しかしC3型で採用されたリトラクタブル ヘッドライトは先端が立ち上がる一般的なものでした。
1970年代になると排ガス規制が厳しくなり、かつてのような高性能エンジンが作れなくなりました。さらに1972年からエンジン馬力表示がグロス値からネット値に変わった為、エンジン出力は標準的なV型8気筒5.7Lで300HPが200HP程度になり、馬力表示値が大幅にダウンしました。この時期からアメリカ車全体が小型/低燃費化されていくのですが、その流れでコルベットはGTカー的な趣向が強くなっていきました。1984年にコルベット 4代目(C4型)にモデルチェンジしました。
ミニカーは1992年に発売されたフランクリンミント製です。前述したフランクリンミント製のC3型1968年式と同じ1/24のコルベット コレクションの1台でした。1978年式をモデル化しているので、前後バンパーやリアウインドーなどが大きく変更されていました。ボンネット/ドアが開閉するギミック付きでし、エンジンやサスペンションなどのメカ部分や室内もリアルに再現されていました。ただしC3型1968年式と同じ指摘ですが、このサイズで格納式ヘッドライトが可動しないのはいただけませんでした。(C3型はC2型のような回転する構造ではないので、作るのは簡単だと思うのですが) 1978年以降の外観変更されたC3型のミニカーは、イクソ、オートアートの1/18、トップモデル、ウェリー(WELLY)などがあります。以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)












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GM シボレー カマロ Z28 アメリカ 1983年
1982年にGM シボレー カマロ 3代目が登場しました。シャーシが一新されてボディが少し小さくなりました。同時期に登場したポンティアック ファイアーバード 3代目と同じシャーシを使う兄弟車でした。基本的なスタイルは2代目を踏襲していましたが、カマロとしては初のハッチバックを採用したクーペとなりました。奥まって配置された角型4灯式ヘッドライトと大型のリアウィンドが特徴でした。グレードはスポーツクーペ、ベルリネット、高性能版のZ28がありました。当初のエンジンは4気筒2.5L(90HP)、V型6気筒2.8L、高性能版Z28用V型8気筒5L(145-165HP)がありました。
ストックカーレースIROC(International Race of Champions)に因んで名付けられ、1985年に追加された高性能版IROC-Zはエンジンをパワーアップし足回りを強化していました。1986年に4気筒エンジンが廃止されました。1987年にTバールーフではない本物のコンバーチブルが復活し、IROC-ZのオプションとしてV型8気筒5.7L(220HP)エンジンが復活しました。1991年にIROC-Zが廃止され、Z28はハイマウントのテールスポイラーとボンネット上にダミーのエアダクトが追加されました。1993年に4代目にモデルチェンジしました。(実車画像→ GM シボレー カマロ 1993)
ミニカーは1988年に発売されたソリド製です。ヘッドライトにカバーを付けたレース仕様をモデル化しているようです。(市販車にはカバーが付いていません) このミニカーは1984年に型番1338で発売されました。それは廉価版ミニカーでしたので安っぽいフリーホイールが付いていましたが、この型番1509はHIFIシリーズとして再生産されたもので、少しマシなホイールに変更されていました。プロポーションは悪くないのですが、元々廉価版だったので 全体的に簡素な作りで特徴的なヘッドライトが再現されていないのであまりカマロ 3代目らしくないです。ただこの当時の量産ミニカーはこの程度の出来ばえの物がほとんどでした。ドアが開閉するギミック付きですが、室内も簡単な造形でした。ソリドはYESTERDAYシリーズ(型番1815)と別ブランドのべレム(型番V506)でも同じ物を発売していました。これ以外のカマロ 3代目のミニカーはジョニーライトニングの1/64、ホットホイールの1/64、コーギーのストックカー仕様、サンスターのIROC-Z 1/18、デアゴスティーニのアメリカンカー コレクションのIROC-Zなどがあります。 以下はフロント/リアの拡大画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)












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GM シボレー コルベット C4 コンバーチブル アメリカ 1986年
GM シボレー コルベットの4代目C4型が1984年に登場しました。従来のアメリカ車的なダイナミックなデザインから、空力を考慮した洗練されたデザインになりました。外観だけではなく構造的にも全面的な新規設計が行われました。先代同様にボディパネルはFRP製で、C2型から使われている横置きリーフスプリングをFRP化してリアサスペンションを軽量化し、ボディ剛性の強化などで操縦性を向上させていました。オプションでサスペンションを固めたZ51がありました。当初はクーペとタルガトップだけで、エンジンは先代と同じV型8気筒5.7L(205HP)を搭載していました。
1986年にフルオープンのコンバーチブルが追加され、エンジンが240HPにパワーアップしました。1988年にはツインターボ化して900HPにチューンした車が当時の市販車最高速度409km/hを記録しています。1989年にC4型の最強モデルZR-1が追加されました。(ZR-1の詳細は下記参照) 1992年から標準エンジンが新型のV型8気筒5.7L(300HP)に変わりました。特別仕様車として1988年の35周年記念車、1993年の40周年記念車、1995年のインディ ペースカー、1996年のグランド スポーツなどがありました。1997年に5代目C5型にモデルチェンジしました。C4型の総生産台数は約36万台でした。
ミニカーは1992年に発売されたフランクリン ミント製です。前述したフランクリン ミント製のコルベット C3型と同じ1/24のコルベット コレクションの1台です。1986年に追加されたコンバーチブルをモデル化しています。このシリーズに共通する良い出来ばえで、実車の雰囲気がうまく再現されていました。これもボンネット/ドアが開閉し、エンジンやサスペンションなどのメカ部分や室内もリアルに再現されていました。ハンドルと連動した前輪操舵ギミックも付いていました。C4型のミニカーは、ポリスティルの1/25、ソリド、ダンバリー ミント、ディテールカー、オートアートの1/18、ジョニーライトニングの1/64、イクソなどがあります。 以下はフロント/ボンネットを開いたエンジンルームの画像とリアの画像です。(画像のマウスオーバー又はタップで画像が変化します)















