ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

CITROEN LN 1976 FRANCE

CITROEN LN 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 72 1/43 78mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.39m 全幅約1.52m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 602cc 32HP 4段変速
性能: 最高速120km/h
データーベースでシトロエン LNのミニカー検索

 

シトロエン LN フランス

 

 DSと2CVは優れた車でしたが、その間を埋める量販車がないシトロエンは1960年代後半にDSと2CVが旧態化すると経営不振に陥りました。また1965年には同様に経営不振だったパナールを吸収合併していますが、経営不振どうしが合併してもうまくいかないものです。結局シトロエンは1974年にプジョーに吸収合併されています。

 

 プジョー グループとなって最初に発表したのはLNでした。LNは旧態化した2CV後継の小型車でしたが、中身は1973年に発売されたプジョー 104 クーペのフロント グリルを変えただけの車でした。エンジンはアミ 8の2気筒602cc(32HP)を搭載していました。1978年には排気量を650ccに拡大しLNAとなり、後にプジョーの4気筒1.1Lエンジンも搭載されましたが、1986年に生産中止となっています。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物です。実車と同様にミニカーもプジョー104のフロントグリルを変えただけです。シトロエンらしく見えない点?が良く再現されています。

 
 

CITROEN VISA 1978 FRANCE

CITROEN VISA 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 882 1/43 88㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.69m 全幅約1.53m
エンジン 変速機: 4気筒 1.1L 50HP 4段変速
性能: 最高速140km/h
データーベースでシトロエン ビザのミニカー検索

 

シトロエン ビザ (ヴィザ) フランス

 

 プジョーとの合併後に初めて新規開発されたビザが1978年に登場します。LNと同様にプジョー104をベースにしていますが、変わったフロントの外観やサテライトスイッチのインパネなどにシトロエンらしい味付けがされています。(プジョーそのものだったLNがシトロエンのファンには不評だったのです) ボディは5ドアハッチバックだけで、当初のエンジンは2CVから引き継いだ空冷水平対向2気筒 652cc(35HP)と水冷4気筒1.1L(50HP)を搭載し、4段変速 最高速140km/h(1.1L)の性能でした。

 

 1Lと1.3Lの水冷エンジンが追加され、1982年のマイナーチェンジでフロントが一般受けするデザインに変わり空冷エンジンがなくなりました。1984年には1.8Lのディーゼルエンジンが追加されました。1985年にはプジョー 205 GTIの1.6L(115HP)エンジンを搭載した高性能版の1.6 GTiも追加されました。ビザをベースにした商用車として、C15があります。ビザは1988年に生産終了 後継車はAXでした。

 

 

 ミニカーはノレブの当時物で、車高が高くホイールが安っぽいですが、プロポーションは悪くないです。これ以外の当時物としてはソリド、ソリドを流用したディンキーのクーガー(COUGAR)、メーベトイがあります。最近の物では、ノレブの新作、イクソやトロフューからはラリー仕様が出ています。

CITROEN CX PRESTIGE 1982 FRANCE

CITROEN CX PRESTIGE 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 400111400 1/43 117mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.9m 全幅約1.76m
エンジン 変速機: 4気筒 2.5L 138HP 5段変速
性能: 最高速195km/h
データーベースでシトロエン CXのミニカー検索

 

シトロエン CX プレステージ フランス

 

 CXのボディは一見ハッチバックに見えますが、後席背後はハッチではなく独立 したトランクです。またこのリアウインドーが凹面ガラスになっているのもCXの特徴で、空気抵抗を軽減する効果があるそうです。エンジンは2.4L、2.5Lのガソリン、ディーゼルエンジンが追加され、さらにそのターボ仕様もありましたが、いずれも4気筒エンジンでした。

 

ボディはブレーク(ワゴン)、7人乗りのファミリアール、高級仕様のプレステージ、リムジーンが追加され、それらはホイールベースが延ばされていました。1985年にフロント グリルなどを変更した後期型となり、1989年まで製造されました。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製です。全長4.9mのプレステージをモデル化していますが、ちょっと長めにデフォルメしてあるようです。クロームモールなどが追加されて高級な感じになっています。(ただワイパーはちょっとデカ過ぎますが)

 
 

CITROEN BX 16 TRS 1982 FRANCE

CITROEN BX 16 TRS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
NOREV 154001 1/43 98㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.23m 全幅約1.67m
エンジン 変速機: 4気筒 1.6L 94HP 5段変速
性能: 最高速176km/h
データーベースでシトロエン BXのミニカー検索

 

シトロエン BX 16 TRS フランス

 

 GSとCXの間を埋める車として、BXが1982年に登場しました。デザインはカロッツェリア ベルトーネのM.ガンディーニによるものです。直線的な面構成のスタイルは従来のシトロエンから外れるものでしたが、以後このスタイルが新しいシトロエンのイメージになりました。ハイドロニューマチック式サスペンションや1本スポーク式ステアリングなどのシトロエンらしさも健在でした。5ドアハッチバック/ブレークのボディに、当初は4気筒1.4L/1.6L(94HP)エンジンを搭載し、5段変速 最高速176km/h(1.6L)の性能でした。

 

 プジョー製4気筒1.9Lディーゼルエンジン搭載車、4気筒1.9L(105HP)エンジン搭載のGT系、DOHC4気筒1.9L(122HP)エンジン搭載の高性能版16V、ラリー選手権用に4気筒2.1Lターボエンジン搭載で4WD化した4TCなど非常に多くのバリエーションがありました。合理的な設計で実用的でもあったBXは大ヒットし、1993年まで生産され2CVに次ぐ販売台数だったそうです。日本でもマツダのユーノス店で販売されていました。(あまり売れてなかったけど)

 

 

 大ヒットした車ですが、当時物ミニカーはノレブ(廉価版のJET-CAR)、ポリスティルの1/25ぐらいしかありません。画像は、マニア向けのノレブ製で、1997年頃に発売されました。BXの1/43ダイキャスト製ミニカーとしては一番良い出来だと思います。これ以外にはKESS MODEL(レジン製)、イクソのラリー仕様などもあります。

CITROEN XM 1989 FRANCE

CITROEN XM 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 8501 1/18 260mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.71m 全幅約1.8m
エンジン 変速機: V型6気筒 3L 170HP 5段変速
性能: 最高速222km/h
データーベースでシトロエン XMのミニカー検索

 

シトロエン XM フランス

 

 CXの後継として、XMが1989年に登場しました。この車もBXと同じベルトーネのデザインで、直線的な面構成ながらBXよりも滑らかなスタイルです。ハッチバックですが、リアシートと荷室の間には仕切りのガラスがあります。従来のハイドロニューマチック式サスペンションが電子制御のハイドラクティブ式に変わっています。4気筒2L、V型6気筒3L(170HP)、4気筒2.5Lディーゼルエンジンを搭載し、5段/4段自動変速 最高速222km/h(3L)の性能でした。1990年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。

 

 1991年に全長4.96mのブレークが追加されました。ディーゼルエンジンのターボやV型6気筒エンジンの24バルブDOHCなども追加されました。1994年の後期型へのマイナーチェンジでメーター/ダッシュボード形状が変わり、DSから受け継がれていた1本スポーク式ステアリングがなくなりました。2000年のC5登場で、生産中止となりましたが、その後本来の後継車C6が登場しました。

 

 

 当時物のミニカーはソリドの1/18しかありません。(この頃はミニカーがあまり作られていないので) 大きいだけあって良くできています。特にリアハッチが開きその下に仕切りがついているのはさすがです(画像をクリックすると見られます)。最近の物ではノレブが前期型と後期型をモデル化しています。他にはSTARTERがセダンをNEOがブレークをモデル化しています。(ともにレジン製)

 
 

CITROEN ZX 1991 FRANCE

CITROEN ZX 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 1523 1/43 94mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.07m 全幅約1.7m
エンジン 変速機: 4気筒 1.4L 75HP 5段変速
性能: 最高速172km/h
データーベースでシトロエン ZXのミニカー検索

 

シトロエン ZX フランス

 

 ビザの後継車AXとBXとの間を埋める車として、ZXが1991年に登場しました。デザイン的にもBXの弟分といったスタイルをしています。当初は5ドアハッチバックで、後に3ドアハッチバック/5ドアブレークが追加されました。ハイドロニューマチック式サスペンションは採用されず、一般的な金属バネのサスペンションでした。4気筒1.1L、1.4L、1.6L、1.8L、1.9L(130HP)、2.0Lエンジン、4気筒1.9LディーゼルエンジンとBX同等搭載エンジンが多く、5段/4段自動変速 最高速197km/h(1.9L)の性能でした。

 

 ハイドロニューマチックなどのシトロエンらしさを欠いていたため、BXのようには売れなかったようです。1995年にフロントグリルが変更され、後期型となりました。(1997年に生産中止 後継車はクサラ) ZXはプジョーグループの中国での合弁会社 東風プジョー シトロエンでも生産され、中国市場専用でボディをノッチバックに変えたエリゼーという車もありました。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物です。一時期の廉価版から脱却して、安価ながらもかなり良い出来映えのモデルになっています。最近の物では、このソリドの型を使ったVEREM製、ノレブからはセダンとラリー仕様などがでています。ラリー仕様のZXは、実態はプジョー 205のラリー専用車でしたので、ZXとは見た目がかなり違っています。また中国版エリゼー(「富康988」という名前)の販促品と思われるミニカーをオークションで入手しました。

 

ページ  « 前へ 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10   次へ »