ミニチュアカー ミュージアム

自動車の歴史 時代/自動車メーカー別

 

CITROEN SM 1970 FRANCE

CITROEN SM 画像をクリック/タップすると画像が変わります
MINICHAMPS 400111024 1/43 113㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.89m 全幅約1.84m
エンジン 変速機: V型6気筒 2.7L 173HP 5段変速
性能: 最高速222km/h
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シトロエン SM フランス

 

 シトロエンが自社技術を誇示する旗艦として1970年に発表したのがSMで、前輪駆動車として初めて200Km/h以上の高速走行(最高速222km/h)を可能にした高級GTカーでした。DSのハイドロニューマチック システムを進化させた高度なステアリングとサスペンション、マセラティ製のV型6気筒2.7L(173HP)エンジンがその高速走行を可能にしていました。

 

 いかにもシトロエンらしい宇宙船のような未来的なデザインも実に魅力的です。SMをベースにしたフランス大統領府のパレード車が作られるなど、SMはシトロエンの顔としての役割を果たし1975年までに約13000台が生産されました。

 

 

 ミニカーはミニチャンプス製です。ソリドの当時物などもあるのですが、SMの最大の外観的特長である特殊な6灯式ヘッドライトをここまで再現しているという点でこのミニカーを選びました。 SMのミニカーだけをまとめたページがありますので、これ以外のSMのミニカーを見たい方はこちらのページをご覧ください。→ シトロエン SMのミニカーのページ

 
 

CITROEN GS 1971 FRANCE

CITROEN GS 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 193 1/43 95㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.12m 全幅約1.61m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1015cc 56HP 4段変速
性能: 最高速147km/h
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シトロエン GS フランス

 

 上記アミ 8の後継車でより上級な車として、1971年に登場したのがGSでした。ハイドロニューマチック システムを使ったサスペンションとブレーキ、空力に優れたボディなどDSの技術を盛り込んだ高度な内容の車で、シトロエンとして初めてヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。空冷水平対向4気筒1015cc(56HP)エンジンを搭載し、最高速147km/hの性能でした。

 

 翌年には1.2L(60HP)エンジンが追加され、1973年にはロータリーエンジンを搭載したビロトールが追加されました。(ビロトールはほとんど売れてませんが) GSは商業的に成功し、1979年にはボディがハッチバック化され1.3L(64HP)エンジンを搭載したGSAに発展し、1986年まで生産されました。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物です。ソリドの最盛期のものなので、非常に出来がよく、GSの雰囲気の再現ではベストといえるでしょう。

CITROEN DS 23 1972 FRANCE

CITROEN DS 23 画像をクリック/タップすると画像が変わります
DINKY(ES) 530 1/43 110㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.8m 全幅約1.79m
エンジン 変速機: 4気筒 2.3L 130HP 5段変速
性能: 最高速188km/h
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シトロエン DS 23 フランス

 

 DSは1970年にボッシュの電子制御燃料噴射をフランス車で初めて採用し、翌年には3段自動変速が設定されました。1972年には排気量を2347ccに拡大しDS 23となりました。(トルク重視の設定で2.2Lの139HPから130HPに少しパワーダウンするも最高速は同じ) このように改良が行われてきたDSですが、基本設計が古いことはいかんともし難く後継車CXの登場により1975年に生産中止となりました。

 

 DSは1955年の登場から1975年まで20年間生産され、IDを含めた総生産台数は約146万台(本国生産は約133万台)でした。DSは世界の名車を選考したカーオブ ザ センチュリー(名車100選)において、1位のフォード T型、2位のモーリス ミニに次いで3位という評価を受けています。私は学生時代に一度だけDS 23に乗せてもらったことがありましたが、当時の国産車とは全く別物のしなやかな乗り心地でした。

 

 

 ミニカーはスペインのオートピレンがディンキー(仏)のライセンスで生産した いわゆるスペイン ディンキーです。ただ本家のディンキー(仏)にはDS23はないので、これはオートピレンが型を起こしたものです。ほとんど同じ出来映えのオートピレン製もありますが、そちらはホイールが車軸が貫通していないディスクタイプとなっています。 DS/IDのミニカーは非常にたくさんあり、現在でも新製品としてモデル化されています。昔のミニカーですがリオはDS/IDを約120種類もモデル化しています。その中にはDS 23の生産100万台記念モデル最終生産記念モデルまであります。
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CITROEN GS CAMARGUE BERTONE 1972 FRANCE

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NOREV 182 1/43 95㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.12m 全幅約1.68m
エンジン 変速機: 空冷水平対向4気筒 1015cc 55HP 4段変速
性能: 最高速150km/h
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シトロエン GS カマルグ ベルトーネ フランス

 

 シトロエン カマルグは1972年のジュネーブショーで公開されたコンセプトカーです。GSをベースにした2+2座のクーペで、デザインはベルトーネです。深く傾斜したフロントウインドウ、大きなガラス製のリアウインドウ、ロールバーの機能を持つBピラーが特徴で、ベースのGSより車高が200㎜低くなっています。ロールバーを設けて小さなルーフで広いウインドウを確保する手法は、ランチア ストラトス HFのデザインと同じです。

 

 バンパー下に小さなグリルを持つフロントの造形は、DSのフロントを意識したものだと思います。ベルトーネのシトロエンに対する最初のアプローチはこのカマルグで、1982年に登場したBXはベルトーネのデザインとなりました。その後もベルトーネは1986年にシトロエン ザブルス(ZABRUS)というBXをベースにしたコンセプトカーを公開し、1989年に登場したXMもベルトーネがデザインしています。BXもXMもフロントの造形や直線的なボディラインなどに、カマルグのデザインが反映されてます。

 

 

 ミニカーはノレブ製 JET CARシリーズの当時物でプラスチック製です。ボディやウインドウが経年変化で少し変形していますが、基本的な部分は結構良い出来です。当時のノレブはプラスチック製からダイキャスト製に移行していた時期で、このカマルグも後期型ではダイキャスト製になりました。(変形することがわかっていればダイキャスト製も買ったのですが) また2005年頃には細部をリファインした新しいものも発売されています。カマルグのミニカーはこのノレブとマジョレットの1/55ぐらいしかないようです。

CITROEN CX 1974 FRANCE

CITROEN CX 画像をクリック/タップすると画像が変わります
SOLIDO 29 1/43 108mm

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約4.66m 全幅約1.76m
エンジン 変速機: 4気筒 2.2L 115HP 5段変速
性能: 最高速186km/h
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シトロエン CX フランス

 

 偉大なDSの後継車として1974年に登場したのがCXです。名前は空気抵抗係数を示す記号CXに因んだ物で、その名の通り空力に優れた滑らかなボディにDS譲りのハイドロニューマチック システムを継承していました。エンジンは4気筒2L(102HP)と2.2L(115HP)でDSとは異なり横置きされており、5段変速で最高速186km/h(2.2L)の性能でした。

 

 1975年のヨーロッパ カー オブ ザ イヤーを受賞しています。なおシトロエンは経営不振で1974年にプジョーに吸収合併されており、CXはシトロエン独自設計の最後のモデルでした。

 

 

 ミニカーはソリドの当時物です。これも非常に出来がよく、CXの滑らかなボディをよく再現しています。なお当時物としては、スペイン ディンキー(11455)もありますが、何故か少し小さく(1/45?)出来ていて今ひとつです。

 
 

CITROEN 2CV 6 1976 FRANCE

CITROEN 2CV 6 画像をクリック/タップすると画像が変わります
AUTOPILEN AUTOPILEN 1/43 89㎜

実車諸元 画像参照
外形寸法: 全長約3.78m 全幅約1.48m
エンジン 変速機: 空冷水平対向2気筒 602cc 28HP 4段変速
性能: 最高速115km/h
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シトロエン 2CV 6 フランス

 

 2CVは1955年に排気量を425cc(12HP)に拡大し、1970年には新設計の602cc(28HP)を追加して税制上は3CVとなりましたが、名前は2CVのまま(2CV 6と呼ぶ)でした。また内外装のマイナーチェンジ、限定モデルのチャールストンやドーリーの追加などで時代に応じてアップデートを続けました。

 

 さらに後ろを箱形の荷室にした商用バン、ジープタイプのメアリ、エンジンを前後に積んだ4WD車4X4サハラなどの派生車種も追加されました。最終的には排ガス規制や安全基準に対応できなくなり、1988年に40年間の長きにわたる生産が中止されました。

 

 

 ミニカーはオートピレン製で上記のディンキーのコピーですが、ライトを角形に変更してあります。このライトは1975年頃に一時的に採用されましたが、評判が悪くすぐに丸形に戻ったそうです。2CVは積載荷重による姿勢変化が大きいので、光軸を調整するためにヘッドライト左右が下の横棒でつながっていて角度が調整出来るようになっているのですが、その構造がこのミニカーでよく分かります。

 

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